櫛木理宇のレビュー一覧

  • 監禁依存症

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    もう、常日頃思ってる事が全部書かれてた。
    実害あるロリペドなんて、司法が動かないなら私刑しかないじゃない。
    点が全部繋がった時の爽快感はシリーズ1番かも。
    人たらしの犯罪者って本当にいるんだよね。
    櫛木さんの下調べの凄さにはいつも感嘆するよ。

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    2025年08月01日
  • ホーンテッド・キャンパス

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     ホラー×キャンパスライフ×恋愛=面白くない…、と思っていたのですが、まさかまさかの面白過ぎて、2日で読破しちゃいました。4,5話程の怪奇現象の謎を解き明かしつつ、ヒロインとの恋愛成就を目指す森次くん。草食系男子でありながら、霊感持ち、なのにホラーは苦手。しかしヒロインのこよみちゃんがオカルトサークルに入るものだから、自分も入っちゃう。ここまでだと、至極平凡なキャンパススウィートライフになってしまいそうだが、スパイスとしてサークルに持ち込まれる怪奇現象の悩みを解き明かしつつ展開されていくストーリーが実に爽快です。きっと、怪奇現象も科学的に解明されて、「ほら、おばけなんて噓でしょ」というオチなの

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    2025年07月31日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    トータル3.5くらい。
    書き下ろしなので全部新作だったのが良かった。

    この中で好きなのは貴志祐介の『猫のいる風景』かな。曖昧オチではなく、きっちりミステリーもしてホラーもやってる。お化け無しで楽しませてくれた。


    有栖川有栖『アイソレーテッド・サークル』
    クローズドサークルの定義について話をしていて、どこかミステリーな雰囲気はあるものの、結局何かは不明で、結局どこかの異界らしいということで終わる。でも面白かった。
    ミステリー小説だったら犯人がいるのに、この話では何かを見つけてはいけない、見てはいけない。犯人を見つけることが禁じられる恐怖。


    北沢陶『お家さん』
    丁稚奉公目線なので時代がわ

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    2025年07月30日
  • 七月の鋭利な破片

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    子どもを守らなければいけない大人が酷いヤツばっか。特に担任の六田。同情の余地もない。
    文章はとても読みやすく、どのように繋がっていくのか展開も気になり、あっという間に読み終えた。

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    2025年07月29日
  • 骨と肉

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    とにかく気持ちが悪くなります
    最初から最後までずっと不穏
    読者の心拍数も上がりっぱなし
    家族や血というものを考えさせられました

    めちゃくちゃおもしろかったです!

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    2025年07月29日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    「時代を牽引する作家陣」のキャッチコピーは伊達じゃない。特に「カタリナの美しき車輪」はよかった。最近のニュータイプホラーはどうしても文体が洒落怖風、ほん怖風、モキュメンタリー崩れになりがちなのに、耽美な雰囲気を崩さないままやり切ってるところがとてもいい。
    ホラーブームの再来を予感させる一冊。怖いというより嫌な感じで怖いの苦手な方にもおすすめです。

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    2025年07月29日
  • 鵜頭川村事件

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    いや〜良かった。昭和後半、古い田舎の村、男尊女卑全開の村人たち。水害をきっかけに2つの姓名の派閥争いが激化する。閉塞感と胸糞感のバランスが読んでいて痛気持ちいいとでも言うのだろうか。酒毒という表現があったけど、これは身に染みて他人事で終わらない話もあった。

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    2025年07月28日
  • 七月の鋭利な破片

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    小5の林間学校で同級生が無惨に殺害され14年後再会した仲間の一人が殺された 過去の事件と何か関係があるのか?という話

    2023年25歳現在と、2009年小5の頃に何が起こったかを回想して、話は交互に繰り返されて進む

    過去と現在が繋がった時、色々解明されていくんだけど前半の描写が丁寧な分、後半は説明が多いような感じで残念。

    でも結構おもしろかった。難しいこともなくサクサク読んだ。
    主人公たちは14年前の事件を乗り越えて大人になっていけるとあった。
    救いようのない物語でなくてよかったと思った。

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    2025年07月24日
  • 死んでもいい

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    読後感ずっしりのイヤミス短編集
    盗癖のある女性とその周囲を描いた「その一言を」がお気に入り
    最後まで読んで「そういうことか!」となる構成がおもしろかった!

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    2025年07月18日
  • ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか

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    ずっと愛読しているシリーズ。
    櫛木理宇先生の著作にしてはマイルドなホラーで心にダメージがくる展開は少なく読みやすい。
    ホラーというよりもはや恋愛小説だと思ってよんでいる。

    怪異に対する蘊蓄などまだまだこんなネタがあるのかと毎度驚かされる。
    死霊や無差別な呪いだけでなく、人の悪意や害意がしっかり練られていて読み応えがあった。
    今回は表題作が好みだった。

