櫛木理宇のレビュー一覧

  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川

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    感想を書くのが難しい。
    そんな感想を抱いたこの作品。

    男尊女卑。女尊男卑。
    からゆきさん。
    モラハラ、マタハラ、DV、虐待、ネグレクト。
    そんな色んな問題が詰まった作品でした。

    武内譲に家族を殺された栗山香那と進藤小雪。
    そして、その事件を追っていた今道刑事。
    六年の時を経て、武内譲の過去を追っていく。

    譲の親族である武内昭也は、譲の祖父である武内和偉の弟であった。しかし、香那と小雪が会おうとしていた前日に何者かに殺害されてしまう。

    譲が産まれてすぐに失踪してしまった母、由布子。
    冒頭の手紙に出てくる武内チヤ。
    由布子の母である光子。
    祖父、和偉が結婚を考えていた由良すず子。

    それぞ

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    2024年03月21日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    ネタバレ

    復讐譚であり勧善懲悪のお話。
    いたって物語はシンプルで悪い奴を探して、痛めつけるというもの。
    正直ストーリーに捻りはないので途中離脱しかけた。

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    2024年03月12日
  • チェインドッグ

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    これは「死刑にいたる病」です。
    読み始めて何か読んだことがあるなぁと思って調べたら、文庫化される際にタイトルが「死刑にいたる病」になったらしく、内容は全く同じでした。
    せっかく借りたので再読しましたが私のように間違って手にとってしまう人が出ないように記載しておきます。

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    2024年02月21日
  • 死んでもいい

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    短編集。どの話も思いもよらない方向に展開していく。嫌な気持ちにさせる人の描写が上手いので、読んでいる側の心がざわつく。
    ある作品は藤子不二雄のノスタル爺を連想させた。

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    2024年02月21日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    作家の毒はかなり控えめ。
    1話完結なのも読みやすい。ゾクっとなるような怖い話ではないので夜でも読める。

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    2024年02月14日
  • 鵜頭川村事件

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    ネタバレ

    例え、田舎でなくても孤立する状況が
    生まれた時に、人の中に「エイキチ」は
    出現するのでしょう。
    あぁ本当にヒトが一番怖い。


    村の陰湿で閉鎖的、根強い男尊女卑
    村民の詳細が長々と描かれる理由が
    後に判明していくけれど
    犯行動機にもう少しインパクト欲しかったかなぁ。

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    2024年02月13日
  • 死んでもいい

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    人間の嫌なところが存分に描かれた短編集。少しずつミスリードされて、最後に驚かされる話が多かった。ママがこわいが面白かった。

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    2024年02月10日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    人間誰しも完璧でない。
    歪みを見つけては、そこに上手く入っていき、その人の望むことを与え、次第に自分の思い通りに動く操り人形へと変えていく。
    洗脳にかかるなんて意志が弱いなって思っていたが、それは決して人ごとではない、誰にでも起こり得ることなのが、なによりも怖いなと思った。

    情景を浮かべやすい描写が多く、あっという間に小説の世界観に引き込まれ、あっという間に読み終わってしまうような本でした。

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    2024年01月28日
  • チェインドッグ

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    ネタバレ

    連続猟奇殺人で死刑になるであろう容疑者をめぐるミステリー。
    この容疑者・榛村が根っからの人たらしで、本人もそれを自覚しているため、恐ろしい事件が次々と起こった過去が明らかになり、戦慄します。
    榛村のような人の心に入り込むんで支配するのがうまい人、実際にいるよな…と思います。
    そう思って、自分は雅也側の人間なんだろうな…と思い、ゾッとしました。
    これからも、榛村のような人に出会わないことを祈ります。

    雅也は榛村の手から逃れたように思われましたが、エピローグの記述からまだ悪夢は続きそうなことがありありと伝わり、ただただ震え上がるばかりです…。

    映画化の情報を見聞きして興味を持った作品ですが、こ

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    2024年01月10日
  • 少年籠城

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    考えさせられる作品でした。
    ストーリーは、サクサクと読み進められました。
    社会問題とその背景をうまく描写しており、
    自分の見えていない世界、境遇を垣間見た気がしました

