櫛木理宇のレビュー一覧

  • 悲鳴(新潮文庫)

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    狭いコミュニティ。風習。
    しかたない?
    そうなの?

    相変わらず、胸糞悪くさせられる。
    だけどわかってる。
    そこが面白い。って思えるから。

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    2025年12月13日
  • 殺人依存症

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    このシリーズ(「依存症」シリーズ)の表紙をXのTLでよく見かけたので、気になって読んでみました。

    なるほど。
    サイコパス……。

    シリアルキラー(と言っていいのだろうか?)である浜真千代は、シリーズを通して登場しそうな予感があります。
    尼崎連続変〇事件の主犯のおばさんを彷彿とさせる存在。

    自分は直接手を下さず、指示するだけで他人を操り、犯罪を犯させる。
    まあ、汚い人間ですよね。

    しかも、他人の弱みに付け込んだり、隙を見つけて上手く人を転がすのが非常に上手い。
    「この人はいける」と、つけ込む隙のある人間を瞬時に嗅ぎ分ける力に長けているのです。

    彼女には占い師としての顔もありますが、占い師

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    2025年12月12日
  • 鵜頭川村事件

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    2016年の別冊文藝春秋連載を経て、2018年に単行本化。2022年にはコミカライズ、テレビドラマ化もされている話題作。

    舞台は1979年、山間の鵜頭川村。
    当時流行した歌謡曲や歌手名が物語に散りばめられ、昭和後期の山村という空気感へすっと入り込める。

    豪雨により村は“陸の孤島”と化し、その閉塞のなかで、櫛木作品らしい昭和的家族制度・血縁の濃さ・地域因習が、一気に噴き出していく。
    特に若い男子たちを中心に高まっていく不満や暴走は、読み手にも圧をかけてくる。

    その豪雨による濁流のような人間関係に紛れ込んでしまう父娘。娘の利発さはやや物語的だが、追い詰められていく緊張感はラストまで途切れない

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    2025年12月12日
  • 残酷依存症

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    まだわからん所だらけですが真千代… 今回は間違ったことしてないよと思ってしまった。今回の犠牲者は罪を犯し過ぎてるし調子乗り過ぎてるしやり過ぎてるし自業自得としか思えぬ。一冊目は何やねんこいつと思ってたけど真千代がめっちゃ気になって仕方ない存在になってきた。3冊目楽しみ。

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    2025年12月09日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    子供や性犯罪が出てきて胸糞悪い部分もあるけどそれ以上に先が気になってページをめくった。
    次に繋がる最後なので、次回作にもこの女が出てくるのかな。次回作も手に取ってみようと思う。

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    2025年12月09日
  • 鵜頭川村事件 上 無料試し読み版

    匿名

    購入済み

    以前聞いたことがあるタイトルだったので読んでみました。この話ではまだ内容がわかりませんが、面白そうです。

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    2025年12月09日
  • 拷問依存症

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    『殺人依存症』『残酷依存症』『監禁依存症』に続く依存症シリーズ第四弾。

    櫛木理宇は容赦ない。
    「拷問」のタイトル通り、目を覆いたくなる描写が延々と続く。

    指を切断され、歯を抜かれた男性と思われる全裸遺体が発見される。
    検死の結果、生活反応あり。
    つまり被害者が生存中に受けた暴行である事が判明する。

    これは復讐か連続快楽殺人か。

    シリーズを読んでいる人であれば、真っ先に脳裏に浮かぶ一人の女性。

    嗚呼やはり…。
    浜真千代に手加減の文字はない。

    高比良巡査部長の過去まで暴かれ後半は衝撃の展開へ。

    スリリングだが癖になる櫛木ワールド。

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    2025年12月08日
  • 拷問依存症

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    シリーズだったか
    まったく前作を覚えてない、と思ったら、読んでなかった

    内容はとにかくエグかった
    しかもホントにありそうで
    浜さん、今回は少なめ

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    2025年12月08日
  • 七月の鋭利な破片

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    ネタバレ

    14年前と現在とを行き来しているのでちょっと混乱する。
    が、ヘンにどんでん返しにしなかったので、読後感よし。

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    2025年12月08日
  • 氷の致死量

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    ”戸川更紗はわたしと同じだったー。その推測に、確証がほしい。わたしは孤独ではないのだと、先人がいたと思いたい。

