東畑開人のレビュー一覧

  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    新書を読み慣れていないためか、節と節の繋がりが難しいと感じる部分があったが読みやすい部類なのかなと思う。
    これまで「聞くことのちから」について全くと言っていいほど考えていなかった。身勝手に「聴く」に重きを置き、そのほうが相手に寄り添えていると思っていたし、それを意識している自分に酔ってさえいたように思う。何とも恥ずかしい。
    本書を読み「聞く」ことの難しさを痛感した。「聞いてもらう」ことのありがたさを再確認できた。
    これからは「聞いてもらう」ことには今まで通り甘え、「聞く」をもっと大切に、過ごしていきたい。

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    2026年07月29日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    異色のコンビかと思いきや以前から交流のあったお二人ということで、親しい雰囲気が心地よい対談集だった。
    何よりもお二人の博識ぶりに驚くばかり。

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    2026年07月29日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    ああ、そういえば東畑さん、『野の医者は笑う』でスピリチュアルの世界を探求してたもんね、と思ったら、ほんとうにその本が契機で鏡さんとつながったのか。

    おもしろくてあちこち付箋を貼りながら読んでいたんだけど、読んだのがだいぶ前だったのでまた再読したらあらためて書きます。

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    2026年07月22日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    角田光代さんのインタビューが興味深かった。環境が変わり、歳を重ね、老いを感じること。自分はもう中心ではないことを認識し、自分のやりたいこと、働き方を考えること。でもやっぱり稼がなきゃいけない。
    角田光代さんでもそんなこと考えるんだな…立場はそれぞれ違ってもミドルエイジビギンズは多かれ少なかれあるのか、と驚く部分もあり、自分のこれからも考えさせられた。自分はそんなに頑張れてないけど。
    角田光代さんの作品と意識してみたわけじゃないなど、映画の愛がなんだ、紙の月もおもしろかったです。

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    2026年07月22日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    面白かった!
    私は占いには特に興味はないので、占いにお金をかけたことがない。スピリチュアルな話は苦手なので、どちらかと言うと苦手である。
    ただ、2026年の運勢、何座の何型、何位!とか書いてあるのを見ると、自分が何位か探していたりはする笑
    上位だと喜んでしまい、謎の自信が湧いたり笑

    一方、心理学は自分の分野だ。
    この本は東畑さん繋がりで知った。
    心理学と占いが親戚?冗談じゃない!という気持ちになりつつ読んだら、とにかく面白い。
    あれ?こりゃ親戚だわ〜とあっさり降伏。

    以下、印象に残ったことのメモ。


    強い宿命論…運命は決まっているんだ。
    弱い宿命論…運命と交渉可能なんだ。
    弱い宿命論の方がポジティブなようで、強い宿命論が勇気をくれるときもある。うまくいかなかったらそれは運命や、と。

    心のより深いところに触れるためには、カウンセラーは常識に根を張っている方がいい。服装髪型は地味に。

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    2026年07月21日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    精神分析の理論を一般人の日常に活用できるように分かりやすく解説した1冊。
    これまで難しくて理解しづらかった理論がなるほどー!とイメージしやすいのがとても新鮮だった。

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    2026年07月19日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    この著者が話しているのを以前動画で見たことがあったが、本を読んでみるとだいぶ印象が変わった。脆くて、そして温かい、そんなイメージをもった。

    ただ、この本は位置づけが少し難しいようにも感じた。実用書のように具体的な手法や答えを求めて手に取る側面がある一方で、本作はストーリーがしっかりしている分、実際に自分のシナリオに落とし込むのが難しく、どのように読み進めればよいのか迷ってしまった。
    話自体は素敵なので、実用書的ではなく、ただただ読むセラピーとして読むべきように感じた。

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    2026年07月18日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    お二人が共鳴し合った対話だったからやや専門的な言葉が多めでも内容が入ってきやすかったです。
    お互いにお互いの専門分野、また個人的な研究とか感情や生き方に対して、興味も尊敬も強く、共通言語も多いみたいで楽しそうなのがホント良かったです。
    対談て割と初対面が多かったり、逆に長いお付き合いの人同士だったりしませんか。ですから、遠慮から入る感じがもどかしかったり、逆に楽屋ウケみたいな仲良し過ぎて読み手置いてけぼりも体験したのですが、コレはとてもいい塩梅の距離感が体験できる対談で「いい塩梅の人間関係」のお手本でもありました。

    ワタシは発達障害・精神疾患があり、そんな特性上、占いもカウンセリングも一般的な方たちよりは、しっかりどっぷり触れてきました。そんな自分がこの先、他者への関わりの糸口になると楽しいな、と「占い」や「対話」を勉強したい、と思っていた矢先でこちらの本を知り、飛びついて買いました。

    お二人が賢すぎて難しい単語も多めだったので、何度か読み返したいと思います。
    …。
    が、お二人が研究者で実践者でもあるということから、たぶん来年読んだら古い話になってそうではありますね。

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    2026年07月11日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    聞くと聴くの違いを知ることができてよかった。確かに、言葉をそのまま受け取る「聞く」は意外と難しいが、聞かれた側は救われることが多いなと感じた。トラブル発生時、周りの人が話を「聞いて」くれたから、早期に立ち上がれたんだなと思った。

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    2026年07月08日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    スターゲイザー 真昼に星を見る人 
    このタイトル秀悦。
    心理士も占い師も、夜見るべきもの(無意識)を昼間に見ようとする人々なんだよな。
    自分は、若い頃は占いに傾倒し、中年期から心理学を学び、産業カウンセラーからキャリコンになったのでその両方に足を突っ込んだ形になっている。
    だから、まえがきで書かれた4つのテーゼには、首がもげるか?と思うくらいに同意。

