櫛木理宇のレビュー一覧

  • 氷の致死量

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    ミステリーと性的マイノリティを合わせたようなお話で非常に面白かったです。ミステリーとしても二転三転するどんでん返しも多く満足しました。

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    2024年07月03日
  • 鵜頭川村事件

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    読み応えがすごかった。

    大雨によって災害がおこり、
    閉ざされた村で発見された死体。

    犯人は村人の中の誰かだ。

    救助はこず、外部との連絡も途絶えた。

    土砂降りの雨は全く弱まることなく降り続く。

    閉ざされた空間で
    人間関係はゆがんでいく。

    田舎の村独特の家を重んじる昔からの考えに人々は縛られて
    圧迫されていた。
    長年積み重ねてきた思いがついに爆発する。

    ちょうど梅雨の時期に読んだので
    現実の雨と
    物語の中の雨が連動して
    怖さが増した。

    最後の結末へ向かう展開は
    ただただ気持ち悪く
    飛ばし読みしたくなるほど。
    しかし、あまり驚きはなかった。




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    2024年06月29日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    鴉を友として捜査にも役立ってもらえたりする素敵な特殊能力をお持ちで、お茶目キャラのイケメン刑事、鳥越恭一郎シリーズ第3弾!

    引退した刑事・三ツ輪が殺され、孫娘の楓花が誘拐された。
    事件の現場となった村は、かつて三ツ輪が追いかけていた、未解決の少女殺害事件が起きた場所だった。
    村は『十雪会』という新興宗教の拠点で、警察と軋轢が。

    謎と因縁が渦巻く閉鎖的な村から、鳥越は楓花を救うことが出来るのか!?

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    2024年06月26日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    佐々木譲、乃南アサ、松嶋智佐、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。

    警察小説を手掛ける人気作家による警察小説アンソロジー。7作を収録。面白い短編もあれば、ハズレの短編もあり、人気作家と言えどなかなか高いレベルの作品を上梓し続けるのは難しいのだなと思った。


    佐々木譲『弁解すれば』。北海道警察本部の小規模警察署の刑事部門に復帰した仙道孝司が主人公。物語はまだ続くようで、タイトルの意味が解かるところまでも描かれず、唐突に終わってしまう。てっきり読切り短編かと思ったのだが、連載作からの1話だったようだ。

    乃南アサ『青い背広で』。背広とは随分と

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    2024年06月15日
  • 氷の致死量

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    おもしろい!ガツンと櫛木氏にもらいました。一気に読んでしまう。
    今まで知らなかった事を教えてもらった。LGBTQについて、ネグレスト、アセクシャルetcこれは人に接する時の勉強にもなり、ストーリーもおもしろい。

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    2024年06月10日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    最近忙しく、触りだけ読んで3日。一章の途中まで読んでからはノンストップで夜通し読んでしまった。

    櫛木理宇にしてはグロテスクな描写はなく、後味も悪くないが やはり刺さるナニかがある。


    私がこうして本作を最後まで読めたのも、《教養》を持っていたからであり、《それらを学べる場》があったから。


    お腹いっぱいご飯が食べられ、
    色んなことを学べて、本が読める。
    そんな子供たちで溢れますようにと願うばかりだ。

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    2024年05月18日
  • 死刑にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    良い後味の悪さ

    バッドエンドやホラー系が好きな私ですが、この本の終わり方には震えました。殺人犯と関わるうちに性格や行動が変わっていく主人公、最終的には素の生活に戻り、平凡ながら幸せな暮らしをしていくのかと思いきや、、
    映画を先に観ていたのですが細かな違いがあり、どちらも楽しむことができました。

    #怖い #ダーク

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    2024年05月16日
  • 氷の致死量

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    相変わらず櫛木先生は強烈ですな。
    サイコパスとLGBTQ、加えてネグレクトまで織り交ぜて、社会問題をここまでかと言うくらい突きつけられました。アセクシャルって言うのを初めて知りました。(他にも色々あるんですね)
    聖母がこんな崇められ方になると怖いな…笑

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    2024年05月11日
  • 死んでもいい

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    嫌なのに、顔をしかめながら、読む手が止まらない。毒薬短編集って感じ。ほんとに全話嫌!笑
    星5にしたいけど、星5の気分の読後感じゃないから星4。
    好きだったのは、「死んでもいい」「その一言を」
    事実は一つだけど、真実は各々の中にあるんだな、て感じる二篇。結構びっくり。
    「タイトル未定」は背筋凍った。好きではない。死刑にいたる病の時もサイコパスにゾッとしたけど、著者の本読むとストーカーとか、頭おかしい人とか、普通にその辺にいそうな感じがしてザワザワする…こわ…。

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    2024年05月11日
  • 鵜頭川村事件

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    ネタバレ

    昭和50年代の閉ざされた村のお話。
    閉ざされた村が、更に水害によって物理的にも閉ざされ、普段不遇にされている者たちが、報復に出る。 人間の怖さ、群れになると残忍さ、自己が無くなる心理描写がよく書かれている。
    また、学生運動の一片も出てきて、どんなものかよく知らなかったけれど、雰囲気が伝わってきた。
    熱に浮かされ、半ばカルト的な雰囲気だった。

