東畑開人のレビュー一覧

  • 常夜の読書会

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    国際政治学者、社会学者、文筆家、臨床心理士、評論家の5人による読書会。
    課題になる本を一冊も読んだことがないので、理解が難しかった。

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    2026年10月16日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    かなり長くかかってしまった。誠実な書きぶりに、しっかり理解できるように読まなきゃ!!と目も片手に読み始めたので、途中から億劫になってしまった。

    しかし、それくらい中身がぎっしり詰まった1冊で、豊かな学びがあるものだった。特に「話す=離す」が私の中でしっくりきた。カウンセリングに向き合いお仕事している人の優しさや真摯な気持ちに感心した。

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    2026年10月15日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    世代なのと角田光代さんのインタビューが載っているので読んでみました。
    現代のミドルエイジは人生を「創作」し直し続けないといけない。
    あみだくじ論好きでした。重くとらえずあみだくじのやように軸を変えて右に行ったり左に行ったり、始点と終点の直線で考えるからややこしくなる。そんな発想なかったので、少し軽くなりました。インタビュー内容も良かったです。

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    2026年10月07日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    私にとってはちょっと難しい本だった。
    タツヤさんとミキさんの物語が挟んであったから、読破できたのかな。
    ポジティブとネガティブ、純粋と不純は、数学の関数グラフが頭に浮かんだ。合ってるのかな?
    物事を良いか悪いかの二択ではなく、そのどっちでもなく、どっちの要素もあるグレーな部分が実は大きいのだと思う。だって、良いが100で悪いが0だとしたら、残りの1~99はグレーだから。著者の伝えたかったことかは分からないが、私は本を読んでこう感じた。

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    2026年10月06日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングを受けに行く上での一番のハードルはその料金の高さと、数回では決して良くならないことがわかっていることだと思う。カウンセラーとの相性が良くなければまた別のカウンセラーとイチから始めないといけないし。
    私もパニック発作のようなものが出るようになったときに何回か通ってみたことがあるけど、この本に書かれているように初回カウンセリングで「物語の処方」や「戦略の交渉」などカウンセラーから見通しを述べられるみたいなこともなく、「これはどこに向かっているのか?」と毎回高い料金を払う度にモヤモヤが募るだけだったのでやめてしまった。
    カウンセリングでじっくり時間をかけて自分の心をケアするのは、正直富裕層にだけ許されていることのように感じる。けどまぁカウンセリングを保険治療にするのもなんか違う気がするしね。うーん。

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    2026年10月03日
  • 心はどこへ消えた?

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    軽く読める内容が良かった。
    ところどころに、ああそういう考え方で良かったんだなって気付かされる言葉があった。
    また読み返したい。

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    2026年09月29日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    要約するとメンタル系の自己啓発本によく書いてありそうな内容ではある。自分の心が健康な時に読むと、知識としては知っているなあと物足りなく感じたけど、心が弱っている時に読むと、著者の語りかけるような口調がとても心に沁みた。

    東畑さんは心理学者だけど、スピ系の体験談を本にしていたり、文体もラフで、京大出身だけどちょっと異端な感じが好き。

    アンパンマンはポジティブすぎるヒーローだ、の描写には確かに、と笑ってしまった。大人になるとアンパンマンとバイキンマンのように善と悪にはっきり分けられないことが多く、ポジティブなネガティブがあったり、ネガティブなポジティブがあったりするとのこと。でもそれを知るのが大人になるということだ、いう描写は素敵だなあと思った。

    著者の実際の体験談を混ぜ合わせて作ったという架空の患者は、時に激しい感情をむき出しにするが、著者はそんな人たちにもその状態になるバックボーンがある、と温かい目線で説明してくれる。自分も含め、人が意地悪になったり酷いことを言ったりする時には、根底には悲しみや寂しさがあるんだよなあ、と思った。

