櫛木理宇のレビュー一覧

  • 死蝋の匣

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    虜囚の犬のシリーズだったのね。
    あれは面白かった。
    今回のも面白かったけど、なかなかに登場人物多くて…誰だっけ?になっちゃった。

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    2024年12月14日
  • 骨と肉

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    骨と肉
    なぜこのタイトルなのかわからなかったが読み進めて納得。「骨肉」ということか。
    血の呪縛などというタイトルだとねたばれになるので、なかなかの捻ったタイトルである。

    櫛木氏の作品は初。
    被害者がすべて似てる顔という表現を使っているので男性作家さんだと思って読み終えた。
    女性の感情に寄らないところとかも。
    謎解きしてゆく人の身内が犯人とかよくある刑事ものミステリーでわたしはあまり好かないお話であった。

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    2024年12月07日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    昔担当した少年が殺され、その自宅では
    監禁された女性が見つかった。

    びっくりの始まりから、びっくりの女性発見。
    一体何がどうしてこうなったのか、から始まる
    過去の話と、さらなる…。

    突如として主人公が変わったので
    これがどうなるかと思ったら、でした。
    名字が変わる、というのは、これほどまでに
    印象が変わってしまうのだな、と。

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    2024年12月06日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    エピローグでの少女の有様が痛ましい。
    この作者は児童虐待をする親やモラハラ気質な男性、SNSのコメント、十分な教育を受けられていない児童等の人物の解像度が異常に高すぎる。
    気がついたら付箋だらけになっていた。
    本書は、主人公の綾希と友人の眞実が主軸となり話が進行していくのだがこの二人の対比が最高に悪趣味で素晴らしかった。
    また大矢博子さんの解説がとても感慨深い。

    眞実はどこで間違ったのだろうか…。

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    2024年12月02日
  • 骨と肉

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    描写がグロいから途中でとめて眠りにつくことができなかった。気持ち悪いから一気読みして、とりあえず事件を解決させたけど、気持ち悪い。面白いよりも気持ち悪いが勝った、それくらいにエググロだった。

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    2024年11月24日
  • 骨と肉

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    ネタバレ

    現代の社会問題(ヤングケアラーや毒親問題、カサンドラ等)が盛り込まれた、「人間が殺人者になってしまうまで」を描いた小説だった。
    文章が読みやすくさくさくページが進むけど、タイトル通り出てくるのは病み散らかした家(血筋)で育った可哀想な人たちばかりで内容は重め。
    しかしそれぞれの問題への突っ込み度は浅く、犯人がありがちサイコパスな動機を披露してなんとな〜く終わる。肉親のドロドロをストーリーで直接描くというより、祖父の代から続く呪いを読者に想像させて嫌な気持ちにさせる感じ。こわいこわい。

    トラウマやコンプレックスを克服できないまま親になってしまうことの恐ろしさ。
    自身の欠落を弱者(この本では配偶

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    2024年11月13日
  • 骨と肉

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    他者と意思疎通が取れない状況で長期間
    生きることで感じる分かり合えない苛立ち、
    怒りや苦しみ、そして絶望の果ての諦め。

    目には見えずとも心に深く刻まれた
    過度なストレスが影響を及ぼす行動。

    人が壊れて歪んでしまった結果、
    引き起こされた凄惨な殺人事件の物語。

    理解し合えず、尊重されない環境が
    人を変えてしまうことの怖さと、
    そこから波紋のように広がる負の連鎖。

    人間の心と精神の歪みや捻じ曲がった感情、
    行動(犯行)がエグい話なら、櫛木理宇さん
    の話はいつもハードだけど読み応え十分です。


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    2024年11月11日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    初出が古い作品があったり、番外編が多かったりと気になる点もあったが全体的には良かった。
    特に長岡弘樹「噛みついた沼」が良かった。

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    2024年11月08日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    まぁまぁ。もう少し深く書いてあったらよかった。
    さらーーっと終わった感じ。
    あと村内の関係性が全然頭に入らなかった。

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    2024年11月05日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「いつもと違う通学路」 瀬川貴次
    「Mさん」 渡辺優
    「七番目の七不思議」 清水朔
    「庵主の耳石」 櫛木理宇
    「旧校舎のキサコさん」 織守きょうや

