櫛木理宇のレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    表紙が最後のシーンな訳ね。 オカ研と言うがやってることは霊専門の探偵のよう。 シリーズも長いようだが主人公のカンの悪すぎる恋愛パートは早く片付けて欲しい。 話は面白いんで。

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    2019年04月01日
  • ホーンテッド・キャンパス 秋の猫は緋の色

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    ネタバレ

    ちょっとずつ縮まる2人の距離感は
    相変わらず見てて微笑ましい

    今回の最後の話はいろんな登場人物いて
    誰が誰か把握しきれず
    頭の中???って感じだった
    わたしの理解力がないだけなんだが

    サボテン、2人とも、可愛すぎる
    次回も期待

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    2019年03月25日
  • ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない

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    宝探しだけで1本とかもあり得たんじゃないかと思うほど話に重さのある3章だった。この方の作品は田舎の昔からの風習とかが味があって好きです。湖畔のラミアは…神話の名前のペンダント作っちゃうOB痛々しい……

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    2019年02月26日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    副部長の卒業記念旅行に出かけた一行。
    しかし色々な突発的事故と最後の天災で
    近くの山奥の旅館に泊まる事に。

    そしてそこは、かなりの閉鎖的な村だった?w
    作中でメンバーも言っていますが、この状態だと
    2~3人確かに死んでそうな流れがあります。
    今回初登場、の部長の異母弟も出てきています。
    おかげで、何故部長が部室で生活しているのか、の
    謎も判明してしまいました。
    ものすごく、自分は善良! という塊…。

    おかげさまで(?)迷惑もやってきたわけですが
    どちらでもいい、なら彼でもよかったのでは?w
    女の子が、という話になっているから、その代案は
    浮かばなかったのでしょうか?
    民話も都市伝説も、どこ

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    2018年12月03日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    幼馴染との結婚を夢見る、結婚に夢見がち系乙女な主人公が、結婚式のサクラのバイトを始めてアンハッピーな現場ばかり踏んで現実を見せつけられるお話。

    終始わちゃわちゃしてる感じで賑やかなストーリー。サクラが必要な結婚式の実態を、テンポよくラノベ感覚で軽く読めて楽しめた。
    これ!!ここの場面が好き!みたいなのも感動も無いけど、キャラ立ちがしっかりしてて、脇役もモブも存在感あって良い。

    特に主人公が恋するお隣さんの幼馴染くんは、朴訥として主人公に関心があるのかないのか分かんない感じで、主人公が夢見まくりのにぎやか乙女なので、そのバランスがいい!

    エピローグの幼馴染くんにはキュン。

    暇つぶしとか、

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    2018年11月19日
  • ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜

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    試験を受けて帰宅している最中、昔の知り合いにあった。

    単なる文句付けたいお年頃かと思っていたのですが
    これをずっと現役時代も言われていたら、と思うと
    二番手に甘んじろ、と暗示をかけられているかのよう。
    本人はなれているのでどうという事もないでしょうが
    となりで聞いていると、いらっとします。

    1話目の旅館の話は、落ちを読めば、確かにと
    納得するものがあります。
    周囲から見ればいい人。
    けれど生贄にされてしまった立場の人は…?

    2話目の先輩の過去では、まさかの設立者。
    そしてまさかの勘違い男。
    どうしてこうも勘違いができるのか、も知りたいです。

    引越しをしていれば色々…な3話目のバイト先話

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    2018年11月09日
  • 赤と白

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    雪深い田舎町に暮らす女子高生たち。
    彼女たちは各々、家庭に事情を抱えていた。
    “母親”と“娘”という、難解で切実な事情が…。

    櫛木理宇さん初読みですが、とても描写が上手で、臨場感があり、面白い!特に、弥子と叔父の対決シーンなんて、映画を観てるような感覚になる。
    表題について、匂わせるような表現は本文中にはないものの、いろんな意味で捉えられそうで、そこも良かった。

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    2018年09月28日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    内容が長い割にラストはあっさりで、少し物足りなく感じました。
    でも、クリーピーの様な得体の知らない感じが良かったです。

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    2018年09月09日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    もしも自分の家族がこのようになってしまったら、と想像するだけで恐ろしくなってきます。
    血肉いっぱい系のホラーと違い、家族間、自分の大切な人などがだんだんと壊れていく、そういった恐怖を感じられる話です。
    グロいものが苦手な人も読めるかと思います。
    ラストの展開が非常に驚きのあるもので、シンプルに楽しめると思います。

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    2018年09月01日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    最近、泣ける本を読んでいなかったなぁ。。。と思いつつ読み始めたら、

    うん?。。。なんか違う。。。。

    なんか、怖い。。。痛い。。。恐ろしい。。。背中がぞわぞわする。。。

    本の表紙をよく見ると、なんと、「角川ホラー文庫」と書いてある!



