櫛木理宇のレビュー一覧

  • 少年籠城

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    ネタバレ

    最近忙しく、触りだけ読んで3日。一章の途中まで読んでからはノンストップで夜通し読んでしまった。

    櫛木理宇にしてはグロテスクな描写はなく、後味も悪くないが やはり刺さるナニかがある。


    私がこうして本作を最後まで読めたのも、《教養》を持っていたからであり、《それらを学べる場》があったから。


    お腹いっぱいご飯が食べられ、
    色んなことを学べて、本が読める。
    そんな子供たちで溢れますようにと願うばかりだ。

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    2024年05月18日
  • 死刑にいたる病

    ネタバレ 購入済み

    良い後味の悪さ

    バッドエンドやホラー系が好きな私ですが、この本の終わり方には震えました。殺人犯と関わるうちに性格や行動が変わっていく主人公、最終的には素の生活に戻り、平凡ながら幸せな暮らしをしていくのかと思いきや、、
    映画を先に観ていたのですが細かな違いがあり、どちらも楽しむことができました。

    #怖い #ダーク

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    2024年05月16日
  • 氷の致死量

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    相変わらず櫛木先生は強烈ですな。
    サイコパスとLGBTQ、加えてネグレクトまで織り交ぜて、社会問題をここまでかと言うくらい突きつけられました。アセクシャルって言うのを初めて知りました。(他にも色々あるんですね)
    聖母がこんな崇められ方になると怖いな…笑

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    2024年05月11日
  • 死んでもいい

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    嫌なのに、顔をしかめながら、読む手が止まらない。毒薬短編集って感じ。ほんとに全話嫌!笑
    星5にしたいけど、星5の気分の読後感じゃないから星4。
    好きだったのは、「死んでもいい」「その一言を」
    事実は一つだけど、真実は各々の中にあるんだな、て感じる二篇。結構びっくり。
    「タイトル未定」は背筋凍った。好きではない。死刑にいたる病の時もサイコパスにゾッとしたけど、著者の本読むとストーカーとか、頭おかしい人とか、普通にその辺にいそうな感じがしてザワザワする…こわ…。

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    2024年05月11日
  • 鵜頭川村事件

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    ネタバレ

    昭和50年代の閉ざされた村のお話。
    閉ざされた村が、更に水害によって物理的にも閉ざされ、普段不遇にされている者たちが、報復に出る。 人間の怖さ、群れになると残忍さ、自己が無くなる心理描写がよく書かれている。
    また、学生運動の一片も出てきて、どんなものかよく知らなかったけれど、雰囲気が伝わってきた。
    熱に浮かされ、半ばカルト的な雰囲気だった。

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    2024年05月01日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

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    【2024年87冊目】
    幼い息子を失い、魂を失ったような皆川家。真面目な長女、一歩置かれたような次女、ワガママな三女と家に寄り付かない父親に、錯乱する母親。そんなある日、母親が小さな男の子を保護したことで、家族の均衡は崩れ出す。互いに憎しみあい、罵詈雑言を口にする皆川家に寄り添う謎の女と男。家族はひとつにならなくちゃ――ね。

    さすが櫛木理宇さんでしたね、鬼怖い。表紙が怖かったので、覚悟はしてましたが、途中の描写は本当に勘弁してくれよと思うほどでした。依存症シリーズを拝読していたので「いや、からの〜?」って思いながら祈るように読んでましたが、想像していた+願っていた以上の展開でひっくり返りまし

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    2024年04月16日
  • 死んでもいい

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    私が櫛木理宇先生と出会うきっかけとなった作品は「侵蝕」だった。人間の醜さをこれでもかと描き切る手法と残酷な真実を織り交ぜる着想の豊かさには驚かされる。ただし今回は短編集だ。短い文章の中でいかに私達を裏切り先入観を打ち砕くのか楽しみでもあった。6篇どれも現実世界のすぐ傍の誰の中にも起こりうるものであった。最後のタイトル未定は作者は女性だったよなと思わず櫛木理宇先生のWikipedia を検索してました(^o^)
    現実に起きたら怖いだろうけど櫛木理宇先生が遊んでいる感じがして面白かったです。これからも櫛木理宇先生を応援したいと思います。

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    2024年04月16日
  • 瑕死物件 209号室のアオイ

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    ネタバレ

    第一話〜三話までは、ただ単に事故物件による怪異現象に思えたが、葵とは何なのか、不幸に陥る女性たちに怖さを感じた。
    第四話からさらに怖さを感じた。
    そして、第五話。
    回収話とわかりつつも、「そうだったのか」と驚きの連続でした。
    最後まで読み終え、再度、プロローグとエンディングを読むと、怖さが増す…
    面白かったです。

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    2024年04月01日
  • 執着者

    匿名

    購入済み

    怖い

    ストーカー本当に怖いです

    #ドロドロ #怖い

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    2024年03月04日
  • 少年籠城

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    お、重かったです。辛かったです。
    でも、ノンストップで読んでしまいました。止められませんでした。

    私、特に理由もなく、性善説を信じたくて、
    そもそもみんないい部分はあるのに、育った環境でどうとでも変わってしまう。でも実は奥底の底の根っこの部分は優しいものが残ってるって、信じたいんだけど。
    よく分からなくなりましたね。
    読みながら自分の考えが一転二転して、もう、よく分からなくなりました。

    実際にこんなことって、あるの?
    なんでそんなことができるの?
    って理解できなくて、それは私が恵まれてるからかな…
    実際にこういうことが日本で世界できっと起こってるのかな…
    つら…つらすぎる