    ホラーなので理に落ちない。
    救い?は、被害者たちにも非があるところか。

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    2024年10月25日
  • 骨と肉

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    疑心暗鬼になりながら読んだ。
    全体的に暗い雰囲気の中、誰が犯人なのかなかなかわからなくてぞわっとした。
    終盤まではおもしろかったんだけど、最後動機があまり理解できず尻すぼみ?な印象に。

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    2024年10月21日
  • 死蝋の匣

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    倫理観がない世界で育つとこうなる例
    それでも被害者ではなくて加害者になるし、差別される
    興味深いストーリーだった

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    2024年10月15日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    好きな人が好きなシリーズで、お勧めされた且つ共通の話題が欲しかったから読んだ。大人でもそれなりに楽しめるし、心霊系の知見が増える教養小説としても受け取れる。

    怖さは50点、恋愛60点、ミステリー性60点って感じ。

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    2024年10月14日
  • 死蝋の匣

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    シリーズ物だったんだと
    読み初めてから皆さんのコメントみて
    気づきました
    読んでた事を忘れてましたが大丈夫そうでした
    やはり気持ち悪い部分が今回もありました
    ジュニアアイドルのくだりは
    嫌悪感が出てきました
    本人の意志以外でああいう事を経験すると
    歪んでしまうのは仕方ないのかなと
    思いました

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    2024年09月30日
  • 死蝋の匣

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    『虜囚の犬』白石&和井田コンビ再び!
    虜囚の犬は、覚えてる。ひっどい話だった記憶が・・・しかし、白石&和井田の印象が薄いな、なんでだろう?

    今回もまあ酷い話で、児童虐待やネグレクトもだけど児童ポルノとか、ほんと気持ち悪い。
    子どもがいる人、これ絶対嫌だし、こういう世界無くなって欲しいなぁ。
    登場人物がけっこう多くて、誰だっけ?ってなること多し。

    ・・・で、白石&和井田コンビ。
    たぶん30代位なのかな?和井田さんの話し方が、まあ30代って感じではないよね。
    50か60代のおやじの話し方だよね。
    なんだか人物像が頭に浮かばず。なんで、こんなおじさんみたいな言葉遣いなのかな?

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    2024年09月23日
  • 執着者

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    不気味な設定、展開は面白かったのですが、人物描写がイマイチで感情移入できず。なので真犯人が出てきても「??」という感じ。展開もちょっと無理矢理か。もったいない。

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    2024年08月30日
  • 死蝋の匣

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    昔なら病気(異常)とされていなかった日本の悪習の被害者のかわいそうなお話
    被害者ばかりで心臓が痛くなる

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    2024年08月24日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    「弁解すれば/佐々木譲」
    「青い背広で/乃南アサ」
    「刑事ヤギノメ/松嶋智左」
    「三十年目の自首/大山誠一郎」
    「嚙みついた沼/長岡弘樹」
    「ルームシェア警視の事件簿/櫛木理宇」
    「ケースオフィサー/今野敏」
    7話収録の警察小説アンソロジーで文庫オリジナル作品。

    一番面白かったのは長岡さんの「嚙みついた沼」
    警察官の夫が特定外来生物のカミツキガメを発見した事から事態は思わぬ方向へ。
    僻地の駐在所に異動になった夫の魂胆とは…。
    行間から沼の悪臭が漂って来る様だった。

    乃南作品にはあの土門功太朗が登場。
    懐かしい人に再会出来て嬉しい。

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    2024年08月13日
  • 鵜頭川村事件

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    予想通り重い話だったけど、この人の話は続きが気になって読み進めてしまう。
    閉鎖的な場所での狂気…しかも、昔から知ってる幼馴染みや親戚が豹変していく様が怖かった…。

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    2024年08月12日
  • 執着者

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    気持ち悪い内容…
    きもい。。。。

    執着って怖いな…

    映画好きとしては、映画のセリフやら作品名が出てきたのは嬉しかったけどね

    もう1発はお姉さんのぶんだ。許されるさ、それくらい

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    2024年07月16日