櫛木理宇のレビュー一覧

  • 逃亡犯とゆびきり

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    大好きな櫛木理宇さん最新作。
    どちらかと言うと連作短編に近いような構成。
    主人公の世良が過去に起こった事件の背景を調べ直し、なぜその事件が起こったのか真相をルポするという、これまでの櫛木理宇さん作品にはなかった構成で面白かった。
    ただ、警察ってもっと優秀なんじゃないか。フリーライターでここまで分かるなら、警察なら調べつくしてこの真相に気付くんじゃないかと思ってしまったのは、この前に読んだのが姫川玲子シリーズだったから…?

    ラストはそうきたか。と思ったけど、自分がもし世良の立場なら、やっぱり同じ道を選んだかもと思った。

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    2025年02月26日
  • 氷の致死量

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    ミステリーとしての面白さもありつつ、とても勉強になる物語です。色々なマイノリティを抱えながら生きる人たちの揺れる気持ちを丁寧に描いていて、読み応えがすごいです。

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    2025年02月25日
  • 殺人依存症

    匿名

    購入済み

    残酷で何度も読むのを中断してしまった。
    誰も救われない。光も希望もない暗闇の中にいるみたいだった。

    #ドロドロ #怖い #ダーク

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    2025年02月24日
  • 死蝋の匣

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    児童虐待、児童ポルノ、加害者の子供、愛されなく育った親、などメンタルの重いものを抱えた少女たちが絡む連続殺人を追って行くミステリ、白井洛シリーズになった二作目。
    このあとも展開していくシリーズになりそうですし、事件自体重いし、ミステリとしては影の正体と絡み合う時間など二転三転はサスペンス満載でさすが。

    2824冊
    今年52冊目

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    2025年02月24日
  • 死蝋の匣

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    児童ポルノで食い物にされた少女たち。彼女たちは、かつての所属事務所の関係者が殺された後も、自分の動画や写真を晒されることに怯えていた。児童売春など、摘発されているものの、実際は見えないところでこのようなケースはあるのだろう。親から心理的虐待をされ、愛情を知らないまま育った人間の、間違えた愛し方が歪ながらも、でも、そこに愛情はあって。愛情の種類があることに気づいた。千草の自分の家族を殺した父親のことが知りたい、理解したいという気持ちは、愛し方の分からない父親でも、自分のたった1人の父親だからという、見捨てたくても捨てられない千草の気持ちがあった。実花は、母親の芸名と同じ名前をつけられ、児童ポルノ

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    2025年02月21日
  • 氷の致死量

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    シリアルキラーによる惨殺な犯人目線と殺された更紗と鏡のような存在の十和子目線に性的マイノリティの問題を絡ませ、難しいはずの内容を読みやすく書き上げているので500ページ越えの厚さもすぐに読み終えた。先が気になり読む手が止まらなかった。

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    2025年02月18日
  • 骨と肉

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    中盤あたりの勢いがよく、ぐいぐい引き込まれて読み進める手が捗る本でした。自分なりに、色々な可能性を想像し、ミスリードに乗っかっていく、そんな面白さがあります。

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    2025年02月08日
  • 執着者

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    ネタバレ

    推し作家、櫛木理宇さんの作品。
    前半はとにかく3件の付きまとい、嫌がらせ被害が恐ろしくて、あれ、これホラーなのかなと慄きながら読む。
    そしてちょうどページ数的に半分まで読んだところで登場人物の一覧を見て、まだ名前が出ていない人が9人いることに気付き、驚く。
    そこから後半にかけて怒涛の急展開。
    (え、ちょっと待って。それっておかしくない?!)
    からの
    (あ、やっぱりそうだよね)
    ときて
    (え?あれ?うーん、そう?えー?!あー!だよね!え、そういうこと?!)
    と心の中で大騒ぎしてしまう見事な終盤。
    真犯人に関しては、頭おかし過ぎて理解出来なかったけれど、ラスト今道さんが真犯人にかけた親の役目の話に

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    2025年02月05日
  • 少年籠城

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    読み物としても、迫力があり、とても面白かった。そして、ただ面白いだけではなく、考えさせられる作品だと感じた。
    フィクションだけど、実はすごくリアルな話だと思う。

