櫛木理宇のレビュー一覧

  • ホーンテッド・キャンパス 墓守は笑わない

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    シリーズ13弾。今回も謎たっぷり、恐怖もたっぷりで大満足です。民俗学や神話の蘊蓄も楽しくってわくわくさせられました。
    そしてもちろんラブコメ要素も健在。冒頭からの森司の二股疑惑に驚愕ですが……まー何かの間違いに違いないとは思いました。まさかそんなオチかい!(笑)
    お気に入りは「こどものあそび」。実に怖い。怖すぎる。そしてやはり、怖いのは幽霊よりもむしろ生きた人間なのですね。あの狂気っぷりはたまりません。背景の物語には切なく悲しい面もあるけれど。押し付けられるほうはたまったものじゃないなあ。

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    2018年04月30日
  • ホーンテッド・キャンパス 水無月のひとしずく

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    シリーズ12作目。今回も半端なく怖い! 生きてる人間も、死んだ者の霊も(どっちかといえば、生きた人間のほうが怖いのかなあ?)。そしてなんと、過去に登場したあの一番わけがわからなくって気持ち悪い恐怖の家が、あんな形で絡んでくるだなんてっ! あの家、いったいどんな因縁があるのでしょうか。指絡みの何か。怖いけれどものすごく気になる……。
    そして、抱腹絶倒のラブコメも健在。胸キュンどころか心不全起こしかけてるってそれはいったい何なの(笑)。ていうか、その程度で三途の川渡りかけてどうする! あーほんっと、保護者気分で目が離せません。

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    2017年12月24日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    家族も血縁も難しい。何だってそうだけど比べ出したらきりがないし。
    変わっていく価値観と守ろうとする伝統とその間に落ち込むとこれまたむずかしいしね。

    さて。周りの温かさ…なのか生温ーい目線がかなりクセになってきましたよ。

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    2017年09月14日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    やだもう。おばさんどんだけ悶絶させたら気がすむの!?
    …な、パートがあるから読後感救われてるけど、今回テーマがリアルで色々考えてしまう。親子…ねぇ。


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    2017年07月26日
  • 避雷針の夏

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    色々な事柄をよく観察しているからなのか、こんなに色々なジャンルで書けるとは…スゴイ作家さんである。

    人間描写と話の流れは飽きないし、多分登場人物(主役でなく)の誰かはまるで自分の投影された姿のような気になる。
    あぁこれが現代社会というものなのかと思い、本当によく観察されていると思う。生々しさがスゴイ。

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    2017年07月23日
  • ホーンテッド・キャンパス 白い椿と落ちにけり

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    ようやく前作で進展が! このあとはとんとん拍子かな、と思ったのに。プロローグからがっくりと崩れ落ちそうになりました。なんだそりゃ(笑)。この展開は予想しませんでした。鈴木君お疲れ様、ってな感じです。
    今回も怖くて嫌な話がいろいろだけれど。ちょっと癒し系の物語もあっていいですねえ。「夜ごとの影」がなんだかとてもノスタルジックで素晴らしいけれど。一方で、霊を祓う?ための女性陣の行動が……ある意味恐るべし。すごーく納得できますけどねえ。そして楽しそうだし。

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    2017年04月27日
  • 赤と白

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    以前読んだ『寄居虫女』よりは、ひねってない話なんですが…出てくる少女4人の家庭がみんな壊れてます。こんな異常な環境で、心穏やかに過ごしていけるはずもなく…少女たちの互いの関係のちょっとした行き違いをきっかけに雪崩式に恐ろしい結末へ…ページをめくる手が止まらないのはさすがです。
    その結末を残酷と見るべきか、人それぞれだと思いますが、私はどんな形にしろ、終わってよかったんだと思いました。あの状態が続いていく方が彼女らにとっては地獄だったでしょう。
    あえて言うならあの停電の日一日で全てが一度に起きるっていうのはちょっと行き過ぎかなと思いました。

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    2017年03月06日
  • 僕とモナミと、春に会う

    とてもよかった

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    2017年01月21日
  • ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と

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    10冊目にしていよいよ初デート。なんだかこれだけシリーズ追ってると、保護者気分で見守りたくなってしまいますね(笑)。実に微笑ましいのだけれど……うん、私もすっごく思いましたよ。「いまさら気づくのそこなん?」って! これで次作からは「いいかげんにせい!」って突っ込まなくても大丈夫かしら。
    とまあその部分はさておき。今回も怖かった。二話三話の人間心理面の物語も怖くてぞくぞくさせられはしたのですが。夜に読んでて一番「うぎゃあ!」と思って読むのをストップしてしまったのが「目かくし鬼」の幽霊登場シーン。爽やかで明るい光景の中にあれは……想像すると恐ろしすぎました。なので昼間になってから読んだけど、あのシ

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    2016年12月18日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    ネタバレ

