櫛木理宇のレビュー一覧

  • 拷問依存症

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    [依存症]シリーズ4作目

    読むのを躊躇ってしまう残酷で壮絶な描写。

    狂気さや理解不能な欲求が突き抜けている一方で、
    足掻いても足掻いてもどうにもならならず、
    現実に踏み躙られ何もかもを諦めるしかなかった
    人の悲哀と嘆きが並走する。

    浜真千代は完全なる悪なのか
    そうではないのかつい考えさせられてしまう。

    いや、拷問・拉致・殺人は悪いことに変わりは
    ないのだけれど、人の複雑さを依存症・制裁・
    復讐心と自己保身を絡めて問われてるような
    気もして、気づけばシリーズが出ると
    読まずにはいられない。

    これも軽微な依存!?
    続きそうな終わり方なので次作が待ち遠しい。
    真千代の心理に迫りたい。

    0
    2026年03月25日
  • 残酷依存症

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    ネタバレ

    前作は勢いよく読み切ったけど
    今作は、なかなか読み終われなかった
    たぶん拷問シーンが長過ぎて
    中弛みしたんやと思う

    最終的に、真千代が復讐代行してくれたって展開に
    「良かった」と思ってしまう私

    前作でも真千代に少し同情してたし
    犯罪者側に寄り添ってしまう
    怖いな

    だって今回の被害者は
    なるべくしてなってるやん?
    自業自得やん?
    最後まで反省してないし

    つーことで、真千代さん
    次作も読みますわ

    0
    2026年03月24日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    精鋭すぎる面々による短編集でどれも結構おもしろ怖かったけれど個人的には北沢陶のお家さん、貴志祐介の猫のいる風景、恩田陸の車窓が好き。

    0
    2026年03月22日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    鴉シリーズ3作目。こちらが1番うおおおお!と驚愕の真実突きつけられました。被害者の方々、これからたくさんたくさん幸せになってほしい。シリーズの中で1番切ないです。。そしてカラスはなんで可愛いのか。。

    0
    2026年03月18日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーは色々な作家さんが読めて新たな出会いがあってお得だなと感じる今日この頃。
    中でも「お家さん」が怖かった。北沢作品は読んだことなかったけれど、今度読んでみようかしら?そして積読が増えてゆく。

    0
    2026年03月16日
  • 殺人依存症

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    まず、終始胸糞が悪いです。
    グロテスクな描写が苦手な方は読むことをおすすめしません。

    息子を昔殺された刑事がそのことを忘れるかのように日々の事件解決に努めている中で女子高生の強姦殺人事件が起きる
    その後も小学生の男の子が事件に巻き込まれ…

    犯人がまさかのこの刑事が知っている人物でそこから急展開を迎えます。

    最後の最後まで報われない話でした。

    0
    2026年03月16日
  • 殺人依存症

    購入済み

    ザ・グロい

    いわゆる「グロい」という言葉がぴったりな作品。
    なかなか読み進めるのがしんどかった…
    その中でも刑事の浦杉は私的には最低だと思った。
    自分の子供が殺された時、家族から逃げた。

    母娘を置いて家を出て、一人暮らしのアパートで隣の親子と親しくなり預かった子供には、本当の子供より情が深くなって私的には何とも言えない気持ちになった…

    というか、浦杉も浜真千代も登場人物たち皆んな被害者で加害者なのか。
    考えされるな…。

    #ダーク

    0
    2026年03月15日
  • 殺人依存症

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    いわゆる「グロい」という言葉がぴったりな作品。
    なかなか読み進めるのがしんどかった…
    その中でも刑事の浦杉は私的には最低だと思った。
    自分の子供が殺された時、家族から逃げた。

    母娘を置いて家を出て、一人暮らしのアパートで隣の親子と親しくなり預かった子供には、本当の子供より情が深くなって私的には何とも言えない気持ちになった…

    というか、浦杉も浜真千代も登場人物たち皆んな被害者で加害者なのか。
    考えされるな…。

    0
    2026年03月15日
  • 拷問依存症

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    シリーズ4作目。終わりかなと思ってたけれどまだ続きそう。少しずつ、謎が解けていく感じ。
    2作目までは正直進むペースが遅く少々読みづらかったけれど、3作目から続きが気になるように。
    これから先どうなるのか楽しみと言っていいのか少し考える作品ではありますが楽しみです。

    0
    2026年03月14日
  • 七月の鋭利な破片

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    櫛木作品王道?のペドフェリアサスペンス。

    実際に被害に遭った子ではなく、その子を押し付けられていた同級生を軸に進むお話でした。

    依存症シリーズ等と比べても、残酷描写がそこまでグロくないので、主人公たちの心理に寄り添いやすかった気がする。

     
    実際の世界でも、子供を対象とした性犯罪は後をたたないけれど、、、人間の命や尊厳を奪うのは畜生道ではないのか?
    であるならば、畜生に堕ちた犯罪者の人権とは何なんだろう?
    とずっと心に引っかかっています。

