櫛木理宇のレビュー一覧

  • 執着者

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    ネタバレ

    ストーカーのお話
    でも単なるストーカー話では無い
    執着の裏の裏


    私も過去にストーカー?にあった事がある

    何故かいつも向かい側の道を歩いている人がいて、単純に出勤時間が同じなのかなくらいに思っていたんだけど余りにも毎日続くもんだから、何となーく嫌な予感は当たるもので…
    マンションの隣の部屋から同じタイミングでその人が出てきた時には白目剥いた
    でも何でか鉢合わせた時に向こうも驚いた顔してて、それから向かい側を歩かれる事はほとんどなくなったんだけども…

    今思うと向こうも私の事をストーカーだと思っていたんじゃないかとか
    当時は怖くて怖くてタクシーで帰ったりしてたけど、とんだ勘違いだったのかも

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    2026年06月02日
  • 執着者

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    老人、老婆がストーカーになり復讐していく。
    小輪のアパートに老人が使用済みのパンツを投げ込んだり、糞を玄関に擦りつけなりと最初からかなりの胸糞。ストーカーだから執着者なのかと思いきや、亨一が殺されて妻の亜美が老人に誘拐された裏にある執着もドロドロ。亨一の母のミレイと亜美の確執、ミレイの過去の男関係のドロドロ。死刑囚・竹根の犯罪の真実のドロドロ。事件の裏にある人間関係の執着が粘つきすぎて凄い。

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    2026年05月31日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    ネタバレ

    前巻で森司がこよみと一緒に菜の花を見に行くことに成功した。しかし、こよみのことを意識しすぎるようになり、どう喋ればいいかも分からないという状態になっていた。本当に好きになったら、ラブコメみたいにトントン拍子に付き合うことにはならない、葛藤や気後れが存在するということが表現されていました。応援したい2人です。

    今回は、第2話夜ごとの影が一番印象に残りました。
    全く別の依頼であるが、影となって夜に霊が出てくるという共通点のある事象の解決に挑む話でした。「いつまでも子供で、自由でいたい。」という強い思いが2つの事象に関与していた。どういう人物が思っているかによって印象がガラリと変わってしまうんだな

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    2026年05月31日
  • 鬼門の村

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    ゾワゾワするこの手のムラホラー大好きです。序盤結構鳥肌立てながら読んでました。終盤の展開は予想外というか理解が追いつかない領域に入ってきたけどトータル面白かった。結構エグくて女の子にはすすめられないかも

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    2026年05月31日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    ネタバレ

    従兄弟が学校で理不尽なリンチにあった櫂と自殺しようかと下見していた所に櫂に話しかけられた文稀。私刑を誓う櫂と文稀。予行練習と称してクズな奴らを処刑していくシーンから最後の復讐に向かうのかとの流れ。最後の復讐を前に従兄弟の祥太の意識が戻り復讐に躊躇いを見せる櫂。最後に独断で学校へ武器を持って乗り込む文稀。想定外の流れで自殺するも植物人間に。
    復讐や私刑の題材にして、グロさマックスで行くのかと思ったけど友情的な明るい流れも見せる展開。親に捨てられた文稀かと思いきや、延命費用は父が出してくれ、櫂も11年経った今でも介護を続ける。
    復讐の是非、孤独な思考と考えさせてくれる一冊。

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    2026年05月30日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    こんなまったりした微笑ましい作風で、人の形をした怪物や倒錯した人間を登場させるあたりが櫛木さんだなと思う。
    ホント「遣り切れない」のひと言なのに、なんやかんやで面白いし料理は美味しそうだしキャラも良い。
    “陰惨”と“ほんわか”って両立するんだなあと、ひたすら感心してしまった。
    続編またはシリーズ化希望!
    連作短篇集としても長篇作品としても楽しませてもらいました。

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    2026年05月30日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サチをメインに田舎町に住む人たちの人生を深ぼっていくストーリーが意外だった。
    一つの田舎町で、同じ環境で育ったはずの人たちが、別々の人生を歩んでいる。
    なんとなく切ないというか、苦しいというか、考えさせられる内容だった。

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    2026年05月29日
  • 拷問依存症

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    生きたまま眼球取り出されるわ指は切られるわキンタマ撤去され肛門ズタズタにされるわ…うーんゲロゲロ。その被害者たちがAVの見過ぎで生半可な刺激には満足できなかった人達であること、そこで素人参加型企画で人をズタボロにしてきたこと。被害者たちに同情は全くできないが、ここまで徹底的に殺すストーリーもすごい。

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    2026年05月27日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    この作家さんらしい陰惨な事件(動機も)に、恋愛と料理と、対称な明るい要素が混ざり合って不思議な読み応え

    コトミと高良さんの行末が気になるので、是非シリーズ化を

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    2026年05月27日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    4.5で面白かったが、あと一歩な感じが残る。

    こんな村(世界)滅んじまえ!なラストは爽快さと背後の禍々しさが良かった。

    洋画のホラーで、呪いを世界に伝染させて助かるオチを見たことがあるけれど、これは自分が助かるためにどうするか?ではなく、村(世界)を滅ぼすか目の前の女の子を救うかの2択を主人公が突きつけられる話。天気の子だ。

