あらすじ
累計110万部の「ホーンテッド・キャンパス」シリーズの著者による、ラブ&サスペンス最新作! 略奪婚、歳の差婚、毒親……ワケアリ結婚式はお任せあれ!? 結婚式の「サクラ」のバイトとして働く主人公が、“いわくつき”の老舗式場の謎を解く! 幼馴染の史郎を一方的に恋慕い、結婚を夢見る合路咲希は、ひょんなことから結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをすることになった。サクラを頼むだけあって、出席する結婚式はどこか不穏なものばかり。そんな中、自殺した花嫁の幽霊が出るという“いわくつき”の老舗ブライダル会館で問題が頻発すると気づいた咲希は、史郎とともに謎に巻き込まれていく……。
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Posted by ブクログ
十冊目の櫛木理宇。
今までの九冊を読んできて、櫛木理宇の作風は理解出来ていたつもりだったが…こんなにホンワカ恋愛コメディも書けたのか。ラブコメとはいえ、伏線回収もお見事。いやあ、面白かった。
もっぱら胸糞イヤミスが主食な私、心が暖かくなってしまった。最後のページなんてガッツポーズしてしまいました。キュンキュンするなあ。いい作品をありがとう。
Posted by ブクログ
訳あり結婚式の
バリエーションが豊か
ダブル不倫で 隣の式場 とか
昔 いじめていた相手からの呪いの祝電とか
炎天下の汗だくガーデンウエディング などなど
これって 探せば本当にありそう・・・
ブライダル業界の方の
本音が聞いてみたいですね
Posted by ブクログ
面白かった!
櫛木さんのラブコメ?初めてだったけど、軽い文体に時々辛辣な表現が混ざりあってて、一気読み。
ぶっきらぼうイケメン(だろう)シロちゃんをしっかり拝むべく、映像化したものも見てみたくなる作品。
ただ先にこっちに出会ってから、作者読みで櫛木ワールド全開な依存症シリーズに飛び込んじゃう青少年はいないんだろうか(^◇^;)
Posted by ブクログ
今まで読んできた櫛木さんの作品とは似ても似つかないライトで明るくコミカルな内容。びっくりしつつも、ラストまで楽しませていただき大満足。ブライダル業界の裏側とまではいかないがサクラとなった主人公が遭遇する案件は、どこかで小気味良くそうだそうだ❗️と思うものばかり。熱くなってしまう咲希ちゃんにめっちゃ肩入れしている自分にも驚き。とても面白かった。息抜きにぴったりな一冊。
Posted by ブクログ
結婚式の代理出席、というバイトをする事になったが
どれもこれも、夢のない現実ばかり。
確かにこれはストーカー一歩手前、という主人公。
いつかは結婚して…のための費用をためるのも
考え方がすごいですけど。
しかし、よくもまぁこれだけの恐ろしい結婚式が
出来上がるものだ、と思います。
口添えがあったにしても、ここまでめちゃくちゃな式を
サプライズだ、と言えるプランナーの思考もすごい。
落ちについては、なるほど~と納得しましたが
さらなる落ちに、ええ!? と。
もしや、双方ストーカー状態だったのでしょうか…??
Posted by ブクログ
24歳、結婚を夢見る咲希は、ひょんなことから結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをすることに。
歳の差婚、略奪婚、格差婚等々、無事には終わらない披露宴の数々、軽いタッチのコメディ調でよくある心温まる系ではなくて面白かった。
ただ、全編に流れる謎の答えは普通すぎて物足りなかった。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読みました。
リア充代行の一種といてもいいかもしれない、結婚式・披露宴のサクラをバイトとしてやることになった咲希。彼女を中心に話が進みます。
一話の中にいくつかの結婚式、披露宴が含まれるので、話の展開が少し早いです。
気楽に読めますが、作者特有のホラーテイストも味わえますし、ラブコメ要素も楽しめます。
せっかくいいキャラクターができているので、続きに期待したいです。
Posted by ブクログ
素敵なお嫁さんになることを夢見る主人公が
憧れの挙式で様々な結婚の形を目撃して行く中で
結婚を考えていく。
おもしろい。発想が。それだけに最後の方がちょっと無難に収まったなという感が否めない。
Posted by ブクログ
結婚式のサクラバイトなんてあるのかと思って調べたら本当にあった!しかも給料良い(笑)やってみたいが、咲希が出席するような訳あり結婚式ばかりだとストレス溜まりそう。史郎を一途に想っていて、熱のときもお化粧をしてお出迎えなんて凄すぎる、、相手に夢を見すぎると推し活のようになってしまいそうなのだが…。一途な咲希も可愛いが、お酒とお金に目がない百合香も好き。トイレの不思議や事故などわちゃわちゃしていて面白いが、結婚をあまり考えていない人に撮っては少し共感ができないかなといった作品。咲希が史郎と結ばれそうで、サイドストーリーが読みたくなった。
Posted by ブクログ
「チェインドッグ」
(後に「死刑にいたる病 」と言うタイトルに改題され文庫化)
が面白かったのでこちらも手に取りました。
ラブ&サスペンス最新作とありましたが、漫画チックなドタバタラブコメディと言った印象を受けました。
少し前にテレビで「代行・代理出席サービス」のニュースを見ましたが本作も主人公が結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをする事で起こる事件が描かれています。
どこか現実味がないので、あまりのめり込むが出来ず
インパクトがなかったせいか読後感も物足りませんでした。
櫛木さんにはやはり「チェインドッグ」の様な心理戦を含んだ
ゾクッとする物を期待します。
Posted by ブクログ
ラブサスペンスのサスペンス要素があまりない痛快ウェディングエンタメって感じ。すごい軽く読めるのでなんも考えたくない娯楽な読書にぴったりだった。
Posted by ブクログ
幼馴染との結婚を夢見る、結婚に夢見がち系乙女な主人公が、結婚式のサクラのバイトを始めてアンハッピーな現場ばかり踏んで現実を見せつけられるお話。
終始わちゃわちゃしてる感じで賑やかなストーリー。サクラが必要な結婚式の実態を、テンポよくラノベ感覚で軽く読めて楽しめた。
これ!!ここの場面が好き!みたいなのも感動も無いけど、キャラ立ちがしっかりしてて、脇役もモブも存在感あって良い。
特に主人公が恋するお隣さんの幼馴染くんは、朴訥として主人公に関心があるのかないのか分かんない感じで、主人公が夢見まくりのにぎやか乙女なので、そのバランスがいい!
エピローグの幼馴染くんにはキュン。
暇つぶしとか、気分転換などにはうってつけ!
Posted by ブクログ
好きな作者の作品だったので期待して購入。題材が題材だけにドロドロした話が多くて人を選ぶなあという印象。
でも作者得意のミステリー要素は十分楽しめた。最後の展開も憎くて良い。