櫛木理宇のレビュー一覧

  • 鵜頭川村事件

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    ネタバレ

    村社会、男尊女卑、都会に行けなかった若者、都会への憧れ、縦社会、災害、災害による心的疲労、、、
    「怒り」に関する描写が恐ろしかった。人間の奥底にある「怒り」がエイキチなのだろうか。

    暴動の日は本当に救いがなくて、助かれ助かれって思いながら読み進めた。娘がいるのに、ここまで激しくやらなくていいでしょう、もうやめて、と読んでいて辛かった。娘の前で人殺しにはならなかった。
    娘が最後に、お母さんが死んでから年相応に泣きじゃくっていたシーンに感動した。変に大人びず、甘えられたと言うか感情的になれて本当に良かった。
    バッドエンドはつらい。

    感想の中に、普通の人々が少しずつ狂気に染まって、暴徒と化すとこ

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    2026年05月30日
  • 死刑にいたる病

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    主人公の気持ち、ほか登場人物の説明も細かく、人物設定がちゃんとされていてわかりやすかった。グロイ表記もあったけど、それも含めてのお話として楽しめた。
    友達含め、やり取りをした人に影響されてしまうのは仕方ないと思うが、その積み重ねが人格を形成しているんだなと改めて思った。意識していないけど、今の自分の言動が誰かに影響を与えていると・・考えさせられる作品でした。

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    2026年05月30日
  • 赤と白

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    息が苦しくなるような閉塞感があるのに、なんだか気になって読んでしまった。決して遠い話ではなく、壁隔てたところに実際に居るんじゃないか?と思わせる少女たち。なんだか読み応えがクセになる作家さん

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    2026年05月28日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    タイトルのわりに、ポップな表紙が気になり
    面白そうだったので読んでみることに。
    内容もその通りで、残虐な事件なのにそこまで重さを感じさせないという…
    今までにない、なんだか不思議な感じ。
    それぞれのキャラが立っていて非常に読みやすかった。その後も読み続けていきたい作品。

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    2026年05月27日
  • 骨と肉

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    連続して起こった猟奇殺人。主人公の刑事は、20年前に起きた連続殺人と共通点に気づくが、ケガをして捜査を外れる。そんな時、元記者の従妹から連絡があり、事件について一緒に調べたいと持ち掛けられる。どうやら、過去の事件のことも知っていそうなのだが・・・
    ある血縁関係内の、病んだ精神と人間関係がエグいです。
    時を超えても呪いのように殺人者が現れる。
    サイコパスやアスペルガー、ヤングケアラーなどの文献をもとに構成されたサイコミステリといえます。

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    2026年05月28日
  • 殺人依存症

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    読む地獄を体験し、震えました。
    女性や子供が次々と被害に遭いそれもかなり残忍で狡猾なやり方で殺害されていく。警察も必死に捜査して解決されたかと思いきや....。
    社会や環境がこの世に怪物を生んでいく構図が恐ろしくもあり悲しさもある。真っ当に生きていく人間が多い中で社会のうねりや歪みからこのような殺人鬼が現れるのは仕方ないという言葉では済まされない。非常に現代社会に訴えるような作品でもありました。

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    2026年05月25日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    すごい面白かったです。
    『胸糞悪さ』がこれでもか、と書かれていて、
    真に迫って胸に来ました。
    ミステリ、というジャンルなのかな?とは思いつつ、先が知りたくてページを捲る手が止まらず。
    田舎の美少女の人生を端的に残酷にあらわした傑作だと思います。

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    2026年05月23日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    一口にシリアルキラーと言っても
    それぞれに特徴、拘り、譲れないポイントが
    あって各話新鮮に楽しめました。

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    2026年05月22日
  • 拷問依存症

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    男性2人の殺害シーンよりも、男たちのやったことの方が気持ち悪くて気持ち悪くて、殺害部分でスッキリするのがこのシリーズだなぁ。実益と世直し兼ねているから勧善懲悪ではないけれど、こういう人は現実に欲しいと思ったり。

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    2026年05月22日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    長編だったけど後味は良くないかな…事件が事件なだけに…
    そんな中こよみと森司の仲に進展あり!?一歩くらいは前進したよね?