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    2024年05月01日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    【2024年87冊目】
    幼い息子を失い、魂を失ったような皆川家。真面目な長女、一歩置かれたような次女、ワガママな三女と家に寄り付かない父親に、錯乱する母親。そんなある日、母親が小さな男の子を保護したことで、家族の均衡は崩れ出す。互いに憎しみあい、罵詈雑言を口にする皆川家に寄り添う謎の女と男。家族はひとつにならなくちゃ――ね。

    さすが櫛木理宇さんでしたね、鬼怖い。表紙が怖かったので、覚悟はしてましたが、途中の描写は本当に勘弁してくれよと思うほどでした。依存症シリーズを拝読していたので「いや、からの〜?」って思いながら祈るように読んでましたが、想像していた+願っていた以上の展開でひっくり返りまし

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    2024年04月16日
  • 死んでもいい

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    私が櫛木理宇先生と出会うきっかけとなった作品は「侵蝕」だった。人間の醜さをこれでもかと描き切る手法と残酷な真実を織り交ぜる着想の豊かさには驚かされる。ただし今回は短編集だ。短い文章の中でいかに私達を裏切り先入観を打ち砕くのか楽しみでもあった。6篇どれも現実世界のすぐ傍の誰の中にも起こりうるものであった。最後のタイトル未定は作者は女性だったよなと思わず櫛木理宇先生のWikipedia を検索してました(^o^)
    現実に起きたら怖いだろうけど櫛木理宇先生が遊んでいる感じがして面白かったです。これからも櫛木理宇先生を応援したいと思います。

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    2024年04月16日
  • 瑕死物件 209号室のアオイ

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    ネタバレ

    第一話〜三話までは、ただ単に事故物件による怪異現象に思えたが、葵とは何なのか、不幸に陥る女性たちに怖さを感じた。
    第四話からさらに怖さを感じた。
    そして、第五話。
    回収話とわかりつつも、「そうだったのか」と驚きの連続でした。
    最後まで読み終え、再度、プロローグとエンディングを読むと、怖さが増す…
    面白かったです。

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    2024年04月01日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    思いついたまま書くのでとっ散らかってます。


    これはひどい〜〜(事件が)
    ここまで凄惨な事件を読まされると胸糞通り越して言葉を失う
    それでいてすらすら読みやすいんだから
    ほんと嫌になるわね…


    なんか犯人の供述がいかにもこういう奴らが言いそうなセリフばかりなんだけど
    それはそれでまんまとイライラさせられたのが作者の掌で転がされてる気がしたなぁ

    櫛木理宇さんは死刑にいたる病しか読んだことないけど
    なんとなくエンタメ性が強い表現が印象的で
    この作品にもそれを感じた(犯人たちのセリフや最後の真千代との対峙とか)
    みんな!こういうサイコパス好きでしよ!感があるというか…
    真千代みたいな犯人は別に

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    2026年04月05日
  • 執着者

    匿名

    購入済み

    怖い

    ストーカー本当に怖いです

    #ドロドロ #怖い

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    2024年03月04日
  • 少年籠城

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    お、重かったです。辛かったです。
    でも、ノンストップで読んでしまいました。止められませんでした。

    私、特に理由もなく、性善説を信じたくて、
    そもそもみんないい部分はあるのに、育った環境でどうとでも変わってしまう。でも実は奥底の底の根っこの部分は優しいものが残ってるって、信じたいんだけど。
    よく分からなくなりましたね。
    読みながら自分の考えが一転二転して、もう、よく分からなくなりました。

    実際にこんなことって、あるの?
    なんでそんなことができるの?
    って理解できなくて、それは私が恵まれてるからかな…
    実際にこういうことが日本で世界できっと起こってるのかな…
    つら…つらすぎる

    夜も寝る前にず

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    2024年03月03日
  • 氷の致死量

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    ネタバレ

    ジェンダー問題、毒親、ネグレクト。
    家族、夫婦、社会の『普通』。
    学校のいじめ。
    閉鎖的で、がんじがらめ、抜け出せない問題多い。

    愛情と憎悪。
    性的対象、聖母。

    たくさんの問題が、一冊の本にギュッとつまっていって、続きが気になって読み進める。

    つい最近、犯人の心情が、一切わからない小説を何冊か読んだので、犯人の気持ち、彼らの殺人衝動、神からの啓示だなど、歪な考え(彼らの中では整合性がとれていると思っている)を読めたので良かった。
    やっぱりわからない行動は、一つ一つ説明されている方が歪みを理解はできないけれど、知ることができる。

    樹里、十和子が、少しずつ変わっていく姿良かった。

    元夫の

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    2024年03月03日
  • 氷の致死量

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    今回はシリアルキラーである。
    さすがの櫛木、シリアルキラーのインパクトは抜群なのだが、社会問題や閉塞さを織り交ぜて物語に落とし込むのが実に巧みである。
    例えば『殺人依存症』のような強烈さは本作では息を潜めているが、代わりにじわりじわりと明かされる謎がある。そのどれもが人間の闇をこれでもかと描いている。
    相反するように人間の持つ「光」にも焦点が当たっている。闇と光が織り交ぜられた物語をぜひ。

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    2024年03月01日
  • 虎を追う

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    死刑にいたる病を読む前に櫛木理宇さんの作品を試しに。 エグい内容、エグい文章力。 メンタルイタイイタイ。

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    2024年02月23日
  • 執着者

    購入済み

    そうきたか!という感じではあったけど、そんなにウオォ!これはすごく面白い!という感じでもなかった。薄気味悪いのが好きなので雰囲気は好き。

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    2024年02月20日