櫛木理宇のレビュー一覧

  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    櫛木理宇『首なし晩餐 スローライフ刑事の事件簿』文春文庫。

    『首なし晩餐』と『スローライフ刑事』という猟奇的なワードとソフトな軽さを感じるワードが同居する不思議なタイトル。

    ゆるさを感じる雰囲気の中、主人公のキャリア警視とやはり警察官の兄姉が猟奇連続殺人事件を捜査するストーリーが進行するのだが、犯人の正体とその動機がしっくりと来ない。

    巻頭に人物紹介とオタク用語解説が掲載されているが、オタクらしいオタクは登場しない。


    28歳のキャリア警視の佐桐眸巳は地元の新崗県に署長として赴任し、週末には同じ警察官の父親違いの兄姉と同居生活を送りながら、山菜採りや料理、キャンブなどスローライフを楽し

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    2026年05月10日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    洗脳の過程が描かれていた。人が壊れていくのはこんなにも簡単なのかと、恐ろしい。睡眠は本当に大事。他人に優しく生きたいが、関わったことで大切な家庭や生活が崩されていく可能性もあるのかと思うと東京の無関心なご近所付き合いは有難い。
    いじめられっ子の心理で、いじめられている自分を認めたくないから相談できないっていうのが心に残った。確かに、本当に恥だと思っている部分はなかなか相談できないものだと。
    最後は驚きだった。ただ、救いがあって本当に良かった。

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    2026年05月08日
  • 残酷依存症

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    「依存症」シリーズ第2作。
    胸糞の悪い、恐ろしい話だった。
    シリーズの続きはどうしようかな?
    読むか、読まないか?
    黒幕の最後がどうなるのかは気になる。

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    2026年05月07日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーには信念や哲学、こだわりの条件やルールが決められており大変興味深かった。
    とても感情移入できる人物達ではなかったが、なぜシリアルキラーになっていったのか、怪物が生まれる過程がそれぞれ書かれており悲しい歴史にも触れられたような気がした。作家ごとにどこか魅力があり、異なるシリアルキラーをうまく書き分けていてアンソロジーならではの楽しみ方が味わえました。

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    2026年05月06日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海 「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン  「脳JILL」
    櫛木理宇   「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎 「ご乗車の際は」

    なにせ登場人物がシリアルキラー、どんな不幸な目に合っても自業自得と安心して読めた。
    チレンさんの華麗な殺人者のお話が面白かったな。
    櫛木さん、くわがきさんは、まあまたよくも絶妙に嫌な気分にさせるお話のことだ。(感心)
    生殺与奪の権というワード、某有名漫画を連想して仕方ありませんでした。
    タイトルと企画の勝利。

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    2026年05月05日
  • 殺人依存症

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    もうタイトルからしていかれてんな、とは思ってたけど中身読んでなおいかれんてんな

    最初から最後まで本当に救いがない
    こんなもう、何というか

    そしてこれシリーズ化してるのか・・
    んー悩む続き読むか否か

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    2026年05月05日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    こわくない。
    ゾクゾク感がなかったな。

    ヨリが不憫でならぬ。
    貞子やジョジョthe bookの明里みたいな。

    日本の昔の村のしきたりって、結局男性の欲望やエゴによるもんなのかなあ。
    たしかにヨリの味方をするわな。

    作中、ラジオの投稿がひとつのショートストーリーになっているので、さくさく読めます。
    ただ、いかんせんゾクゾク感が感じられなかったので、3点ですね。

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    2026年05月04日
  • 鬼門の村

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    櫛木理宇さんといえばオゾミスの印象が強いが本作は初の本格ホラー長編。

    主人公は大学生の友部清玄。

    社会民俗学の教授・嘉形佐之助の依頼で、夏休みに山奥の村へ赴き、ラジオ番組に寄せられた実話怪談の整理を任される。

    注意点は二つ。
    ①昭和三十年代に一家惨殺事件が起きた家に滞在すること
    ②土地の水や、そこで採れた食物を口にしないこと。

    日給は二万八千円だが、私ならどれだけ大金を積まれても引き受けない。

    怪談はどれも不気味で、村に隠された真実は想像を超えていた。

    怨念が渦巻く鬼門の村。
    一番恐ろしいのは人の心に巣食う鬼だと痛感する。

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    2026年05月03日
  • 鬼門の村

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    そんなに怖くなかったです。とある村の秘密を少しずつ解き明かしていく感じ。じめーっとした読み心地でした。

