櫛木理宇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「チェインドッグ」
(後に「死刑にいたる病 」と言うタイトルに改題され文庫化)
が面白かったのでこちらも手に取りました。
ラブ&サスペンス最新作とありましたが、漫画チックなドタバタラブコメディと言った印象を受けました。
少し前にテレビで「代行・代理出席サービス」のニュースを見ましたが本作も主人公が結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをする事で起こる事件が描かれています。
どこか現実味がないので、あまりのめり込むが出来ず
インパクトがなかったせいか読後感も物足りませんでした。
櫛木さんにはやはり「チェインドッグ」の様な心理戦を含んだ
ゾクッとする物を期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ少しずつ少しずつ過去に近づいていく。
元刑事とその孫と友人たち、ネットを駆使し、雑誌、マスコミも協力する。
お互いの足りない部分を補いつつ、自分達がやれる全てのことを注ぐ。
何故、亀井戸は、伊与と共に過ごすことを選んだのか、死刑囚になってしまっても守りたかったものはなんだったのかなど…。
一気読み。
タイトルの「虎」の意味もわかる。
愛情表現、伝え方、守るもの、守り方の間違いが起こす悲劇。
それぞれの成長、家族間の問題なども変化したり、事件解決でスカッとしたけれど、そのままで終わらないところがなんというか…。
予備軍はいるということ、怖い現実…。 -
Posted by ブクログ
まだ映画を見ていませんが、大好きな阿部サダヲさんが犯人を演じられるということで注目をした一冊です。設定から、阿部サダヲさんではない様な気はするのですが、獄中で、動きもできない中で、表情だけで微妙な感情の動きを演じたり、圧倒的な存在感を出せたりできるのが、阿部さんくらいしかいないと、監督さんが判断しての起用なのかな?とか、勝手に想像してました。
美青年のイメージとは遠いですが、(もう一度書きますが、阿部サダヲさんは一番好きな俳優さんですが…)、サイコパスなら意外性がなく面白くないとも言えます。
この犯人の執着心と、その執着を持ち続け、行動に移せるパワーがすごいなと感心してしまいました