櫛木理宇のレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

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    ラブコメ・ホラー第3弾。
    今回は2年生になってライバル登場。
    ホラー度も少しアップ。最後の話はちょっとやるせない。
    視えるだけで何もできないというもどかしさがわかったような気になります。

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    2017年12月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    ホラーテイスト・ラブコメ第2弾。(勝手につくりましたが方向性は間違っていない自信あり)
    この回では、舞台となる雪越大学の地方が明かされます。
    名前から想像できる所と思っていましたが、作者の出身地辺りなのでしょうか。
    前作の登場人物が再び登場したりするので、ぜひ前作から読んで欲しいですね。
    前作に続いて晩秋から冬のチョコレートの時期といえば、ラブコメ度は否が応でも上がります。ホラーのテイストも場面を想像するとちょっと怖くなってきています。
    前作でもそうでしたが、作者のホラー・オカルト作品に対する造形の深さを垣間見る場面が多いです。その意味でも参考になります。

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    2017年12月19日
  • ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく

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    ホラーや恋愛小説だけでなく、社会派な部分やミステリーめいた部分などがあって、いろんな魅力が織り込まれてる。

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    2017年11月15日
  • ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

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    ネタバレ

    シリーズ第3弾。こよみをめぐるライバルとして、こよみの幼いころの同級生小山内陣が登場するが森司の小山内に対しての対応は相変わらず煮え切らない。こよみも小山内が登場しても森司の方に親近感を抱いている感じ。まあ、森司とこよみの仲はつかず離れずという微妙な距離でこのまま進むのかなあ。話で印象に残ったのは4話目の「白丁花の庭」。ポルターガイストを起こしたのが死んだ大学教授の妻ではなく飼っていた犬の方というオチ。だがその犬の残された大学教授に対する気持ちにうるっときた。続きは手に入れていないが読み続けていきたい。

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    2017年08月23日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    前作での展開から後退している…
    このもどかしさがこの作品の持ち味と言えば、そうなんですが。
    最後に邪魔が入らなければ…ですね。

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    2017年05月04日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    ネタバレ

    ここまで森司とこよみを見守ってきた読者であればニヤニヤが止まらないこと請け合いです。
    ライトなホラーとサスペンス、合間に光る初々しい恋、一気に読みました。
    なんというかもう、リア充爆発しろ!

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    2017年03月30日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    不思議なペットショップで素晴らしいペット(でも飼い主の目には美少女に見える!)と出会う人たちの物語。少し不思議でほんわかとして、だけど心理面の痛々しさも描かれていて、読み応えのある作品です。
    主人公・翼の出会うモナミがとにかく可愛い! ツンデレぶりも最高です(だって猫だもん)。猫の姿も美少女の姿も楽しめる……一度で二度おいしいペットですね。こんなん飼いたい。
    心に傷を抱えたそれぞれの人たちの物語は悲しくて苦しいのだけれど。トラウマそのものの正体に気づけず症状だけに苦しまされる、という方がつらいものがあるなあ。もちろん直視するのがつらいことなのは当然だけれど。正体が分からず対処できないことの恐ろ

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    2017年03月18日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    モナミ・・・なんて、なんて、なんて素晴らしい猫ちゃんなの!!!こんな子なら、私だって飼いたい!www

    不思議なペットショップに導かれるようにやってくるお客様は、みんな心に深刻な闇を抱えてる。
    それらを知るのはちょっと辛い。
    家族や伴侶にも簡単には明かせないのが心の闇。

    ペットとの信頼関係って、人間同士以上なのかなー?w
    そう思うとなんだか切ない。
    いや、やっぱ別物と考えるべきなのかな?
    ま、人間同士の関係はいろいろ面倒だしね!ww

    もっと、続きが読みたいものです♪

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    2017年03月11日
  • ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁

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    シリーズ四作目。今回は生きてる者の嫉妬や、憎悪や嫌悪が引き起こすものが多く、なんだかんだ怖いのは人間だと思える話が多かった。黒沼部長の原点となる話や、こよみがどのように今の性格になってしまったのかなど、主要キャラの重要な話もあり満足な一作。

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    2017年03月09日
  • ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

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    恋のライバルも現れ恋愛要素も強くなっていく三作品目。
    霊感があるだけで一般人となんら変わらないため、幽霊自体をどうこうできるわけでもなく、完全に解決はできないことがあり、イヤーな感じが残るところも良い。今作にある、白丁花の庭は幽霊の正体が何なのかがわかるととても温かい気持ちになり、今までの中で一番好きな話かも。

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    2017年02月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    前作よりもホラーの怖さがパワーアップしていて、人形の話なんかゾッとした。また、今まで登場したキャラたちがちょいちょいまた出てくるところはキャラを大切にしている感じがしてシリーズモノの良さが出ていると思う。安定したおもしろさで、前作同様暇つぶしに良い一冊!