    平凡な家族が、洗脳によって崩壊していく様子が、

    痛々しく残酷でおぞましい。

    最後は、泣けなかったけど、変な寒気を感じました。

    暑い日にいかがでしょうか。。。

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    2018年08月31日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    ネタバレ

    心に闇を抱えた人が出会う不思議な生き物と暮らす話。
    スルスル読めた。心を病んだ人が重い荷物を下ろすのはなかなか難しいのかな。

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    2018年08月31日
  • 赤と白

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    雪の無い生活に憧れる登場人物たちの気持ちは良くわかる。彼女達が思うほど雪は嫌いじゃないけれど、やっぱ無い暮らしに憧れるよね。かなりデフォルメされたエキセントリックな人物ばかり登場するのがいまいちかな。読んでいる間に感じた疑問や思ったことにに巻末の解説が応えてくれた。

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    2018年07月10日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    カメラのフィルムに存在した、徐々に大きくなる女性。
    知り合いの女性の霊が出てくる、という二人の男性。
    幽霊が出る、という居酒屋。
    鏡に映る自分が『いなくなった』男性。
    姑の連れてきた人形が怖い、という先輩。

    自力…というか、霊の存在で終わらなかった話が4話目。
    居酒屋の幽霊も分かってしまえば、怖くないもの。
    『人間』というくくりにしてしまえば
    よっぽど怖いかとは思えますが。
    こんなところにいたくない、と思いますが
    せっかく所属したし…と考えてしまうのが問題?
    なんとなく、元を取らねば、という感じで
    所属してしまいますから。

    人間と言えば、2話目の話。
    落ちとしてはそんな事だろうと思いました

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    2018年04月24日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    対人恐怖症の高校生翼がペットショップで出会った猫モナミ。愛猫の手を借りながら、大人への階段を登りはじめる青春ストーリー。
    胸糞悪小説の第一人者・櫛木さんとは思えない爽やかなアオハルもの。翼が心を閉ざす要因になった父親の謎や、友人ができるきっかけは面白いが、尻すぼみ感あり。

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    2018年03月17日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    好きな作者の作品だったので期待して購入。題材が題材だけにドロドロした話が多くて人を選ぶなあという印象。
    でも作者得意のミステリー要素は十分楽しめた。最後の展開も憎くて良い。

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    2018年02月09日
  • 避雷針の夏

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    強烈な男尊女卑、容赦ない余所者いじめが蔓延する閉鎖的な町・睦間町。異常な猛暑で死者が相次ぐ夏、積もり積もった人々の鬱憤が爆発する。不快指数100%の胸糞悪サスペンス。
    登場人物の中にいい人無し。唯一のまともっぽい女子高生二人も、純粋な心の持ち主ではない。よくぞここまで嫌な物語を書けるものだと思うと、逆に清々しさを感じる。避雷針の役割を果たした倉本家がなくなったとき、被害は町全体に起こるというタイトルの巧さが秀逸。

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    2018年02月07日
  • アンハッピー・ウェディング 結婚の神様

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    結婚式のサクラ出席者を主人公にした、一応推理風小説。職業小説としては楽しめるが、それ以上のものがなく残念。
    ちょっとウエルメイド風のラノベという感じ。

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    2018年01月02日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    こんなペットショップ見つけたいなー、、、真実の飼い主のみ美少女に映るペット。愛すべき存在。会いたくなる、わたしの可愛い愛犬に。そして家族に。櫛木理宇さんの優しい小説初めて読んだので面食らってます。そして物足りなかった、、ブラックな作品がやはり好きだわー。とっても爽やかだった

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    2017年08月09日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    第11作目。
    前作で主人公とヒロインのこよみがデートをした後の話。
    メインの話では二人の関係は小休止といったところだけど、エピローグでかなり主人公が頑張った!
    プロットがこの手の文庫書下ろしにしては、凝った構成になっていて、単行本で作り込んだ作品も読んでみたい。

    ただ、その分謎解きの要素が前面に出ていて、ホラー要素は前回のほうが強かった気がする。

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    2017年06月02日
  • 赤と白

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    小説すばる新人賞の受賞作。新潟の雪深い地域を舞台にした、心も体も冷え冷えする物語です。

    エピローグで紹介される2つの記事。1つは真冬の中越地方を襲った大停電。もう1つはその停電の夜に起きた民家の火災。発見された遺体は2体で、同家に住む母娘のものかと思われたが、母と娘の同級生の遺体だった。物語に登場する娘の同級生は数人いて、遺体はいったいどの少女のものなのか、最後までわかりません。

    登場する少女たちはみんな、母親と歪んだ関係。小柚子(こゆず)の母親は男を取っ替え引っ替え。過去に小柚子は母親の相手から性的虐待を受けたこともあるけれど、それを誰にも言えません。酒の味を覚えた彼女は17歳ですでにア

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    2017年05月10日