櫛木理宇のレビュー一覧
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市立中学で英語を教える青哉は、久しぶりに小学校の同級生と集まった。武丸、凪、若葉、そして青哉の4人は、14年前の林間学校で起きた壮絶な事件を振り返る。4人と同じ班だった乃江瑠が、近所の危険人物・須藤に殺害されたあの日のことをーー
それぞれが、わだかまる思いを抱えつつ、また会うことを約束した数日後、若葉が絞殺体で発見された。過去の事件と繋がりがあるのか? 悪夢が再び動き出す!
いや〜読むの止まらなかった〜
つい夜更かししてしまいました(p_-)
現在と14年前が交互に語られて進むから
ジリジリと真相がわかって行くんですね。
それがどうにも不安を誘うというか上手いんです笑
事件の根幹は身勝手で歪んだ大人達
大人の犠牲になった子供達が辛い物語です。
そんな大人がたくさん出てきて胸糞悪しです!
この主人公の誠実さ、潔さが物語を通して唯一の光だったと思います。゚(゚´Д`゚)゚。
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Posted by ブクログ
真っ白に塗られた顔、足首までの白いワンピース、肘までの手袋。山口葉月の異様な姿は、まさに仮面をかぶった存在のようで、現れた瞬間から不気味さに圧倒される。彼女が寄生する家は次々と壊れていき、その過程が淡々と、けれど確実に描かれていくからこそ、読んでいるこちらまでじわじわと追い詰められていく感覚になる。
ストックホルム症候群や拘禁反応、マインドコントロール。普通なら異常にしか見えないはずの状況を、登場人物たちが「幸福」と錯覚してしまうのが恐ろしくて切ない。洗脳がどうやって進んでいくのか、そのプロセスが生々しく描かれていて、痛々しさと共に妙な説得力があった。
恐怖の先に待っていたのは意外なエンディングで、ただ怖いだけじゃなく、どこか胸に残る切なさも感じさせられた。 -
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自分が死んでいる、見え方が違う祖父母、四谷怪談。
それはちょっとどうだろう…という真相な最初の話。
選び取るのは本人、とはいえ、これはちょっと
無責任な感じがします。
それによって引き起こされたとも言える内容。
一番の元凶は…ですが。
笑っているか、怒っているか。
これはどっちだ、と思っていたら…。
これはこれで、生きている人間も変わりないですし
本人にとっては、確かに怖くないかと。
やはり、生きている人間が一番怖い。
言わずと知れた、な四谷怪談。
上澄み程度しか知りませんでしたが
こういう話なのか、と。
これは今でも使える男女間ではありますが
写真については、当人の心があるので、なんとも。
これぐらい、なのか、だからこそ、なのか。 -
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同級生4人が集まり、14年前の林間学校での事件を振り返る。
大人になったからこそ直視できるようになった現実があって、そこから新たな事実に気づくこともあるよね。
なんだろうな、胸を抉られるというか。
子供の頃の無力感を思い出させる作品だなあと。
本来、大人が負うべき責任を子供に押しつけてどうすんの?という歯痒い気持ちでいっぱいだった。
また、意外な真相に驚くと同時に憤りも感じた。
青哉じゃないけど、ホント「なんで…」って気持ちだわ。
ただ最後には、ちゃんと希望も提示してくれたのが良かった。
人生において「まだやり直せる」って大きい。
もういろんな感情が綯い交ぜになって涙が止まらなくなった。 -
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幼い頃の事件に巻き込まれた仲間が再び集い… 子ども社会の絶望を描いたミステリー #七月の鋭利な破片
■あらすじ
2023年、中学教師の青哉は、当時の小学校の同級生たちと集まることになった。同性の友人の武丸、憧れていた凪、ウマが合わなかった若葉、彼らは2009年に林間学校でおこった事件を振り返っていた。
当時同じ班だった少年乃江瑠は、異常者に殺害されてしまったのだ。その後、仲間たちはまた会うことを約束したものの、若葉が殺害されてしまう。果たして過去の事件との関連があるのだろうか…
■きっと読みたくなるレビュー
こういった本を読むたび、未来のある子どもは守ってあげなきゃと思いますね。それぞれが自分らしく生きられる世の中になってほしい。
幼い頃の事件に巻き込まれた仲間たちが再び集い、かつての事件を振り返っていくも、さらに新しい事件も発生してしまう。並行して小学生当時の仲間たちのやり取り、林間学校での行動、事件までの経緯が語られていくという筋立て。この二つの事件の交差するところがミステリーとしての読みどころになりますね。
本作で描かれるのは、子ども社会における「絶望」です。
ストレス社会に生きてるのは大人だけでない。周囲の大人たちが自分勝手に生きてると、近くにいる子ども達は不幸になるんですよ。読めば読むほど、腸が煮えくり返る思いにさせられる。
それでも子どもたちは、懸命に前向きに生活してるところが健気なんすよねー。特に好きな子は誰なの?みたいな話は、いつも時代もどこの子どもたちも同じ話題ですよね。ほんのちょっと希望の光が差し込んでる。
特に本作は子どもたちの感情やセリフがリアリティたっぷりに描けてるの。マジで心臓がつぶされるようなやり取りもあって、悲しくて仕方がない。もっと自由に幸せに生きてほしいなぁ…
そして何より声を大にして文句を言いたいのは、大人たちですよね。とにかく許せない奴ばっかりですが、特に六田先生の仕事に対するプライドのなさが勘弁ならない。絶対に子どもに不利益を押し付けちゃいけません。
子どもは守られて当然の存在。なぜなら彼らは経験も知識も体力も少なく、判断ができないからです。家族内はもちろん、社会としても守ってあげなきゃいけないんですよね。
■ぜっさん推しポイント
かなりキツめのお話でありながらも、社会問題への提起がしっかりされてるから嫌な気分では終わらないところがGOODですね。
小学生時代も、大人になっても、人と人のつながりの大切さも良く描かれてる。お話としての完成度が高いから、映像化されても見ごたえのある作品になると思いました。 -
Posted by ブクログ
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あぁ、読まなきゃ良かった
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ホラー小説が6作品。
私は斜線堂有紀さんが読みたくて買いました。
そして個人的にはホラーはあまり得意ではないので
他の人の分どうしようと思いましたが、
私的にはそこまで怖くなく作品を楽しめました。
怖いっていうより、気味が悪い感じというか。
「かんのさん」が一番印象に残ってます。
アニメで映像が浮かぶというか。
めっちゃ怖いのは嫌だけど、
でも怖いもの見たさで気になる、
夏だしホラーも読んでみたいかも、
という方におすすめです!