櫛木理宇のレビュー一覧

  • 氷の致死量

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    端正に積み上げられてるお話。矛盾なく矛盾している人物ばかりなのは仕方がないのかもだけど、もう少し他の視点の厚みがある方が好みかも。

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    2025年03月25日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

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    短編集。表題作の「狼は月に吠えるか」は狼憑きや人狼話で。をメインに置きつつミステリとしても面白かった。

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    2025年03月24日
  • 鵜頭川村事件

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    村独自のルールや上下関係なんて状況によっては全く関係なくなるよなー、と思いながら呼んだ。
    なんだか一昔前の学生運動みたいな感じがゾクゾクした

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    2025年03月14日
  • 虎を追う

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    ネタバレ

    まずおじいさんと孫のバディが良い。
    仲間が増える過程やそれぞれの得意分野で追い詰めていく様もワクワクする。
    真犯人逮捕もすっきり。やはり自己顕示欲は身を滅ぼすよねと。
    ドラマとかで見たいなあ。
    (ただ、子どもが被害にあう描写はいつもの櫛木作品ですし、理解され難い病気や生育環境はしんどい)

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    2025年03月06日
  • 死蝋の匣

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    ネタバレ

    元家裁調査官、白石 洛と県警捜査第一課の和井田 瑛一郎がそれぞれの領域から事件の真相を追う。
    多くの事件が死蝋やジュニアアイドルなどによって複雑に絡み合う。
    二人の捜査により、それぞれの事件に深く踏み込んでいくほどに、大人に利用され搾取された子ども達の実態が明らかになっていく。

    「ジュニアアイドル。U-12グラビア。児童ポルノ。走馬灯のように駆けめぐる。“影”の記憶にいまも残る、かわいそうで可愛い少女たち。
    ─── あのうち、何人が大人になれたな。
    おそらく十二、三人は自殺していそうだ」

    衝撃だった。そうだ、離れられて良かった。ではすまない。この大人たちの醜態は子どもの体と心を蝕み、社会と

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    2025年03月03日
  • 監禁依存症

    匿名

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    弁護士って、こんなに好き勝手できるの?と、怒りが湧きました。被害者が責められる裁判なんてあっていいわけがない!裁判官も軽く咎めるだけなんて信じられません。こんな裁判があるとしたら悲しいです。性犯罪に対してもっと厳しい国になってほしいです。

    #ドロドロ

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    2025年03月01日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    始まりの描写が異常で衝撃が強く、誰がこんなことをしたんだろうという思いで読み進めた。

    犯人フラグの人が何人か現れたが見事に騙された。

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    2025年02月28日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    大好きな櫛木理宇さん最新作。
    どちらかと言うと連作短編に近いような構成。
    主人公の世良が過去に起こった事件の背景を調べ直し、なぜその事件が起こったのか真相をルポするという、これまでの櫛木理宇さん作品にはなかった構成で面白かった。
    ただ、警察ってもっと優秀なんじゃないか。フリーライターでここまで分かるなら、警察なら調べつくしてこの真相に気付くんじゃないかと思ってしまったのは、この前に読んだのが姫川玲子シリーズだったから…?

    ラストはそうきたか。と思ったけど、自分がもし世良の立場なら、やっぱり同じ道を選んだかもと思った。

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    2025年02月26日
  • 氷の致死量

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    ミステリーとしての面白さもありつつ、とても勉強になる物語です。色々なマイノリティを抱えながら生きる人たちの揺れる気持ちを丁寧に描いていて、読み応えがすごいです。

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    2025年02月25日
  • 殺人依存症

    匿名

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    残酷で何度も読むのを中断してしまった。
    誰も救われない。光も希望もない暗闇の中にいるみたいだった。

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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    2025年02月24日
  • 死蝋の匣

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    児童虐待、児童ポルノ、加害者の子供、愛されなく育った親、などメンタルの重いものを抱えた少女たちが絡む連続殺人を追って行くミステリ、白井洛シリーズになった二作目。
    このあとも展開していくシリーズになりそうですし、事件自体重いし、ミステリとしては影の正体と絡み合う時間など二転三転はサスペンス満載でさすが。