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    2023年12月16日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

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    1 水晶の飾り窓・・・理想通りの屋敷、裕福でやさしい夫、静かで平穏な生活を手に入れた薪苗紀枝を悩ませているのは自宅のインターフォンに現れる女性、水晶が呼ぶ幽霊
    2 大好きな祖父母・・・百々畝凪の相談は優しい表情の祖母の幽霊が現れる件だった。そして百々畝家に伝わる、亥の年に12歳の女児が奥座敷に何かがいるのを視て吉凶を占うしきたりを話し始める
    3 四谷怪談異考・・・劇団箱庭座が脚本家の3回忌の追悼公演を企画したところ座長が事故死、主役に抜擢された志乃譜が相談に来た

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    2023年12月04日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    オシラサマの里、白良馬村の神事を監督することになった黒沼家の部長と和泉は村を訪れていた。その頃、オカ研部室に新しい依頼者、純太は刑事を定年になった父、益弘の様子がおかしいと相談に来ていた。どうやら益弘が脳梗塞をきっかけにサイコメトリー能力を得て過去の迷宮入り事件の解決のため、家出したというのだ。
    その相談のさなか、鈴木と森司は益弘のサイコメトリー能力の影響を受け、過去の幼女誘拐事件と益弘、そして部長達が出向いているオシラサマの里の儀式とのつながりを理解する。
    こよみをほめたくてもほめられない森司はトランス状態でこよみに介抱されながら延々との本心を垂れ流していた。

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    2023年12月04日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    ドロッとした感情と爽やかさが、混ざらないのだけれどある時交差して。
    かなり引き込むが終盤はサクッと終わってしまった。

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    2023年11月28日
  • 虎を追う

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    虎を追う
    楠木理宇さん。

    すごかった。
    犯罪の描写、読むのが辛く、吐き気がした。

    幼児虐待。
    殺人。
    冤罪。

    読み続けた。

    正義は勝つ。

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    2023年11月26日
  • チェインドッグ

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    ネタバレ

    これ、改題されて死刑にいたる病になったのか…
    しかし誰も救われないね。みんな洗脳されている。私も読んでて入り込みそうになった

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    2023年11月25日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    特に毒にも薬にもならないお話だったなぁというのが所感でした。結局1冊通してあまりお話は進展してませんし。

    あとキャラが多くて同時に喋るシーンが多いのですが、誰が話しているのかちょっと読みにくかったです。口調で差別化しようとはしてますが。。。

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    2023年11月05日
  • 鵜頭川村事件

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    ど田舎の村を襲った集中豪雨と、その最中に起きた内乱の話。
    最後らへんはほとんどバトル物だった。辰樹と敦人の関係が捩れまくってて良すぎた。

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    2023年11月01日
  • 鵜頭川村事件

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    村の閉鎖性に異物が入る事でかき乱されて行く現実。重苦しい描写ではあるが、どことなく少し離れた感じがする。

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    2023年10月14日
  • 僕とモナミと、春に会う

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    とても読みやすく、優しく穏やかな世界に心が癒される。しかし普段ミステリーやサスペンスを多く読んでいることもあって、少々話の展開の少なさに物足りなさも覚えた。

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    2023年09月27日
  • 少年籠城

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    少年たちが自分達の潔白を証明するために人質をとって子供たちに優しかった食堂に立て篭もる。この子供の本当の願いを知った時、その計画性に称賛の思いで学びたいという気持ちに圧倒された。不幸な場所で育つしかない子供たちに行政の目は届かない。まして腐敗した警察官たちがいるとあっては。ただの事件ではなくそういう社会に波紋を投げかけた物語でもある。
    また司が作る料理が美味しそうだった。

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    2023年09月20日