櫛木理宇のレビュー一覧

  • 赤と白

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    暗い気持ちになる内容ですが、今は毒親というコトバもポピュラーになり、こんなコドモたちは多いのかもな、って思いました。
    自分の中にあるドロドロが出てくる内容かもしれません。
    メンタル不安定な人には、読むのがしんどいストーリーかもしれませんね。
    それか、逆にスッキリするかも!
    どっちに出るかは博打みたいになっちゃう気もします。。

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    2020年01月05日
  • 瑕死物件 209号室のアオイ

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    ネタバレ

    ホーンテッドキャンパス以外の櫛木理宇先生の純粋なホラー作品が読みたくて購読.
    先生の作品の紹介をいろいろ読んでみると,異分子が家庭に入り込んできて家族を壊してしまうというのが多いみたい.
    今回はそうじゃないものをと思ってタイトルで本書を選んでみたんだけれども,そういう作品だった(T T).
    けれども面白かったので,結果オーライ(^^).

    ホラーで,因縁が明かされるのと明かされないのとではどちらが怖いのだろうとよく考えるのだけれども,今回は因縁が明らかにされる最後の章を読んでゾクリときた.
    (葵君が,魔なんだけどなぜ害をなすのかわからないとか,魔なのか単に奇妙な小学生なのかわからないままで終わ

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    2021年03月23日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    毎回思うが、
    僕もこんなオカルトな学園生活送りたかった。
    (T T)
    ホラー要素あり、恋愛要素あり、
    ほっこりする要素ありで
    たぶん次の作品も読みます☆

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    2019年11月03日
  • 赤と白

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    雪深い田舎町の設定が物語の物悲しさをさらに深くする。実際に住んでみないとわからない細かなところまで描写しているのがとても印象的。
    複雑な事情を抱えた女子高生が登場し、友人関係で悩み
    とまではありそうな展開だったが
    お酒に手を伸ばしたり、犯罪に手を染めていったりする辺りは度を越している。
    こんなことあってはいけないと思いつつもページを繰る手がとまらないのは作者の筆力なのだろう。
    このあとの作品の残忍さがなりをひそめていたのは幸い。
    読むほどに辛くなっていったお話ではあったけれど。

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    2019年10月29日
  • 赤と白

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    思春期の危うさ、自由のない世界が書かれてる。親と子の関係って難しい。親はいつまで子供は所有物と思ってしまう節がある。。親も成長しないといけない

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    2019年10月20日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    ラブサスペンスのサスペンス要素があまりない痛快ウェディングエンタメって感じ。すごい軽く読めるのでなんも考えたくない娯楽な読書にぴったりだった。

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    2019年10月12日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    登場人物も少なくストーリーも分かりやすい。
    私はもう30歳を超えた立場なので達観した気持ちで
    読み終えることができた。

    学生の時に読んでいればまた違った感想を
    持っただろう。

    従兄弟の復習を、接点のないクラスメート共に
    遂げていく計画。

    2人は徐々に友情を深めていくが、、
    従兄弟の回復と共に復習に対して気持ちが
    揺らいでいく。

    毒親をもつフミキ。誰からも必要とされていないと
    知り自暴自棄となり、1人でも計画を確実に遂行してゆく。

    愛されていないと思っていたが、
    父が彼の生きていることを望んでいることが分かる場面があるが、本人はそれを知ることが出来ないという部分が
    切ない。


    文章自

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    2019年10月07日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    表紙絵と帯で購入。完全なジャケ買い。

    社会に絶望を感じている二人の少年の邂逅。
    一人は従兄弟が理不尽ないじめのため人生を狂わされたことに、一人は両親のために自身がおかれた境遇に理不尽さを感じ、通常の生活に馴染めなくなっていた。
    その二人が少年法と事なかれ主義の社会に守られて正当な罰を受けていないと思われる者たちに報いを与えるという行為で、ある種の友情を育みながら社会の構成員としての自覚を持っていく。
    今の世の中にあるイジメ問題や少年犯罪の裁きを捉えた作品であると同時に青春小説である。
    二人の行為がリアルで、読んでいて恐怖を覚えた。また行為を受けた者はそのような報いを与えられる行為をし、かつ納

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    2019年10月01日
  • ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜

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    今回でシリーズ6作目。また、高校時代の友人を異分子として投入。おもしろかったのはオカルト研究会の誕生秘話。三田村藍と部長たちの関係性が分かったところは大きい。最終話の都市伝説の幽霊タクシーをアレンジしたような憑依話しも良くて、どうにか満足できるという出来だった。シリーズが長く続くと、どうしてもマンネリ化していき作品の力も衰えていく。これは宿命なのかもしれない。

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    2019年08月15日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    森司の元同級生が出現しマンネリ気味の人間関係に構造変化を与え新風を巻き込んだが肝心の恐怖譚の方が今いちでシリーズ5作品目で初めての不満足さを感じた。

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    2019年08月12日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    ネタバレ

    オカルトサークルに紹介制で依頼人が持ち込んでくる怪奇現象を解決していく物語。少し霊感がある部員が二人おりそれ以外は一般人という部員構成なのに事件解決がスムーズすぎる気がした。もう少し泥くさく解決に向かって欲しかった。もし霊感が異常に強い部員がいるならまだスムーズでも良かった。ラブコメ感も多少あり個人的には少し弱い気もしたが、ホラーに力を入れているならこの程度かなと思った。

