櫛木理宇のレビュー一覧

  • ドリームダスト・モンスターズ

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    装丁とはかなり違う話だったが、だんだん面白くなった。著者の作品は初めて読んだが、宮部さんのファンタジーっぽくてなかなか良かった。

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    2016年07月16日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    シリーズ第9弾、八神くん、大学2年の春休みから大学3年の4月。市松人形、事故物件の話など短編4編。
    安定の面白さ。
    市松人形の話が一番怖くて凝っていた。

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    2016年10月29日
  • 赤と白

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    重い灰色の雲に覆われ、降り続ける白い雪。絶望的な閉塞感に心が壊されていく女子高生たち。第25回小説すばる新人賞受賞作。
    少女たちの表の顔と心の闇の深さの対極が尋常でない。子を守るべき母親たちの無責任と非常識さも大概だが、大なり小なり母娘の関係ってこんな感じなのだろうか。精神科医・斎藤環さんの解説がショッキング。

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    2016年06月30日
  • ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船

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    ミステリーというかファンタジーというか。
    ドリームダスト・モンスターズの続編。
    晶水と壱の関係が好きだ。
    心の不思議、夢の不思議を思う。

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    2016年06月02日
  • ドリームダスト・モンスターズ

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    他人の夢に入ることが出来る「夢見」という能力を持つおばあちゃんと孫が夢見によって謎、悩みを解決する話。
    オカルト青春ミステリーと引いてあるけど、オカルトという言葉に連想されるおどろおどろしげな内容ではない。

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    2016年05月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    新しいメンバーが増えても、本質は変わらないオカ研。主人公カップルの鈍さは相変わらずだけど、最後に男を見せたな森司!

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    2016年03月26日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    ネタバレ

    シリーズ第2弾。「人形花嫁」は日頃ヘタレ気味な森司も男気を見せる場面があり「おっ」と思った。でも森司だけの「片思い」というのはちょっと違うなと読んでいて思うのは自分だけではないと思いますがいかがなものか。まあ、二人の仲が今後どうなるか次の巻はまだ買っていないけど引き続き読んでいきたいと思う。

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    2016年03月16日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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     これもなんとなく惰性で付き合ってるシリーズなのだが、今回が8巻目にして初の長編。毎回一話完結の読み切りで内容が右から左に抜けていくんだよね。

     
     副部長、藍の卒業前にオカルト研究会そろって隣県の温泉旅館へ。
     その先で吹雪に見舞われ、たどり着いたのはとある村だった。

     さらに運の悪いことには村へ通じる吊り橋が落雷で切れて谷に落ち、村への林道は雪で埋まってしまい村は孤立した。
     霊が見える体質の森司は、この村に列をなす異様な霊の集団を見る。
     
     村の子どもか、女の子が森司に警告する。隣にいる、こよみに災難が降りかかるから目を離すな、と。その女の子は数年前、村の祭りの最中に何者かに殺され

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    2016年01月27日
  • 赤と白

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    ネタバレ

    なかなかすさまじい内容でしたね。メンタル状態があまりよろしくないときには、読むのは避けたほうがいいかも(これほめてますよ、それくらい真に迫っていたということ)

    母と娘の関係は本当に難しくて、自身も実体験をしているし、親であっても捨てていいとも思うこともあるし、親だからこそ捨てられないというのも事実。

    血縁は人間関係の中で最も汚いものだから(私個人の考え方です。そんなことはないと断言できる方が私はうらやましい)

    ホーンテッド・キャンパスシリーズとは全く違う世界観で、さすがに驚きましたね。

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    2015年12月30日
  • 赤と白

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    「ホーンテッド・キャンパス」シリーズは主人公のピュアさで見逃しがちだが、人の悪意を描くのに長けた作家さんだと思っていましたが、まさに本領発揮。親の呪縛から逃れるためには殺すか捨てるしかないのか、女子高校生たちのそれぞれの結末がせつないです。

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    2015年12月19日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    瓜子姫から。

    たまたまだけど、くだんのははブームなのか。
    モンタージュの人の新連載といい、新耳袋のうしおんなといい、世も末か(笑)

    神話とか伝承にフィルターをかけると今も昔も人は変わらないな-、そんな風に思えるところがおもしろいシリーズですよね。

    家族関係を整理しながらもう一度読み返します!

    「サービス過多」でわらた。

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    2015年10月25日
  • ホーンテッド・キャンパス(2)

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    コミック完結ということで、こちら好きだったのにもう続きを読むことができないのですね。。。

    しかし、原作はまだまだ続く(希望的観測による確定事項(笑))でしょうし、原作を思いっきり堪能します!