    2824冊
    今年52冊目

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    2025年02月24日
  • 死蝋の匣

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    児童ポルノで食い物にされた少女たち。彼女たちは、かつての所属事務所の関係者が殺された後も、自分の動画や写真を晒されることに怯えていた。児童売春など、摘発されているものの、実際は見えないところでこのようなケースはあるのだろう。親から心理的虐待をされ、愛情を知らないまま育った人間の、間違えた愛し方が歪ながらも、でも、そこに愛情はあって。愛情の種類があることに気づいた。千草の自分の家族を殺した父親のことが知りたい、理解したいという気持ちは、愛し方の分からない父親でも、自分のたった1人の父親だからという、見捨てたくても捨てられない千草の気持ちがあった。実花は、母親の芸名と同じ名前をつけられ、児童ポルノ

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    2025年02月21日
  • 氷の致死量

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    シリアルキラーによる惨殺な犯人目線と殺された更紗と鏡のような存在の十和子目線に性的マイノリティの問題を絡ませ、難しいはずの内容を読みやすく書き上げているので500ページ越えの厚さもすぐに読み終えた。先が気になり読む手が止まらなかった。

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    2025年02月18日
  • 骨と肉

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    中盤あたりの勢いがよく、ぐいぐい引き込まれて読み進める手が捗る本でした。自分なりに、色々な可能性を想像し、ミスリードに乗っかっていく、そんな面白さがあります。

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    2025年02月08日
  • 執着者

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    ネタバレ

    推し作家、櫛木理宇さんの作品。
    前半はとにかく3件の付きまとい、嫌がらせ被害が恐ろしくて、あれ、これホラーなのかなと慄きながら読む。
    そしてちょうどページ数的に半分まで読んだところで登場人物の一覧を見て、まだ名前が出ていない人が9人いることに気付き、驚く。
    そこから後半にかけて怒涛の急展開。
    (え、ちょっと待って。それっておかしくない?!)
    からの
    (あ、やっぱりそうだよね)
    ときて
    (え?あれ?うーん、そう?えー?!あー!だよね!え、そういうこと?!)
    と心の中で大騒ぎしてしまう見事な終盤。
    真犯人に関しては、頭おかし過ぎて理解出来なかったけれど、ラスト今道さんが真犯人にかけた親の役目の話に

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    2025年02月05日
  • 少年籠城

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    読み物としても、迫力があり、とても面白かった。そして、ただ面白いだけではなく、考えさせられる作品だと感じた。
    フィクションだけど、実はすごくリアルな話だと思う。

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    2025年01月20日
  • 氷の致死量

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    ネタバレ

    櫛木理宇さんらしいテーマ。
    こんな親いる?!と毎回思ってしまうけど、きっといるんだろうなとも思う。
    ただ、ここまで猟奇的な事件はなかなか起きないだろうけど。
    イヤミス?と言われがちだけどなぜか読後感が良い櫛木理宇さん作品。
    この本も、ラストは主人公も樹里ちゃん
    も救われて良かった。

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    2025年01月09日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    私は貧困というものがいまいちイメージ出来ない。現実で起きていてもおかしくないはなしだというのは理解はできる。著者の作品を読むたびに、恐怖と絶望を感じる。

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    2025年01月03日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    父からの威圧的な態度と母親から貰えない愛情
    この家庭状況に嫌気が差した綾希は、16歳で家出をした。
    資金は100万もあったが、未成年で住所もない子供にとって一人暮らしは不可能であった。
    "誰でも住めるシェアハウス"と謳われるグリーンヴィラに綾希は住むことになった。
    服は誰かに破られ、大切なものは盗られる。法治国家の中に存在するシェアハウスとは思えないほど無法地帯だった。

    胸が痛いほんとに…。
    日本という国でもこんな事が実際に起こってるのだとしたら許されることじゃない。
    私には実際に降りかかることのない悲劇だからこそ小説として楽しめている。
    これに感謝して生きようと思う

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    2024年12月28日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    ネタバレ

     どうしようもなく子ども。暴力での解決しか見出せない。怒りを相手にぶつけて何が悪い。そう思わせてしまう大人が悪い。文稀は重度の厨二病かと心配したけどそうじゃなかった。ごめん。目覚めた後、櫂と一緒に笑ってほしい。過去にとらわれずに。やったことは許されないことかもだけど私は許す。

     そして加害者たちは反省したのだろうか。自分たちは報いを受けたのだと。でもそんな心根になるような子達だったらこんな酷いことはできないはず。結局はなんで自分がって思ってて相手が悪いと恨んでそう。したら彼らのやったことは無駄だったのか?

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    2024年12月19日