    彼女を理解することで、わたしの心を癒したい。”

    そんな文章が初めのほうにある。そして読み進めていく。

    グロい残酷な表現はこの作者の特徴で私はそれが好きだ。

    読んでいくうちに小説ではあまり感じたことのない、ハラハラとしたり、どきりとしたりする体験をした。

    いったい”わたし”は最後どんなハンドルネームにしたのか。氷が溶けたらいったい何に変化するのだろうか。

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    2025年12月06日
  • 七月の鋭利な破片

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    鋭利な破片。タイトルそのもの。
    苦しかったよね。痛かったよね。
    それでもその破片は胸に刺さったまま一生とれない。傷も癒えることはない。
    でもそれでも生きて。

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    2025年12月06日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    残酷な事件すぎて目を背けたくなる。
    そんな人たちって結構いると思う。

    内容が残酷だからあんまり高評価つけにくい感じするからもう少し評価されてもよさそう。

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    2025年12月05日
  • 死刑にいたる病

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    実写映画の公開の宣伝で興味を持って読んだはずだったのに何故か登録されていなかった。不思議だ。阿部サダヲが榛村役で、小説読んで若干違和感があったのを覚えてるので間違いないはずなんだけども。榛村のサイコ具合に着目すればドンピシャだとは思う。悪意を持った親切、害意を隠した好意は恐ろしい。

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    2025年12月03日
  • 死刑にいたる病

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    十代の少年少女に虐待を加えた上で殺害を繰り返してきた連続殺人鬼・榛村大和。彼はパン屋の元店主で、主人公の大学生・筧井雅也のよき理解者であった。そんなシリアルキラー・大和から、1件の冤罪の証明を依頼される雅也。調査を進めるうちに、大和に魅せられていく雅也。そして何故か明るくなる雅也。背後にあるのは小児虐待で、被虐待児の成長後が描かれている。

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    2025年12月03日
  • 鵜頭川村事件 上

    購入済み

    小説の方が良かったのかもしれない。一応下巻も読んだあとで小説を読みたいと思った。期待していた内容とは違った。

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    2025年12月01日
  • 鵜頭川村事件 下

    購入済み

    思っていたのとは

    …思っていたより深くなかった。期待していたジャンルではなかったかも。グロさもそれほどではない。小説を読むべきだったか…

    #ドロドロ #ダーク

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    2025年12月01日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    結婚式のサクラバイトなんてあるのかと思って調べたら本当にあった!しかも給料良い(笑)やってみたいが、咲希が出席するような訳あり結婚式ばかりだとストレス溜まりそう。史郎を一途に想っていて、熱のときもお化粧をしてお出迎えなんて凄すぎる、、相手に夢を見すぎると推し活のようになってしまいそうなのだが…。一途な咲希も可愛いが、お酒とお金に目がない百合香も好き。トイレの不思議や事故などわちゃわちゃしていて面白いが、結婚をあまり考えていない人に撮っては少し共感ができないかなといった作品。咲希が史郎と結ばれそうで、サイドストーリーが読みたくなった。

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    2025年11月28日
  • 死刑にいたる病

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    サイコパスの内側にある恐怖を思い知った気がする。
    何が本当で何が偽りなのか読んでいて分からなくなった。
    終わり方も恐ろしくもある。

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    2025年11月26日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    宅配の荷物にかかわるホラーかと思ったら勘違いしていた笑
    木江恭さんの「夢見鳥」が好き。
    あまり怖すぎないのでちょっとした時間に読めていいかも。

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    2025年11月24日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    1995年。東京で働く男のもとに、一時期住んでいた田舎の友人から電話が入る。サチが、自殺未遂をした。サチの家の前に「この骨が本物のサチだ」というメモ入りの段ボール箱が置かれたことが引き金になったのか? サチは小学五年生、11歳の時に誘拐され12年間監禁されていた同級生。時は1983年に戻り、小学五年生、男三人、女二人の仲良しグループ、各視点で、サチが誘拐されるまで、誘拐後の変質者による監禁生活、23歳になって家に戻ってきてから、の話がそれぞれ語られる。もう一つ、サチより年長で、美人で、高校卒業後すぐに結婚した女が、離婚するために夜の仕事を始めるという話も。サチの家の前に置かれた骨は、その女のも

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    2025年11月24日