あらすじ
2022年夏、連続ドラマ化。原作・櫛木理宇(『死刑にいたる病』)、作画・河野那歩也(『監禁嬢』)のパニックサスペンス。
一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。
突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉朗の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。
抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する――。
孤絶した村で巻き起こる狂気の惨劇。
※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
感情タグBEST3
匿名
何が起き何が起こって来るのか…
閉鎖された「村」社会で起こる事件
過去の確執・個々人の思惑・妬み・愛憎…
様々なモノが絡み合ってきそうな序章って感じでした
続き、気になるなぁ
心に迫る内容
一昔前の日本の田舎の村を舞台とした、ミステリー要素と人間関係描写要素を含んだ作品です。大方当初から犯人として目星がついている展開ながらも、彼の逮捕や真相究明のための対話ができる環境でないという、家々ごとの複雑な問題が壁になっています。読後感としては「怖い」だけではない、何らかの心の揺さぶりを感じることになると思います。