    なんとなくモヤモヤしている夜に読むと心に沁みそうな本。

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    2026年09月29日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    今自分は雨の日の真っ只中。
    PSとDポジションという話があったが、今典型的なPSモデルで恋人を困らせているなと感じた。
    今悪いおっぱいがあると思ってると自覚したい。

    ーーーーー
    以下抜粋

    晴れの日とは、こころのケアがうまくいっているときのことなんですね。
    元気であるとは、こころのケアが必要ないことではなく、十分にこころのケアが足りていることです。
    周りが自分のことをちゃんとわかってくれている。だから、こころのケアは自然に交わされている。
    そういうときに、僕らは元気でいられます。
    問題は、これがときどきうまくいかなくなることです。雨の日がやってくる。

    ケアとは傷つけないことであることを見てきました。
    ようは、雪だるまを溶かさない。
    雪だるまが、ほっておくと溶けてしまうことを理解して、そうならないように代わりに氷を運んであげる。
    そういうときに、僕らはケアをしている。

    セラピーとは自立を促すことである。

    ケアが先で、セラピーが後。

    おっぱいがあるときには「世界は美しい」ってなってるけども、おっぱいがないときには、悪いおっぱいが自分をいじめていると妄想してしまう。
    このとき世界は地獄のようになります。
    悪いおっぱいが赤ちゃんを憎んでいて、赤ちゃんもおっぱいを憎んでいる。だから、自分自身も悪いやつだとなる。
    さっきまですべてが善きものだったのに、今ではすべてが悪いもので埋め尽くされてしまいます。

    いろなものが灰色になっていく。
    これがクラインのいう大人のこころです。
    恋人にはいいところもあれば悪いところもある。自分にも長所もあれば久点もある。社会には厳しいところもあれば、優しいところもある。
    ここには穏やかな安定があります。ジェットコースターみたいに起伏の激しかった世界が、今ではほどほどのデコボコに見えてくる。
    さみしいことではあるんです。
    理想的な王子様も、光り輝くユートピアも、スーパースターになる自分もいないからです。
    いいおっぱいの輝きは失われてしまっている。残されているのはほどほどの現実です。
    これが「D=うつ」ということです。

    いい人と悪い人、味方と敵に世界が真っ二つに分かれているのがPSポジションで、いいところも悪いところも両方ある人たちで世界ができているのがDポジション。
    一瞬一瞬に命を賭けているのがPSポジションで、過去と未来の全体を見ることができるのがDポジション。

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    2026年09月24日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    ネタバレ

    東畑先生の本は何冊か読んでいるが、どれも面白く、本書もわくわくして手にとった。これから面白くなるかな?そろそろかな?と思いながら読み進めていき、ページをめくっていくうち、いつの間にか最後の章に。おや、、、?
    何というか、同じことばかり書いてあったように思えた。結局何が言いたかったのか、わからなかった。
    雨の日(普通じゃない日)と晴れの日(けっこう元気な日)のケアはちがう、どちらも大事、それらはこういう違いがあって、、、うんうん、、、。??
    自分の理解力がないのか、今まで読んだ本が良すぎたのか?
    わからないですが、読み終わって、人にすすめようとは思わなかったです。

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    2026年09月19日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    これを読んで増々カウンセリングが分からなくなった。

    冒険的カウンセリングは、一旦嵐が必要のようだが、ここがなんかよくわからない。民間療法の好転反応に似てる気がして、読んでも胡散臭い感じはそのまま残った。

    心って見えないし、どこまでも解釈なるから、保険適応にならないのかなとか横道それたことも考えつつ読んだ。

    子どもを持つかどうかで悩んでいた女性のストーリーは、なんだか彼女の気持ちがわかるような気持ちにもなりつつ、でもカウンセリングの本質は掴みきれなかった気がする。

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    2026年09月29日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    Pape Turnersを見て購入。結論から言うとミドルエイジクライシスに対する解なんてない。
    でも結局ミドルエイジクライシスとは身体と環境の変化に適応しないといけないという、変化が引き起こしているものだというのは共通していそう。
    自分ができることとしては身体の維持だろうか。いずれにしろそこと折り合いをつけていけるかが課題なんだと思う。

