櫛木理宇のレビュー一覧

  • 悲鳴(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サチをメインに田舎町に住む人たちの人生を深ぼっていくストーリーが意外だった。
    一つの田舎町で、同じ環境で育ったはずの人たちが、別々の人生を歩んでいる。
    なんとなく切ないというか、苦しいというか、考えさせられる内容だった。

    0
    2026年05月29日
  • 拷問依存症

    Posted by ブクログ

    生きたまま眼球取り出されるわ指は切られるわキンタマ撤去され肛門ズタズタにされるわ…うーんゲロゲロ。その被害者たちがAVの見過ぎで生半可な刺激には満足できなかった人達であること、そこで素人参加型企画で人をズタボロにしてきたこと。被害者たちに同情は全くできないが、ここまで徹底的に殺すストーリーもすごい。

    0
    2026年05月27日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

    Posted by ブクログ

    この作家さんらしい陰惨な事件(動機も)に、恋愛と料理と、対称な明るい要素が混ざり合って不思議な読み応え

    コトミと高良さんの行末が気になるので、是非シリーズ化を

    0
    2026年05月27日
  • 死蝋の匣

    Posted by ブクログ

    死蝋っていうのが気になり、更に表紙が人形だったんでどんな話かなと手に取った。
    そしたら、なんか想像してたのと違って現代の闇濃縮みたいな話だった。
    全体的にイヤミスなのかなと感じたんだけど、犯人側の事情も丁寧に描かれていて得体のしれない猟奇殺人犯みたいには思えなくなってくるのが不思議。
    犯罪はもちろんアウトなんだけど、そこに至るまでに周りの人に徹底的に人格を壊されてしまった子供がいたというところが辛い。

    0
    2026年05月24日
  • 執着者

    Posted by ブクログ

    櫛木理宇らしい展開。全て繋がるだろうとは思っていたがこれは読めない…。依存症シリーズから入ったので描写は若干物足りない。
    テーマというか、彼女が伝えたいことは上記のシリーズ然りはっきりと示されていてこちらも考えやすい。貧困が招く貧困やそれに伴い繰り返される犯罪、ストーカー規制の緩さ等が今作のテーマであろう。
    ただ、「話の通じない人種」がいることは確かで、それはどの作品でも登場する。その不可解さは作品を通して理解できる(理解できてないけど)。
    登場人物多くて若干混乱した。セリフ出てきた映画は普通に見てみたい。
    参考文献多かったから気合入ってるのかなーって思った!

    0
    2026年05月20日
  • 少年籠城

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世間は死んだ子供にしか興味を持たない、というフレーズが心に残った。
    ごはんの描写がいちいち美味しそうだった。
    どんな親でも子どもは親を頼るしかなく、選べない。

    0
    2026年05月20日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

    Posted by ブクログ

    「電子レンジ日和」
    「ベランダ酒に春霞」
    「夜の罪はなにいろ」
    「湖水に針が落ちる」
    4話収録の連作短編集。

    物騒なタイトルながら、恋愛や料理の要素も織り込まれていてポップな読後感。

    ミステリー部分では、事件の真相にぞくりとする場面もあるが、主要人物に好ましい人が多く全体として軽やかに楽しめる一冊だった。

    特に印象に残ったのは、主人公の佐桐眸巳。

    東京大学卒のキャリア警視という肩書きながら、美男美女の兄姉と比べると外見はやや地味。
    しかし、随所に性格の良さがじんわりと滲み、自然に応援したくなる存在だ。

    第二弾が今から楽しみ。

    0
    2026年05月20日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

    Posted by ブクログ

    半日で読破。
    暴行シーンは確かに過激ではあるけど・・
    知らぬ間に2人を応援してしまう気持ちに。
    ブログの手記が混じるが面白いし、ミステリー要素にもなる。
    救いがあるのか、ないのか。
    徐々に心を通わせていく2人が切なく美しい。

    0
    2026年05月18日
  • 残酷依存症

    Posted by ブクログ

    大学サークル仲間の男3人が、何者かに監禁される。3人はお互いを痛めつけるよう指示され、次第に罪が暴かれていく。
    前作と比べて、残虐さが段違いだった。
    男達が犯した罪が明るみになり、やり方はエグいけど自業自得よな……と。
    3人の罪の意識が希薄で胸糞だった。
    あの人はダークヒーローになったのか??

