櫛木理宇のレビュー一覧

  • 悲鳴(新潮文庫)

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    古い価値観が色濃く残る田舎の村を舞台にした社会派ミステリ。
    11年間監禁され、子どもまで産まされた「美しいと評判だったサチ」。救出された彼女のもとに、「本物のサチの白骨」とされるものが届く。真相解明の物語かと思いきや、この作品の核心はそこではない。

    ひたすら酷く、そして悲しい。
    声にならない悲鳴、心の奥に押し込められた悲鳴が、読み進めるほどに伝わってくる。因習に縛られた閉鎖的な村、男尊女卑、長男至上主義。描かれる価値観には強い嫌悪と恐怖を覚えるが、「あり得ない話」と切り捨ててはいけないのだと思わされる。かつて、そしてもしかすると今も、似た構造はどこかに存在しているのかもしれない。

    解説にも

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    2026年01月01日
  • 殺人依存症

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    ハイ!
    大晦日です!
    年末の締めは、おびのりさんの本棚で見た依存症シリーズで!w

    なんという出会い〜!
    電車内の痴漢からとか…
    それから、
    拉致されて…
    めっちゃされて…
    ポイって…
    (女子高生1人…)

    ↑も一部だけやった…
    浦杉刑事が担当するが、彼には、息子を殺されて過去が…
    担当できるのかと思ってるうちに、また!
    (男子小学生1人…)

    うわ〜!
    情け容赦ないわ〜!
    子供ばっかり…
    直接、自分は手を下さず…
    過去にも…(男の子1人…)

    確かに、犯人の過去は、壮絶な過去。
    虐待されまくりで…
    それで、親や大人を怨むだけやなく、この世の中を…

    自分に立ちはだかるヤツは、時間かけても潰す

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    2025年12月31日
  • 残酷依存症

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    前作同様残酷なシーンが多い(映画のSAWのよう)ので読むのに気力がいるが、前作と比べると動機は納得できるものであり、いくらかカタルシスがある。
    前作の人物がダークヒーローのようになっているのも面白い。次作を早く読みたい。

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    2025年12月30日
  • 残酷依存症

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    前回の話から、次のステージへ移行したことがよくわかる話だった
    どこまでも他責でしか生きられない人生にはなりたくない
    相変わらず残酷描写が多いので苦手な人は注意

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    2025年12月30日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    ネタバレ

    物語の設定から、実在の長期監禁事件を思い起こさせる部分があり、読み始めた時点で気分が重くなりました。

    犯行の異常性は言うまでもありませんが、それと同じくらい印象に残ったのは舞台となる田舎町の空気。古い価値観に囚われを踏みにじっていく様子に強い嫌悪感を覚えました。不遇だからといって、他人の幸せを奪ってよいはずがない。その身勝手な様が、より心の“苦み”を強くさせられます。

    一方で、エピローグで描かれる現在のサチの姿にわずかながら救いを感じました。少なくとも不幸ではない場所にたどり着けたことに安堵しつつ、現実には同じ結末を迎えられない被害者も多いのだろうと思うと、心の中に棘が引っかかったような痛

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    2025年12月30日
  • 殺人依存症

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    んと〜。
    私はいつも、付箋を貼ったり、
    メモをしながら読書するんやけど、
    過去一付箋とメモが多くなった小説。

    それくらい、登場人物も
    その周りにある出来事も多く、
    全てが ドロドロしとって
    酷くてえぐい。

    あと、文面や 使われる単語が
    あまり聞いた事ないものが多く、
    それを調べながら読み進めたから、
    時間かかったわ。

    この書き方は わざとなのか?
    作家さんが 昭和の方じゃからか?
    これが独特で不気味さを増した。

    なんでこんなに簡単に
    人を殺す事が出来るん?
    何度も何度も…ほんま胸糞悪いな

    性的虐待の描写もすんごいけん、
    苦手な人は 覚悟して読むことを
    おすすめするわ

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    2025年12月29日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    旅行の飛行機で読もうと買ったホラーアンソロジー。
    飛行機では結局1話目しか読まなかったけど、それ以降少しずつ読み進めた。

    いろんなタイプの話が入ってて楽しかった。お得感。
    特に印象的だったのは北沢陶さんの「お家さん」と恩田陸さんの「車窓」

    お家さんは、大正時代に大阪の商家へ丁稚奉公する少年のお話。
    時代や言葉が相まってすごく雰囲気があったし、ラストも恐ろしくて好き…
    こういう作品もっと読んでみたい!

