櫛木理宇のレビュー一覧

  • 鬼門の村

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    村ホラー?村サスペンス?
    閉鎖的な村での社会実験を依頼された大学生が経験する怪異…。

    どうとでも怖い作品にできそうだが、そこではなく土着の空気感や雰囲気が丁寧に描きこまれていて、気持ちよく読める。
    村でのルールなどが、やがてこの村の”存在理由”などに繋がっていく過程も良く練られており最後まで楽しめた。

    変なエログロがなく、どこか透明感のある文章は作者の力量なのだろう。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年08月23日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    好きな作家さんが数名名を連ねていたので、電子書籍をポチって読みました。

    どれも面白かったですが、個人の意見としては、アンハッピーエンド的な、胸●な結末の話もあり、そうゆうのは求めていないなぁ〜と飛ばし飛ばし読んでしまいました。

    怖さを求めて読むには、良いアンソロジーです。

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    2026年08月20日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    夏なので怖いものが読みたくなったのと、斜線堂先生が入っていたので読みました。
    ホラーって、結局どういうことだってばよ…となる話が多いなと改めて思った。特に最後の話は難しかった。得体の知れないものってやっぱりこわい。
    『かんのさん』が1番好きだったかな。お母さんが報われなさすぎる。

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    2026年08月20日
  • 執着者

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    前半ホラーすぎた。
    後半は警察小説という感じで登場人物も多く混乱するところが多いが、綺麗に話がまとまっていた。

    老人や弱いものには優しくしましょう、と言われているけど、それを悪い方に取られる可能性もあるから、時と場合、人を選んだ方がいいなと思った。

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    2026年08月19日
  • 骨と肉

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    ネタバレ

    ガンジはヒロじゃないのか、否定はされてるけれどもやっぱり気になる。

    シリアルキラーだったり、カサンドラ症候群、機能不全家族とさまざま要素が含まれていて、とても興味深くて面白かった。
    1番最後の、「きぃ、きぃ、、」が気になるなぁ。アルコールの問題ってどうしても完治はしないし繰り返してしまうものだし、赤い穴蔵に入ってしまった主人公がその後も平穏な日々を送ることができるのか、いっときの平穏で終わってしまうのか気になる終わり方でとてもよかった。

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    2026年08月19日
  • 七月の鋭利な破片

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    櫛木さんの作品は自分の価値観と近い気がしていて、毎回刺さる部分があります。家庭環境に関する問題は自分とそっくりすぎたりするので読んでて辛かったり、トラウマによる悪夢も見ましたがそれでも主人公たちを仲間のように感じながら読めて良かったです。

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    2026年08月18日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    民俗学ベースのホラーミステリーといった感じ。
    割りのいいバイトに行っただけのはずだった主人公は、結局、自分の心に溜まっていた暗い面を引きづり出され、地獄の釜の蓋を解き放つ役目を負わされてしまった。

    ホラーではあるがすべては人がなしたことであり、人怖な作品だった。

    八方塞がりで希望の見えない貧しい村に生まれた村人たち。そこに与えられた悪魔の囁き。でも村人にとっては今の環境を抜け出すための蜘蛛の糸。人は自分のためにここまで誰かを蹂躙できるのか。

    しかし誰かを踏み台にして得た安寧は続かず、積もり積もった憎悪は解き放たれてしまい、これからどんな災厄がもたらされるのか。

    とは言え、今いる人たちで

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    2026年08月18日
  • 骨と肉

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    登場人物たちが狭く濃密な血縁・社会関係の中で、互いに密かな狂気を孕んで絡み合い、でもって、とにかく人が死にすぎます。
    もっとも、ミステリ小説なので多少は強引な設定や展開があっても致し方ないことは承知しておりますが、それにしても非現実的過ぎることは否めず、やや首をかしげるところはありました。
    完全にSFやホラーに振り切っちゃえば、すんなりと受け入れたのでしょうが、社会派路線での猟奇的な連続殺人の謎解きものとしては、個人的には突飛に感じました。

    しかし、そこに描かれる事件の猟奇性と、その裏に潜む「宿命」とも呼ぶべき陰惨な連鎖には、底知れぬ恐怖とゾクゾクするような魅力はありした。
    環境か血縁か、す

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    2026年08月18日
  • 死んでもいい

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    正直、よく分からないオチでモヤモヤするのもあったけど…人間の内面的な恐怖が描かれ、ゾクゾク感やどんでん返しを味わえる。
    ホラーは苦手だけど、短篇だったからサクッと読めてよかった。でも、やっぱり長編のほうが好きだな。

