櫛木理宇のレビュー一覧

  • 死蝋の匣

    Posted by ブクログ

    機能不全家族のなかで育った子どもたちにフォーカスしたお話
    子どものうちから犯罪を繰り返し、大人になってから無理心中をしてしまう千草の父親
    無理心中の生き残りの千草
    幼い頃に児童ポルノに出演した過去を持つミカ
    それ以外にも"親に愛されなかった子ども"がたくさん出てきて読んでいてつらかった
    でも彼らの「自分の家族を作りたい、愛したいし愛されたい」という思いに救われました

    0
    2025年06月29日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    いやいや怖っ!
    この作家さん、毎回こちらの予想を超えてくる。
    結果的には面白いんだけどゾワゾワさせられた。
    連続殺人犯との歪な逃避行の末に何が芽生えるんだろう?とドキドキしながら読んでいたのに、期待した展開とは全く違う方向に行ったわ。
    でもまあ、櫛木さんだもんなあ。
    やっぱそうなるよねえ。
    ホント良い意味で裏切ってくれるわ。
    そしてまた一人、新しいモンスターを生み出しちゃいましたね。

    0
    2025年06月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議

    Posted by ブクログ

    断れない女性、親子の繋がり、男子特有のおバカ騒ぎ。

    果たしてクリスマスの贈り物とデートは
    達成できるのか?! というサブミッション(笑)
    いや、はたから見ていたら大丈夫なのですが
    どうしてこう…石橋叩き割っても
    安全性が確認できない性格なのかw

    最初の話は、別れたら終わりでは? な女性。
    端から見たら…な状態ですが、条件反射みたいなもので
    どうしようもないのだろうな、と。
    相手の男も、好きだった、とかいうなら
    もうちょっと…とも思いますが。
    これは怖い話ではなかった、という読後。

    2話目の方が、人としてちょっと、な読後感でした。
    まぁ二人とも好きな方向(?)に走っているので
    本人がいいな

    0
    2025年06月24日
  • 残酷依存症

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず表現が生々しく痛々しい。
    シリーズ第2弾でどう繋がるか分からなかったなかで登場にはゾクっとさせられました。
    これからまたどう繋がっていくかが楽しみ

    0
    2025年06月23日
  • 監禁依存症

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    架乃〜〜;;!!!!

    第二弾、第三弾の浜真千代の被害者が法では裁かれない悪人になったことで、ある種のダーティーヒーローになりつつある…。この物語、どうやって終わらすのだろう。

    0
    2025年06月23日
  • 執着者

    Posted by ブクログ

    老人のストーカーってこんなに怖いのか…。
    まるで自分がストーカーにあってるかのような気分になりました。
    過去の事件との繋がりや、復讐心が複雑に絡み合って、読み応えありました。
    被害者の遺族がこんなにも人生狂わされるのかと、リアルな姿があって、やるせなくなります。

    0
    2025年06月22日
  • 死んでもいい

    Posted by ブクログ

    櫛木理宇〜って感じのイヤミス短編集。お気に入りは、文芸部の恩師・宇津木先生を疑惑がめぐる「彼女は死んだ」と、ホラー系短編集で最後に入ってると嬉しい著者が登場するタイプの話「タイトル未定」。

    0
    2025年06月18日
  • 残酷依存症

    Posted by ブクログ

    依存症シリーズ第二弾。
    前作でかなりダメージを負ったので気合を入れて読んだら、暴力パートの登場人物が悪い奴だったおかげで前作ほどのダメージを負わずにすんだ。良かったー。


    ここまで書いて思ったんだけど、被害者の罪の有無によってここまで気持ちの変化があることにショックを受けた。正義「感」の力が持つ恐ろしさを体感した。

    0
    2025年06月16日
  • 執着者

    Posted by ブクログ

    老人のストーカー事件かと思いきや、そんな単純な話ではない。なぜ老人がストーカー行為に及ぶのかという動機が物語の鍵であり、二十一年前の「沢館女性連続殺人事件」との繋がりが徐々に明かされていく構成は、読む側に混乱と緊張をもたらす。

    小柄な老人による異常な執着と暴走が、不気味さを超えてホラーのような恐怖を生み出しており、精神的にも追い詰められるような緊張感が覆う。被害者がなぜ狙われるのか分からないまま、孤立し、誰にも信じてもらえないやるせなさがリアルで、性による苦悩や無力感も重く響く。

    犯人像がなかなか見えず、焦らされる展開ながら、終盤には真相が明かされ、事件は見事に収束。本筋とは別に思えたプロ

    0
    2025年06月15日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    派遣の若い女性が殺人鬼の女性との逃避行。
    殺人鬼に対する恐怖心なのか、心が通ったのか、逃げ出すチャンスがあるのに、逃げ出さない。
    人の人に対する情愛が余す所なく表現されていて、それぞれ感情を素直に出せるようになって行くのに、怖い話だった。
    一体何人死ぬのかと思ったが、情愛があまりに強くて、人の死すら印象に残らない。
    物語の読み始めと読み終わりで味わう気持ちの変化を楽しめました。
    最後、怖いなあ。
    さすが櫛木理宇さん、この話も容赦がなかった。

