櫛木理宇のレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    ネタバレ

    オシラ様が出ると書いていたので、アレ、今回は遠野が舞台?
    と思ったら、北海道内でしたね
    時間軸のパターンがあって、少し戸惑ったけど、最後の方で回収出来たので、成程と思いました

    こよみちゃんの事、思ってるまま喋ってしまう
    森司が面白かったww
    顔真っ赤になってるこよみちゃんが見えますねww

    オシラ様、スサノウ、オウマサマ、
    因習も加わり、恐ろしい話になりました

    部長もあんな目に遭っても、前向きなのが救われます
    人が1番怖いガクガクブルブル((;゚Д゚))

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    2022年09月08日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    ホーンテッド・キャンパス読み終わりました!
    この巻でも変わらず人の感情の強さを感じました。
    また神の恐ろしさ強さを感じる巻でもありました。
    いつもの八神とこよみのイチャイチャぶりが終盤ではなく半ばに散りばめられてたのは良かったです。八神気づけ!お前今天国〜!!って叫びそうになるところでしたね。
    これから読まれる方は神についてググりながら読むともっと楽しめると思います

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    2022年09月04日
  • 鵜頭川村事件 上 無料試し読み版

    購入済み

    心に迫る内容

    一昔前の日本の田舎の村を舞台とした、ミステリー要素と人間関係描写要素を含んだ作品です。大方当初から犯人として目星がついている展開ながらも、彼の逮捕や真相究明のための対話ができる環境でないという、家々ごとの複雑な問題が壁になっています。読後感としては「怖い」だけではない、何らかの心の揺さぶりを感じることになると思います。

    #シュール #怖い #ダーク

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    2022年09月01日
  • ホーンテッド・キャンパス オシラサマの里【電子特典付き】

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    ネタバレ

     久しぶりの長編でしたね♪
     最初、人物関係がわからなくて混乱したので星4つにしましたが、内容としてはものすごく面白かったです。

     おしらさまをがっつり書くなんて怖くて私じゃできないよぉ。あとは因習の業の深さが怖かった。

     部長の実家ってどんな家なんだろうか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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    2022年08月25日
  • チェインドッグ

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    サイコパスによるマインドコントロールもの。面白くて一気読み。阿部サダヲより坂口健太郎とか妻夫木聡のイメージ!?

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    2022年09月01日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    ネタバレ

    読み進めるのにとてもエネルギーが必要で、読み終えるのに普段の倍くらい時間がかかりました。
    洗脳?マインドコントロール?され、少しずつ侵食され壊れていく様を見るのが本当にしんどかった。

    葉月がいきなり呆けた状態になって事件が解決するので、少し唐突で消化不良感があった。
    でもそのくらい葉月も切羽詰まった状態だったということなのかな?
    葉月が元の肌がわからないほど濃く白塗りをしていたのも、大人は欲しがらなそうなフェイクパールのピンキーリングやビーズ細工を盗んでいたのもそういうことか!と納得。

    最後はもう少し、美海と学校の友達や先生とのやり取りが深掘りされていると良かったと思う。
    信頼できると思っ

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    2022年08月14日
  • お城のもとの七凪町 骨董屋事件帖

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    城下町の骨董屋で住み込んでいる見習い職人。
    同居しているのは師匠の孫の四姉妹。

    近所の事件を解決、は、日常ミステリーかと思いきや
    がっちり犯罪なものから、絡まってそうなものまで。
    噂大好きジジババの威力は、恐ろしいものがあります。

    1話目からしっかりそれが生かされていますが
    えげつない…いや、さばけないなら、平和的解決?
    2話目はまさかの最後まで犯人が…な展開。
    3話目の罪擦り付けは拍手ものですが
    相手が乗り込んできたら、まぁこうなるかと。
    4話目は猟奇的というか、人間分からない、としか
    言いようがない方向に。

    しかしこの話、主人公の過去がちらほら…で
    ものすごく気になる状態です。

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    2022年08月11日
  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川

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    ネタバレ

    栗山家、進藤家、チヤ、すず子
    女性への根深い怨恨のせいで起こってしまった多数の理不尽な殺人。
    昭也の死だけは自業自得としか思えないけれど。

    事件を一緒に追いかけていくうちに香那と小雪に信頼関係が生まれて、上辺だけではない本当の友達になっていくのは嬉しかったし、2人がきちんと父親に対して怒りをあらわにできるようになって良かった。

    最後の犯人がわかるところはちょっと唐突だったかな…。

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    2022年07月18日
  • 虎を追う

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    ネタバレ

    作者さまがおっしゃる、爽やかな、と言うの、まあ、無理がありますが、確かに主人公が、皆、前向きな作品ではあります。

    この作者様の作品は、案外好き嫌いが、別れると思いますが、私は近年の作家さんとしては、大好きです。

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    2022年07月04日
  • 死刑にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    共鳴してしまう怖さ

    映画が公開されていたので、気になって読んでみました。
    共感できない主人公だったはずなのに、いつしか彼と同じ心情に陥っていたみたいです。
    読み進めるスピードが上がり、辿り着いた事実に「えっ?!そうだったの…」大丈夫か自分と思わされました。
    この物語は続いてしまうのか?とフィクションなのに心配になりました。
    ホント、櫛木理宇さんにやられました。

    0
    2022年07月03日
  • 死んでもいい

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    表題作の「死んでもいい」を読んで
    ちょっと嫌な感じの作品だなぁと思ったが
    全体的にイヤミスならぬイヤ本だったが
    いろんなバリエーションの嫌な話がおもしろかった!

