櫛木理宇のレビュー一覧

  • 拷問依存症

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    シリーズ4作目。安定の面白さで一気読み。伏線回収とどんでん返しが毎回上手すぎる。
    今回は残酷描写控えめに感じた(当社比)
    何が正義なのか分からなくなるな

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    2026年02月06日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    人間は弱いし愚かだ。
    全編を通して気分が悪くなるが、しかし、だからといって読み進めるのを止められない迫力があった。

    形を変え、名前を変え、時代を変えても、こんな糞みたいな社会のあり方はそこら中にあり続ける。それが一番胸糞悪い。

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    2026年02月06日
  • 殺人依存症

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    痴漢にあった少女が拉致され、強姦されたあげく惨殺されてしまう。次々と明るみに出る事件の裏には必ずある女の影があった。
    6歳の息子を殺された刑事・浦杉が女の正体を追う。
    犯人も残酷だし、後味も悪い。
    主に子供や少女が酷い目に遭うので、苦手な人は覚悟して読んだ方がいいけど、サイコパスで胸糞悪いのが好きな人にはおすすめしたい。

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    2026年02月05日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    これは面白かったな〜
    サイコパス的な?
    人を操るとか洗脳の恐ろしさね
    イメージとしては知的な男性?
    そのあたりサイコパスの本にも興味がある。

    なるほど
    まだ人格が出来上がってない子供か…
    己が理想とする容姿とその気質を持つ子に狙いを定める冷静さ
    じっくり餌を撒き時期を伺う執拗さ
    焦る必要はない…
    必ず上手くいくのだからという自信

    気持ち悪さを感じながら進むストーリーは、連続殺人鬼・榛村と操られる雅也の調査で進んでいく。
    次第に魅せられて危うくなる雅也がどうなるのか?


    中盤までくると雅也が第二の榛村になる先も考えられるし…洗脳から解ける何かがあるのか…
    どうなる?そこを考えるとまたまた面

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    2026年02月05日
  • 骨と肉

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    血は争えないのだろうか?
    人はその成育環境で、生まれ持ったもの以上の人格形成を成して行くのだろうか?
    読んでいて、ずっとゾワゾワとうすら怖い感じが付き纏った。それでも頁を捲る手は止まらなかった。

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    2026年02月04日
  • 殺人依存症

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    嫌な気持ちになる小説を書いたら随一なんじゃないか。粘り気のある嫌悪感があるのに読み進める手が止まらなくなって読後感が独特な著者だと思う。
    流石にここまで酷い現実は滅多にないと思いたい……けど実際ネットによってのさばる性犯罪者は増えたのだと思うし、読み終わって本の中から現実に戻ってきても絶望感が消えない。

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    2026年02月04日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    おぞましい、という言葉がぴったりな本だった。
    読み易いし感情移入もしやすいんだけど、とても精神にくる内容でめちゃくちゃ怖かった。知らない著者だったんだけどこの人「死刑にいたる病」の原作者じゃん...そりゃあおぞましいはずだわ。
    面白かったけど二度と読みたくないなぁ

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    2026年02月03日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    依存症シリーズを読んでめっちゃ面白かったのでこちらを読んでみました。相当覚悟して読んだのですが、思ってたいたのと違う方向で抉られ大ダメージくらいました。でもこれまた思っていたのと全然違うラストで…すんごくしんどいけど、救いになる所もあったりで、やはしこの作者さんはすごいです!面白かった〜しんどいけれども。。

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    2026年02月01日
  • 鵜頭川村事件

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    櫛木理宇『鵜頭川村事件』角川文庫。

    小さな村を舞台に歪んだ人間関係と人間の欲望が巻き起こした悲惨な事件を描く。

    過去に起きた事件の犯人の呪いが新たな事件を生み出したようなホラー小説っぽい始まりだったが、途中からノンフィクションのようなテイストに変わっていく。


    亡き妻の節子の故郷である鵜頭川村を墓参りに訪れた岩森と6歳の娘愛子は、突然の豪雨で孤立した村の中で足止めを食らう。

    そんな中、1人の若者の他殺体が発見され、村は疑心暗鬼と狂乱の渦に巻き込まれる。不足する物資と次々起きる諍いの中、若者たちが自警団を組織し、やがて村全体を呑み込む内乱事件へと発展していく。

    本体価格880円(古本0

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    2026年02月01日
  • 拷問依存症

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    【2026年18冊目】
    廃ホテルから男性と思わしき遺体が見つかった。身体の部位のそこかしこが欠損し、眼球はくり抜かれ、局部には大きな穴があいていた。極めつけは、負傷箇所すべてに生存反応があったことだ。拷問をされたとしか思えない状態に捜査員一同に衝撃が走る。これは怨恨か、それとも異常者の仕業なのか。刑事の高比良は調査を開始するが――依存症シリーズ第4弾。

    依存症シリーズに依存しております。前三作を読んでから間が空いたので「そろそろ出てないかしら」と調べたら出てました。今回は「拷問」が主題です。わかっちゃいますが、相変わらず物騒すぎる。

