櫛木理宇のレビュー一覧

  • 氷の致死量

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    そんな中学生の心理ある⁇と疑問に思いつつ恐怖を抱きながら。後半になると、そうだったのか!!の驚きと感嘆の怒涛が追ってきます。あらまあびっくり。あー面白かった。

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    2026年03月09日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6人の作家によるホラー短編集で、最初の斜線堂有紀と最後の皮肉屋文庫の作品が面白かった。
    斜線堂有紀の「カタリナの美しき車輪」はSNSの炎上を題材とした現代的ホラーで、展開が面白かった。モキュメンタリーと違い、叙情的なのも良い。
    一方皮肉屋文庫の「さなぎおに」はモキュメンタリーチックで、分かりそうで分からない感じが流行りのテイスト。他の4作品が微妙なので星3。

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    2026年03月08日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ultraさんに「少女葬」はお任せしたのですが、結局手に取ってしまうのが櫛木作品の引力。

    家出した少年少女たちが身を寄せる劣悪なシェアハウス。そこから浮かび上がるのは、社会の底に沈殿した汚泥のような現実。

    作中に「馬鹿は罪」といったニュアンスの言葉があったが、実際に問われているのは“無知”なのだと思う。
    そして、その無知を放置し、保護できない大人たちは、それ以上の罪を背負っているのではないのかしら。

    小説としてのリアリティを成立させるギリギリの線に踏み込んでいるからこそ読んでいて辛い。
    それでも読み終えたあとに思うことは、
    まず、日本の少年少女を救える政策から始めてほしい。

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    2026年03月02日
  • 拷問依存症

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    シリーズ化されている「◯◯依存症」第4弾!
    先の3作の内容を忘れつつあるので、今回はただただグロい描写ばかりが浮き彫りになって内容が頭に入ってこなかった笑
    ただ上手く騙されていた事が最後に判り、「えっ、この人の事だったの⁇」となる。

    浜真千代という人物はどういった存在だったかな…

    これは最初の殺人依存症から順次読み直していかなきゃな…。

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    2026年02月28日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルはこれでいいのか‥?な短編集。夢見鳥とかは割と好きな感じだった。こんな人いたらいいなぁ笑
    各々の味のある後味の悪さがよかった。

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    2026年02月28日
  • 鵜頭川村事件

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    なんか既視感が…と思ったら漫画でうっすら読んだ事があるものでした。本当に昔ながらの日本って感じの古い習慣男尊女卑が手に取るように伝わってきてほんまにキモい。見てきたの?てくらいリアルな描写がもう本当にすごい。さすがです。

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    2026年02月27日
  • 監禁依存症

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    前の2作は自分には物語の進み方がゆっくり過ぎ間が少し読むのに疲れると思っていましたがシリーズを順番に読んでいると何となく先は読めるな…と思いつつも面白くなってきました。

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    2026年02月28日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルで面白そうだなと思った勢いのまま読み始めたらホラー。苦手意識はあるけど読んでみました。怖いというより不気味な印象。終わり方は全部余白がある。読み手の想像に任せる部分が大きかったような気がします。普段ミステリーを読むことが多いのではっきりしてほしい~と思ったのですが、この余白がホラーの醍醐味なのでしょうね。

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    2026年02月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    六人の作家による六編のホラー集。
    『小説新潮』『小説すばる』から計五編、書き下ろし一編が収録。
    まるで『世にも奇妙な物語』のホラー回を小説にしたような内容で、このまま原作として使用できるのでは?と思わされた。
    読んでいて恐怖というより不気味さを感じる話が多い。

    一番面白く読めたのは尾八原ジュージ「かんのさん」。次点は斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」。

    ただし、皮肉屋文庫「さなぎおに」は、内容もオチもちょっとよくわからなかった。
    あと、芦花公園「噛み砕くもの」の序盤の動画のシーンは描く必要性があったのか、甚だ疑問。

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    2026年02月22日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    監禁?軟禁もののお話はセンセーショナルなので結構あって、何冊か読んでいるけれども。

    そして例によって櫛木節の痛々しい描写が延々と続いてそれはそれでいいのだけれども。

    ちょっと後半の展開が強引に過ぎるんじゃないかと思ってしまって評価低めになっちゃったな。

    参考文献として北九州の事件があってまぁそりゃそうかと思うけど、この事件のノンフィクションを先に読んじゃってるのもあって。まさに事実より奇だったので。

    変わらず著者のファンではあるけども、可という感じになった。

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    2026年02月19日
  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川

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    始まりは衝撃的だけど、被害者家族が動機を淡々と追う様が本筋。
    日本の表立って出てこない負の歴史を背景に、三代に渡って繰り広げられる動機を探す展開で、ベースには被害者家族同士の友情や、定年間近の警察官の心の動きがある。
    最後の一ページは、本編を読み終わった後にグサリと刺さりました。

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    2026年02月19日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン 「脳JILL」
    櫛木理宇「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎「ご乗車の際は」

    全部面白かったけど一番好きだったのは「脳JILL」でした。

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    2026年02月16日
  • 執着者

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    ストーカーの描写が怖すぎて途中ホラーを読んでるのかと錯覚した
    女性がストーカー被害にあっても警察に取り合ってもらえないってことは、正直残念だけど今でもありそう
    登場人物が多めなので一気に読むのがおすすめかも
    星3.5

