櫛木理宇のレビュー一覧

  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    アンソロジーにしてはどの作品も読み応えがあり著者の特徴が出てる。読んだことない作家ではルームシェアの話が気になった。著作として出ていれば読んでみたい

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    2024年09月07日
  • 死蝋の匣

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    表紙の絵に惹かれて買いました。
    面白く読むの手が止まらなかったです。
    大人の汚いところが子供の成長や人生に影響して、辛いなと思いました。

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    2024年09月01日
  • 死蝋の匣

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    「虜囚の犬」で事件解決に一役買った茨城県警捜査一課の和井田巡査部長と、その友人で元家裁調査官の白井がまたもタッグを組んで事件を解決に導く。

    冒頭から事件が立て続けに起こり、過去の事件も含めると5つの殺人事件がひとつに繋がっていくという複雑な構図。プロローグの“影”とは誰なのか、常に頭で考えながら読み進める。聞き慣れない“死蝋”という言葉をググって画像を見て「ゲッ」ってなったり、児童ポルノの実態に胸糞わるくなったりと楽しい読書ではないことは櫛木理宇作品だから覚悟の上。

    親になってはいけない人間に育てられ、人間にさえなり損なった子どもの成れの果てに寒々しい思い。その親も同じような育てられ方をし

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    2024年08月25日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    ネタバレ

    巧みな描写と、交差する事件
    残酷で残忍な描写の数々に、櫛木理宇という人の頭の中を覗きたくなる(笑)
    登場人物の多さと、絡みに絡んだ人間関係がとても複雑でちょっと混乱しながらも回収はさすが。
    白石&和井田コンビが大変魅力的だったので、続編が楽しみなシリーズものとなった。

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    2024年08月24日
  • 少女葬(新潮文庫)

    購入済み

    読み進めるのが辛くなる

    対比する日々があまりにも辛く苦しい

    #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2024年08月14日
  • 氷の致死量

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    ネタバレ

    表向きの話の主軸は、猟奇的な連続殺人とそれにつながる過去の事件・人間関係かと思いますが、実質的なメインテーマは毒親による精神的支配からの脱却なのかな、と感じました。

    それは作中、十和子を含む多数の人物が、親から身勝手な理想を押し付けられて苦しんでいる様子が描かれていたことと、それを土台としていろんな要素が構築され、ストーリーが進んでいったことが原因のような気がします。

    十和子や更紗は親に抑圧されていたためか自我が弱く、他人の期待に無意識に応えてしまうタイプで、それに応えられないと矛先を自分に向けてしまいそう。

    逆に八木沼とある人物の方は、もともとなのか後天的なものなのか、現実と理想が乖離

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    2024年08月10日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    キツイ。櫛木作品の中でもトップレベルのキツさがある。
    監禁事件の犯人の殺害から幕を開ける物語だが、何度も何度もその重さと報われない人々にため息が漏れた。それでも頁をめくる手を止められないのはやはり文章と構成の巧みさがあってのものだろう。面白い。けれどキツイ。自分の中で複雑な感情が渦巻いている。

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    2024年08月05日
  • 虎を追う

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    2件の連続幼女連続強姦殺人事件。2人の死刑囚が病気で獄中死したことがきっかけに、捜査に関わった定年後の元刑事が、当時違和感を覚えたことを晴らすため、残りの死刑囚の再審のため、優秀な孫と策を練り動き始める。。
    とにかく面白い。目が離せない。作者の筆力は凄まじく犯罪シーンは目を背けたくなるほど。判決に疑義を訴えるため、現実の冤罪事件を絡めたDNA鑑定や今風にSNSを駆使し、真犯人を炙りだすが。。構成力も犯人など登場人物の心理描写も緻密。
    最後は蛇足感はあったが、全体的には素晴らしい作品。

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    2024年07月18日
  • 鵜頭川村事件

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    思わぬ読み応えがありました。
    田舎の閉鎖的な雰囲気は今でも変わらずありますが、当時はもっとひどかっただろうと思います。
    一度底なし沼に囚われたら絶対に抜け出せない、沈むだけ…

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    2024年07月08日
  • 氷の致死量

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    ミステリーと性的マイノリティを合わせたようなお話で非常に面白かったです。ミステリーとしても二転三転するどんでん返しも多く満足しました。

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    2024年07月03日
  • 鵜頭川村事件

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    読み応えがすごかった。

    大雨によって災害がおこり、
    閉ざされた村で発見された死体。

    犯人は村人の中の誰かだ。

    救助はこず、外部との連絡も途絶えた。

    土砂降りの雨は全く弱まることなく降り続く。

    閉ざされた空間で
    人間関係はゆがんでいく。

    田舎の村独特の家を重んじる昔からの考えに人々は縛られて
    圧迫されていた。
    長年積み重ねてきた思いがついに爆発する。

    ちょうど梅雨の時期に読んだので
    現実の雨と
    物語の中の雨が連動して
    怖さが増した。

    最後の結末へ向かう展開は
    ただただ気持ち悪く
    飛ばし読みしたくなるほど。
    しかし、あまり驚きはなかった。




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    2024年06月29日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    鴉を友として捜査にも役立ってもらえたりする素敵な特殊能力をお持ちで、お茶目キャラのイケメン刑事、鳥越恭一郎シリーズ第3弾!