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    2026年05月03日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    可もなく不可もなく
    ゆるゆるふわふわパーマぐらいの読み応え
    事件自体はエグいものなんだけど
    それすらそこまでの重みは感じず
    読みやすいんだけど薄味
    でもドラマ化するのはしやすそう
    あと元ネタ?の事件は知らなかったから
    ググって調べたいと思う

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    2026年04月28日
  • 鵜頭川村事件

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    実際にあった事件か?と思う程リアリティがある。知らなかったけどドラマ化したらしい。
    長雨と閉鎖された村と鬱屈って恐ろしいなぁ。
    読むの時間かかったけど、オチがシンプルなのに意外性あって良かった。

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    2026年04月28日
  • 死刑にいたる病

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    途中で、そうかな、ちがうかな、やっぱり!えっそうなの、と繰り返し乱高下。
    それにしても読後は気持ちがずぅんと下がりました。それも作者さまの筆力があってこそ。

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    2026年04月26日
  • 拷問依存症

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    依存症シリーズは5部作なの?あと1冊?
    それで浜真千代の目的などが分かるのか?
    間を空けて読んでいるから、今までのがぼんやりなんだけれども。

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    2026年04月25日
  • 鬼門の村

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    全体としては読みやすく、ホラーとしてはやや軽めの読後感。
    手紙や証言のような断片を整理していく構成が印象的で、短編を挟み込んでいるようなテンポの良さがある。
    その分、一つひとつのエピソードはサクッと読めて、流れに乗りやすい。
    昨今のモキュメンタリーブームのった印象。

    ただ、その“断片を繋いでいく面白さ”に期待して読み進めると、少し肩透かしを食らう部分もある。
    呪いの原因が、それまで積み上げてきた要素から導かれるというよりは、やや唐突に提示される印象があって、そこは正直もったいない。
    伏線を拾う楽しさを感じる前に終わってしまった感覚が残る。

    ラストについては賛否が分かれそうだけど、ホラーとし

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    2026年04月22日
  • 鬼門の村

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    個人的に因習村ものは当たりハズレが大きいと思っていて
    本作は当たりだな!と。
    ラジオの怪談投稿資料を整理するという話の流れも読みやすかった。

    ジワジワと恐怖の範囲を狭めていく感じが好み。
    ラストもいっそ清々しくて良き。

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    2026年04月20日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルから郵便に関する内容なのかなと思っていたけれどそうではありませんでした。
    皆さんの感想を読んでいるとあまり人気がないようですが、わたしは最後のお話の『さなぎおに』が好きでした。偏った願望のために人を犠牲にしながら自然の摂理に反することを組織ぐるみで行なっていることぞわぞわしました。

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    2026年04月19日
  • 殺人依存症

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    女子中学生や男子小学生が拉致され、惨殺される。

    性犯罪者の罪悪感のなさはリアルなんだろうなぁと思った。
    シリーズ三作目から読み始めてしまったので、浜真知代が性犯罪を虐殺する訳にここで納得。

    三作目とかが被害者に対して同情できなかったから、今回の被害者たちが可哀想でたまらなかった。

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    2026年04月18日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    こういうアンソロジーの本を読むと、
    それぞれの作家さんの個性がより際立って
    面白いなあと感じる

    脳JILLが面白かった
    ご乗車の際は、にも近しいところがあるけど
    シリアルキラーは変なきっかけで
    殺すことに目覚めるし、その時の興奮が忘れられなくて、また次、また次、と止められなくなる
    ギャンブル依存症の人となんら変わりない
    それを脳汁で表現できるのとてもいいな、と感じた

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    2026年04月12日
  • 殺人依存症

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    人が人じゃなくなる時はいつだろうか。

    私の人生において、浮かんだことのない疑問だった。

    本作「殺人依存症」はそんな疑問が生まれる作品だ。

    無慈悲な方法で子供たちが殺される。
    その事件を追う刑事。
    その刑事の過去。
    残忍な犯行を繰り返す犯人の本当の親玉。

    どれをとっても、どこか痛くて苦しい。

    境遇が不幸であれば、人を殺していいことにはならない。
    でも人にされた消えない傷や憎しみは、人じゃなくなって初めて昇華されていくのかもしれない。

    少し引っかかるのは、刑事を陥れるために起こした事件だと分かってたから、親玉はそこまで「殺人」に依存していたわけでは無いというところだ。

    親玉が依存して

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    2026年04月10日
  • 拷問依存症

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    2026/4/9

    拷問された男の死体が見つかる。

    「YAMETE」は海外で卑猥な言葉として知られている。

    悪って大きすぎると、現実味がなくて怒りが湧きにくいものなんだな、と思った。
    風俗で女の身体に釘を打って興奮するってどういうことよ?それは性欲じゃないよね?

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    2026年04月09日