櫛木理宇のレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

    Posted by ブクログ

    ずっと愛読しているシリーズ。
    櫛木理宇先生の著作にしてはマイルドなホラーで心にダメージがくる展開は少なく読みやすい。
    ホラーというよりもはや恋愛小説だと思ってよんでいる。

    怪異に対する蘊蓄などまだまだこんなネタがあるのかと毎度驚かされる。
    死霊や無差別な呪いだけでなく、人の悪意や害意がしっかり練られていて読み応えがあった。
    今回は表題作が好みだった。

    今回は三編載っている。

    さよならカサブランカ
    シネマバーで起こる空間が閉鎖する異常事態
    原因は建物自体に棲みつくものか別にあるのか。

    さえずりとドライブ
    ドライブ好きな姉と同乗する弟。
    乗車後に車や飼う鳥に異常が起き始める。

    狼は月に吠

    0
    2025年07月17日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

    Posted by ブクログ

    ついに、クリスマスデート!

    を、している二人以外の周囲?
    駆け込みな1話の依頼者の持ってきたお菓子の落差が
    おお…な。
    いや、お徳用チョコ美味しいですけどw
    視点を変えれば、な2話目。
    子供だから、と言っているとこうなる、の
    お手本のような状態でした。
    どうせ分からないから、は駄目です。

    そんな通常営業(?)な話から一転、な3話目が
    粘着質というか、執念の恐ろしさというか…。
    いや、1話目もあれはあれですごかったですが。
    よくある話、と言えばそれまでですが
    替わりはさがせても、戻ってはきません。

    0
    2025年07月13日
  • 少女葬(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2025.07.10
    主人公のひとりはなぜ「あんな危ないところ」に住んでいて、無事に生きていけたのか、そして、もうひとりはなぜ「あんな目にあうのか」
    その差、その運命を分けるのは何なのかを考えている。

    0
    2025年07月10日
  • 死んでもいい

    Posted by ブクログ

    ミステリ短篇集。どの話もゾワゾワする感覚で読んでいると、最後には意表を突かれる形で終わります。六話あるのでテンポ良く裏切られていきました。「ママがこわい」がタイトルどおりすぎて、特に印象に残る。
    最終話の「タイトル未定」は私には途中から意味不明。やや甘の★4つ。

    0
    2025年07月09日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    櫛木理宇さんの新刊です。やっと読めました。
    2人に肩入れしすぎて、自分がストックホルム症候群みたいになってました。悪いことしてて、怖いのになんかほのぼのとしてるように思えたりして。でも、ラストに向かってそう来るかって‥思ってたのと違う(笑)でも、ラスト怖すぎです。

    0
    2025年07月07日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    櫛木理宇先生も私の好きな作家さんの1人です。
    今作は、グロさが比較的抑えられているように思うので、そこが苦手な方にもオススメ出来るのではと思います。
    コインを手に入れる為に殺人を繰り返す、まるでゲームのように。そんな“女”が出逢ってしまった市果。市果もまた、“女”に出逢ってしまい、生活が激変する。
    想像を超えていく展開にあっという間に読んでしまいました。

    0
    2025年07月04日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    豪華作家陣による多様なホラー短編集で、「最大級の恐怖」というテーマをミステリや心理、怪談、幻想など多彩なアプローチで表現している。
    日常に潜む不気味さや人間の闇を掘り下げられていた。
    特にミステリ好きに響く作品が多いような気がして、ホラーもミステリも好きな自分のような読者には、どんぴしゃで刺さる作品だった。
    全体的に新鮮で読み応えのある一冊。

    0
    2025年06月29日
  • 死蝋の匣

    Posted by ブクログ

    機能不全家族のなかで育った子どもたちにフォーカスしたお話
    子どものうちから犯罪を繰り返し、大人になってから無理心中をしてしまう千草の父親
    無理心中の生き残りの千草
    幼い頃に児童ポルノに出演した過去を持つミカ
    それ以外にも"親に愛されなかった子ども"がたくさん出てきて読んでいてつらかった
    でも彼らの「自分の家族を作りたい、愛したいし愛されたい」という思いに救われました

    0
    2025年06月29日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    いやいや怖っ!
    この作家さん、毎回こちらの予想を超えてくる。
    結果的には面白いんだけどゾワゾワさせられた。
    連続殺人犯との歪な逃避行の末に何が芽生えるんだろう?とドキドキしながら読んでいたのに、期待した展開とは全く違う方向に行ったわ。
    でもまあ、櫛木さんだもんなあ。
    やっぱそうなるよねえ。
    ホント良い意味で裏切ってくれるわ。
    そしてまた一人、新しいモンスターを生み出しちゃいましたね。

    0
    2025年06月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議

    Posted by ブクログ

    断れない女性、親子の繋がり、男子特有のおバカ騒ぎ。

    果たしてクリスマスの贈り物とデートは
    達成できるのか?! というサブミッション(笑)
    いや、はたから見ていたら大丈夫なのですが
    どうしてこう…石橋叩き割っても
    安全性が確認できない性格なのかw