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    2019年07月27日
  • ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない

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    保育園での手形跡事件、湖で見た女性の影
    宝物の在処。

    良い事があれば悪い事がある、というわけで
    プロローグで主人公的に恐ろしい目に(笑)
    その落ちは、きちんと1話目最後、2話目最初で
    解消されています。
    いつか、この笑い話が使われると思ってました!w

    1話目ですが、こういう話を怖い系でよく聞きます。
    むしろ、本当にそうだったら、それは『誰』の
    子供になるのでしょうか?
    母親以外は、まったく気にも留めてないようですが
    年月が経つにつれ、違和感を持つのは誰が先なのか。
    これに関しては、そもそも…な落ちがあるので
    大丈夫かとは思われますが。

    2話目はすごい最後でした。
    まさかというか、こんなバ

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    2019年07月25日
  • ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく

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    一歩踏み出すべきかどうするべきか、と悩む主人公に
    彼女は『彼氏になってくれないか』と。

    この一文を言うだけでも、かなり勇気がいったかと。
    ふりだとしても、この一文を言うのは…w
    そんなわけで、主人公にとってパラダイスな状況。
    毎日が幸せ状況ですが、この事態を引き起こした事件は
    最終的には解決します。
    そして解決した事によって…のお悩みですが
    口にしたらアウトです。
    このまま続けば、彼女は辛くて大変な日々しか
    ないわけですから。

    地域密着のサークルは、とても面倒だな、と。
    そもそも王様している人は、お山の大将で
    その反動が大変な事になる、と気が付かないのは
    何故なのでしょう?
    想像力が欠落し

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    2019年07月22日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    念願の初デートが終わって、戻ってきた日常生活。
    しかし、主人公は何故か戻れて入れなくて?

    うっかりと希望を持った、という事ですが
    ここまですれてない、というか、純情というか…。
    その状態がさらに爆発(?)している1話目。
    依頼者に向けて、元先輩の発言に
    ものすごく熱く語っている二人。
    …両方すごくよく気持ちはわかりますが
    そこまで力説してはいけない、気がしなくも。
    蓋を開ければ、この依頼についての元凶は、でしたが
    まぁお兄さんも若いので、そちらに向いてしまうのは
    致し方ないかと。
    とはいえ、あの発言はアウトです。
    やられた方は、いつまでも覚えているのですから。

    2話目の元凶のお言葉が素晴ら

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    2019年07月19日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    依頼者の、移り住んだ姉の新居についての謎
    校内で再会した先輩、デートの前の事件。


    初っ端から、自分の身体にがっかりしている主人公。
    これはこれで面白いですし、あちらもあちらで
    いそいそしているのが微笑ましいw
    しかし新入部員にさえばれている気持ちが
    本人だけには伝わってないのが、笑えますが。

    依頼者の夫の両親は何故離婚したか、という謎も
    ついでに解決した1話。
    昔は技術があれだったから、と納得できる内容ですが
    やられた方としては、驚き以外何物でも。
    それは確実に奥さんの浮気を決定していたわけで。

    再会した先輩について、一体どういう事? と
    首をひねってしまう証言ばかり。
    主人公が正式な

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    2019年07月18日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    2019年45冊目。副部長の藍が卒業(まあ、オカルト研究会にはちょくちょく顔を出しているから、いなくなったとは言い難いけれど)し、新入部員も加わったオカルト研究会。またも色々な怪事件に巻き込まれる。それよりも、やっと。やっと、ずっと言えなかったことを言うことが出来た森司に注目したい。「やっとかい」と思うし、「よっし。」とも思う。さて、デートは成功するのか?。引き続き読んでいきたいと思う。

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    2019年06月10日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    目星をつけた家庭に入り込み、家族の一員となり、その家族を意のままに操る不思議な女の話。人間って命令されたり、共感されたり、睡眠を取り上げられると、いとも簡単に壊れてしまうんだなあ、と恐怖を覚えた。

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    2019年05月26日
  • 避雷針の夏

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    閉鎖的な田舎を舞台にした暗黒小説。これを読んだら田舎になんか住みたくなくなっちゃいますよね。
    ただ、作者がいいたかったのは、田舎=閉鎖的で鬱屈している。ってことではなく、たまたま舞台を田舎にしただけで、人間の心理的に嫌な部分だとかを描きたかったのだと思います。

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    2019年05月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    2019年35冊目。森司の高校時代の同級生が登場。森司とこよみは当人同士ではうまくいきそうなのに、こういったキャラが二人の恋路を邪魔するというのはラブコメには王道的な感じがしますね。また憎らしい程に邪魔をして読んでいる読者をヤキモキさせてくれます。ただ、森司もいざという時には男らしい反応を見せるのが救いかなあ。あと、オカルト研究会が何故結成されたのかという話も登場するが、きっかけになったのが藍さんだというのも意外な気がします。引き続き読んでいきたいと思います。

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    2019年04月20日
  • ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

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    付き合ってるようで付き合っていない2人の物語(違う)15巻。

    もう15巻なんですね。
    安定のストーリー。
    もう次くらいで告白してもいいんじゃないかな?八神君。

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    2019年04月13日