    シリーズ初の長編である本作は、瓜子姫伝説をテーマとしている。
    瓜子姫ものの伝奇作品というと、私は真っ先に諸星大二郎の『妖怪ハンター』に収められている一篇を連想するのだが、本作もなかなかどうして、面白い解釈でスリリングな展開となっている。
    特に、瓜子姫と天邪鬼の争いに、(片方だけが偏愛される)きょうだいをあてはめるのはとても興味深い。単に「そういう説がある」のではなく、たまたま主人公たちが滞在した時に現存する、いくつかの「きょうだいの諍い」がここに絡んでくる。
    今までも、このシリーズはホラーにミステリ風味が強い作品となっていたが、今回はまさしく、ミステリであった。
    ところで、私は瓜子姫の物語や桃

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    2016年09月01日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    相変わらず安定の面白さと、怖さと、いいかげんどうにかしようよーってなラブコメ満載です。こよみママグッジョブ! そりゃあ見ていてもどかしいですよねえ(笑)。
    今回もやはり幽霊そのものよりも恐ろしい人間心理、ってな物語だったのですが。……いや、それはやめて、と思ったのが「金の帯 銀の帯」。私もあまり得意じゃないです、日本人形。この話怖すぎました! オカ研は楽しそうなのだけれど、しょっぱなからこれって新入部員にはハードル高すぎますよ。
    でも期待の新入部員も入ったことだし(またこのキャラが絶妙だなあ)、これからの展開もますます楽しみです。

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    2016年06月18日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    大学生を取り上げた作品の中でもトップクラスに面白いと思う。大学生活にありがちな要素を織り交ぜた描写や、主人公の恋模様を含めた人間関係も洗練されている。
    全体的にホラー要素だけでなくミステリー要素もある作品だけど、こちらの謎の表現も絶妙で読みすすめるなかで驚かされるシーンが多くて楽しい。

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    2016年06月05日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

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    夢中で一気に読んでしまった。巻数を重ねるごとに面白くなっていく気がする。青春時代っぽいスレ違いも微笑ましい。

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    2016年04月08日
  • ホーンテッド・キャンパス 雨のち雪月夜

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    いままでのシリーズと変わらず面白い!
    短編としてのそれぞれのストーリーと、長編としての一貫してストーリーが上手く組み合わされていて、どちらとしても楽しめるのが素晴らしい
    ホラーと恋愛物としての要素も文句なくつめ込まれていて素晴らしい。

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    2016年03月19日
  • ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

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    シリーズ初長編。そしてシリーズ最強にホラー感ばりばりです。因習めいた村にクローズドサークル、いわくありげな秘祭と伝説。連続殺人こそ起こらないものの、はらはらどきどき。民俗学的な謎解き部分もあって楽しめます。こういうの、大好き。
    一方でラブコメ部分も健在なので、ホラー度が高いわりには読みやすいです。でももういいかげんにしようよ、って思わないでもない(笑)。いやー、この二人、傍目で見てたらほんっと面白いだろうなあ。抱腹絶倒です。進展があってほしいような、ほしくないような。

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    2016年01月16日
  • ホーンテッド・キャンパス 恋する終末論者

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    今回のテーマは学園祭だが、それ以上にライバルの出現によって主人公の恋模様が大きく変化していくところが一番の見所だろう。ヒロインがヒロインらしい言動を取るようになって、主人公だけでなく読者も心を揺さぶられるはずだ。

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    2015年08月29日
  • ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁

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    このシリーズの魅力はなんといってもリアルな大学生活の描写とその中で繰り広げられる恋愛模様に尽きると思う。今回は全体的なテーマが合宿と学生イベントの定番であるだけあって、その魅力が今までに増してよく描かれていて楽しかった。

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    2015年08月29日
  • ドリームダスト・モンスターズ 眠り月は、ただ骨の冬

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    シリーズ三作目。今回の悪夢も怖いのだけれど、しかもそれが伝染して広がるというホラー感満載の一作です。でもそれだけでなく、あくまでも論理的に解き明かされるミステリとしても、大満足。そしてやはりどれほど怖い夢よりも、現実の方がさらに怖かったりもするのですね。
    ラブコメ要素はとにかく可愛い、のひとことに尽きてしまいます。まったくもって微笑ましいなあ。

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    2015年07月25日
  • ホーンテッド・キャンパス なくせない鍵

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    シリーズ7作目。今回もしっかり怖い。面白い。でもって気になる二人の進展は……いいかげんに気づけ~(笑)。傍目で見てるとこれは抱腹絶倒でしょうね。
    お気に入りは「嗤うモナリザ」。ほんっとうに怖いなあこれは。意外な真相でもあったし、出だしからとてつもないインパクトの一作でした。いちおう心霊現象ではあるけれど。やはり生きた人間の情念こそが一番怖い……。
    一方で「夜に這うもの」もまた怖い。見た目の描写がとにかく怖くて、想像するのも嫌だわこれ。

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    2015年05月05日
  • お城のもとの七凪町 骨董屋事件帖

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    骨董ミステリ。ほんのりラブコメ要素もありでライトな印象。今回はあまり超常現象的なホラー要素はないなあ、と思ったのですが。……あれ? やっぱりなんだかいろいろと怖い部分がありますよ。期待の新シリーズ。
    お気に入りは「わたしの人形はよい人形」。タイトルからして怖いのだけれど、その期待にそぐわずやっぱり怖かった! あまりにえげつないぞ。表紙の印象で買った人は「騙された!」ってなりそうだなあ。

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    2015年04月16日