櫛木理宇のレビュー一覧

  • 執着者

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    櫛木理宇らしい展開。全て繋がるだろうとは思っていたがこれは読めない…。依存症シリーズから入ったので描写は若干物足りない。
    テーマというか、彼女が伝えたいことは上記のシリーズ然りはっきりと示されていてこちらも考えやすい。貧困が招く貧困やそれに伴い繰り返される犯罪、ストーカー規制の緩さ等が今作のテーマであろう。
    ただ、「話の通じない人種」がいることは確かで、それはどの作品でも登場する。その不可解さは作品を通して理解できる(理解できてないけど)。
    登場人物多くて若干混乱した。セリフ出てきた映画は普通に見てみたい。
    参考文献多かったから気合入ってるのかなーって思った!

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    2026年05月20日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    世間は死んだ子供にしか興味を持たない、というフレーズが心に残った。
    ごはんの描写がいちいち美味しそうだった。
    どんな親でも子どもは親を頼るしかなく、選べない。

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    2026年05月20日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    「電子レンジ日和」
    「ベランダ酒に春霞」
    「夜の罪はなにいろ」
    「湖水に針が落ちる」
    4話収録の連作短編集。

    物騒なタイトルながら、恋愛や料理の要素も織り込まれていてポップな読後感。

    ミステリー部分では、事件の真相にぞくりとする場面もあるが、主要人物に好ましい人が多く全体として軽やかに楽しめる一冊だった。

    特に印象に残ったのは、主人公の佐桐眸巳。

    東京大学卒のキャリア警視という肩書きながら、美男美女の兄姉と比べると外見はやや地味。
    しかし、随所に性格の良さがじんわりと滲み、自然に応援したくなる存在だ。

    第二弾が今から楽しみ。

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    2026年05月20日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    カスの村のカスの行いによる呪い…
    もうちょっと倫理観とかないんか…閉鎖的な場所で貧しさと飢餓に苦しむとそんなものはなくなるか〜
    ラストは嫌な向きにスカッとしたな

    普通に間に挟まる怖い話が村の現実とリンクしてくるのは背筋が寒くなる…今日みたいな暑い日にぴったりだった…

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    2026年05月19日
  • 鬼門の村

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    めちゃくちゃ面白くて、好み的にドストライクだったんですけれど、どうして5を付けられないのかというと、
    さあこれから血みどろブッシャーな展開が!ってワクワクしてたら終わってしまって口ポカーンだったから( ;∀;)
    主人公!村人殺そうよ!呪いに飲み込まれて悪鬼になろうよ!お前が祟り神になれよ!女子高生誘拐(?)している場合じゃないよ!

    歴代のヨリの絶望と怨念は、教授や主人公が受けたという絶望とは毛色も方向も違うと思うので、一概に比べられないかもしれないけれど、恨みの強さから言えば圧倒的にヨリ達だと思う。
    だから教授が己の願望を実現させるために、村の過去と主人公を利用した、というよりは、二人とも知

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    2026年05月19日
  • 鬼門の村

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    この手の内容は色々と読んできたが、しっかりと面白く読めた。悍ましい、禍々しいなど、怖いという表現だけでは浅くなってしまうようなドロリとした重さがある。寄せられたお便りの内容がどれも想像するだけで、ゾクっとする。主人公がもっと堕ちていく様子があっても良かったかもしれないが、麻痺しているのだろうか。

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    2026年05月19日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    半日で読破。
    暴行シーンは確かに過激ではあるけど・・
    知らぬ間に2人を応援してしまう気持ちに。
    ブログの手記が混じるが面白いし、ミステリー要素にもなる。
    救いがあるのか、ないのか。
    徐々に心を通わせていく2人が切なく美しい。

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    2026年05月18日
  • 残酷依存症

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    大学サークル仲間の男3人が、何者かに監禁される。3人はお互いを痛めつけるよう指示され、次第に罪が暴かれていく。
    前作と比べて、残虐さが段違いだった。
    男達が犯した罪が明るみになり、やり方はエグいけど自業自得よな……と。
    3人の罪の意識が希薄で胸糞だった。
    あの人はダークヒーローになったのか??