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    2025年01月20日
  • 氷の致死量

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    ネタバレ

    櫛木理宇さんらしいテーマ。
    こんな親いる?!と毎回思ってしまうけど、きっといるんだろうなとも思う。
    ただ、ここまで猟奇的な事件はなかなか起きないだろうけど。
    イヤミス?と言われがちだけどなぜか読後感が良い櫛木理宇さん作品。
    この本も、ラストは主人公も樹里ちゃん
    も救われて良かった。

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    2025年01月09日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    私は貧困というものがいまいちイメージ出来ない。現実で起きていてもおかしくないはなしだというのは理解はできる。著者の作品を読むたびに、恐怖と絶望を感じる。

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    2025年01月03日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    父からの威圧的な態度と母親から貰えない愛情
    この家庭状況に嫌気が差した綾希は、16歳で家出をした。
    資金は100万もあったが、未成年で住所もない子供にとって一人暮らしは不可能であった。
    "誰でも住めるシェアハウス"と謳われるグリーンヴィラに綾希は住むことになった。
    服は誰かに破られ、大切なものは盗られる。法治国家の中に存在するシェアハウスとは思えないほど無法地帯だった。

    胸が痛いほんとに…。
    日本という国でもこんな事が実際に起こってるのだとしたら許されることじゃない。
    私には実際に降りかかることのない悲劇だからこそ小説として楽しめている。
    これに感謝して生きようと思う

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    2024年12月28日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    ネタバレ

     どうしようもなく子ども。暴力での解決しか見出せない。怒りを相手にぶつけて何が悪い。そう思わせてしまう大人が悪い。文稀は重度の厨二病かと心配したけどそうじゃなかった。ごめん。目覚めた後、櫂と一緒に笑ってほしい。過去にとらわれずに。やったことは許されないことかもだけど私は許す。

     そして加害者たちは反省したのだろうか。自分たちは報いを受けたのだと。でもそんな心根になるような子達だったらこんな酷いことはできないはず。結局はなんで自分がって思ってて相手が悪いと恨んでそう。したら彼らのやったことは無駄だったのか?

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    2024年12月19日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    シリーズ初の長編もの!
    巫女と蛭子、兄弟の相克、村の因習、閉じ込められた霊など、因習というものの惨たらしい状況や気持ち悪さを感じた。

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    2024年11月24日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    好きじゃない。でも一気に読んでしまった。
    猟奇的な事件に病んだ人々。嫌なことの詰め合わせ。
    読むほどに嫌な気持ちが積み重なった。
    ようやく終わったかとほっとしたところに、エピローグでとどめをくらった。

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    2024年11月20日
  • 死刑にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    怖いくらい惹き込まれた

    シリアルキラーには何故か人を惹きつける魅力がある
    その魅力を主人公が探求してゆく物語
    善悪を問う物語出ないのが心地良かった

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    2024年11月15日
  • 死蝋の匣

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    機能不全家族、虐待児童、少年犯罪を書かせたら櫛木理宇さんは本当にお上手だな…と毎回感心させられます。今作も夢中で読んでしまいました。

    栃木県のとある民家で夫婦が滅多刺しにされて殺される。夫婦は小さな芸能プロダクションを経営していましたが、実はジュニアアイドルで儲けている会社で、過去には児童ポルノも作成しており、人から恨まれていたとのこと。
    ほどなく、一家心中の生き残りで児童養護施設にいたことのある少女が中学生の女子児童を刃物で死傷する事件も起こる。二つの事件の繋がりとは──

    それにしても、犯罪を犯した少年少女の家庭での父親の透明化…という問題は考えさせられます。子どもの教育に関して責められ

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    2024年11月04日
  • 死蝋の匣

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    前作はグロい描写に気分が悪くなったけど、今回はそこまででもなく一安心。
    段々明らかになる真実に切なさを感じた。
    白石さんのする家事が丁寧で料理もおいしそつ。
    果子がうらやましい。

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    2024年11月04日
  • 少年籠城

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    面白かった!話自体が面白いのはもちろん、子供好きの主人公の司の視点というフィルターを通すことで、読者もストックホルム症候群を追体するのが読書体験として面白かった。

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    2024年11月02日
  • 鵜頭川村事件

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    臨場感が半端ない。幾度も息の詰まる思いがする。
    個の狂気が集団へ感染していく様は恐ろしく、それぞれの感情に引きずられていく。

    櫛木さんの本は最終に至るまでの描写が秀悦であることが多く、最終はさらりと終わるように感じる。

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    2024年10月30日