    車窓は、新幹線から見える看板のお話。
    少ないページなのにすごく引き込まれた。
    ラストはいろんな解釈ができそう。

    いろんな作家さんのお話読みたい欲でアンソロジー何冊か買っちゃったけど、読むペ

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    2025年12月29日
  • ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

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    ネタバレ

    新しい部員・鈴木瑠衣が増え、オカ研も賑やかに…
    森司とこよみの甘酸っぱい関係も少しずつ進んできて、オカルト以外でもドキドキを感じます。
    今回は、市松人形に事故物件、夢に出てくるかごめの歌の女とゾッとするだけでなく、人の恨み憎しみ、愛情が入り混じった感情というモノをダイレクトに感じる話が多く、肝が冷えました。

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    2025年12月28日
  • 死刑にいたる病

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    シリアルキラーの本はこれまで沢山読んだ。
    意表を突く展開がテンポ良く、あっという間に読めた。残酷だなと思う場面があった中で、一番怖いと思ったのは最後の方に書かれていた「文通リスト」に名前。物語はまだ続いて行くのかなとふと思った。
    こちらも映画を録画してるので観ようかな。

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    2025年12月24日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    きっと、こういう事件が本当にあるんだろうな。

    未散と福子の関係が素敵。
    福子がもっと早く、未散に助けを求めていたら、、、
    もっと早く、シングルマザーみたいな人に出会えてたら、、、

    劣悪な家庭環境から逃げたかっただけなのに、優しく真面目過ぎるがゆえに起こしてしまった犯罪かな。

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    2025年12月23日
  • 残酷依存症

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    胸糞悪すぎる!!!イヤミス大好きだから慣れてるはずなんだけど、流石にひどい。こんなにも気持ちの悪い小説は初めてだ。殺人依存症を再読して、おもしろかったのでコンプしようと思い読み進めている依存症シリーズ。今回は被害者となった者たちの今までの行いのほうがひどすぎて。そりゃ、こんなことしてきた奴らが残酷な折檻されても何も言えませんわ。監禁依存症をすぐ読もうかと思うけど心が今はどんより過ぎて。もう少し優しい物語が読みたいです。次は何読もうかな

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    2025年12月23日
  • 監禁依存症

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    ①だいぶ前に殺人②拷問③そして監禁

    の順番で読んだゆえ
    殺人の内容まったく覚えておらず
    『真千代だれよ』状態で読むと損します…

    これは絶対に順番通り読んだほうが絶対面白い作品

    なのでこちらも終盤には少し「???」とはなったけど
    このボリュームなのにリタイアしなかったので
    やっぱり面白いは面白いのよ

    また時間を置いて
    忘れたころに『順番どおり』読んでみようと思います!

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    2025年12月23日
  • 凶獣の村 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎

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    シリーズ3作目だったようだが、前2作を読まなくてもストーリーにはついていけた。犯人の異常さや趣味嗜好はおぞましいが、物語はよく練られていたと思う。
    この手の犯人が、予想もしえなかった凄惨さ、とならないところが悲しい。
    超美形の、カラスと意思疎通ができる刑事という設定が、浮かないのは流石だと感じた。面白かった。

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    2025年12月18日
  • 残酷依存症

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    酷い、しかしそれを上回る悪がある。目には目を…今回の幕引きには犯人側に気持ちがいきました。いや、まだ終わっていない。読む手が止まらない。

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    2025年12月17日
  • 監禁依存症

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    弱者への痛ましい胸糞で残忍な事件は沸々と怒りがこみ上げる。繋がっていく様々な展開が凄い。悪は人間が創りだしたもの。司法について考えさせられたしいろいろな感情を揺さぶられた作品だった。

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    2025年12月17日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家さん。
    それぞれの6つの物語。
    終幕はあれは何だったのかという恐さの余韻もあったりとどの作品も楽しめた。

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    2025年12月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    好きな作家さんが多かったので手に取ったけど、読んだことなかった阿津川辰海さんの話がとても面白かったので他の作品も読んでみたいなと思った。比較的全ての作品面白かった

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    2025年12月17日
  • 殺人依存症

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    残虐なものが苦手な人は読まないほうがいい
    どこまでも救いがないが、これが現実にあると考えさせられるし
    自分は関係ない、という気持ちは誰しもが持っていて
    必ず明日があると信じてか疑わない日々を過ごしていることに怯える

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    2025年12月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    どのシリアルキラーも魅力的だった。
    私は特に、1人目と5人目が好きだった。
    自分が課したルールで、自分もがんじがらめになってしまう、どこまでも合理的で冷酷な、でもどこか人間的な部分も感じられる、両者のバランスが絶妙だと感じた。

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    2025年12月16日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    大抵残酷な描写を表現する時は、見るも無惨な姿などといった言い回しがされるが、そこを細かく書かれていて非常によかった。本を読んでいて初めてグロすぎて目を背けたくなった。グロ好きとしてはすごくよかったです
    また、ジョジョの奇妙な冒険の吉良吉影や、方舟という小説に出てくるあの人のような色んな意味で強いキャラクターが大好きなので、浜真千代というキャラもキャラクターとしてはすごく好きだった

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    2025年12月18日