    夜も寝る前にず

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    2024年03月03日
  • 氷の致死量

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    ネタバレ

    ジェンダー問題、毒親、ネグレクト。
    家族、夫婦、社会の『普通』。
    学校のいじめ。
    閉鎖的で、がんじがらめ、抜け出せない問題多い。

    愛情と憎悪。
    性的対象、聖母。

    たくさんの問題が、一冊の本にギュッとつまっていって、続きが気になって読み進める。

    つい最近、犯人の心情が、一切わからない小説を何冊か読んだので、犯人の気持ち、彼らの殺人衝動、神からの啓示だなど、歪な考え(彼らの中では整合性がとれていると思っている)を読めたので良かった。
    やっぱりわからない行動は、一つ一つ説明されている方が歪みを理解はできないけれど、知ることができる。

    樹里、十和子が、少しずつ変わっていく姿良かった。

    元夫の

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    2024年03月03日
  • 氷の致死量

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    今回はシリアルキラーである。
    さすがの櫛木、シリアルキラーのインパクトは抜群なのだが、社会問題や閉塞さを織り交ぜて物語に落とし込むのが実に巧みである。
    例えば『殺人依存症』のような強烈さは本作では息を潜めているが、代わりにじわりじわりと明かされる謎がある。そのどれもが人間の闇をこれでもかと描いている。
    相反するように人間の持つ「光」にも焦点が当たっている。闇と光が織り交ぜられた物語をぜひ。

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    2024年03月01日
  • 虎を追う

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    死刑にいたる病を読む前に櫛木理宇さんの作品を試しに。 エグい内容、エグい文章力。 メンタルイタイイタイ。

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    2024年02月23日
  • 執着者

    購入済み

    そうきたか!という感じではあったけど、そんなにウオォ!これはすごく面白い!という感じでもなかった。薄気味悪いのが好きなので雰囲気は好き。

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    2024年02月20日
  • ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる

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    ネタバレ

    ますます広がる、森司&このみパートと事件パートの温度差よ。
    あー、大河内さんのお話は救いがあったね。ハートウォーミングでほっとする。

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    2024年01月29日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    ネタバレ

    櫂と文稀の二人で行う「罰」
    少年法によって守られた同じ人間とは思えない犯罪を犯した奴らを最終的に行う従兄弟の土橋祥太の復讐の練習台としていく。
    だが昏睡状態だった祥太が覚め、本当に復讐するべきなのか迷っているうちに文稀は一人で中学校に乗り込み復讐を行ったあと自殺を図る。
    しかし、死にきれずどうでもいいと考えていたはずの文稀の親が延命措置を行い、昏睡状態となる。
    そんな文稀を櫂はお見舞いに行き祥太にしてあげていたように体を動かしてあげるのだった。

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    2024年01月15日
  • 鵜頭川村事件

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     キャラ重視のホラー小説「ホーンテッド・キャンパス」があまり合わなかったが、筆致から作者は相当本を読んでいて実力があるのではないかと感じ、諦めずに本書にも手を伸ばしてみた。
     結果、大正解。この作品に出会えて良かった。やはり櫛木さんはすごい。

    山奥の寒村で起こる豪雨による土砂崩れ災害、それに伴う停電や断水、殺人事件、対立する村人達。

    僻地の村人の描写がすごい。
    それぞれの住民が屋号を持っているというのがリアリティがあって良かった。自身も田舎育ちのため、村に一軒の魚屋の娘は「魚屋のひろみちゃん」と呼ばれるし、
    和菓子屋があれば「饅頭屋の茂くん」などというように〇〇の誰それと読んでいたことを思

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    2024年01月12日
  • 少年籠城

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    ネタバレ

    重いテーマだったが引き込まれた。不良少年と子分の事件と思ったらとんでもない大人の悪行だったし、この地域の設定に戸惑った。

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    2023年12月29日
  • 世界が赫(あか)に染まる日に

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    緒方櫂15才は体格の良い普通の中学生である。幼い頃から仲が良かった従弟の土橋祥太がイジメにより片眼を失い昏睡状態にあることから犯人や学校、そしてマスコミの対応に対して鬱屈した感情を昇華できないでいた。
    そんな彼が夜の泉第二公園で出会ったのは同級生の高橋文稀だった。クラスでも目立たない文稀の口から出たのは「15才の誕生日に自殺する」だった。櫂はその言葉に驚くわけでもなく、自殺を手伝う代わりに従弟の復讐を手伝ってもらう事を提案する。
    櫂と文稀は期限である文稀の誕生日までに祥太の仇である長谷部兄弟に復讐することを計画し、復讐の予行演習として少年法に守られる極悪な少年少女をターゲットとし次々に襲ってい

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    2023年12月04日
  • ホーンテッド・キャンパス 夜を視る、星を撒く

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    1累ヶ淵百貨店・・・両角巧は「霊能者タクミ」で一世を風靡した有名人。霊能力を売りに芸能活動をしていたが能力が薄れてきてオカ研に相談に来た。映画撮影中に事故が起きて廃墟になった累ヶ淵百貨店でロケを行うことになり,,,
    2渇く子・・・稲生藤乃歯学部二年、尼だった祖母が他界し、その屋敷で住むことになったがその屋敷でやせた幼い子供の幽霊に覗かれることがあった。
    3赤珊瑚 白珊瑚・・・法学部二年、林田萌菜は同棲していた彼氏と別れたがお守りとしていた赤白の珊瑚のペアの片方、赤珊瑚を元彼に隠された。その珊瑚を離ればなれにすると不幸になるという謂われを気にするが元彼のバイト先の学習塾ではバイトに対する厳しい労

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    2023年12月04日