    0
    2026年03月12日
  • 死んでもいい

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    ネタバレ

    嫌な人間が出すぎてイヤミスって嫌すぎる…て思ってしまうほど読後感が嫌
    イヤミス得意ではないので短編集だけどお気に入りの作品とかない

    0
    2026年03月11日
  • ふたり腐れ

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    ネタバレ

    波風立てずにみんなに合わせて
    うまいこと生きてきたイチカ

    ある日居酒屋で隣になった
    男?女?
    たくさん話したわけでもないのに
    なんとなく通じるものがある…

    連続殺人が起こる
    あの人だった

    殺人鬼なのに
    心通い始める二人

    …って映画になりそうなストーリー

    次第に幼子を亡くした過去のある
    刑事のストーリーと重なっていく


    大柄な男が女装してるわけなので
    この表紙のイラストは無理がある
    そして
    寡黙な男の別人格が女っていうのが
    ちょっと設定としてありきたりな感じもした
    市果と美雨の関係とかも
    オチとしてはありなんだろうけど
    私個人としては
    そういうのなくていいから
    もっと深いほうがいいな

    0
    2026年03月11日
  • 骨と肉

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    すんごい重い。家族って何なんでしょうか。読んでる時ずっとしんどかったし生々しいです。暗い暗い歪んだ世界から抜け出て琴子とブルちゃんがこれからたくさん幸せを噛み締めて生きていけますように。

    0
    2026年03月10日
  • 氷の致死量

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    そんな中学生の心理ある⁇と疑問に思いつつ恐怖を抱きながら。後半になると、そうだったのか!!の驚きと感嘆の怒涛が追ってきます。あらまあびっくり。あー面白かった。

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    2026年03月09日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    意外と救いがある系でびっくり。

    一昔前の田舎の、凝り固まった既成概念だけで生きて、周りから羨望されることが全てだったんだよね。、
    昭和にはこんな閉鎖的な村があったんだろうや

    0
    2026年03月09日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6人の作家によるホラー短編集で、最初の斜線堂有紀と最後の皮肉屋文庫の作品が面白かった。
    斜線堂有紀の「カタリナの美しき車輪」はSNSの炎上を題材とした現代的ホラーで、展開が面白かった。モキュメンタリーと違い、叙情的なのも良い。
    一方皮肉屋文庫の「さなぎおに」はモキュメンタリーチックで、分かりそうで分からない感じが流行りのテイスト。他の4作品が微妙なので星3。

    0
    2026年03月08日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    11年間監禁されている間の描写もものすごく気持ちが悪かったが、日常に当たり前にあるセクハラ描写の方が想像できてしまって不快だった。
    今でこそこのような集落もほとんどないと思いたいが、昔は実際にあったのだと思うと本当に悲しくなる
    星3.6

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    2026年03月05日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ultraさんに「少女葬」はお任せしたのですが、結局手に取ってしまうのが櫛木作品の引力。

    家出した少年少女たちが身を寄せる劣悪なシェアハウス。そこから浮かび上がるのは、社会の底に沈殿した汚泥のような現実。

    作中に「馬鹿は罪」といったニュアンスの言葉があったが、実際に問われているのは“無知”なのだと思う。
    そして、その無知を放置し、保護できない大人たちは、それ以上の罪を背負っているのではないのかしら。

    小説としてのリアリティを成立させるギリギリの線に踏み込んでいるからこそ読んでいて辛い。
    それでも読み終えたあとに思うことは、
    まず、日本の少年少女を救える政策から始めてほしい。

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    2026年03月02日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    彼そのものになりたい、という思考に共感しきれなかったのがいまいちハマらなかった原因かも
    最後のオチもエピローグの返しを入れるための唐突さがあって驚きが少なくなった感はある

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    2026年03月02日
  • 死刑にいたる病

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    書籍にR16があったら、これはR16である。
    精神的な痛めつけ描写、肉体的な痛めつけ描写、どちらも怖かった。
    9人目の根崎かおるを殺したのも、結局大和だったということか。
    私としては、意外な人が犯人だった、っていうのが好みでした。
    サイコパスは、不幸な幼少期が原因で開花した、みたいな展開だけど本当にそうだろうか?ここまでひどいなら、普通の家庭に生まれても罪を犯しそう。
    文章表現がクラシカルで、昭和の話に思えた。(いい意味です)
    空の色や季節の移り変わり、時間の移り変わりの描写が美しかった。
    雅也とお母さんがもっと仲良くなったらいいのになと思う。
    しばらく、この手の作品はお腹いっぱいである。怖す

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    2026年03月01日