    0
    2025年06月14日
  • 骨と肉

    Posted by ブクログ

    カサンドラ症候群、の話だったような。
    もう、うろ覚えです。ヤバいです。

    不穏な結末だったのは、かすかに覚えている。

    0
    2025年06月12日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    復讐したい櫂と、死にたい文稀
    …じゃあ死ぬまでの間、おまえ、おれを手伝えよ…

    眼には眼を、歯には歯を、暴力には暴力を
    中学生らしいと言えばそうか

    復讐本番に向けてシュミレーションを重ねる2人の姿は、何故か『ひと夏の眩しい思い出』の様で恐ろしい

    表紙も美しくて怖い

    赫…なるほど

    0
    2025年06月11日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    派遣で働くイチカと偶然出会った連続殺人鬼との奇妙な共同生活を経ての逃亡生活。最初と最後で全く別物と思うほどの作品。後半からの怒涛の展開に、驚愕の真相。4年後を想像してゾッとする。面白かった。装画はこれで合ってる?

    0
    2025年06月11日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    わぁ…こわ、やば
    これ、続編あるやつ⁇

    なんか答え合わせみたいになるんだけど、イチカのイメージが薄ら暗くなって狂気が逆転する感じ、めっちゃわかったし良かった。
    女子の会話はこちらが“夢叶ってよかったね”とか思う程に可愛い。でもそれ人殺しの後やんとかエグい事と生活の緩急も良かったし、想像とは全く違う真相も面白かった。

    0
    2025年06月04日
  • 骨と肉

    Posted by ブクログ

    ぞくぞくとする恐怖感とこの人が実は犯人なんじゃないかといろんな人を疑わせる感じがあった。最後の最後は本当に「えっ、こわっ」ってなる(笑)
    櫛木さんの本って本当にスリリングあって好き

    0
    2025年06月01日
  • 死蝋の匣

    Posted by ブクログ

    櫛木さんの本は猟奇的でゾッとする作品が魅力的でよく読んでいるけど今回はまた違った怖さがあった。虐待、ネグレクト、愛を知らずにそだった末路。。。。いろいろと考えさせられた一冊でした。

    0
    2025年05月28日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    大好きな警察小説のアンソロジー。
    新たな作家さん発掘も兼ねて。

    ①佐々木譲さん『弁解すれば』
    初めましての作家さん。
    これはシリーズ作品の1つ。
    他者の心に協調し過ぎてしまう警察官の話。
    続きが気になるので今後読む予定

    ②乃南アサさん『青い背広で』
    こちらも初めましての作家さん。
    人気シリーズ主人公の若かりし頃の話のよう。
    シリーズのファンで無いとあまりピンと来ないかも。

    ③松嶋智左さん『刑事ヤギノメ』
    こちらも初めましての作家さん。
    面白かった。けど、短編ではもったいないかも。長編で読みたい。
    今のところシリーズは無さそう。

    ④大山誠一郎さん『三十年目の自首』
    こちらも初めましての作

    0
    2025年05月27日
  • 逃亡犯とゆびきり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    櫛木理宇 というと、グロ覚悟で読み始めるのだけれど、こちらはグロ度おさえめな感じ。櫛木理宇 初心者にもおすすめ。でも毒親多すぎ。

    フリーライターの世良と、世良の元親友で4人殺害指名手配逃亡中の福子 の話。
    福子のヒントから、事件ルポを次々書いていく。

    毎日テレビのワイドショーやニュースやネット上でもいろんな事件が起こるけど、報道は表面だけだし、本当の動機や真相なんてこちらには分からないし、怖いなぁって思った。

    ただ連作短編集のような形で、事件が出てくるので、どの事件も印象が薄くなってく・・・最後の頃には、最初の事件が何だったのかも思い出せない。まあ実際の事件もどんどん忘れられていくわけで

    0
    2025年05月27日
  • 死んでもいい

    Posted by ブクログ

    短編であっても人間の暗い部分を上手く描いてくれるからたまらない。やっぱり直接関わることのない安全圏で、狂ってる人間を楽しませてくれるから凄くいい。「ママがこわい」と「タイトル未定」が特に良かった。

    0
    2025年05月26日
  • 監禁依存症

    Posted by ブクログ

    このシリーズの順番あるの知らずに初めて読んだが、内容が分からないことはなかった!
    とにかく、男はしょうもない←一般論ではなく、作中のことです。世の中には、素敵な紳士たちもいます!
    自分の行いは、必ず自分に返ってきますよ、ということです。

    0
    2025年05月26日