櫛木理宇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2012年に小説すばる新人賞を受賞した、櫛木理宇の初期作品。
『キャリー』のように、母親に抑圧されて暮らす少女が、いつ精神を崩壊させるのかと読者をハラハラさせる物語。
共に母親に抑圧されて暮らす小柚子と弥子、この仲の良い2人の少女に、莓実、京香というもう2人の少女が関わってくることで、閉塞感たっぷりの物語は更に閉塞感を増していきます。
雪の降り積もる冬の新潟を、暗く描いているのも、母娘の物語の閉塞感を更に重苦しく演出してましたね。
ヒロインの一人・弥子が夢野久作『少女地獄』を読んでいたり、冒頭が新聞記事だったり、弥子が背が高いことがコンプレックスだったりと、『少女地獄』「火星の女」を思わせると -
Posted by ブクログ
ネタバレずっと引っ張っていたサボテンの名前の件がついに!
思っていたより随分後になったなと。
それだけシリーズが長く続いている証なんでしょうけど。
互いに敬称つきでネームプレート作ってるのが可愛い。
ただ本編はそんな可愛さもかすむほどのホラー度いうか、人間の妄執の怖さが増し増しでした。
猫の話は泣けましたが、座敷牢と殺人事件が絡んだ話はややこしくはあったけど、本当に怖かった。
しかも解決したかと思いきや、森司がピンチになってるし。
今回はこよみちゃんがヒーローでしたね。
これも愛の力か……
それにしても、何でこの二人、これで両思いになってないんだよと今回も焦らされることになりました。
進展はしてるんだ -
Posted by ブクログ
鍵を拾った直後、持ち主が現れた。
それだけのはずが、数日後依頼関係者として現れた。
の1話目ですが、確かにそのまま放置しておくと
女性群に反感しか買わない男に出来上がります。
最後まで読むと、それでか…と思い至りますが
旧家って面倒くさい。
そして不思議に消える街灯の2話目。
落ちとしては、これはいいのか? という疑問が。
確かにこんなのがいたら、強引に確かめたくは
なるものですが。
3話としては、目の前に飛びついてしまって
ツケを払わされている状態。
これはこれで仕方がない気もしますが
ご両親も、息子が結婚しなかろう未来を
考えて発言しているのでしょうか?
うっかり知ってしまって、の -
Posted by ブクログ
飲み会で高校の時の同級生と再会するが
それがどたばたの始まり。
ストーカーがいるから、という理由で引き受けたけれど
周囲に誤解を広げてどうするか、という話。
最終的に文句を言っていた人は黙っていてくれたのか
本人が騙されてくれたのか、謎だな…と思っていたら。
ここに片鱗が! という、にやにや感。
良かったね、と言いたいところですが、どちらも動かず
右往左往しているばかり。
まぁ、今までがありますから、仕方がないのですが。
そんな誤解だらけの1話と、勘違い女の2話。
育てられた年月がありますから仕方がないですが
甘やかした人、一体何考えて育てたのか。
いや、育ててない??
ちらっと1話に出