    櫛木理宇さんの文章力の高さと、張り巡らされた伏線とその回

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    2026年01月31日
  • 拷問依存症

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    人間の闇、人の脆さ、正義の意味など、小説で嫌な気分を味わいたい人におすすめしたい櫛木先生の浜真智代シリーズの4作目。
    この作品が本当に好きでこのゾクゾクする感じは他の小説では味わえないのに、人に勧めると引かれる気がするから勧められないのが難点。
    たぶん自分はやりすぎるくらいの勧善懲悪が好きなんだと思う。
    今回の拷問依存症というタイトルだったが、全体を通してこのタイトルにそったストーリーだった。
    拷問といえば、肉体的拷問を想像しがちだが、、
    そんな拷問描写があるからと言ってこのタイトルにしてるような櫛木先生ではなかった
    本当に嫌な描写がうまくて、最後のエピローグは読者に対する拷問だったように思う

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    2026年01月30日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ドン底やん!
    別々の環境で、家庭の事情で、家出して、シェアハウスに暮らす事になった10代の少女2人!
    シェアハウスと横文字で、オシャレな言葉になってるけど、西成なんかにある安い宿よりはるかに悪い。
    汚いし、物置いといたら、使われたり、取られたり…
    ここから
     再生していく1人
     堕ちていく1人
    何が、原因で、そういう風に分かれたんやろ?
    紙一重とは言えんけど、これもひとつひとつの選択肢のどこかで、ひとつ間違えるとそこからは、ずっと負の選択しかないような…
    10代で、選択間違えるなんて、あるあるやから、選択というより、運?
    どこの神さんも信仰してる訳やないけど、神も仏もあるものか!って感じ。

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    2026年01月30日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    小学五年生の女の子が誘拐された
    誘拐された女の子のことが描かれていた
    そして監禁は11年に及んだが発見され保護された
    が、話はそれで終わりではなかった
    監禁時の話もひどいけどそれからの話も
    またそこの土地特有のという感じもしたが
    そういうところはいまだに残っているらしいとも
    なんともいえないどろどろ感を感じました

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    2026年01月28日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    なぜこんな事に…と思いながら読み進めました。
    古い価値観が自分や人の人生まで狂わせてしまう恐ろしさ。衝撃的でした。

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    2026年01月28日
  • 七月の鋭利な破片

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    2009年、林間学校に参加した小学5年生の乃江瑠がペドフィリア(小児性愛者)の須藤に殺害された。

    14年の時を経て乃江瑠と同じ班だった青哉、武丸、凪、若葉の四人が再会。

    そして再び殺人事件が発生。

    物語は2009年と2023年を交互に描きながら展開していく。

    櫛木作品に見られる悍ましさは控えめだが、本作では自己愛性パーソナリティ障害やヤングケアラー問題を絡め、社会派小説としても読み応え十分。

    守られるべき子どもが守られないまま大人の身勝手さに巻き込まれていく。

    大人が責任を放棄した時、子らに深い傷が残る事を痛感する。

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    2026年01月25日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    怖い女性を描くのがほんとに上手い。
    北九州の監禁がモチーフなのかな
    人間が徐々に蝕まれていく様を生々しく描いた作品で、人間の怖さがありありと伝わってきた。

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    2026年01月23日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    読みやすかった。今まで読んだ本の中で1番感想を書くのが難しいが、なんとも言えない読後感。ゾッとする感じがあった。途中までは真相がどうなのか?が気になり、話が進んでいく中で、知らなかった事実が出て来て驚き、終盤で真相が全てわかり解決…ですっきり終われない、どうにもならない気持ちになった。

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    2026年01月22日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    面白かったのは、各作家が描く殺人鬼たちが、それぞれ**自分の信念や“筋”**を持っているところ。
    ただそれは立派な「ルール」というより、自分を正当化するための言い訳にも見えて、その危うさが怖かった。
    怪物になりきれないからこそ、言葉で理屈を作って“人間の形”を保とうとする――でもその理屈が、狂気を長持ちさせてしまう感じがある。
    そして何より、怪物がふと見せる人間性を感じた瞬間に、「これは特別な誰かの話じゃなく、誰でもなり得るのかもしれない」と思ってしまう。その距離の近さがいちばん恐ろしかった。
    改めて、シリアルキラーという題材はアンソロジーとの親和性が高いと思った。怖さの種類が作家ごとに変わる

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    2026年01月21日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    連続殺人鬼からの1件の冤罪証明の依頼から始まる物語。

    映画化されていたので俳優さんを思い浮かべながら呼んだけど、連続殺人鬼は阿部サダヲさんはあっていない気がする。
    『あんぱん』のイメージでパン屋はハマっても美男でひっかかかるというか…。
    金山一輝も岩田剛典さんでは無い気がするし、本の記述のビジュアルと違いすぎて想像しずらかった。
    唯一岡田健史さんは雅也とイメージが合う。

    本の表紙に雅也の母親もいるので何らかの関わりがあるんだろうなと想像はついていた。
    冤罪の1件は雅也の母親の仕業で大和が庇っているとか雅也の父親は実は大和と考えていたが、人生に少し関わっていただけでそこまで重要ではなく、説明

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    2026年01月20日
  • 残酷依存症

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    前作を読んでから相当時間が経ってしまったので、前作の登場人物についてすっかり忘れてしまってたけれど…

    読み始めた頃は渉太に対して同情する気持ちがあるのに、読み進めるうちに責任転嫁がすごすぎて「こういう目にあって仕方ない」と考えてしまうところが怖い。航平や紗綾のような性格の持ち主がいるところも怖いけど。
    復讐されることに肯定感を持ってしまい、極悪非道な者対してこの残酷な仕打ちもやむなしと思うことも残酷依存症なのかなと考えてしまった。

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    2026年01月20日