櫛木理宇のレビュー一覧

  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルで面白そうだなと思った勢いのまま読み始めたらホラー。苦手意識はあるけど読んでみました。怖いというより不気味な印象。終わり方は全部余白がある。読み手の想像に任せる部分が大きかったような気がします。普段ミステリーを読むことが多いのではっきりしてほしい~と思ったのですが、この余白がホラーの醍醐味なのでしょうね。

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    2026年02月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    六人の作家による六編のホラー集。
    『小説新潮』『小説すばる』から計五編、書き下ろし一編が収録。
    まるで『世にも奇妙な物語』のホラー回を小説にしたような内容で、このまま原作として使用できるのでは?と思わされた。
    読んでいて恐怖というより不気味さを感じる話が多い。

    一番面白く読めたのは尾八原ジュージ「かんのさん」。次点は斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」。

    ただし、皮肉屋文庫「さなぎおに」は、内容もオチもちょっとよくわからなかった。
    あと、芦花公園「噛み砕くもの」の序盤の動画のシーンは描く必要性があったのか、甚だ疑問。

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    2026年02月22日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    監禁?軟禁もののお話はセンセーショナルなので結構あって、何冊か読んでいるけれども。

    そして例によって櫛木節の痛々しい描写が延々と続いてそれはそれでいいのだけれども。

    ちょっと後半の展開が強引に過ぎるんじゃないかと思ってしまって評価低めになっちゃったな。

    参考文献として北九州の事件があってまぁそりゃそうかと思うけど、この事件のノンフィクションを先に読んじゃってるのもあって。まさに事実より奇だったので。

    変わらず著者のファンではあるけども、可という感じになった。

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    2026年02月19日
  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川

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    始まりは衝撃的だけど、被害者家族が動機を淡々と追う様が本筋。
    日本の表立って出てこない負の歴史を背景に、三代に渡って繰り広げられる動機を探す展開で、ベースには被害者家族同士の友情や、定年間近の警察官の心の動きがある。
    最後の一ページは、本編を読み終わった後にグサリと刺さりました。

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    2026年02月19日
  • 殺人依存症

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    タイトルからして不穏。
    不穏のまま終わった。
    心が元気な時に読んだ方がいい。
    シリーズものらしいので次も読んでみる。

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    2026年02月17日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    迷った。
    ★2はないか〜。
    ギリ★3の下で。

    鬱々とした暗い大学生活を送る主人公のもとに届いた一通の手紙。それは子供の頃に通っていたパン屋の青年からであり、と同時に彼は、何人もの十代少年少女を拉致監禁して拷問の末に惨殺した死刑囚でもあった。

    設定は良いんだよな〜。
    でも、おもしろがれなかった。
    (・・?
    文章かな〜?
    そんなに変でもないし読みづらくもないんだけど魅力を感じない。

    非常にグロい事件のオンパレードであるにもかかわらず、妙に平静な気持ちで読める。
    過去の設定だからだろうか?

    終盤に全ての種が明かされ、衝撃を受けるはずなんだが、そこも特に感情が動かずじまいだった。

    凄い話では

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    2026年02月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン 「脳JILL」
    櫛木理宇「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎「ご乗車の際は」

    全部面白かったけど一番好きだったのは「脳JILL」でした。

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    2026年02月16日
  • 執着者

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    ストーカーの描写が怖すぎて途中ホラーを読んでるのかと錯覚した
    女性がストーカー被害にあっても警察に取り合ってもらえないってことは、正直残念だけど今でもありそう
    登場人物が多めなので一気に読むのがおすすめかも
    星3.5

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    2026年02月15日
  • 死刑にいたる病

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    収監中の稀代の連続殺人鬼の榛村大和から無罪の殺人があると言われ、事件の再調査に乗り出す大学生の筧井雅也
    面接を重ねて、犯人の理知的で魅力的な人柄に惹かれる雅也。関係者の話を聞くうちに、仮面を被った犯人の本当の素顔が見えてくる。
    環境が人を作る面もあるかもしれませんが、根っからの悪というものもいる。いくつもの仮面を被りながら、本当の犯人の素顔はどこにあるのだろうなと思う。
    ラストに向かって雅也と大和の関係が大きく変わっていく空気感が、何故か切なく思えてしまいました。

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    2026年02月12日
  • 監禁依存症

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    これ2作目なの知らなくてこれから読んでしまった…4部作あるんですね!シリーズであるのは知ってたんだけど繋がってるとは知らず…!本初心者、びっくりしました。
    あえてナンバリングを隠す手法だとか。ほんで真千代誰や!!!ってなって終わった笑

    物語は予測できず面白かったけど、性被害が多すぎてずっと重かった作品。ドロドロしんどい。性被害に疎い人には読んでほしいなとは思うけど、あまり人にはお勧めできないかもと思い⭐︎3。嫌いではないけどずっと辛い。
    けど真千代が気になるから殺人依存症も頑張って読みたいと思います!あー重い。