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    2026年05月15日
  • 死刑にいたる病

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    同じ櫛木さんの作品の中でも、何故かシリアルキラーなのに心を奪われてしまう奇妙な感じ。

    とっても上手な描写だと感じた。

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    2026年05月09日
  • 監禁依存症

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    性犯罪者の弁護をして、示談を勝ち取ってきた弁護士の息子が誘拐される。

    痴漢や盗撮、エレベーターで一緒になっただけで卑猥な言葉をかけられたり、あるあるすぎるけれど、
    男性読者はどういう感想になるんだろう。
    「大袈裟だー」ってなるのかな。

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    2026年05月08日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    こんなにも読むのが苦痛だった本は初めてかもしれない。お陰様で眉間に皺が濃く刻まれました…。
    子どものそういう描写がとにかくキツすぎた。救いがなさすぎる。

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    2026年05月08日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    毒親から逃れるように家を出た彩希と眞美。行き着いた先は、決して安心できる場所ではない劣悪な環境のシェアハウスだった。そこに集まる住人たちの身勝手さや狡さに、読んでいて苦しくなる。
    それでも、孤独だった二人が少しずつ心を通わせていく姿には救いがあり、だからこそ、同じ場所で暮らしていたはずなのに、少しずつ違う人生へ進んでいく展開がとても切なかった。

    人は誰と出会うかで人生が変わってしまう。ほんの小さな選択や環境の違いが、その後を大きく左右するのだと痛感した。一度ついた傷や、転がり落ちた環境から抜け出す難しさもリアルで、「運命」の一言では片づけられない重さがあった。

    衝撃的な始まりから少女の最期

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    2026年05月07日
  • ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

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    森司とこよみの距離感が相変わらずもどかしくて、そこに怪異譚が挟まるこのシリーズらしさをしっかり楽しめた巻。ラブコメの軽さがある一方で、扱っている題材は意外と重く、家族関係のゆがみや人の執着がじわっと効いてくる。エピソードごとに温度差はあるけど、怖さだけに寄らず切なさややるせなさまで含めて読ませるバランスがうまい。猫にまつわる話の雰囲気もよくて、オカ研ものとしての居心地のよさと後味のほろ苦さが同居していた印象。恋愛パートは進んでいるようで進まへん絶妙なラインで、次巻も続きが気になる終わり方。

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    2026年05月06日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    タイトルが気になって手に取りました。少女たちの生きる姿のリアリティとミステリー要素が絡まり合い惹き込まれた。フィクションだけれど自分もそう遠くないことだぞ、と感じられる描写もよかったです。

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    2026年05月05日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    ネタバレ

    事件は残虐なんですが、主人公の人柄でのほーんという感じで完読。(依存シリーズの作者と思えん)

    読みやすかったし、美味しそうな料理がたくさん出てきて、そのあたりも良かったな。

    重すぎず、軽すぎず、私にはちょうど良い温度感のミステリでした。

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    2026年05月02日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    閉鎖的で前時代的な田舎の村社会の感じが嫌だった。
    誘拐されたサチが誘拐された先でかすかな希望を掴んだのに、元の家に戻ってからも思い通りいかないのが悲しかった。

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    2026年05月01日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    今回は終わり方が良かった。
    幸せになって欲しいなあ。
    引退した刑事が殺され、その孫娘が誘拐された。
    事件現場となった胎岳村は未解決の少女殺害事件が起きた場所であり、警察と軋轢のある新興宗教の拠点でもあった。
    一つずつピースをはめて最後には大きな絵が完成する、そういうストーリーだった。
    ああ残酷なのに面白いって何なんだ。
    あと、長下部さんのキャラが良い。
    好きなタイプです。

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    2026年04月30日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    田舎は本当に嫌だと思いながら読みました。サチの人生は本当につらく、ミユキさんの人生もつらく、読んでいて苦しくなる場面もあったけれど、淡々と進んでいくので吸い込まれるように読んでしまった。
    何かに屈したり、飲み込まれたり、誰かと比べる幸せや、誰かの不幸に安心する人生は間違っている!と心から感じた。
    自由に、自分らしさを見失わず、生きていくことが人間の幸福なんだと思う。

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    2026年04月30日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    斜線堂有紀目的で借りたらホラー小説のアンソロジーだった。しかも櫛木理宇のも入ってたわ。いやー怖かった。普段ホラーほとんど読まないし。しかも最近寝る前に読んでたからな。最後の皮肉屋文庫のはいまいちだったけど、それ以外は面白かった。怖かった。

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    2026年04月30日
  • 鬼門の村

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    鬼門の村
    櫛木理宇
    東京創元社

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    『日給:28.000円』

    『期間:夏休み中』

    もしこれを、
    自分が通う大学の掲示板で見たとしたら、

    “いいバイトだ!!”

    申し込みたくなりませんか??


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    でも、それは蓋を空けてみると⋯

    『場所:一家惨殺事件が起きた家』

    『条件:上記の家に住むこと。ただし、滞在先の村の水や、その土地でとれた食物を口にしてはならない。』

    という、秘密付きだった。

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    とある村での、お話。

    住み込みをして、
    実話怪談を整理していく。

    でもそこは不気味な雰囲気が漂っていて⋯

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    さすが、櫛木理宇さん。

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    2026年05月10日