櫛木理宇のレビュー一覧

  • 鵜頭川村事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古い価値観がはびこっていた時代、とはいえ、狂ってます!!

    描写が生々しくて、おぞましいです。最後の対決シーンは斜め読み…。

    まさにパニックサスペンスでした。

    0
    2025年07月02日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    基本短編買わないですが、好きな作家貴志祐介有栖川有栖櫛木理宇恩田陸が出てたので買ってしまいました。
    まあやっぱり短編なので物足りなく感じます。
    貴志祐介と櫛木理宇が良かったです。
    いい意味で、櫛木さんはなんでこんなに気持ち悪い文章をかけるんだろうかと思います笑

    まあまあ面白かったような…

    0
    2025年06月28日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    うーむ。という短編もあったけど。
    初めて読んだ 北沢陶が面白かったから、ほかも読んでみようかな!という発見が嬉しい。
    北沢陶は船場を舞台にした話が多いのね。楽しみ。

    0
    2025年06月21日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    コールセンターの派遣として働く飯島市果が、居酒屋で隣合った男に女の匂いを感じた。
    その男を町で見かけた後、女の格好でホテルから出てくるのに気づき、その後無造作に人を殺すのを見てしまってから男との共同生活が始まる。

    殺人を繰り返す男(女)に感情が見え始めた頃、警察に追われることになる。
    それまでの事件に関連性があるのを感じていた馬場は、24年前に誘拐された娘の持ち物が彼らが去ったホテルに残されていたのを見つける。
    いったい、これは…。

    本当に一果はストックホルム症候群となったのかというのも少々あやしいが、この2人の成育に共通する何かがあったのも一緒に行動する一因となったのではと思った。
    残酷

    0
    2025年06月17日
  • 虎を追う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    30年前の幼女連続誘拐殺害事件の死刑判決の確定した犯人の内の1人が拘置所で死亡した新聞記事を読んだ主人公が、その事件の犯人に違和感を抱いた過去を思い出し、孫の旭や旭の友人の哲、知人の小野寺記者達を巻き込んで真犯人を追うストーリー。伏線の回収もしっかりされていて、とても読み応えのある作品だと思います。

    ところどころ残酷な描写のシーンもあり、そういうシーンは、本当に女性の作家さんが書いたのかと思った位読むのが辛かったです。

    この作品の中では、様々な人間の歪んだ愛情や犯人の自己顕示欲の強さ、自尊心の高さ、周りの人間の愛情を利用する姑息さが上手く表現されているなと思いました。人は誰でも間違うけれど

    0
    2025年06月20日
  • ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない

    Posted by ブクログ

    シリーズ第13弾です。
    森司の彼女ってそう言うことかい!なんかドッペルゲンガー的なのかあるのかと思った。
    まぁ、良かった笑
    旅行っていうと因習村しかないんかいと突っ込みたくなりますね。

    0
    2025年06月15日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    コールセンターの派遣社員として働く飯島市果。打ち明け話をできる友達もなく、淡々と日々をやり過ごす。そんな彼女がひとり飲みの居酒屋で出会った“女”。彼女が街で無造作に人を殺すところを目撃した時から、連続殺人鬼との同行が始まる。

    終始市果目線で語られているからか、“女”の異常さが際立つが、彼女に共感や友情すら覚え始めた頃から、市果の歪さが現れてくる。
    そしてそこに24年前に娘を拐われた警察官の人生が交差する時、事件は様相を変える。
    美雨と市果の関係。本当に歪んでいるのは誰か。
    連続殺人鬼さえも霞むほどの本当の狂気に背筋が凍る。
    これで終わらないという終わりにゾッとした。

    0
    2025年06月14日
  • ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく

    Posted by ブクログ

    シリーズ第12弾です。今回はいじめ絡みのお話しが多くって、ツラかった。
    こよみちゃんもハラスメントされてたなんて。嫌な世の中だ。森司がガツンと言えて珍しくカッコよかった笑

    0
    2025年06月11日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

    Posted by ブクログ

    シリーズ第11弾!まぁ、いつも通り。
    感想書いて保存したと思ってたら、できてなかったみたいで、読んでから少し経っちゃってました汗。
    ちょっと経ったらもう内容がちょっと思い出せない笑。
    その時はちゃんと楽しんでるんですけど‥。

    0
    2025年06月07日
  • 死蝋の匣

    Posted by ブクログ

    白石和井田コンビニ第2弾!絡みがよかった!!!
    唯一ホッコリできるのが、白石と和井田と果子ちゃんが喋ってる時!笑
    それ以外はずーっとグロいえぐい話。
    この気持ち悪さを書くの櫛木さんはすごく上手ですね…。他作品もそうですが。
    でもこれが実際にもある話で、だっこ会というか幼女のアイドルって実際にいるんです。Twitterにもいるし、なんなら私は家の近くの公園でちょうどこれに出てくるだっこ会というものをしているのを目撃しました。すごく身近に起きていることなので考えさせられるし、そうだったんだ…と思うことも多々ありました。
    読んでて苦しいです。

