櫛木理宇のレビュー一覧

  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    猟奇事件を追ってることを忘れるぐらい、キャリア警視・ 佐桐眸巳(ひとみ=家族からはコトミと呼ばれている)の週末スローライフが素敵。
    キヨ兄が作る食事も美味しそう~!
    櫛木さんなのに最後までこの穏やかさ、すごく意外。
    小紅の推し活とか笑っちゃうシーンもあるし、コトミとナオ姉、キヨ兄の仲が良くてほのぼのしました。
    事件解決後のキャンプ飯も美味しそうだったなあ。めちゃ張り切って焼きそば焼いてる与座巡査長~!
    犯行そのものはほんとに猟奇的なんですけどね。

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    2026年07月22日
  • 鬼門の村

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    古典と現代のホラー要素を上手くとりいれた作品になっていると思いました。
    閉鎖的な村の因習は私の好きなポイントなので面白く読みました。
    ただ、怖くはなかったです(笑)

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    2026年07月17日
  • 殺人依存症

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    監禁依存症は読んでる。
    ここから繋がってるんだね。
    理解できない趣味嗜好だけど自分のなかで昇華させてほしい。

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    2026年07月16日
  • 氷の致死量

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    櫛木理宇さんのシリアルキラー・サスペンスです。

    14年前の事件の被害者女性と“よく似ている”と多くの人から言われる主人公。当然のように、彼女は その殺された教師・戸川更紗という人物に興味を抱きます。

    ふたりの共通項として浮かび上がるのが、性的マイノリティではないかという視点。本作は、その中でも無性愛者というセクシャリティを心理描写の中心に据えています。

    作中では、無性愛だけでなく、いくつかの性的マイノリティが「告白」という形で語られていきます。

    猟奇的な連続殺人を扱いながらも、本作が重きを置いているのは残虐描写よりも、むしろ人の内面かと。少し扱いを誤れば、猟奇性と性的マイノリティを短絡

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    2026年07月15日
  • 鵜頭川村事件

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    面白かったです。この先生の本は他に残酷依存症、鬼門の村を読みましたが、これが一番好きですね。そら映画化するわ、と思いました。
    完成度が高いですよね。王道で、特に奇抜な要素はないのに、不快描写の丁寧さゆえ内部への吸引力がすごい。400ページ越えですが一気に読めました。糊ですよね。目が貼り付いてしまって、離すのに苦労しました。
    とりわけ、山間の村出身でとっくに故郷を離れている自分にとってはなかなかこう、頷ける点が多く。そうです。だいたいこんなんです、村って(ちがいますよ

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    2026年07月15日
  • 執着者

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    『老い蜂』から改題文庫化

    老人からの付きまといという不気味さから始まるサスペンスです。プロローグでは、小学一年生の時に高校生だった姉をストーカーに殺された巡査部長が描かれ、物語全体に重い影を落とします。

    老人という、一見すると弱者である存在をストーカーとして描くことで、不穏さがいっそう際立っています。なかなか実態が見えてこないため、読んでいて不安も膨らんでいきます。

    その不気味な存在に意識を向けていると、登場人物同士のつながりや伏線を見逃してしまいそうになります。怪しい人物は確かに怪しいのですが、そのような人物が次々と現れるため、真相を最後まで見通すことができませんでした。

    読者の先入

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    2026年07月14日
  • 虎を追う

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    ネタバレ

    若い力をうまく使って事件の解決を目指していく。主人公の周りに有能な人物ばかりが集まっていたり、心理描写にすこし物足りなさを感じてしまいました。警察関係者を出してくるのも在り来りというか、少し残念な気持ちになりました。

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    2026年07月12日
  • 執着者

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    「老人だから」「寂しい人だから」という日常の免罪符がひっくり返る、最底辺の胸クソ悪い嫌がらせ。
    あまりの気持ち悪さに何度も本を閉じたくなるのに、どうしても読むのをやめられない。
    お上に任せておけば安心という日本人の習性をチクリと批判する多角的な視点もあり、初めて出会った作家さんだが、その一筋縄ではいかない筆力の深さにうならされた。

    読み進めるうちに、バラバラだった事柄が綺麗に繋がっていく爽快感にはゾクゾクさせられた。張り巡らされた悪意に圧倒されそうになりながらも、「この物語を最後まで見届けてやる」というエネルギーを原動力に、なんとか最後まで読み進めた。