    今回は三編載っている。

    さよならカサブランカ
    シネマバーで起こる空間が閉鎖する異常事態
    原因は建物自体に棲みつくものか別にあるのか。

    さえずりとドライブ
    ドライブ好きな姉と同乗する弟。
    乗車後に車や飼う鳥に異常が起き始める。

    狼は月に吠

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    2025年07月17日
  • 死刑にいたる病

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    ネタバレ

    大量殺人を犯した榛村大和が一介の大学生である筧井雅也に自分の身に覚えのない殺人の調査を依頼する所から、大和と雅也の間に何らかの関係があるのだろうと予想された。途中でその関係性を示唆された際には「やっぱり」と思った。
    しかし随所で雅也の行動も怪しくなってくると大和の本当の狙いが見えてきて、そこからは一気読みであった。
    設定に若干の強引さはあるもののストーリー展開ではあまり大きな違和感を抱かず、大和の不気味さが残る最後であった。
    灯里が大和と関連していたのは意外性があったが、佐村弁護士はもう少し本編に出てきても良かったのではないかと感じた。

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    2026年01月03日
  • 執着者

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    2025.07.13
    怖さと謎解きが双方とも満たされている良書。多くの登場人物が現れるが、それぞれの人柄を描き出すために、細かいところに目を配った拍子がされているという読後感が強い。
    女性と男性の物の感じ方の違いについても考えさせられる。普通の男は普通であるが故に「ストーカー」される「女」の気持ちがわからないのだなと思う。私自身が作中の登場人物であったにしてもこんな対応だろうなと思いながら読んでいた。
    もうひとつ。執着というか、執念というかを、日本人はあまり持ち続けられないのだなとも思う。日本人以外のほうが、こうした執着を持ち続けることができるような気がしている。これは、なんの根拠もない感想で

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    2025年07月13日
  • ホーンテッド・キャンパス 待ちにし主は来ませり

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    ついに、クリスマスデート!

    を、している二人以外の周囲?
    駆け込みな1話の依頼者の持ってきたお菓子の落差が
    おお…な。
    いや、お徳用チョコ美味しいですけどw
    視点を変えれば、な2話目。
    子供だから、と言っているとこうなる、の
    お手本のような状態でした。
    どうせ分からないから、は駄目です。

    そんな通常営業(?)な話から一転、な3話目が
    粘着質というか、執念の恐ろしさというか…。
    いや、1話目もあれはあれですごかったですが。
    よくある話、と言えばそれまでですが
    替わりはさがせても、戻ってはきません。

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    2025年07月13日
  • 少女葬(新潮文庫)

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    2025.07.10
    主人公のひとりはなぜ「あんな危ないところ」に住んでいて、無事に生きていけたのか、そして、もうひとりはなぜ「あんな目にあうのか」
    その差、その運命を分けるのは何なのかを考えている。

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    2025年07月10日
  • 執着者

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    純粋にストーカー!ってだけの話ではない
    まさかこんなラストに行き着くとは想像もしなかった。というか読み終わってからも複雑すぎて相関図がほしいくらい

    幼少期に姉を殺された少年
    同棲カップルに執拗に嫌がらせをする老婆
    大学院に通う女性に猥褻なストーキングをする老人
    誰から見てもいい夫婦の夫が殺され、妻が拉致される事件が起こり少しずついろんなことが繋がっていく
    とりあえず老人のストーカーは逆にこわい
    世の中的に老人だから、って許されることが多すぎるのでは?と日頃のモヤモヤが頭をよぎった

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    2025年07月09日
  • 死んでもいい

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    ミステリ短篇集。どの話もゾワゾワする感覚で読んでいると、最後には意表を突かれる形で終わります。六話あるのでテンポ良く裏切られていきました。「ママがこわい」がタイトルどおりすぎて、特に印象に残る。
    最終話の「タイトル未定」は私には途中から意味不明。やや甘の★4つ。

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    2025年07月09日
  • ふたり腐れ

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    櫛木理宇さんの新刊です。やっと読めました。
    2人に肩入れしすぎて、自分がストックホルム症候群みたいになってました。悪いことしてて、怖いのになんかほのぼのとしてるように思えたりして。でも、ラストに向かってそう来るかって‥思ってたのと違う(笑)でも、ラスト怖すぎです。

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    2025年07月07日
  • ふたり腐れ

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    櫛木理宇先生も私の好きな作家さんの1人です。
    今作は、グロさが比較的抑えられているように思うので、そこが苦手な方にもオススメ出来るのではと思います。
    コインを手に入れる為に殺人を繰り返す、まるでゲームのように。そんな“女”が出逢ってしまった市果。市果もまた、“女”に出逢ってしまい、生活が激変する。
    想像を超えていく展開にあっという間に読んでしまいました。

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    2025年07月04日
  • 監禁依存症

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    性犯罪、というものに対して考えるきっかけになった。
    主人公たちの過去と、現代の事件が絡み合って面白かった。

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    2025年07月01日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    豪華作家陣による多様なホラー短編集で、「最大級の恐怖」というテーマをミステリや心理、怪談、幻想など多彩なアプローチで表現している。
    日常に潜む不気味さや人間の闇を掘り下げられていた。
    特にミステリ好きに響く作品が多いような気がして、ホラーもミステリも好きな自分のような読者には、どんぴしゃで刺さる作品だった。
    全体的に新鮮で読み応えのある一冊。

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    2025年06月29日