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    2026年08月17日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    28歳のキャリア警視・佐桐眸巳が週末は兄姉とスローライフを送りながら事件を解決していくミステリ。

    犯罪がらみの重い物語を書く著者のイメージを気持ちよく壊された。

    今作は眸巳の全く偉そうにない署長ぶりに続き、兄姉とのスローライフ、推しへの鈍感対応など、ライトな分量が多い。
    とはいえ、子供へを保護しない親、裁かれない犯罪者など、重い部分もしっかり出てくる。

    色々伏線もちりばめられていて、伏線回収も楽しかった。
    続編が出そうで楽しみな作品。

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    2026年08月15日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    エピローグとプロローグが同じ文章なのに全く違った話になってて震えた。一気読み不可避でしたが、めっちゃ重い気分になっちゃうので元気な時に読めばよかった… でもさすが櫛木理宇さんていう夢中になる文章さすが。

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    2026年08月14日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    ものすごく好みな感じで入っていったのだけど、最後で少し失速してしまった。
    教授が世界もろとも死のうと思ってるのはわかったが、もしかしてヨリが中途半端な災害とかなら余計辛くない?と思ったりした

    呪いの部分はとてもえげつない。

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    2026年08月13日
  • 氷河期のゴミ

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    時代や世間や親や環境が多分に左右することもあるんだけど、なんだろうなぁ。
    世代の鬱々とした感じはよく出てたと思う。

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    2026年08月12日
  • 氷河期のゴミ

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    氷河期世代の1973年生まれ、51歳のSNSで知り合った人たちが社会の不満を募らせ、一矢報いるべく毒殺や立てこもり事件を起こす。社会の底辺の人々の息苦しさがひしひしと伝わってくる。
    SNSのメンバーを特定するのが謎の一つだが、最後驚くと同時に小さな愛があった事に少しホッとした。

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    2026年08月12日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    怪談をまとめるバイト、2万8000円
    事故物件に住み込みで、その土地のものを飲食してはならない

    ……やらないなぁ

    なに、黄泉竈食とか?
    食べたらゾンビとか?
    気になり読んだ


    ある村に関する怪談をピックアップしていくうちに
    その村での忌まわしい因習にブチあたり
    囚われていくか?解き放つのか?を迫られる主人公
    彼が選んだ道とは……?


    ま、ゾンビ関係無しでした


    表紙は、彼らだったのか

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    2026年08月11日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    いつもグログログロなイメージの櫛木さん。
    こういう軽いキャラメインの話を読むのは、はじめてかも。

    事件はグロいんだけど、スローライフとか推し活の部分がふんわり軽いので、事件の印象がすごく薄い。
    シリーズ化するのかな?あんまり好きじゃないかも。

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    2026年08月11日
  • 氷河期のゴミ

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    読みやすいのですぐに読める小説です。
    氷河期世代が抱えるなんともいえない感情がテーマにありますので、この世代の方は気持ちがわかりそうです。
    一方で世代ではない人には当事者意識もそこまであるかわからないので、どうでしょうか。
    小説としての面白さは可もなく不可もなく思われました。
    私も氷河期世代ですので、この世代が関連する今後の社会課題が心配です。

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    2026年08月09日
  • 鬼門の村

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    ホラー得意ではないけどあらゆる話が繋がっていくところは面白かった。
    こういう村というか、考え方の人たちはまだいるんだろうなと。
    閉鎖的なムラ怖い。

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    2026年08月09日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    気がついたら馴染んでいて違和感を覚えるのは自分だけ。家族がどんどん狂っていく。
    洗脳の怖さが際立つ作品です。
    マインドコントロールってこうやって起きていくのかと思ってしまうようなジワジワと気持ちの悪さと狂ってる状態なのにそれをおかしいと思わせない持っていき方が怖かったです。
    櫛木さん作品大好きで読むんですがやっぱりグロさというかおどろおどろしい感じがたまりません!!

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    2026年08月08日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    アンソロジー作品『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』を読みました。
    警察小説ばかりを収録したアンソロジー作品です。

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    今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!

    入れ墨の男とのトラブルが呼ぶ悲劇、若き警官が追う連続窃盗犯、動機のつかめない放火魔、30年前に解決したはずの事件に自首してきた男、突然駐在所勤務を希望した警官の真意、若き警視が挑む滅多刺し死体遺棄事件、スパイ容疑のかかったロシア人武官の追跡。人気作家7名が、それぞれに趣向を凝らした珠玉の警察ミステリー。
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    2024年(令和6年

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    2026年08月08日