櫛木理宇のレビュー一覧

  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    貴志祐介さんを目当てに手に取りましたが、流石の執筆陣、数時間で一気に読み切りました。短編で読みやすく、気軽に読み始められるかと思います。

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    2025年03月25日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    ネタバレ

    おお!と思えたのは最初の弟の彼女と結婚した兄の話だけだったかな。完全に車に轢かれたのは弟だと思ってた。あとは似たような話がプツプツと続くのでちょっと飽きてしまった。度々出てくる福子と主人公共通の友人もそんな都合よく沢山いるか?という感じ。
    ただ毒親や最低な家族たちの描写は心が痛かった。体の暴力は無くても言葉の暴力で傷が増えていき、最後には感じない方が楽で幸せとまで思わせてしまうのは本当に罪深い。

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    2025年03月17日
  • 死蝋の匣

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    シリーズものと知らずに、2作目から読んでしまったが支障はなかった。

    複雑に絡む連続殺人事件。それぞれの立場から解決していく白石と和井田。
    登場人物多く、最後の方は混乱気味。短期間で一気に読まないとなかなか理解が追いつかない。

    年齢に見合わぬ和井田のオヤジっぽい言動に違和感。

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    2025年03月12日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    描写がけっこうグロい、けどサクサク読めてしまった。
    話の内容的には現実じゃありえないけど、これが中学生じゃなくて大人ならあってもおかしくない内容かなと思った。

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    2025年02月25日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    警察小説アンソロジー
    「オール讀物」2023年6月号掲載(+書下し2)
    佐々木譲の入れ墨問題は最近緊張感を味わったw
    乃南アサの古き良き警察モノは読後感が最高
    松嶋智左の女性刑事モノは秀逸、特殊なヤギノメw
    初めての大山誠一郎、理屈は分かるケド荒唐無稽
    長岡弘樹、秘かな執念、悲惨にならなくて良かった
    櫛木理宇氏は青春作品を引きずるが切れ味は良し
    今野敏、主役をあーだこーだと小さな事で悩ませる
    長岡氏の教場シリーズ借りる事にしたw

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    2025年01月08日
  • 鵜頭川村事件

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    村の大量殺人というと、津山の話とかぶるのかな?と思うと、主人公が村の若者のヒーローだから造形が全然違った。
    昭和54年って、スターウォーズの頃なら、こんな古い因習の村ってあったの?ともっと昔の話に思えた。職住が近いから余計閉塞感増すんだね。

    ただ、辰樹の閉塞感、自暴自棄な気持ち。無差別殺人を犯す人と同じ。自分も周りも全て消えてしまえ…みたいな。かたや、親友の敦人は都会でのびのび暮らしているのが余計辛かったんだろうね。

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    2024年12月26日
  • 死蝋の匣

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    『虜囚の犬』コンビ再び

    〜人間として育てられないと人間にはなれない〜
    とても心に刺さった一文でした。

    櫛木理宇さんの小説は残酷でエグくて、
    これでもかというぐらいの壮絶さや悲惨さを
    敢えて書き抜いていて突き抜けた感じがする。

    好き嫌いもあるので苦手な人もいるだろうけど、
    これ以上ないぐらい過酷な状況から中途半端に
    目を背けない潔さ。

    ほんの隣で起こっているかもしれない事や、
    一歩違えばそちら側に傾くかもしれない危うさ、
    何処かで誰かが声を上げられずに蹲っている
    かもしれないと投げかけてくれている気がする。

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    2024年12月15日
  • 死蝋の匣

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    虜囚の犬のシリーズだったのね。
    あれは面白かった。
    今回のも面白かったけど、なかなかに登場人物多くて…誰だっけ?になっちゃった。

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    2024年12月14日
  • 骨と肉

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    骨と肉
    なぜこのタイトルなのかわからなかったが読み進めて納得。「骨肉」ということか。
    血の呪縛などというタイトルだとねたばれになるので、なかなかの捻ったタイトルである。

    櫛木氏の作品は初。
    被害者がすべて似てる顔という表現を使っているので男性作家さんだと思って読み終えた。
    女性の感情に寄らないところとかも。
    謎解きしてゆく人の身内が犯人とかよくある刑事ものミステリーでわたしはあまり好かないお話であった。

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    2024年12月07日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    昔担当した少年が殺され、その自宅では
    監禁された女性が見つかった。