    0
    2025年06月02日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    私の中で櫛木理宇さんはイヤミスを超えたオゾミス作家の位置付け。
    本作もその悍ましさは健在。

    さしたる理由もなく本能の赴くままに次々と殺人を繰り返す大柄な女。
    人質となり共に行動する事になった派遣社員の飯島市果。

    連続殺人鬼との殺人行脚。

    殺害シーンが緻密に描かれていない事が救いだが脳内映像をシャットダウンした状態で読み進めた。

    ストックホルム症候群のような関係性に、危険信号が点滅するが、真相は更にその上をいく。

    サイコパスの狂気に慄きながら彼女達の行く末を見届けた。

    櫛木さん今回も容赦ない。
    新たなシリアルキラーの誕生だ。

    0
    2025年05月25日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

    Posted by ブクログ

    シリーズ第10弾です。今回も短編3作品。
    2人の仲は順調?です!
    森司がオカ研に入った頃のエピソードも読めて面白かった。生き霊の話しもたびたび出てくるけど生き霊はなんか可哀想になります。

    0
    2025年05月25日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

    Posted by ブクログ

    シリーズ第9弾です。今回はいつも通り短編。短編の方が軽くって読みやすい気がします。
    新しいメンバーも加わり、今後どんなおかしな事と遭遇するんでしょうか?最後の話しは怖かったです。

    0
    2025年05月25日
  • 骨と肉

    Posted by ブクログ

    血族の連鎖。

    まともな家庭で育たないと、こんなに歪んでしまうのか?

    登場人物たちが何かしら闇を抱えていて、もうやめてあげて!と叫びたくなる。

    0
    2025年05月23日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

    Posted by ブクログ

    シリーズ第8弾。初の長編です。ホラーで因習村‥苦手です。閉ざされた村の因習って気持ち悪いですよね。クローズドサークル。村の因習。兄弟姉妹の因縁。親との確執。死者が行き場をなくした村と要素が多過ぎてちょっと食傷気味になりました。まぁ、でも5人は相変わらずでよかったです。

    0
    2025年05月23日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今まで読んできた本の中でここまでラストが想像つかなかった本あるかな。
    しかもある意味「たぶんこういう感じになる……と思う」みたいなオーソドックスな展開を想像した後に、「いやいやそっちかよ!!」と突っ込む系。てっきりテンプレというか想像しやすい感動もの(主人公が刑事の娘で、主人公はこれまでのことを振り返りながら成長していく的な)だと思っていたら、「そんなわけあるか!」と殴り飛ばされるような印象。面白かった。

    0
    2025年05月23日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

    Posted by ブクログ

    ホーンテッド・キャンパスシリーズ第7弾です。今回は夜に這うものが怖かった。自分が虫が嫌いで気持ち悪いし、怖いからかもしれない。あと、被害が主人公に及んでるからかもしれない。
    まぁ、2人の仲は周りから見たらバレバレなのに2人の間だけわかってないの焦ったいですね。

    0
    2025年05月21日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    ホラー短編集。もっと心が元気な日に読めばよかったな。精神的に疲れている時に読むと悪意や嫌悪感がグサリとくる。有栖川有栖『アイソレーテッド・サークル』が一番印象的。どうやら私はデスゲームのような話がとても怖いらしい。

    0
    2025年05月20日
  • ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜

    Posted by ブクログ

    シリーズ第6弾。毎回新しいキャラクターが登場するけど、私的にはオカ研の人たちと依頼者だけでいいんだけどなぁ。今回は森司の中学時代の部活の同級生が登場したけど、悪い子ではないが、なかなかウザい。
    まぁ長く続くシリーズだからどんどんキャラクターが増えるんだろうけど、森司とこよみちゃんがうまく行くことを祈ってます。
    ホラーというより青春ラブコメのノリで読んでます。

    0
    2025年05月16日
  • 執着者

    Posted by ブクログ

    老人がストーカー?油断を誘うサイコっぷりにやられた。一見弱そうな爺さんにはなんとなく敬老精神をもって見てしまう。そこが穴であり被害者の地獄が続いていく事となる。怖かった。事件が紐解かれていくと割と普通なんだけど、謎が多い序盤は正にヒトコワ。この先こういうようなイかれた人間に絡まれるかもしれない。老い先こんなヤバい老爺になってしまうのではないか、失うものが何も無くなって…櫛木理宇の本を読んでそんな不安と恐怖に苛まれる。いつもだ。でもこの人の作品をまだまだ読みたい。

    0
    2025年05月14日