櫛木理宇のレビュー一覧
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ネタバレ森司とこよみの間に何も進展しないシリーズ6巻目。
クリスマスに森司がこよみに何かプレゼントしようとして、バイトするのだが。という流れで今回も何も進みません。おしまい。
ただ、なんとなくだんだん面白くなってる気がするぞ。短編として。森司とこよみのことは、なんかどうでもよくなってきた。
・旅籠に降る雨
矢田先生の昔の教え子が嫁いだ先の旅館で降ったのは、カエルや石、泥だった。
世界でも確認された現象、ファフロツキーズの真相は。
・白のマージナル
オカルト研究部の設立は、藍が持ち掛けて麟太郎を部長にしたのだった。
その起こりは藍の部屋で頻発した、あるはずのものがなくなっていることに気づいたことだった。
・よくない家
不動産でもよくある事故物件。引っ越しのバイトを始めた森司がそのマンションで見たのは、窓の外で落ちていく男の姿だった。
しかし、そのマンションには過去に自殺した人はいない。繰り返される男の飛び降り自殺は何を伝えたいのか。
・異形の礎
大学生グループが心霊スポットの国道で足蹴にした慰霊碑は旧国道のトンネルから移設されたものだった。
以来、そのうちの一人が何かに憑りつかれてしまう。
なわけで、いつまで続くか次は7巻ですよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ櫛木理宇の学園ものホラーシリーズ、ホーンテッド・キャンパスに続き新しいシリーズが始まりました。
交通事故がきっかけで周囲に壁を作るようになった女子高生・晶水、そんな彼女にお調子者の壱がまとわりつく。
「最近、よくない夢とかみねぇ?
手に負えなくなったら、おれんとこ来いよ。いつでもいいから」
晶水はここ最近、同じ夢を見る。
S字カーブの見通しのよくない道、等間隔の電信柱、道から生える無数の白い手に母親が千切られていく。
夢から人を救い出す「ゆめみ」の力を持つ血を引く壱、そして夢を見られたことにより、夢から引き上げる力をつけた晶水の凸凹コンビ(身長的に)が夢から人を救い出す。
んなわけでまたシリーズものですよ。
最近読む小説がシリーズものばっかりになってきて困る。
ホーンテッド・キャンパスも新刊出てたから読まなきゃ(使命感)。
割かしホーンテッド・キャンパスよりこっちのほうが面白かったから次の巻に期待。 -
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ネタバレシリーズ五巻目。
個人的にはあんまり面白くないんだけど、ただな~んとなーく読み続けてる。
そんな5巻目だけど、あれ?今回なんかそこそこ面白いぞ、と思った次第で。
相変わらず、森司とこよみの距離は近づかないし、今まで出てきたキャラの名前がわからない(こんな人いたっけ?的な)
こんなキャンパスライフがあったらなぁ、と思う某理系大学卒の少子高齢社会推進実践中の独身(27才)である。
・告げ口心臓
吸血鬼伝説のように人の、特に若い女性の血を吸いたい衝動に駆られるようになったという男子学生がオカルト研に相談に来る。
双子のシンクロニシティと、幼いころに隠された犯罪は。
・啼く女
サークル合宿の写真全てに、あの女が映り込んでいた。サークルに途中入部してきて、人間関係全てを壊して去っていった、あの女が。
「バンシーが啼いてる。きっと誰かが死ぬんだよ」
女は何を告げようというのか。
・まよい道 まどい道
雪大祭も本番だ。皆が浮かれる中、一人顔を真っ青にして何かから逃げる学生がいた。
なぜ、あいつらがここにいるんだ。自分の過去を知っている奴ら。
逃げ込んだ先は出口のない迷路だった。
・姥捨山奇譚
とある村への社会実習を兼ねたゼミ合宿で、参加者たちは人ならざる老婆の姿を目撃する。
そして、その老婆は街に帰って来てからも見られるようになった。
姥捨て、無かったとされる風習の裏に確かに存在した別の風習が生み出した、良くないものが憑りつく。
このシリーズも長くなりそうだなぁ。 -
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新しい登場人物として森司の元同級生、板垣果那が出てきて、今回収録されている話に全体的に関わってきます。本の最初にある登場人物紹介に小山内陣と一緒にイラスト付きで載っているので、もしかしたら今後の巻でも出てくるかもしれません。
出口のない迷路を延々とさまよう、老婆の幽霊がまとわりつく、などいつもよりもホラー要素多めな感じでした。
ゲストの登場人物の視点で書かれる場面がいつもより多く感じ、ちょっと話のテンポが悪く感じる場面もありましたが、いつもどおり意外な真相や複雑な人間模様などが描かれていて面白かったです。
単に好みですが、果那のキャラクターがなかなか良かったです。 -
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ホラー系キャンパスライフ、糖分多めの第5弾。
2年生は秋の物語、学園祭と絡めての怪異譚が何本か。
告げ口心臓
啼く女
まよい道 まどい道
姥捨山奇譚
相変わらずに人の悪意の浮かばせ方がなんともうまく。
随所随所で、背筋に“ゾクッ”と来ました。
中でも、双子のシンクロの材料とか、フムフムと。
吸血衝動の話は上手い組み立てだなぁ、、と。
『空の境界』や『痕』『月姫』辺りがお好きであれば、、
なんて、マニアックなネタでスイマセン。。
にしても今回、三角関係未満のな争い?が勃発するのですが、
珍しくこよみちゃんサイドでの話も出てきて、、
なんとも、二人の間のもどかしさに拍車がかかってきました。
にしても、ラスト、あんな風に「秘密」なんて言われたら、
たまらんでしょう、いろんな意味で、うん。
さて、次は冬と言えば定番の“クリスマスネタ”でしょうか、
既にオチが見えているような気がしないでもないですが、楽しみです。 -
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読んでみてまず思ったのは、“青春”だなぁ、、との点。
主人公二人の微妙な距離感がなんとも甘酸っぱいです。
季節は夏、定番のサークル合宿、海辺の肝試しネタなども。
ただ、思った以上に生理的に“来る”ホラー要素もあり、
背筋から下にかけて、ゾワワッとしました。
それでも終盤で“馬”をいる機会が出てきて、
少しは前に進むのかな、、とかなんとか。
ちなみに副題でもある“死者の花嫁”、
実際に東北は山形の辺りの風習にあるそうです。
ムカサリ絵馬、今でも残っているのかはわかりませんが、
一度現物を見てみたいような、なんて。
さて、次は秋から冬にかけて、ですかね。
ふと、こんな大学生活をやり直してみたいな、とも感じてみたり。
今度はあそこまでの人間不信に陥ることも、、なんてのは郷愁ですね。