櫛木理宇のレビュー一覧
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読書録「ホーンテッド・キャンパス」3
著者 櫛木理宇
出版 角川ホラー文庫
p41より引用
“「あのねえ、おさななじみ同士で恋がめば
えるなんて、漫画の中だけの現象よ。あだち
充の世界よ。そんなの、現実にはまず起こり
えないっての」”
目次より抜粋引用
“壁にいる顔
ホワイトノイズ
南向き3LDK幽霊付き
雑踏の背中
秋の夜長とウイジャ盤”
見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
を主人公とした、短編連作オカルトミステリ。
怖がりでオカルト関連が大の苦手であるに
も拘らず、幽霊が見えてしまう主人公・八神
森司。高校生活も残り少ない最後の秋に、い
つもは特に何もない中庭に、い -
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櫛木理宇『ぬるくゆるやかに流れる黒い川』双葉文庫。
長編ミステリーという触れ込みであるが、過去の日本の男尊女卑に端を発したある一族の血を巡る事件の全貌を描いた小説だった。乏しい伏線の中で、いきなり犯人が登場するという終盤の展開、犯人の動機もまた希薄で、とても納得出来るストーリーではなかった。
横溝正史が描いてもおかしくないなテーマであり、横溝正史が描いたならもっと重厚でおどろおどろしいミステリー小説になったであろう。
閑静な住宅街で起きた極悪非道の無差別殺傷事件。中学の同級生の栗山香那と進藤小雪は昼休み中に教師から呼び出され、家族の悲劇を知る。栗山香那は母親と弟を失い、進藤小雪は祖母と母 -
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かつて神童と呼ばれた冴えない大学生のもとに、連続殺人犯から手紙が届く。最後の殺害は冤罪であり、無実の証明のため調査してほしいという内容だった。引き受けるつもりは無かったが…。
連続殺人犯の犯行の中に冤罪が含まれていて、その調査のために昔の知り合いの大学生に調査依頼をする。その設定だけで興味をそそられ読んでみた。
導入の部分で、ただの大学生が殺人犯の冤罪事件を調査する動機について丁寧に描かれる。読んでいて、この状況だったら引き受けるよなと納得。難しいパートだと思うが個人的には破綻なく上手く描かれている思う。
連続殺人犯の過去を複数の関係者の証言で立体的に描く中盤も面白く、物語に引き込まれた。
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結城真一郎「惨者面談」★★★☆☆
凡そ結末の予想はついたけれど、文体が好き。
伊吹亜門「囚われ師光」★★★☆☆
「刀と傘」「雨と短銃」に続いて。
この方の作品、個人的にとても好きなのだが、短編だと淡々とした印象がより強いかも。ただ母校の新島襄を出してくるところが強いな。
中島京子「ベンジャミン」★★★☆☆
お母さんのセリフと動物園であらかた予想はついたけれど最後まで読めた。
アメリカの小説を読んでる印象があった。
櫛木理宇「夜に落ちる」★★★☆☆
掲示板のまとめを読んだときに感じる胸糞感があって、とりあえず私は外食しているときに隣のテーブルにこのご家庭が座ったら、脳内早食い選手権を開催 -