    技巧に満ちた嫌な感じの「その一言を」
    意外に読後感はいい「からたねおがたま」
    逆に読後感の悪い「ママがこわい」「彼女は死んだ」
    メタ的な「タイトル未定」

    0
    2022年07月02日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    ネタバレ

    ふたつの金言。
    「親は、子どもに、正しいお金を使うのが嬉しい」
    「親であることは、特典であって、権利ではない」

    0
    2022年06月16日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    このシリーズ初の長編。
    今までの短編も良かったけど、今回の長編も楽しかった。
    雪中で半ば迷い込んだ村、
    閉ざされた村で、穢れた血、巫女筋、近親相姦、古の因習、昭和テイストのストーリーを見事に平成で成り立たせている。
    土地由来の風俗、オカルト、だんだん滅びゆくものだと思うが、残ってほしいのもあるね。
    もちろん悪い風習は消えるべきだが。
    昔話って、ばばあを殺してじじいに食わせるとか、オリジナルだとひどい話たくさんあるんだね。
    今回の瓜子姫の話って初めて知った。

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    2022年06月16日
  • チェインドッグ

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    映画館で10回以上も上映予告を見て映画化で知り、「映画史に残る驚愕のラスト」て聞いたら、めっちゃ気になるじゃないですか。
    興味を持って、まず原作本から。
    読み始めたらページをめくる手が止められずに(気持ち的には)一気読みでした。

    突然届いた一通の手紙から、鬱屈した日々を送る大学生雅也の日々が変わっていく。冤罪なのかどうか再調査することにより、少しづつ明らかになっていく真実。
    本当に冤罪?え?もしかして?まさか?……から二転三転する展開。
    出会った人みな魅了してしまう殺人鬼に、雅也まで影響され堕ちてしまうんじゃないのか、ハラハラしながら読んでいくと……結局そこに着地するなんて。と安心(?)した

    0
    2022年06月05日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    学校が舞台とあって、昔流行った“学校の怪談”のように、それほど怖くはないし、後味悪いものもあまりない(全くないわけではないけど、トラウマ級ではないかな?)ので、気軽に読めた。

    0
    2022年06月01日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    少年の復讐劇。少年犯罪やイジメについて考えさせられる。
    素直に読んでいくと最後に「ん?」ってなる。
    これも、ミステリー…なのかなぁ?
    ジャンル分けが難しい…。
    けど、面白く読めたのでそれが一番!

    0
    2022年05月13日
  • 死刑にいたる病

    S

    ネタバレ 購入済み

    引きずられる

    一気読み。変な吸引力と言うか、読まずにいられなくなってしまいました。雅也がボーダーラインを超えるか否かがとにかく気になって、ぞわっとした怖さと共に私も支配されてしまったのかも......

    2
    2022年05月08日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    ネタバレ

    最後の参考文献のページを見て、やっぱりあの事件が元になってたのかとさらに心が沈みました。
    幕間と皆川家の時間が重なり合う第四章からエピローグ、私は泣かずにはいられなかったです。ホラーで泣いたのは始めてかも。
    山口葉月がなぜ長きに渡って色んな家庭に寄生することになったのかまでストーリー掘り下げられてたらもっと良かった。
    情状酌量の余地なんかないくらいあの女は酷いことしてきたけど、そう至る背景を見てみたかった。
    そもそも理由も無く、なんとなく家庭を壊し続けていたのなら、余計山口葉月という女に恐怖を覚えたことと思う。
    読み終わったあと、少しの間だけホラー、イヤミス小説読むの辞めようと思った。
    それだ

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    2022年04月28日
  • ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる

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    ネタバレ

    ホーンテッド・キャンパスは、怪異よりも、人の方が怖いという感想を持つ話だけど、
    今回の物語の中では、悪意という悪意は無く、人の方が怖いという感覚ではなかったかな。

    もちろん、生き霊だとか、死してなお執着する思いの強さだったりが描かれるので、人の思いの強さや深さが与える影響なんかは感じる話ばかりでは合ったけれど。


    ここからはネタバレ。

    「人の方が怖い」という話が多いホーンテッド・キャンパスで、今回はそれに当てはめるなら、3つ目の話かな。
    劇団員の紫乃譜が、虐待されている隣家の子を知らぬふりしていたその心持ちが1番怖い。
    もちろん、そう至るには紫乃譜の人生に原因があるんだけどね。
    そしてそ

    0
    2022年04月10日
  • ぬるくゆるやかに流れる黒い川

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    ネタバレ

    なぜ、どうして、から遠ざかった香那。
    自ら真実をつかもうとする小雪。
    協力してほしいという小雪。
    悩みながらも協力することにした香那。

    自分達はあのときの犯人と同じ二十歳になった。

    事件を忘れられない刑事と弁護士。

    調べれば調べるほど闇は濃くなる、深みにはまる。



    177ページ~180ページ

    345ページ~349ページ

    453ページ~454ページ

    重い話だった。読んでいて苦しかった。
    女性蔑視など女性の問題を多く取り扱っている。
    いろいろと考えさせられるテーマだったと思う。

    救いは、香那と小雪の関係性の変化と刑事の家族団らんシーン。

    0
    2022年03月07日