櫛木理宇のレビュー一覧

  • 赤と白

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    雪深い田舎町に暮らす女子高生たち。
    彼女たちは各々、家庭に事情を抱えていた。
    “母親”と“娘”という、難解で切実な事情が…。

    櫛木理宇さん初読みですが、とても描写が上手で、臨場感があり、面白い!特に、弥子と叔父の対決シーンなんて、映画を観てるような感覚になる。
    表題について、匂わせるような表現は本文中にはないものの、いろんな意味で捉えられそうで、そこも良かった。

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    2018年09月28日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    ネタバレ

    心に闇を抱えた人が出会う不思議な生き物と暮らす話。
    スルスル読めた。心を病んだ人が重い荷物を下ろすのはなかなか難しいのかな。

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    2018年08月31日
  • 赤と白

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    雪の無い生活に憧れる登場人物たちの気持ちは良くわかる。彼女達が思うほど雪は嫌いじゃないけれど、やっぱ無い暮らしに憧れるよね。かなりデフォルメされたエキセントリックな人物ばかり登場するのがいまいちかな。読んでいる間に感じた疑問や思ったことにに巻末の解説が応えてくれた。

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    2018年07月10日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    カメラのフィルムに存在した、徐々に大きくなる女性。
    知り合いの女性の霊が出てくる、という二人の男性。
    幽霊が出る、という居酒屋。
    鏡に映る自分が『いなくなった』男性。
    姑の連れてきた人形が怖い、という先輩。

    自力…というか、霊の存在で終わらなかった話が4話目。
    居酒屋の幽霊も分かってしまえば、怖くないもの。
    『人間』というくくりにしてしまえば
    よっぽど怖いかとは思えますが。
    こんなところにいたくない、と思いますが
    せっかく所属したし…と考えてしまうのが問題?
    なんとなく、元を取らねば、という感じで
    所属してしまいますから。

    人間と言えば、2話目の話。
    落ちとしてはそんな事だろうと思いました

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    2018年04月24日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    対人恐怖症の高校生翼がペットショップで出会った猫モナミ。愛猫の手を借りながら、大人への階段を登りはじめる青春ストーリー。
    胸糞悪小説の第一人者・櫛木さんとは思えない爽やかなアオハルもの。翼が心を閉ざす要因になった父親の謎や、友人ができるきっかけは面白いが、尻すぼみ感あり。

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    2018年03月17日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    好きな作者の作品だったので期待して購入。題材が題材だけにドロドロした話が多くて人を選ぶなあという印象。
    でも作者得意のミステリー要素は十分楽しめた。最後の展開も憎くて良い。

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    2018年02月09日
  • 避雷針の夏

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    強烈な男尊女卑、容赦ない余所者いじめが蔓延する閉鎖的な町・睦間町。異常な猛暑で死者が相次ぐ夏、積もり積もった人々の鬱憤が爆発する。不快指数100%の胸糞悪サスペンス。
    登場人物の中にいい人無し。唯一のまともっぽい女子高生二人も、純粋な心の持ち主ではない。よくぞここまで嫌な物語を書けるものだと思うと、逆に清々しさを感じる。避雷針の役割を果たした倉本家がなくなったとき、被害は町全体に起こるというタイトルの巧さが秀逸。

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    2018年02月07日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    結婚式のサクラ出席者を主人公にした、一応推理風小説。職業小説としては楽しめるが、それ以上のものがなく残念。
    ちょっとウエルメイド風のラノベという感じ。

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    2018年01月02日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    こんなペットショップ見つけたいなー、、、真実の飼い主のみ美少女に映るペット。愛すべき存在。会いたくなる、わたしの可愛い愛犬に。そして家族に。櫛木理宇さんの優しい小説初めて読んだので面食らってます。そして物足りなかった、、ブラックな作品がやはり好きだわー。とっても爽やかだった

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    2017年08月09日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    第11作目。
    前作で主人公とヒロインのこよみがデートをした後の話。
    メインの話では二人の関係は小休止といったところだけど、エピローグでかなり主人公が頑張った!
    プロットがこの手の文庫書下ろしにしては、凝った構成になっていて、単行本で作り込んだ作品も読んでみたい。

    ただ、その分謎解きの要素が前面に出ていて、ホラー要素は前回のほうが強かった気がする。

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    2017年06月02日
  • 赤と白

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    小説すばる新人賞の受賞作。新潟の雪深い地域を舞台にした、心も体も冷え冷えする物語です。