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    2026年02月10日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    櫛木さんはこういう閉じられような田舎の嫌な感じ書くのすごくうまい。馬伏町をおそらく出たことないであろう人たち、お父さん世代だけでなくサチの同級生達も含めて嫌な感じがすごい。
    皆から見下されている、スナックのママが一番ちゃんと周りと時代を見れてる。
    最後、サチたちが馬伏を捨てて幸せになれていてよかった。

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    2026年02月10日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    イヤミス作品。割と私はイヤミスが好きだとわかった笑
    監禁場面も興味深く読んだけど、この時代背景が自分にピッタリなのも面白い。そしてこの昭和なままの村の感性が考えさせられた。スナックのママの言葉が刺さる。最後の解説も読んで刺さる。
    よく何かの犯罪が起こった時に、この犯人が今後生まれないような社会を…とか言うけど、こういうことかもね。

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    2026年02月08日
  • 死んでもいい

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    全体的にテンポがいいからサクサク読めた。
    「その一言を」と「彼女は死んだ」が好きだった。なるほどなー!おもしろー!となる話とええー……ってなる話どっちもある感じ。でもどの話も一貫して登場人物の解像度が高くてこんな人いるよねっていうリアリティがものすごくあった。

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    2026年02月08日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊沢綾希
    シェアハウス・グリーンヴィラに住む。

    小泉淳平
    グリーンヴィラの住人。痩せっぽちの少年。峰岸の手伝いをしている。

    三津子
    グリーンヴィラの住人。住人の一部から「お母さん」と呼ばれている。

    峰岸
    グリーンヴィラの住人。「お父さん」と呼ばれている。

    関井眞実
    グリーンヴィラの住人。綾希と同室

    リカ
    グリーンヴィラの住人。綾希と同室。「彼氏」と組んで非合法の仕事をしている。

    ユウ
    リカの彼氏。

    宇田川海里
    グリーンヴィラのオーナーの知り合い。

    国井
    グリーンヴィラの住人。

    長谷川季枝
    警官に追われた綾希が逃げ込んだ喫茶店「LA STRADA」の雇われ店長。

    長谷川陸

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    2026年02月06日
  • 死刑にいたる病

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    意外と読みやすかったです、短いシーンが多くて行間空けて区切られてるから実際の文字量はそんなに多くないのかも。

    最後の展開はなるほどと思ったけど、何か種明かしの方法が何か普通だった、でも今までに無い読後感。
    阿部サダヲの映画の宣伝を見てたけど、このシリアルキラーのイメージは阿部サダヲじゃない、と勝手に思ってます。

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    2026年02月06日
  • 監禁依存症

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    常に気持ち悪いっていう感情で支配されてた…

    弁護士が相当おかしくてやばいことはよくわかった…
    それに対する小諸一家を巻き込んでの復讐、、、
    たしかに復讐したくなるくらい酷すぎる…

    終始胸糞悪かった…

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    2026年02月05日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    “殺人鬼”つながりでこの一冊。

    阿津川辰海さん
    木爾チレンさん
    櫛木理宇さん
    くわがきあゆさん
    結城真一郎さん

    という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
    流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。

    この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』

    古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。

    あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。

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    2026年02月02日
  • 鵜頭川村事件

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    言い伝えと群集心理。

    『鬼』や『なまはげ』といった子どもを叱るときに使う怪異。その怪異が『人』になるとこんなにも現実味をおび、不気味さが増す。

    “妻の墓参りのために、亡き妻の故郷鵜頭川村を訪れる岩村明と娘愛子。
    そんな中、豪雨にみまわれ山間の小さな村は土砂崩れで孤立する。
    そして若者の死体が発見された。犯人は村人か、それともー。
    暴動と狂乱。血と恐怖のパニックサスペンス。”

    閉ざされた環境、狭い人間関係の中では現代社会の常識は通じず、慣習が幅をきかせている。それどころか『それ』が全てでさえある。朱に交われば赤くなる。白だろうと黒になる恐ろしさ。

    群集心理を利用し暴動が起きる時、そこには

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    2026年02月08日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ずっと気持ち悪さが残る。それと共に腹立たしさ、胸糞悪い。何度眉間に皺を寄せながら読んだか…
    面白かったけど、今後この作品を読み返す事はないだろうなと思う。

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    2026年01月30日
  • 執着者

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    1章と3章のストーカーに遭っている描写がリアルでとても怖くて気持ち悪かった。
    特に3章の薫子が周囲の男性に助けを求めても、大したことない、相手は老人なのだから気にしすぎだとか言われてまともに取り合ってもらえないシーンは本当に心が苦しくなった。
    櫛木さんは本当にこういった表現が素晴らしい。

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    2026年01月26日