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    2026年02月15日
  • 監禁依存症

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    これ2作目なの知らなくてこれから読んでしまった…4部作あるんですね!シリーズであるのは知ってたんだけど繋がってるとは知らず…!本初心者、びっくりしました。
    あえてナンバリングを隠す手法だとか。ほんで真千代誰や!!!ってなって終わった笑

    物語は予測できず面白かったけど、性被害が多すぎてずっと重かった作品。ドロドロしんどい。性被害に疎い人には読んでほしいなとは思うけど、あまり人にはお勧めできないかもと思い⭐︎3。嫌いではないけどずっと辛い。
    けど真千代が気になるから殺人依存症も頑張って読みたいと思います!あー重い。

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    2026年02月10日
  • 死んでもいい

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    全体的にテンポがいいからサクサク読めた。
    「その一言を」と「彼女は死んだ」が好きだった。なるほどなー!おもしろー!となる話とええー……ってなる話どっちもある感じ。でもどの話も一貫して登場人物の解像度が高くてこんな人いるよねっていうリアリティがものすごくあった。

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    2026年02月08日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊沢綾希
    シェアハウス・グリーンヴィラに住む。

    小泉淳平
    グリーンヴィラの住人。痩せっぽちの少年。峰岸の手伝いをしている。

    三津子
    グリーンヴィラの住人。住人の一部から「お母さん」と呼ばれている。

    峰岸
    グリーンヴィラの住人。「お父さん」と呼ばれている。

    関井眞実
    グリーンヴィラの住人。綾希と同室

    リカ
    グリーンヴィラの住人。綾希と同室。「彼氏」と組んで非合法の仕事をしている。

    ユウ
    リカの彼氏。

    宇田川海里
    グリーンヴィラのオーナーの知り合い。

    国井
    グリーンヴィラの住人。

    長谷川季枝
    警官に追われた綾希が逃げ込んだ喫茶店「LA STRADA」の雇われ店長。

    長谷川陸
    季枝の息子。高校を中退して「LA STRADA」の手伝いをしている。

    ナナ
    海里のグループのメンバー。

    サキ
    海里のグループのメンバー。

    ヒロキ
    海里のグループのメンバー。

    亮
    海里が紹介した少年。モデルのような美男子。

    トモユキ
    海里のグループのメンバー。

    若月
    グリーンヴィラの住人。

    小松
    グリーンヴィラの住人。“疑似家族”にいつも冷笑的な目を向けている四十がらみの男。

    東南アジア人女性
    グリーンヴィラの住人。綾希と同室。風俗嬢をしながら故郷の家族に送金を続けている。

    細貝
    グリーンヴィラのオーナー。生活保護を貰う老人やホームレスを住まわせ、金の管理をしている。

    伊沢ふみ子
    伊沢綾希の母親。

    星野圭
    海里の彼氏。

    関原
    「LA STRADA」の常連の客。行政書士。

    森内
    綾希が働く弁当屋のパート。

    前原
    綾希が働く弁当屋の同僚。シングルマザー。

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    2026年02月06日
  • 監禁依存症

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    常に気持ち悪いっていう感情で支配されてた…

    弁護士が相当おかしくてやばいことはよくわかった…
    それに対する小諸一家を巻き込んでの復讐、、、
    たしかに復讐したくなるくらい酷すぎる…

    終始胸糞悪かった…

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    2026年02月05日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    “殺人鬼”つながりでこの一冊。

    阿津川辰海さん
    木爾チレンさん
    櫛木理宇さん
    くわがきあゆさん
    結城真一郎さん

    という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
    流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。

    この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』

    古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。

    あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。

    他の作家さんの話もどんなあらすじか気になる方はぜひ検索かけてみてください☆



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    2026年02月02日
  • 鵜頭川村事件

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    言い伝えと群集心理。

    『鬼』や『なまはげ』といった子どもを叱るときに使う怪異。その怪異が『人』になるとこんなにも現実味をおび、不気味さが増す。

    “妻の墓参りのために、亡き妻の故郷鵜頭川村を訪れる岩村明と娘愛子。
    そんな中、豪雨にみまわれ山間の小さな村は土砂崩れで孤立する。
    そして若者の死体が発見された。犯人は村人か、それともー。
    暴動と狂乱。血と恐怖のパニックサスペンス。”

    閉ざされた環境、狭い人間関係の中では現代社会の常識は通じず、慣習が幅をきかせている。それどころか『それ』が全てでさえある。朱に交われば赤くなる。白だろうと黒になる恐ろしさ。

    群集心理を利用し暴動が起きる時、そこには狂気だけが渦巻くのである。
    もうそうなっては誰にも止められない。

    岩村と愛子は生きて帰ってこれるのだろうか。

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    2026年02月08日
  • 執着者

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    1章と3章のストーカーに遭っている描写がリアルでとても怖くて気持ち悪かった。
    特に3章の薫子が周囲の男性に助けを求めても、大したことない、相手は老人なのだから気にしすぎだとか言われてまともに取り合ってもらえないシーンは本当に心が苦しくなった。
    櫛木さんは本当にこういった表現が素晴らしい。

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    2026年01月26日