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    2026年05月19日
  • 鬼門の村

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    胸糞悪い呪いのはなしだったー。

    主人公の大学生が民俗学の教授に雇われ、夏休み中に山奥の村でラジオ番組に寄せられた実話怪談を整理する。
    決まりは村のものを口にしないこと。水も食べ物も。
    その段階で怪しさ満点笑
    実話怪談を教授に送っていくところはとても面白く読んだけど、後半、なぜ呪いが在るようになったか分かったらめちゃくちゃ胸糞悪かったけど、まぁ面白く読めた。

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    2026年05月17日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    内容的にはトラウマもの。
    気になって一気読み。色々なことを考えさせられました。

    こういう村、大嫌い。
    本当にムカムカする。
    フィクションじゃなく、そういう差別を感じるときが確かにある。生きていれば避けられない。もっと優しい世の中でありたい・・・。

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    2026年05月16日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    櫛木先生らしい事件の濃さと同時進行で描かれる三兄姉の緩やかな雰囲気が、強弱になってて良い。事件の真相は残酷だけど、どの事件にも、背景に少しでも心が緩む時間があればいいなと思ってしまう。

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    2026年05月15日
  • 拷問依存症

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    依存症シリーズ第4弾。

    人前で読むには表紙が衝撃的なので、かわいいカバーをつけて読みました。

    シリーズ4作目ともなると刺激に慣れてきたのか、拷問シーンも乱されることなく読めました。大丈夫か私。

    ポルノ依存症という言葉を初めて聞いたので調べてみました。色々知らない世界があり、知見が広がります。

    5冊で完結だそうなので、次も読んで結末を見守りたいです。

    終始読みやすい文体で、もう一度読み返して2度楽しめました。

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    2026年05月15日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    悲惨な事件の割に全員が警察関係者で複雑な関係の家族である3人の仲の良さと他の人物含めたキャラクター、合間に登場する美味しそうな料理のおかげなのか全く重さは感じない。最後も良かった。シリーズ化するのかな。

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    2026年05月15日
  • 鬼門の村

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    面白く読んでいたのだけど、話の構成?展開?が難しくて混乱してラストちゃんと読み解けているのだろうか…と自問自答。
    こういう田舎の閉鎖的な村ってほんと怖いよな

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    2026年05月14日
  • 氷の致死量

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    主人公の周りにはいろんな(特殊な?)人がたくさんいて、本人も普通とは違った。
    あまりにも奇抜な世界に感情移入できぬまま物語は終わってしまった。

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    2026年05月13日
  • ふたり腐れ

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    櫛木理宇さんのだから読んでみた。
    あんまり面白くなかった。
    市果とイノリとセイ。二重人格ものっていまいち。ずっと面白くないなぁって読んでた。きっと表紙の絵と”女”のイメージが違いすぎて、読んでいてしっくりこないからかも。表紙がない方が良かった。
    美雨が出てきて、話は急展開。ラストは良かった。

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    2026年05月12日
  • 瑕死物件 209号室のアオイ

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    ひとつひとつの話が繋がっていくところが心地よかった。いい気持ちにはならないけど、面白い。

    堕胎の歴史を知り、結構ショッキングであった。飢饉であったり貧困の問題、遊郭に売られる、男性との力の差、男尊女卑等々、堕胎せざるを得ない状況に追い込まれる女性がたくさんいたんだなと。首や腕がねじ曲がった子供たちの情景は本当に恐ろしいが、そんなことが実際に行われており今も遠からず堕胎は行われている。
    自分に出来ることは特にないが、そういった歴史に多くの人が触れることで、繰り返さないという意識を持つ人が増えると良いなと考えたりした。

    また、あえて書かれないが問題のある家は父親がいないことが多いっていうのも気

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    2026年05月11日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    キャラクターが魅力的に描かれていて、容姿や性格、会話の展開をイメージしやすかったです。ストーリーは、主人公と家族の日常のなかに起きた事件という感じで、サスペンス感は薄めで軽い感じ。さくっとは読めたけど、好みではなかったかな…。シリーズ化したとして、手にはとらなそう。

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    2026年05月10日