    引退した刑事・三ツ輪が殺され、孫娘の楓花が誘拐された。
    事件の現場となった村は、かつて三ツ輪が追いかけていた、未解決の少女殺害事件が起きた場所だった。
    村は『十雪会』という新興宗教の拠点で、警察と軋轢が。

    謎と因縁が渦巻く閉鎖的な村から、鳥越は楓花を救うことが出来るのか!?

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    2024年06月26日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    佐々木譲、乃南アサ、松嶋智佐、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    警察小説を手掛ける人気作家による警察小説アンソロジー。7作を収録。面白い短編もあれば、ハズレの短編もあり、人気作家と言えどなかなか高いレベルの作品を上梓し続けるのは難しいのだなと思った。


    佐々木譲『弁解すれば』。北海道警察本部の小規模警察署の刑事部門に復帰した仙道孝司が主人公。物語はまだ続くようで、タイトルの意味が解かるところまでも描かれず、唐突に終わってしまう。てっきり読切り短編かと思ったのだが、連載作からの1話だったようだ。

    乃南アサ『青い背広で』。背広とは随分と

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    2024年06月15日
  • 氷の致死量

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    おもしろい!ガツンと櫛木氏にもらいました。一気に読んでしまう。
    今まで知らなかった事を教えてもらった。LGBTQについて、ネグレスト、アセクシャルetcこれは人に接する時の勉強にもなり、ストーリーもおもしろい。

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    2024年06月10日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    最近忙しく、触りだけ読んで3日。一章の途中まで読んでからはノンストップで夜通し読んでしまった。

    櫛木理宇にしてはグロテスクな描写はなく、後味も悪くないが やはり刺さるナニかがある。


    私がこうして本作を最後まで読めたのも、《教養》を持っていたからであり、《それらを学べる場》があったから。


    お腹いっぱいご飯が食べられ、
    色んなことを学べて、本が読める。
    そんな子供たちで溢れますようにと願うばかりだ。

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    2024年05月18日
  • 死刑にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    良い後味の悪さ

    バッドエンドやホラー系が好きな私ですが、この本の終わり方には震えました。殺人犯と関わるうちに性格や行動が変わっていく主人公、最終的には素の生活に戻り、平凡ながら幸せな暮らしをしていくのかと思いきや、、
    映画を先に観ていたのですが細かな違いがあり、どちらも楽しむことができました。

    #怖い #ダーク

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    2024年05月16日
  • 氷の致死量

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    相変わらず櫛木先生は強烈ですな。
    サイコパスとLGBTQ、加えてネグレクトまで織り交ぜて、社会問題をここまでかと言うくらい突きつけられました。アセクシャルって言うのを初めて知りました。(他にも色々あるんですね)
    聖母がこんな崇められ方になると怖いな…笑

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    2024年05月11日
  • 死んでもいい

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    嫌なのに、顔をしかめながら、読む手が止まらない。毒薬短編集って感じ。ほんとに全話嫌!笑
    星5にしたいけど、星5の気分の読後感じゃないから星4。
    好きだったのは、「死んでもいい」「その一言を」
    事実は一つだけど、真実は各々の中にあるんだな、て感じる二篇。結構びっくり。
    「タイトル未定」は背筋凍った。好きではない。死刑にいたる病の時もサイコパスにゾッとしたけど、著者の本読むとストーカーとか、頭おかしい人とか、普通にその辺にいそうな感じがしてザワザワする…こわ…。

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    2024年05月11日
  • 鵜頭川村事件

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    ネタバレ

    昭和50年代の閉ざされた村のお話。
    閉ざされた村が、更に水害によって物理的にも閉ざされ、普段不遇にされている者たちが、報復に出る。 人間の怖さ、群れになると残忍さ、自己が無くなる心理描写がよく書かれている。
    また、学生運動の一片も出てきて、どんなものかよく知らなかったけれど、雰囲気が伝わってきた。
    熱に浮かされ、半ばカルト的な雰囲気だった。

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    2024年05月01日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    【2024年87冊目】
    幼い息子を失い、魂を失ったような皆川家。真面目な長女、一歩置かれたような次女、ワガママな三女と家に寄り付かない父親に、錯乱する母親。そんなある日、母親が小さな男の子を保護したことで、家族の均衡は崩れ出す。互いに憎しみあい、罵詈雑言を口にする皆川家に寄り添う謎の女と男。家族はひとつにならなくちゃ――ね。

    さすが櫛木理宇さんでしたね、鬼怖い。表紙が怖かったので、覚悟はしてましたが、途中の描写は本当に勘弁してくれよと思うほどでした。依存症シリーズを拝読していたので「いや、からの〜?」って思いながら祈るように読んでましたが、想像していた+願っていた以上の展開でひっくり返りまし

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    2024年04月16日