    できれば、アニメとして画面の中ではにかむ灘をみてみたい♪

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    2015年08月29日
  • ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬

    Posted by 読むコレ

    シリーズ初の長編。
    壱と晶水の関係にいつもとは違う緊張感が!?
    壱と晶水のラブコメが今回は少なめなのは、
    長編ということで、今回はじっくり読み込むことをお勧めします♪
    この物語の主軸、夢の世界を覗く体験をちょっとしてみたいが、
    死が付きまとうってのはやはり怖いものがあるよなウ・・ ウン(・_・)

    角川ホラーのホーンテッドキャンパスよりも恐怖心を煽られるのは出版社間違えてませんか?(笑)
    次巻も楽しみにしてます。

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    2015年08月29日
  • ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

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    かなり面白かった。日常の描写が、大学生の生活風景ををそのまま切り取ったかのような現実味を持って書かれている。その現実味溢れる描写は、読者をキャラクターたちに感情移入させると同時に、いざ非日常の要素が現れた時に、その異様さをより濃く浮かび上がらせる背景としての役割も果たしているように思う。
    ホラー要素についても、これまでの巻より題材、展開共に進化している。

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    2015年07月06日
  • ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬

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    ネタバレ

     ドリームダスト・モンスターズ3巻目。壱と晶水のコンビが悪夢の原因を絶つ。

     夢は伝染するのか。

     蛇が這う荒野に座る老婆の悪夢。壱と晶水が通う高校で、そんな悪夢を見る生徒が増えていた。
     晶水の親友、美舟もそんな夢に苛まれる日々が続いていた。

     壱の調査では、この学校に同じ悪夢を見る生徒が9人いることが分かった。
     しかし、悪夢は伝染するのか?壱の家、夢見屋で夢に入る二人だったが。

     
     というわけで3巻目。このシリーズも終わりそうになくなってきた。

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    2015年06月07日
  • ドリームダスト・モンスターズ

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    結構気味悪いとこがあるもののキャラのバランスとれてていいと思う。表紙が子ども向けすぎてもったいない。

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    2015年06月02日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

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    シリーズ第7弾、八神くん、大学2年の冬。バレンタインデーまで。
    相変わらず安定した面白さ。
    学生運動をテーマにした「夜に這うもの」が面白かった。
    両思いなのに遅々として進まない八神くんとこのみちゃんの関係もこのシリーズの持ち味とは思うが、そろそろ恋人同士にしてあげたい。

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    2015年05月28日
  • ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船

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    ゆめみや、あったら行ってみたいかも。ホラーが苦手な私でも怖くなく読めた。まぁ、こればっかりは個人差だと思うけど…
    青春ラブストーリー的な要素もあるが主人公の晶水が強がりであっさりした性格なこともあり恋愛や部活などそこまで濃くなく描かれていて入り込みやすかった。
    続きが出たら読みたいと思っていたら2作目だと知り、1作目を読みたくなった一冊。

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    2015年03月17日
  • お城のもとの七凪町 骨董屋事件帖

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    連作短篇集。
    いわゆる日常の謎と若干のホラーテイストが入り混じった感じは好きな作風です。
    が、あえて一言。なんで売れる作家さんの作品はシリーズ化が前提で書かれるんでしょうかね?
    作家を大事にしていない気がものすごくします。
    使い捨てになる作家さんではないとは思いますが、ここで腰を据えたホラーでも、ミステリーでもいいから書いてほしいんですが……。

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    2015年02月27日
  • ドリームダスト・モンスターズ 白い河、夜の船

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    ネタバレ

     あれ、櫛木理宇の新作でてると本屋で手に取ったら、ドリームダスト・モンスターズの二巻でした。
     表紙のイラスト変わってるから気づかんかったよ。

     さて、一巻どんな内容だったっけと思い出しつつ読んでいった。

     バスケ部エースだったけど事故で膝を痛めた晶水と、その周りをうろつくチビ、壱。
     壱の家計は夢見の能力を持ち、他人の夢に入ることができる。

     そうそう、こんな話だった。

     今回も全4話。

    「モザイクかけら破片」

     授業中の居眠りで晶水が見た夢は、ごく普通の幸せな家庭だが、突然に家が荒らされ、人が折り重なり倒れる凄惨な場面へと切り替わった。

     この夢に入って壱が気づいたのは、夢に

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    2015年02月08日