    日常を破壊する執拗な悪意の根底にある

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    2026年07月12日
  • 執着者

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    audibleにて。 

    めっちゃ怖かった〜
    老爺に執拗にストーカーされる人たち。
    老人のストーカーというだけで ちょっと不気味なんだけど、夜中に聞こえてくる鈴の音、ベランダに侵入したと思われる形跡、、ホラーかと思うくらいゾワっと怖かった。

    ちょっと寂しかっただけだろう、大目に見てあげて、と まったく頼りにならない警察。
    実際にあったストーカー事件でも 警察の対応には疑問が残る事が多いし こんなんじゃほんと怖すぎる。

    老爺がなぜこんな事するのか目が離せなかったが、思いもよらない方へと話は進んでいった。
    後半、登場人物が多すぎて ちょっと頭がついてかなかった。
    聴読だったので なおさらかな〜

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    2026年07月09日
  • 骨と肉

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    家族や血の繋がりの深さって、時には恐ろしいことに繋がることもあるよなあ。部屋の描写が櫛木さんらしくゾッとした。それが良かった。

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    2026年07月08日
  • 氷河期のゴミ

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    櫛木理宇さんというとグロくて激しいイメージがあったけど、こちらは社会派ミステリー。
    犯人に共感はもちろんできないけど、鬱屈とした文章の中で考えさせられる部分もあった。

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    2026年07月08日
  • 殺人依存症

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    過去に息子を亡くした刑事の話。
    息子の死を思い出すような事件が起きる。
    彼自身の心の葛藤、犯人の犯罪への強い意志。
    次回作が気になる終わり方だった。

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    2026年07月06日
  • 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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    そんなに凄い凄惨な感じではなかった。
    新潟県出身には楽しい一冊。
    推理したり。
    殺人事件より。

    ご飯。
    推し活。

    そちらが気になってしまった。

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    2026年07月05日
  • 氷河期のゴミ

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     予想通り 就職氷河期の犠牲者たちの話。単なる運の悪さでは済まされない不条理。
     匿名掲示板やSNSの影響。 郵政民営化や非正規雇用法などの失敗政策のツケが---。

     グイグイ読んだが、暗い。
     でも強く再生する者もいる。少し救われた。

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    2026年07月05日
  • 鬼門の村

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    因習村というジャンルは、どうしてこうも人を惹きつけるのだろう。
    ある大学生が人気の教授がら引き受けた割のいいバイトは、とある村の家に住みながらもその土地の物を口にせず、教授に届いた怪談のお便りを調べる事。
    少しずつおかしな方向に進みながらも引き返せない恐怖を味わえる読書体験でした。

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    2026年07月04日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    読んでいて苦しい、と思う作品だった。

    監禁の苦しさも、男尊女卑の強さも、しんどい。

    エンディングは少し希望を見せてくれたので良かった。

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    2026年06月29日
  • 拷問依存症

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    「依存症」シリーズ第4作。
    グロテスク。
    やはり浜真千代は恐ろしい。
    高比良の過去には驚いた。
    シリーズはまだ続くのだろうな。
    でも、読むのはこれで終わりにしようと思う。

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    2026年06月29日
  • 残酷依存症

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    ネタバレ

    ストーリー:
    謎がどんどん紐解かれていくミステリーの構成が面白かった 。道哉が男性だと完全に思い込んで読んでいたため、「実は体が女性だった」という事実が明かされ、そこから暴行に繋がる展開には非常に驚かされた 。

    描写のリアルさ:
    文章の書き方が巧みで、シチュエーションが容易に想像でき、違和感なくスムーズに読めた(読みやすかった) 。実在する大学名(早稲田大学)などがピンポイントで出てくるのもリアル感があった 。

    グロテスクさ:
    描写がリアルすぎるが故に、足を切る、目を潰すといった「グロい(痛々しい)シーン」のイメージも鮮明に浮かんでしまい、「うわぁ」となった 。ストーリー自体は面白い

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    2026年06月29日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    程よい怖さで○
    自分に求められている役割を理解し、村の呪いを解き放ってしまうのがラスト。終わりかた、好き。

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    2026年06月28日
  • 殺人依存症

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    連続少女強姦殺人事件を追う杉浦刑事は、かつて息子を事件で亡くしている。
    捜査線に浮上したのは、男を犯行に導くある女の存在…
    あらすじもしんどいが、こんなに完膚なきまでに絶望的なミステリーがあるだろうか。性描写、残酷描写が苦手な方は要注意です。

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    2026年06月28日