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    2017年02月20日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    口絵がわりのキャラクター紹介を見ると、いつものメンバーの他に、見慣れないキャラがいます。
    おお、これはもしかして、と思うと……w

    オカルト研究会の事情を考えてみれば、藍が卒業してしまって、4人になってしまいました。
    5人いないと、部として存続できないわけです。
    そこで、なんとか新入生を勧誘できないか?

    という他に、森司にはずっとリーダーシップが求められるようにもなってきます。
    三年生だし、泉水は苦学生で忙しいから、メインで動けるのは前にもまして森司、そしてこよみとなるわけで。

    先輩たちのサポートを受けながら、中堅部員として頑張る森司とこよみの様子は、これまさに学園ものだなあ、と感じさせら

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    2016年09月05日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

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    ネタバレ

    あいかわらずの甘々ホラーです。
    もうおまえらつきあっちゃえよ!
    ともあれ、いつもながらのオカ研クオリティ。
    様々なケースの霊や事件にドキドキハラハラしつつも、安心して読んでいられるという不思議なシリーズですね。
    季節の空気を描くのが上手な著者だなーと思います。特に冬の描写は、雪国生まれにはグッと来るものがあります。

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    2016年08月31日
  • 赤と白

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    ネタバレ

    櫛木理宇にはまってる。
    親の責任。親になるのに資格作るべきだよな。→極論。またはカウンセリングを各家庭に置くべきだよ。日本だめになるぜ、このままじゃ。→極論。

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    2016年08月27日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    だんだんと主人公が成長してきている事がわかる。最初の頃はただ怖がっておろおろしていたのに、もうこのあたりまでくると、部長の力を借りずとも、主人公ひとりで解決できる事件があったりする。
    こよみとの仲も少しずつ進展はしているものの、こちらの方が遅々としていて、じれったいのは、お約束なのだろう。

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    2016年08月26日
  • ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

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    ホラーとしては代わらずライトでミステリな路線。
    大変読みやすい。
    というか、扱っているテーマはタイトルの通りホラーなものなのだが、
    はっきり言えば全然怖くありません(キリッ
    怖いのは苦手だけどホラーが好きとか興味あるという人、夜中でも読めるホラーを求めている人には是非勧めたい。

    一方サブテーマとなっている八神とこよみのロマンスは、ずうっとすれ違いなのかと思えば、非常にじわじわとじれったく進展しているもよう。
    このあたりのスローなロマンス展開も、もしかしたら今の読者の好みにぴったりマッチしているのでは。

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    2016年08月19日
  • ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁

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    ネタバレ

    なんだかすごく面白くなってきた。
    なぜかと言えばやはり、森司とこよみの関係が少しずつ進展してきたからでしょうね!
    こういう初々しい恋の一瞬の輝き、好きだなー!
    肝試しでうっかり声をあげてしまったこよみ。
    こよみを守りたいと一人で霊との対峙を選んだ森司。
    いやー、いいわー!
    文体もいい意味であっさりとしていて、基本短編集ということもあって、仕事に疲れた通勤路で読むとホントに癒されます。
    続巻、楽しみです。

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    2016年08月18日
  • 赤と白

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    雪降る街で起きた火事。そこに17歳の少女の死体が。
    過去の出来事が原因で人を心から好きになれない小柚子、サバサバしているようで自分に自信がない弥子、兄に腎臓を提供するために産まれたと親に言われた双子の姉妹…、死んだのは誰で、何故?
    思春期のヒリヒリ感。

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    2016年08月15日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    これ、連作短篇(オムニバス)なのだけれども、1巻で扱われた事件に登場した「その回のゲスト」が、ちょい役で出て来たりして、結構美味しい。
    本筋はホラーとミステリがうまく噛み合っている感じがする。事件の解決のきっかけとなるのは主人公の「びみょ~な霊感」なのだが、それによって彼は「閃く」。
    その結果、怪しいものがわかったり、中心人物の告白があったりして、謎が解けるという段取り。
    一方、シリーズを通してのサブテーマであるらしい、主人公とヒロインの「らう゛こめ」は、常にすれ違い。しかし主人公の霊感と同じくらいびみょ~ながら、ほんのちょっぴり距離が縮まったようにも、見え……なくもないw

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    2016年08月08日
  • ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船

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    シリーズ2作目。主人公2人の位置付けがはっきりしてきて、より読み易くなった。ちょっと事件がえげつないけど・・・

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    2016年07月31日