櫛木理宇のレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

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    読書録「ホーンテッド・キャンパス桜の宵の
    満開の下」3

    著者 櫛木理宇
    出版 角川ホラー文庫

    p155より引用
    “ 場所とりくらいなんということはない、
    と昨日までは彼も思っていた。しかし五時起
    きした上、早朝の寒さに凍えながら四時間も
    五時間も待つというのは、いざやってみると
    苦行以外のなにものでもなかった。”

    目次より抜粋引用
    “月の夜がたり
     覗く眼
     泣きぼくろのひと
     白丁花の庭
     水辺の恋人たち”

     見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
    を主人公とした、短編連作青春オカルトミス
    テリ。シリーズ第三弾。
     大学の長い春休みも終わりが近づく三月下
    旬、他のサークルが新入生の勧

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    2021年12月08日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    読書録「ホーンテッド・キャンパス幽霊たち
    とチョコレート」3

    著者 櫛木理宇
    出版 角川ホラー文庫

    p108より引用
    “ 赤い布張りのボックスソファはほぼ満席
    で、カウンターの奥に立つマスターは十年以
    上前から「今にも死にそう」と学生たちに評
    されつづけている老爺である。”

    目次より抜粋引用
    “シネマジェニック
     彼女の彼
     幽霊の多い居酒屋
     鏡の中
     人形花嫁”

     見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
    を主人公とした、短編連作オカルトミステリ。
    シリーズ第二弾。
     冬衛の入り口に立つ主人公・八神森司が通
    う大学近辺、天気の具合から大勢が傘を持っ
    て歩く中でも、特定の人物の傘だけは

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    2021年12月06日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    ストーリー構成としてはいいと思います。
    ためになる文学うんちく等も由緒由緒にあって面白い。
    ただ、主人公の森司が、どうしても好きになれない。。
    思春期特有な言動なのかも知れないけど、そんな分かりやす過ぎるほど典型的な見栄っ張り奥手キャラは、自分は読んでてイラッときました。。

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    2021年12月05日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    ネタバレ

    エクソシストが・・・キタ――(゚∀゚)――!!
    最高に怖くて
    最高に薀蓄まみれで
    最高のどんでん返しホラーが本書
    最高に鈍感な主人公が
    最高の美女に好かれつつあるケド

    羨ましくなんてないもん(T_T)

    0
    2021年12月04日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    ネタバレ

    初デートだ
    そこにも憑き物が
    そんな時は母親だ
    こよみを連れて帰れば誤解もする
    でも、案外こよみは嬉しそう
    (主人公は鈍感力を発揮中)

    0
    2021年12月04日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    ネタバレ

    新入部員の鈴木はイイヤツだな
    こよみとの距離は近づいている
    (主人公は鈍感力を発揮中)
    ホラーは相変わらず怖い
    京極堂妖怪モノと同じで最初は
    ミスディレクション、次に本命

    0
    2021年12月04日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    読書録「ホーンテッド・キャンパス」3

    著者 櫛木理宇
    出版 角川ホラー文庫

    p41より引用
    “「あのねえ、おさななじみ同士で恋がめば
    えるなんて、漫画の中だけの現象よ。あだち
    充の世界よ。そんなの、現実にはまず起こり
    えないっての」”

    目次より抜粋引用
    “壁にいる顔
     ホワイトノイズ
     南向き3LDK幽霊付き
     雑踏の背中
     秋の夜長とウイジャ盤”

     見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
    を主人公とした、短編連作オカルトミステリ。
     怖がりでオカルト関連が大の苦手であるに
    も拘らず、幽霊が見えてしまう主人公・八神
    森司。高校生活も残り少ない最後の秋に、い
    つもは特に何もない中庭に、い

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    2021年11月25日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

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    ネタバレ

    心霊・オカルトは本物の怪異です(*´▽`*)

    主人公とヒロインのほのかな恋心が主題です
    でも主人公の自己評価の低さから彼女が自分
    を歯牙にもかけていないという思い込みの為
    恋愛音痴具合で笑うのが正しい楽しみ方です
    自分の鍵をいきなり彼女に渡す状況を考えた
    作者はエライ(成功したとはいってない)

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    2021年11月14日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    ネタバレ

    恋する終末論者

    地球滅亡の最後の日、あなたはナニをして過ごす

    恋する男はこの質問には答えられないのである

    0
    2021年10月31日
  • ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁

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    ネタバレ

    段々面白くなってきた
    部長の薀蓄がヤバイくらい聞いた事がない件
    サバトと黒ミサの違い(物語に絡む話)
    人体自然発火からのムカサリ絵馬
    これらの話が主人公のくっそ歯がゆい恋心に
    絡むのである(´・ω・`)面白いよー