    0
    2026年05月15日
  • 死刑にいたる病

    Posted by ブクログ

    同じ櫛木さんの作品の中でも、何故かシリアルキラーなのに心を奪われてしまう奇妙な感じ。

    とっても上手な描写だと感じた。

    0
    2026年05月09日
  • 監禁依存症

    Posted by ブクログ

    性犯罪者の弁護をして、示談を勝ち取ってきた弁護士の息子が誘拐される。

    痴漢や盗撮、エレベーターで一緒になっただけで卑猥な言葉をかけられたり、あるあるすぎるけれど、
    男性読者はどういう感想になるんだろう。
    「大袈裟だー」ってなるのかな。

    0
    2026年05月08日
  • 殺人依存症

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなにも読むのが苦痛だった本は初めてかもしれない。お陰様で眉間に皺が濃く刻まれました…。
    子どものそういう描写がとにかくキツすぎた。救いがなさすぎる。

    0
    2026年05月08日
  • 少女葬(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    毒親から逃れるように家を出た彩希と眞美。行き着いた先は、決して安心できる場所ではない劣悪な環境のシェアハウスだった。そこに集まる住人たちの身勝手さや狡さに、読んでいて苦しくなる。
    それでも、孤独だった二人が少しずつ心を通わせていく姿には救いがあり、だからこそ、同じ場所で暮らしていたはずなのに、少しずつ違う人生へ進んでいく展開がとても切なかった。

    人は誰と出会うかで人生が変わってしまう。ほんの小さな選択や環境の違いが、その後を大きく左右するのだと痛感した。一度ついた傷や、転がり落ちた環境から抜け出す難しさもリアルで、「運命」の一言では片づけられない重さがあった。

    衝撃的な始まりから少女の最期

    0
    2026年05月07日
  • ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

    Posted by ブクログ

    森司とこよみの距離感が相変わらずもどかしくて、そこに怪異譚が挟まるこのシリーズらしさをしっかり楽しめた巻。ラブコメの軽さがある一方で、扱っている題材は意外と重く、家族関係のゆがみや人の執着がじわっと効いてくる。エピソードごとに温度差はあるけど、怖さだけに寄らず切なさややるせなさまで含めて読ませるバランスがうまい。猫にまつわる話の雰囲気もよくて、オカ研ものとしての居心地のよさと後味のほろ苦さが同居していた印象。恋愛パートは進んでいるようで進まへん絶妙なラインで、次巻も続きが気になる終わり方。

    0
    2026年05月06日
  • 少女葬(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    タイトルが気になって手に取りました。少女たちの生きる姿のリアリティとミステリー要素が絡まり合い惹き込まれた。フィクションだけれど自分もそう遠くないことだぞ、と感じられる描写もよかったです。

    0
    2026年05月05日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    事件は残虐なんですが、主人公の人柄でのほーんという感じで完読。(依存シリーズの作者と思えん)

    読みやすかったし、美味しそうな料理がたくさん出てきて、そのあたりも良かったな。

    重すぎず、軽すぎず、私にはちょうど良い温度感のミステリでした。

    0
    2026年05月02日
  • 悲鳴(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    閉鎖的で前時代的な田舎の村社会の感じが嫌だった。
    誘拐されたサチが誘拐された先でかすかな希望を掴んだのに、元の家に戻ってからも思い通りいかないのが悲しかった。

    0
    2026年05月01日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

    Posted by ブクログ

    今回は終わり方が良かった。
    幸せになって欲しいなあ。
    引退した刑事が殺され、その孫娘が誘拐された。
    事件現場となった胎岳村は未解決の少女殺害事件が起きた場所であり、警察と軋轢のある新興宗教の拠点でもあった。
    一つずつピースをはめて最後には大きな絵が完成する、そういうストーリーだった。
    ああ残酷なのに面白いって何なんだ。
    あと、長下部さんのキャラが良い。
    好きなタイプです。

    0
    2026年04月30日
  • 悲鳴(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    田舎は本当に嫌だと思いながら読みました。サチの人生は本当につらく、ミユキさんの人生もつらく、読んでいて苦しくなる場面もあったけれど、淡々と進んでいくので吸い込まれるように読んでしまった。
    何かに屈したり、飲み込まれたり、誰かと比べる幸せや、誰かの不幸に安心する人生は間違っている!と心から感じた。
    自由に、自分らしさを見失わず、生きていくことが人間の幸福なんだと思う。

    0
    2026年04月30日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    斜線堂有紀目的で借りたらホラー小説のアンソロジーだった。しかも櫛木理宇のも入ってたわ。いやー怖かった。普段ホラーほとんど読まないし。しかも最近寝る前に読んでたからな。最後の皮肉屋文庫のはいまいちだったけど、それ以外は面白かった。怖かった。

    0
    2026年04月30日