東畑開人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝 -
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Posted by ブクログ
1人でいる方が楽だと思っても、どうしたって人と関わり合いながら生きるしかない。
自分を肯定できるのも、救われるのも、他者の存在が必要なんだと再認識させられた。
私は1人でいたい派だけど、本当は人が好きだって分かっているもの。
現実は複雑。
その中で生きてる私たちってすごいや。
ストーリー展開の都度、解説が入る流れだったけれど、核心が飲み込みにくく…。ユーモアを交えた例えや、ドロン!とかの絵本的な表現が私には合わず、頭の理解もだいぶ鈍くなってしまった。辻褄合わせが大変と言うか…。理論的な話を求めている中にファンタジー要素が来ると苦手なのかもしれない。自分のそうゆう一面を知った。 -
Posted by ブクログ
今まさにカウンセリングを受けている人が、カウンセラーの技量に疑問を感じたら読んでみるとよいのかもしれない。一方で、これからカウンセリングを受けようとする人が、なるべくよいカウンセラーを見つけるために本書を読んだとしても、その良し悪しを見分ける目は養えない。
事前情報のみで選ぶなら「臨床心理士」や「公認心理師」を持っているかどうかは一つの判断材料になるかもしれない(それでもピンキリだが…)。上記の二つ以外の資格であれば、取得方法を調べることを推奨する。ただ、これも厄介なことに、取るに足らない資格しか持っていなくても、抜群の臨床センスを発揮する人がいるのは事実である。ちなみに、臨床歴はあまり参考に