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    2021年10月31日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    ネタバレ

    オカルト研究会の怖いところは、大学内の
    軽いサークルのノリで本物の怪奇現象が
    起きてしまう処です(*´▽`*)

    恋の進展は期待してはイケない

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    2021年10月30日
  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川

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    櫛木理宇『ぬるくゆるやかに流れる黒い川』双葉文庫。

    長編ミステリーという触れ込みであるが、過去の日本の男尊女卑に端を発したある一族の血を巡る事件の全貌を描いた小説だった。乏しい伏線の中で、いきなり犯人が登場するという終盤の展開、犯人の動機もまた希薄で、とても納得出来るストーリーではなかった。

    横溝正史が描いてもおかしくないなテーマであり、横溝正史が描いたならもっと重厚でおどろおどろしいミステリー小説になったであろう。

    閑静な住宅街で起きた極悪非道の無差別殺傷事件。中学の同級生の栗山香那と進藤小雪は昼休み中に教師から呼び出され、家族の悲劇を知る。栗山香那は母親と弟を失い、進藤小雪は祖母と母

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    2021年09月29日
  • チェインドッグ

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    かつて神童と呼ばれた冴えない大学生のもとに、連続殺人犯から手紙が届く。最後の殺害は冤罪であり、無実の証明のため調査してほしいという内容だった。引き受けるつもりは無かったが…。

    連続殺人犯の犯行の中に冤罪が含まれていて、その調査のために昔の知り合いの大学生に調査依頼をする。その設定だけで興味をそそられ読んでみた。
    導入の部分で、ただの大学生が殺人犯の冤罪事件を調査する動機について丁寧に描かれる。読んでいて、この状況だったら引き受けるよなと納得。難しいパートだと思うが個人的には破綻なく上手く描かれている思う。
    連続殺人犯の過去を複数の関係者の証言で立体的に描く中盤も面白く、物語に引き込まれた。

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    2021年09月07日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    ホラーまでいかない、オカルトな雰囲気がいい感じにでてる学園オカルトミステリ。

    八神森司くんがいい味だしてて
    シリーズになるのも納得。

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    2021年08月26日
  • ホーンテッド・キャンパス

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    こんな大学生活は送ってないけれど、なぜか懐かしく思う。
    ホラー要素は少なめで、一貫して主人公の片思い(?)が描かれている。

    ミステリーとしては結末に意外性がないなと思ってしまうが、読みやすく娯楽としては良い本だと思う。

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    2021年07月10日
  • 本格王2020

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    結城真一郎「惨者面談」★★★☆☆
    凡そ結末の予想はついたけれど、文体が好き。

    伊吹亜門「囚われ師光」★★★☆☆
    「刀と傘」「雨と短銃」に続いて。
    この方の作品、個人的にとても好きなのだが、短編だと淡々とした印象がより強いかも。ただ母校の新島襄を出してくるところが強いな。

    中島京子「ベンジャミン」★★★☆☆
    お母さんのセリフと動物園であらかた予想はついたけれど最後まで読めた。
    アメリカの小説を読んでる印象があった。
     
    櫛木理宇「夜に落ちる」★★★☆☆
    掲示板のまとめを読んだときに感じる胸糞感があって、とりあえず私は外食しているときに隣のテーブルにこのご家庭が座ったら、脳内早食い選手権を開催

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    2021年06月17日
  • お城のもとの七凪町 骨董屋事件帖

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    主要キャラは気持ちのいいやつばかりなのに、起こる事件はざらりとする。ホーンテッドキャンパス同様、こちらもそんなかんじ。七凪町内のお話だから、同じ調子で続編出るのは難しいのかなー。

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    2021年05月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート

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    病み上がりに逃げ回るところなんかヘタレすぎてウンザリしたけど、徐々にヘタレ脱却に向かってる感じで好感触。ストーリーはとても好き

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    2021年05月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁

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    相変わらずじれったい森司とこよみ。
    あれだけこよみの事を助けていれば、もう普通の彼氏以上だと思うけど。
    オカ研は安定の5人のままがいいな。

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    2021年05月13日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

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    クリスマスデートとその最中の事件3つ。デートは読んでてこっちが恥ずかしくなるくらいのピュアっぷりでした。

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    2021年04月26日