    エピローグで紹介される2つの記事。1つは真冬の中越地方を襲った大停電。もう1つはその停電の夜に起きた民家の火災。発見された遺体は2体で、同家に住む母娘のものかと思われたが、母と娘の同級生の遺体だった。物語に登場する娘の同級生は数人いて、遺体はいったいどの少女のものなのか、最後までわかりません。

    登場する少女たちはみんな、母親と歪んだ関係。小柚子(こゆず)の母親は男を取っ替え引っ替え。過去に小柚子は母親の相手から性的虐待を受けたこともあるけれど、それを誰にも言えません。酒の味を覚えた彼女は17歳ですでにア

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    2017年05月10日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    シリーズ第11弾、八神くん、大学4年の4月でいいのかな?
    中編3編。「悪魔祓い(エクソシスト)」以外はホラーぽくなくて、ほとんどミステリー。
    そろそろネタ切れ、シリーズも終盤か。
    このみとの恋愛はあほらしくてどうでもいい。

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    2017年04月16日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    普段ならば星4つつけるところをあえての星3つ。
    シリーズとしての冗長性を感じるんだよなぁ。
    読んでいて面白いのは変わらんのだけれども。

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    2017年04月09日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    ネタバレ

    対人恐怖症の主人公が、ひょんなことからペットを飼うことに!しかも、話が通じる不思議な猫。
    彼ら(?)が、主人公の過去の生い立ちや人間関係を知ることに…
    第2章では、同じくペットを飼うことになった夫婦を先の主人公とペットが、見抜くことで、話が急展開に!
    「モナミ」=「わが友」題名が物語の全てを表している本でした。

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    2017年02月06日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    八神くんが男らしいんだか、そうじゃないんだかよくわからない。こよみさんの前で男らしく振る舞いたいという気持ちは伝わる。高校生の時に失踪した女の子が会いに来る話と人形の話が良かった。真相は気持ちの良いものではないけれど、ストーリーがあって印象に残った。

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    2017年02月04日
  • 赤と白

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    ネタバレ

    病床に伏せていた一週間で読んだ本。

    雪で閉ざされた田舎町を舞台に、身勝手なことしかのたまわない大人(主に母親)から抑圧されまくっているせいで夢も希望もない日常を送る女子高生たちが、そのフラストレーションを大爆発させるまでの行程を描いた話。
    正直、読後感のいい小説ではないっす。だけど、僕はスカっとした。登場する大人の大部分がそろいもそろってクズばかりで最終的にそいつらみんなヒッドい目に合うから、ざまぁみろ、って思えるってところが、そういう要因を作ってるんだと思う。特に小柚子の母親は逝ってよし。

    だけど、病気のときにこんな小説読んだら余計に具合悪くなるわwww

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    2017年01月25日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    シリーズ10作目。中編3編。
    森司とこよみの話が中心で、内容としてはイマイチだった。
    恋愛より、本来のオカルトミステリーが読みたい。

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    2017年04月15日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    ネタバレ

    再び短編に。
    やはりこっちのほうがしっくりきます。
    通勤電車で、細切れの時間で読んでいるからかもしれませんが。
    新キャラの鈴木はなかなかいいエピソードをもってますね。こよみ争奪戦には参加しないようなので、今後のエピソードに期待です。
    そして衝撃のラスト!
    ついに、というかようやく、というか…シリーズを見守ってきた読者としては、次巻は絶対に
    見逃せませんね。

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    2016年10月03日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    ネタバレ

    初めての長編ですね。
    劇場版、といった感じです。
    卒業旅行に出掛けたオカ研一同が、閉ざされた集落で事件に巻き込まれます。
    いつになく登場人物が多くて、しかもみんな兄弟姉妹なもので、途中でどれがだれやらわからなくなりました…。巻頭に人物一覧が欲しかった。
    ともあれ、森司とこよみの仲も着々と進捗し、相変わらず安心して読める一冊です。
    が、以前「長編も読みたい」とレビューしておいてなんですが、やっぱり短編のほうがしっくりくるかな…

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    2016年10月03日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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     惰性で読んでるシリーズ、え~っと9巻目。

     森司とこよみの関係も、ほとんど進展ないまま今巻も終了。変わったところは副部長の藍さんが卒業しちゃったところくらいか?

     今回はSNSのオフ会に紛れ込んでは自殺の道ずれを探す自縛霊、
     捨てても捨てても戻ってくる市松人形、
     事故物件ばかりに住み着く新入生、
     夢に出てくる女をめぐる曽祖父の話、

     の四本立てでございます。
     毎回、読むたびにそれまでのあらすじに全く覚えがないから困る。

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    2016年08月06日