    話の構成としては、よくわからん闇バイトまがいのバイトを身元がしっかりしてる教授から請け負ってこなししつつ、そこから怪談が徐々に繋がっていくという。

    ・見守りカメラってなんであったの?
    最初は、主人公友部清玄(ともべきよはる)の身の安全のためかなと思ってたけど、教授

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    2026年05月25日
  • 死蝋の匣

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    死蝋っていうのが気になり、更に表紙が人形だったんでどんな話かなと手に取った。
    そしたら、なんか想像してたのと違って現代の闇濃縮みたいな話だった。
    全体的にイヤミスなのかなと感じたんだけど、犯人側の事情も丁寧に描かれていて得体のしれない猟奇殺人犯みたいには思えなくなってくるのが不思議。
    犯罪はもちろんアウトなんだけど、そこに至るまでに周りの人に徹底的に人格を壊されてしまった子供がいたというところが辛い。

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    2026年05月24日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    山奥の村で実話怪談を整理する高額バイトに臨む大学生。様々な怪談が並ぶ短編集のような構成だが、終盤にそれぞれの怪談とバイトの意味、村の秘密が一つに繋がっていく。

    「くしゃっ」「ひいひいひい」といった生々しい音の描写が、恐怖を煽ってくる。不穏な空気や残酷な描写、前作『悲鳴』を彷彿とさせる閉鎖的な村の不気味さは櫛木理宇らしく、単なるホラーでは終わらないストーリーだった。

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    2026年05月22日
  • 執着者

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    櫛木理宇らしい展開。全て繋がるだろうとは思っていたがこれは読めない…。依存症シリーズから入ったので描写は若干物足りない。
    テーマというか、彼女が伝えたいことは上記のシリーズ然りはっきりと示されていてこちらも考えやすい。貧困が招く貧困やそれに伴い繰り返される犯罪、ストーカー規制の緩さ等が今作のテーマであろう。
    ただ、「話の通じない人種」がいることは確かで、それはどの作品でも登場する。その不可解さは作品を通して理解できる(理解できてないけど)。
    登場人物多くて若干混乱した。セリフ出てきた映画は普通に見てみたい。
    参考文献多かったから気合入ってるのかなーって思った!

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    2026年05月20日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    世間は死んだ子供にしか興味を持たない、というフレーズが心に残った。
    ごはんの描写がいちいち美味しそうだった。
    どんな親でも子どもは親を頼るしかなく、選べない。

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    2026年05月20日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    「電子レンジ日和」
    「ベランダ酒に春霞」
    「夜の罪はなにいろ」
    「湖水に針が落ちる」
    4話収録の連作短編集。

    物騒なタイトルながら、恋愛や料理の要素も織り込まれていてポップな読後感。

    ミステリー部分では、事件の真相にぞくりとする場面もあるが、主要人物に好ましい人が多く全体として軽やかに楽しめる一冊だった。

    特に印象に残ったのは、主人公の佐桐眸巳。

    東京大学卒のキャリア警視という肩書きながら、美男美女の兄姉と比べると外見はやや地味。
    しかし、随所に性格の良さがじんわりと滲み、自然に応援したくなる存在だ。

    第二弾が今から楽しみ。

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    2026年05月20日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    カスの村のカスの行いによる呪い…
    もうちょっと倫理観とかないんか…閉鎖的な場所で貧しさと飢餓に苦しむとそんなものはなくなるか〜
    ラストは嫌な向きにスカッとしたな

    普通に間に挟まる怖い話が村の現実とリンクしてくるのは背筋が寒くなる…今日みたいな暑い日にぴったりだった…

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    2026年05月19日
  • 鬼門の村

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    めちゃくちゃ面白くて、好み的にドストライクだったんですけれど、どうして5を付けられないのかというと、
    さあこれから血みどろブッシャーな展開が!ってワクワクしてたら終わってしまって口ポカーンだったから( ;∀;)
    主人公!村人殺そうよ!呪いに飲み込まれて悪鬼になろうよ!お前が祟り神になれよ!女子高生誘拐(?)している場合じゃないよ!

    歴代のヨリの絶望と怨念は、教授や主人公が受けたという絶望とは毛色も方向も違うと思うので、一概に比べられないかもしれないけれど、恨みの強さから言えば圧倒的にヨリ達だと思う。
    だから教授が己の願望を実現させるために、村の過去と主人公を利用した、というよりは、二人とも知

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    2026年05月19日
  • 鬼門の村

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    この手の内容は色々と読んできたが、しっかりと面白く読めた。悍ましい、禍々しいなど、怖いという表現だけでは浅くなってしまうようなドロリとした重さがある。寄せられたお便りの内容がどれも想像するだけで、ゾクっとする。主人公がもっと堕ちていく様子があっても良かったかもしれないが、麻痺しているのだろうか。

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    2026年05月19日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    半日で読破。
    暴行シーンは確かに過激ではあるけど・・
    知らぬ間に2人を応援してしまう気持ちに。
    ブログの手記が混じるが面白いし、ミステリー要素にもなる。
    救いがあるのか、ないのか。
    徐々に心を通わせていく2人が切なく美しい。

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    2026年05月18日
  • 残酷依存症

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    大学サークル仲間の男3人が、何者かに監禁される。3人はお互いを痛めつけるよう指示され、次第に罪が暴かれていく。
    前作と比べて、残虐さが段違いだった。
    男達が犯した罪が明るみになり、やり方はエグいけど自業自得よな……と。
    3人の罪の意識が希薄で胸糞だった。
    あの人はダークヒーローになったのか??

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    2026年05月15日