    テーゼ① 占い師と心理士は親戚である
    テーゼ② 専門家とは素人には見えないものを見る人のことである
    テーゼ③ 占いと心理学は混ぜるな、危険
    テーゼ④ 占いと心理学を比較する

    『人は科学のみによって生きるにあらず。物語がなくては、生活も人生も成り立たない。ですから、霊や神とは付かず離れずの関係でやっていくのが、臨床心理学だと僕は思っています。』(118ページ)

    科学的に分析された心理学、偶発性に意味があると捉えている占い。
    そのどちらか一方が欠けたと人間の生き方って、この世には存在しないと思っている。
    だから、この東畑さんの言葉にも、首がもげる勢いで同意だった。

    先日、初めて神保町の書泉グランド4階に足を踏み入れた。
    お二人も言っているが、あそこは特別というか、すごい空間。
    まさに、親戚たちの集まり。
    でも、混ぜたら危険なのよ。本当に。

    南方熊楠が、星座の見え方の違いから人間性の違いを見つけようとしていたのには驚いた。
    やはり南方熊楠、目の付け所が違うな。。。
    (それと似たものを考えだした東畑さんも)

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    2026年07月06日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    すっと入ってくる文章で、読みやすい。
    あとがきに、文体を変更したりして苦戦した旨の記述があったが、それが功を奏していると思った。
    ベースは童話のような優しい物語のようで、間に患者さんの話とそれに基づくハウツー的な内容が含まれている。
    心理学系の本をちょこちょこ読むが、あまりないタイプの本だった。
    手元に置いておきたくなる本。

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    2026年07月05日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    大切なことが素人にもピンとくるように、わかりやすく書かれています。普段と違う状態になってしまった「雨の日」は自分自身でも周りの身近な人でも、普通にあることなので、人に接する機会の多い人は読んでおくと良いと感じました。
    講義録形式なので、一般の人がケアとは何であるか、何ではないかなんとなくわかるには最適です。

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    2026年07月03日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    いや、ちがう。
    その背後に、その前に、フラワーショップがある。
    ぼくたちは人間である前から話していた。
    花が咲いて、種が落ちるように。

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    2026年07月02日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    占いと心理学って、本の帯にもある通りまさに”混ぜるな危険”な組み合わせだと思ってた。
    ​占い師の鏡リュウジさんと臨床心理士の東畑開人さんの、それぞれの専門的な話も出てくるけれど、対話形式なので前提知識がなくてもスラスラ読める。お2人の語りに耳を傾けながら、「ああ、そういうことか」と一歩ずつ理解を深めていく感覚が心地良かった。
    ​占いと心理学の「見えないものを見る」アプローチを『昼間のスターゲイザー』と表現するタイトルのセンスもお洒落で好き。

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    2026年06月23日
  • 心はどこへ消えた?

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    これは他の人からしたらどうでもよい話だが、わたしの中の小さな物語。大学3年生の終わり頃、コロナが流行った。授業はオンラインになり、生活は不規則。衛生面が不安な飲食店でアルバイトをし、趣味は奪われた。卒業制作もできず、就職したかった業界はコロナ禍で存続が危ぶまれた。将来に希望なんてひとつももてなくて、精神を病んだ。当然の話。
    その頃にこの本がそばにあれば良かったのにな、と思った。このコラムをリアルタイムで読んでいたとしたら、もう少し大丈夫だったのかもしれないな、と。

    しかしながら、それから数年経った今この本を手に取ったことにより、過去の傷をやさしくさすってもらえたような気がした。この本に出会えてよかった。

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    2026年06月23日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    カウンセリングとは何か、をとても分かりやすく書いてくれている本だった
    東北旅行の道中、仙台駅の新しい丸善で、この旅に会う本を探そうと思い手に取った
    軽やかで優しい文体に、さくさくと読んでいけるのが、自分の中にある色々な感情を呼び起こさせる
    人はどんな時に孤独なり、悲しくなり、他者を求めて傷つけるのか
    補助線という形で分かりやすく教えてくれた

    ___________
    悲しみには豊かさがある。
    そこには世界の複雑さと、他者の複雑さと、自分の複雑さのための余白がある。
    そういうものを実感できたとき、僕らはネガティブなことが起こり続ける人生というものを、それでも生きるに足るものだと思える

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    2026年06月08日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    これは、この2人だからこそできる対談だなと思う。「野の医者は笑う」でも感じたが、東畑さんの純粋な好奇心や発想力があってこそ、これまで行われなかった占いと心理学を語り、共通点や相違が楽しく展開されていた。まさに、世の中の人が感じていた「何が違うの?」がかなった瞬間だと思う

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    2026年05月27日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    いつもどこかで雨が降っている。
    ケアをしたりされたりしながら日々生きている。
    ケアはつらいけど、ケアする人がケアされているときケアには楽しいところもある。
    もう少しこころについて学んでみたいと思った。

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    2026年05月25日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    まるで読み手の私がカウンセリングを受けているような感覚になれる不思議な本でした
    夜の航海をしているというイメージも分かりやすくとても読みやすかったです。

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    2026年05月24日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    東畑さんの本は何冊か読んでいるが、この本が一番体系的で、かつ分かりやすかった。著者も今まで書いてきた本の総集編と言っている。
    生きることの大半はケアである。
    ケアとは傷つけないことである。
    人と人とのつながりの中で、傷つけないようにどうやってケアしていくか、身近なポイントで具体的に書いてある。おまけにより理解を深めるためのブックガイドまで付いている。さらにケアについて考えていきたい。

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    2026年05月23日