櫛木理宇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「うっとりするほどの(悪)」
「どの殺人鬼を好きになる?」
帯にある通り「魅惑的な殺人鬼たち」
とても扇情的で魅力的です。
短編なのに起承転結サクッと読めて
どの作品にもモヤッと感がない。
こんな短編集は初めてです。(普段はあまり手に取りません)
「シリアルキラーVS殺し屋」阿津川辰海
武闘派のアクション満載な物語を想像させる
タイトルだけど、いつの間にかシリアルキラーに
心惹かれ応援してました。
「脳JILL」木爾チレン
読んでいる最中、無意識に顔がにやけていました。
5作品の中で最もゾクゾクして好きです。
「テキストブック・キラー」櫛木理宇
もう誰がなんて言っても安心し -
Posted by ブクログ
ネタバレサークル仲間の男三人が何者かに監禁され、犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。お互いの家族構成を話せ、爪を剝がせ、目を潰せ等、要求は次第にエスカレートし、さらに葬ったはずの罪が暴かれていくお話。
「殺人依存症」の続編ですが、前作よりもかなり読みやすかったです。グロテスクな描写は今回のほうが多かったかもしれませんが、酷い目に遭っている男三人が救いようもないクズなので勧善懲悪の構図になっているのが大きいです。
でも読み終えると「あれ?でもこれでいいんだっけ?」と目が覚めるような作品になっているため、タイトルや表紙のインパクトに負けない読後感でした。 -
Posted by ブクログ
いやいやいや、なかなかに、なかなかでしたなー。
前半は小5の林間学校の時に遭遇した凄惨な事件‥‥クラスメイトが変質者と呼ばれていた男に拉致され殺害され、犯人も自殺‥‥それから14年たった今でもその忌まわしい記憶から逃れられない元同級生の4人の苦しい心の内が綴られている。
子ども達はいかに大人(家族、教師)に支配されているか、大人の責任は思った以上に大きいものなのだな、と痛感させられる。
しかし、事件の真相たるや!
大人は酷すぎるって話です。想像以上に酷すぎる!
酷すぎて気持ちが一気に冷める自分がいました。
けれど、そんな大人達を見て育った主人公は教師になっていて、自分はきちんとした大人になろう -
Posted by ブクログ
冒頭
壮絶なリンチの果てに殺害された少女の拡散された画像を見つめる少女…
家出娘や訳ありが集まる不衛生な無法地帯のシェアハウス
少女たちもそんな生活から抜け出したいが、中卒で家出状態では就職もできない
信用できない人間などいない生活のなかで絆を深めていく二人
一人は伊沢綾希
もう一人は関井眞実
だが二人の関係は少しずつ変わっていく…
冒頭のシーンから、どちらかが殺害された少女なのだ…と思いながら読み進める
程なくそれは予想できるのだが…
何がこの二人の運命を分けたのか?
彼女たちを取り巻く環境や人物の描写に震える…そしてこの対比がすごい
あの時少し立ち止まっていたら?
あの時何かできるこ -
Posted by ブクログ
内容的には、閉鎖的な地方を描いているのが大部分なので、ミステリにカテゴライズしてよいのか悩む
送り付けられた人骨は誰なのか、どうしてそんなことに?という謎解きはあるので、ミステリでよいのかも
そのミステリ展開も、閉鎖社会が生んだもの以外の何物でもない
サチか囚われていた土蔵も、帰ってきたところも大差ない
本が読めて、好きなテレビ番組が見れるだけ土蔵の方がマシかもしれないとすら思う
サチ誘拐犯が頭おかしいのは納得、加担してるに等しい加代ママも頭おかしいが、このあたりから判定が難しくなる
11年も誘拐されていた娘、妹に対する態度をみて、サチの家族が正常といえるか
しかし、地方村においては正常だと描 -