    最初の話は、別れたら終わりでは? な女性。
    端から見たら…な状態ですが、条件反射みたいなもので
    どうしようもないのだろうな、と。
    相手の男も、好きだった、とかいうなら
    もうちょっと…とも思いますが。
    これは怖い話ではなかった、という読後。

    2話目の方が、人としてちょっと、な読後感でした。
    まぁ二人とも好きな方向(?)に走っているので
    本人がいいな

    0
    2025年06月24日
  • 死んでもいい

    Posted by ブクログ

    櫛木理宇〜って感じのイヤミス短編集。お気に入りは、文芸部の恩師・宇津木先生を疑惑がめぐる「彼女は死んだ」と、ホラー系短編集で最後に入ってると嬉しい著者が登場するタイプの話「タイトル未定」。

    0
    2025年06月18日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    派遣の若い女性が殺人鬼の女性との逃避行。
    殺人鬼に対する恐怖心なのか、心が通ったのか、逃げ出すチャンスがあるのに、逃げ出さない。
    人の人に対する情愛が余す所なく表現されていて、それぞれ感情を素直に出せるようになって行くのに、怖い話だった。
    一体何人死ぬのかと思ったが、情愛があまりに強くて、人の死すら印象に残らない。
    物語の読み始めと読み終わりで味わう気持ちの変化を楽しめました。
    最後、怖いなあ。
    さすが櫛木理宇さん、この話も容赦がなかった。

    0
    2025年06月14日
  • 骨と肉

    Posted by ブクログ

    カサンドラ症候群、の話だったような。
    もう、うろ覚えです。ヤバいです。

    不穏な結末だったのは、かすかに覚えている。

    0
    2025年06月12日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    復讐したい櫂と、死にたい文稀
    …じゃあ死ぬまでの間、おまえ、おれを手伝えよ…

    眼には眼を、歯には歯を、暴力には暴力を
    中学生らしいと言えばそうか

    復讐本番に向けてシュミレーションを重ねる2人の姿は、何故か『ひと夏の眩しい思い出』の様で恐ろしい

    表紙も美しくて怖い

    赫…なるほど

    0
    2025年06月11日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    派遣で働くイチカと偶然出会った連続殺人鬼との奇妙な共同生活を経ての逃亡生活。最初と最後で全く別物と思うほどの作品。後半からの怒涛の展開に、驚愕の真相。4年後を想像してゾッとする。面白かった。装画はこれで合ってる?

    0
    2025年06月11日
  • ふたり腐れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    わぁ…こわ、やば
    これ、続編あるやつ⁇

    なんか答え合わせみたいになるんだけど、イチカのイメージが薄ら暗くなって狂気が逆転する感じ、めっちゃわかったし良かった。
    女子の会話はこちらが“夢叶ってよかったね”とか思う程に可愛い。でもそれ人殺しの後やんとかエグい事と生活の緩急も良かったし、想像とは全く違う真相も面白かった。

    0
    2025年06月04日
  • 骨と肉

    Posted by ブクログ

    ぞくぞくとする恐怖感とこの人が実は犯人なんじゃないかといろんな人を疑わせる感じがあった。最後の最後は本当に「えっ、こわっ」ってなる(笑)
    櫛木さんの本って本当にスリリングあって好き

    0
    2025年06月01日
  • 死蝋の匣

    Posted by ブクログ

    櫛木さんの本は猟奇的でゾッとする作品が魅力的でよく読んでいるけど今回はまた違った怖さがあった。虐待、ネグレクト、愛を知らずにそだった末路。。。。いろいろと考えさせられた一冊でした。

    0
    2025年05月28日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    大好きな警察小説のアンソロジー。
    新たな作家さん発掘も兼ねて。

    ①佐々木譲さん『弁解すれば』
    初めましての作家さん。
    これはシリーズ作品の1つ。
    他者の心に協調し過ぎてしまう警察官の話。
    続きが気になるので今後読む予定

    ②乃南アサさん『青い背広で』
    こちらも初めましての作家さん。
    人気シリーズ主人公の若かりし頃の話のよう。
    シリーズのファンで無いとあまりピンと来ないかも。

    ③松嶋智左さん『刑事ヤギノメ』
    こちらも初めましての作家さん。
    面白かった。けど、短編ではもったいないかも。長編で読みたい。
    今のところシリーズは無さそう。

    ④大山誠一郎さん『三十年目の自首』
    こちらも初めましての作

    0
    2025年05月27日
  • 逃亡犯とゆびきり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    櫛木理宇 というと、グロ覚悟で読み始めるのだけれど、こちらはグロ度おさえめな感じ。櫛木理宇 初心者にもおすすめ。でも毒親多すぎ。

    フリーライターの世良と、世良の元親友で4人殺害指名手配逃亡中の福子 の話。
    福子のヒントから、事件ルポを次々書いていく。

    毎日テレビのワイドショーやニュースやネット上でもいろんな事件が起こるけど、報道は表面だけだし、本当の動機や真相なんてこちらには分からないし、怖いなぁって思った。

    ただ連作短編集のような形で、事件が出てくるので、どの事件も印象が薄くなってく・・・最後の頃には、最初の事件が何だったのかも思い出せない。まあ実際の事件もどんどん忘れられていくわけで

    0
    2025年05月27日