    びっくりの始まりから、びっくりの女性発見。
    一体何がどうしてこうなったのか、から始まる
    過去の話と、さらなる…。

    突如として主人公が変わったので
    これがどうなるかと思ったら、でした。
    名字が変わる、というのは、これほどまでに
    印象が変わってしまうのだな、と。

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    2024年12月06日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    エピローグでの少女の有様が痛ましい。
    この作者は児童虐待をする親やモラハラ気質な男性、SNSのコメント、十分な教育を受けられていない児童等の人物の解像度が異常に高すぎる。
    気がついたら付箋だらけになっていた。
    本書は、主人公の綾希と友人の眞実が主軸となり話が進行していくのだがこの二人の対比が最高に悪趣味で素晴らしかった。
    また大矢博子さんの解説がとても感慨深い。

    眞実はどこで間違ったのだろうか…。

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    2024年12月02日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    初出が古い作品があったり、番外編が多かったりと気になる点もあったが全体的には良かった。
    特に長岡弘樹「噛みついた沼」が良かった。

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    2024年11月08日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    まぁまぁ。もう少し深く書いてあったらよかった。
    さらーーっと終わった感じ。
    あと村内の関係性が全然頭に入らなかった。

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    2024年11月05日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「いつもと違う通学路」 瀬川貴次
    「Mさん」 渡辺優
    「七番目の七不思議」 清水朔
    「庵主の耳石」 櫛木理宇
    「旧校舎のキサコさん」 織守きょうや

    ホラーなので理に落ちない。
    救い?は、被害者たちにも非があるところか。

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    2024年10月25日
  • 死蝋の匣

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    倫理観がない世界で育つとこうなる例
    それでも被害者ではなくて加害者になるし、差別される
    興味深いストーリーだった

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    2024年10月15日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    好きな人が好きなシリーズで、お勧めされた且つ共通の話題が欲しかったから読んだ。大人でもそれなりに楽しめるし、心霊系の知見が増える教養小説としても受け取れる。

    怖さは50点、恋愛60点、ミステリー性60点って感じ。

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    2024年10月14日
  • 死蝋の匣

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    シリーズ物だったんだと
    読み初めてから皆さんのコメントみて
    気づきました
    読んでた事を忘れてましたが大丈夫そうでした
    やはり気持ち悪い部分が今回もありました
    ジュニアアイドルのくだりは
    嫌悪感が出てきました
    本人の意志以外でああいう事を経験すると
    歪んでしまうのは仕方ないのかなと
    思いました

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    2024年09月30日
  • 死蝋の匣

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    『虜囚の犬』白石&和井田コンビ再び!
    虜囚の犬は、覚えてる。ひっどい話だった記憶が・・・しかし、白石&和井田の印象が薄いな、なんでだろう?

    今回もまあ酷い話で、児童虐待やネグレクトもだけど児童ポルノとか、ほんと気持ち悪い。
    子どもがいる人、これ絶対嫌だし、こういう世界無くなって欲しいなぁ。
    登場人物がけっこう多くて、誰だっけ?ってなること多し。

    ・・・で、白石&和井田コンビ。
    たぶん30代位なのかな?和井田さんの話し方が、まあ30代って感じではないよね。
    50か60代のおやじの話し方だよね。
    なんだか人物像が頭に浮かばず。なんで、こんなおじさんみたいな言葉遣いなのかな?

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    2024年09月23日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    「弁解すれば/佐々木譲」
    「青い背広で/乃南アサ」
    「刑事ヤギノメ/松嶋智左」
    「三十年目の自首/大山誠一郎」
    「嚙みついた沼/長岡弘樹」
    「ルームシェア警視の事件簿/櫛木理宇」
    「ケースオフィサー/今野敏」
    7話収録の警察小説アンソロジーで文庫オリジナル作品。

    一番面白かったのは長岡さんの「嚙みついた沼」
    警察官の夫が特定外来生物のカミツキガメを発見した事から事態は思わぬ方向へ。
    僻地の駐在所に異動になった夫の魂胆とは…。
    行間から沼の悪臭が漂って来る様だった。

    乃南作品にはあの土門功太朗が登場。
    懐かしい人に再会出来て嬉しい。

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    2024年08月13日
  • 鵜頭川村事件

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    予想通り重い話だったけど、この人の話は続きが気になって読み進めてしまう。
    閉鎖的な場所での狂気…しかも、昔から知ってる幼馴染みや親戚が豹変していく様が怖かった…。

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    2024年08月12日