櫛木理宇のレビュー一覧
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6篇からなる短編集。
1話目から、思ってたのと全然違う展開にびっくり!!
え〜!と予想の上を行きました!
どの話も毒々しくて不穏。
でもこういうの嫌いじゃない笑
櫛木さん、長編しか読んだ事なかったけど、短編もハズレなしで面白かったです!
「ママが怖い」と「その一言を」が特に面白かった。
最後の「タイトル未定」は、なんと作家の櫛木理宇さん登場!!
ほんとの話なのか、創作なのか頭ごちゃごちゃしたけど、こういう自分を作品に登場させるのって、サプライズ的で私は好きです。
そして1番驚いたのが櫛木さんの性別!!
てっきり男性かと思ってましたー
名前にミスリードされてた笑笑 -
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ネタバレ相変わらず進展が遅い!(主役二人の恋模様の)
今回まさか肝心のシーン前で終わってしまうとは思いもしなかった。
彼らのクリスマスは長いのである。
……次の巻でさらっとクリスマス終わってそうな気がしないでもない。
今回はどの話も虐げるもの・虐げられるものの話だったなと。
問題を解決しても救いがあるパターンとないパターン(というか解決しても甲斐がない)があるのが、また世知辛い。
特に2話目の彼女は助けたところで、ああいうオチだとねえ……でも、ああいうタイプ程長生きする。
ずるいけども。
学校の七不思議の話は今回の話の中でも折り紙付きの怖さ。
かなり昔からの連鎖と謎解きになっていて、読み応えも凄か -
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余所者を一切受け付けない町、睦間。いくらこの町に引っ越して何年たとうとも……
梅宮は仕事がない。
友人に誘われて塾へ講師として睦間に引っ越してきた。要介護の母と妻、娘と一緒に。
しかしすぐに嫌気がさし介護の母を妻に押し付けて家を出る。
たまに帰るが一声かけてすぐに家を出る。
この町の住民はどこかおかしい。
地元民が起こした犯罪はもみ消され、余所から来た者に対してはいじめ抜く、何年も。
放火、レイプ、殺人、ありとあらゆる犯罪が起きて犯人がわからなければ余所から来た者に罪をなすりつける。
年に一度の祭りは誰もが気が高揚しほとんど暴動になる。店は襲撃され、余所者の家は何人もの人間によって破壊される -
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ネタバレサボテンで始まりサボテンで終わった…。
サボテンは森司とこよみちゃんにとって大切なつながりのアイテム(*´艸`)
p66の携帯電話の待ち受け(サボテン)をみてる森司のシーンが好き。
「まずい……」
「なにがですか?」
「今日もこよみちゃんが可愛い……」
独り言のつもりがこよみちゃんが聞いてたという。サボテンの名前もこよみちゃんなのだけど、森司はサボテンとこよみちゃんを重ねてみてると思うから、この可愛い。という独り言を本人に聞かれたのはかなり恥ずかしいゾ(*/□\*)
一番怖かったのは第三話。
隠された地下室だけでも怖いのに、片方だけの靴がすみに置かれてるって不気味。
第二話は猫好きさんならもれ -
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2020年、4冊目は、まとめ買いしてきた櫛木理宇。
雪深い街に暮らす、女子高生の小柚子と弥子は、小、中、高と一緒の仲。そんな二人でも、それぞれには知らせていない家庭の事情を抱えていた。そこへ小学校の時に転校していった双子の妹、京香が現れる。それをきっかけに、小柚子と弥子の関係に変化が訪れる。
雪国の冬の閉塞感、思春期の不安定さ、各々のイビツな家庭環境、となかなかへヴィーな題材が揃った一作。それが導入で書かれる、そして、大規模停電の夜の出来事へとつながっていく。
へヴィーな題材を取り扱ってはいるし、かなりの閉塞感はあるものの、比較的読み易い。もちろん、「ソレしちゃう⁉️」的なコトが出てきて -
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ネタバレ第一話。夏と花火と百物語。
やられた~( ´△`)森司とこよみちゃんの言動に注目しすぎた。p97あたりで物語がひっくりかえる。こういう流れの話は好き(*^^*)
第二話。ウィッチハント。
心理的な話はきついな。この話で印象的なのはp200『泣いてんじゃねーよ、ガキ』の場面。もらい泣きしてしまった。凌平くんと陶子ちゃんのエピソードは良かった。
第三話。金泥の瞳。
命に関わる霊現象はハラハラするし怖い。能面は好きなんだけどなぁ(´- `*)この話に登場する能面は、手放しても鍵をかけた物置に閉まっても手元に戻ってきちゃう。自分の身に起きたらどうしたものか…。
表紙のマガジンラックに「月刊シティスケー