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    2026年09月13日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    ネタバレ

    現代のミドルエイジは 内なる青年性を抱えながら生きざるを得ない
    現代のミドルエイジは人生を創作し続けないといけない
    人生を折り返し地点と考えるのではなく あみだくじ製で生きると面白いなと思った
    またそのあみだくじも周りによって影響されるものもあれば自分の意思でそっちの方へ進むことだってある
    人生はずっと それの繋がりなんだなと思う
    また 体力が衰えたり 気力が衰えたりする時でもそれを受け入れた上で妥協の仕方を模索しながら生き続けていくのだなという風に感じた
    人生 ずっと 青年性を持っててもいいんだな というのが私の中で励みになる。

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    2026年09月06日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    今回もとても癒されました。
    入門編という感じでしたが、とても難しいことを噛み砕いてくれたんじゃないでしょうか。
    ケアしている人のケアも必要って本当にその通りです。
    相談されることが多くて話は聞くけど、こちらもいろいろとやられる部分がある。素人では難しいのかな。これからも先生の本をたくさん読んでみたいです

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    2026年09月06日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    ネタバレ

    「理性はいくらでも論理をつなげて考えることができるから、そこから陰謀論も生み出せる。唯一の真理があると考えるのは、理性の働きなんですよね。感情や情念を使って、『いやでも、なんか生活感覚と違うくない?』と思えるのが賢さだと思うんです。真理を曖昧にして、複数にする働きです。その賢さは学歴のようなものとはまったく関係ないんですよね。むしろ、他者にも他者の真理があるという共感性や寛容さと関係しているように思う。」

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    2026年08月30日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    東畑さんの本を以前読んで読みやすかったのと、占いの組み合わせが気になり手にした本。
    最初占いの始まりはちょっと話に入っていくのが難しかった。
    「心が狭くなって、全部昼間になっているから」
    占いはそれにすがりすぎるのは怖いことという認識があったが、この文に納得させられた。

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    2026年08月30日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    中年期はアイデンティティにこだわってしまう時期。という鷲田清一の指摘がおもろかった。始まりと終わりをリニアに結ばず、自分の性質や信念に流され心地よい場所を探す期間なのかな、と。

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    2026年08月26日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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     まず表紙。清潔感のある若い男性、絵がきれいすぎる。女性を意識している? 加齢臭が漂ってきそうな「中年のオッサン」イメージとかけ離れている。リアルな中年男性としては恥ずかしくて手に取りづらい。もしかして「中年」と「ミドル・エイジ」は別カテゴリーなのか? ……などとひがむのはこれくらいにして、

    “カードは出そろっている”

    この言葉にガツンと打たれた。楽観でも悲観でもない冷徹な自己認識。僕の持ち札はなかなか手堅く悪くはない、けど大勝負はできない。それがミドル・エイジ。もとい、中年の現実なのだ。

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    2026年08月21日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    ミドルエイジクライシス、もう少しで自分もそうなるので気になって読んだ。千正さんのインタビューがすっと頭に入ってきた。

    学び
    中年期はおおよそ四分類、親になる、影を生きる、青年に戻る、停滞する
    他者のものがたりに触れることで、自分の物語が生まれてくる
    仕事において、自分の能力ややってきたことにスポットを当てる

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    2026年08月12日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    現代の中年期は、社会の変化が激しく、生き延びるためには、創造の青年と中年がせめぎ合い続ける。そこでの妥協の仕方やブレンド具合で、人生の独自性が現れる、との指摘はなるほどなと思いました.

    また、河合隼雄先生が中年期の愛と孤独にフォーカスしているのに対して、東畑先生は働くことにフォーカスしているとの対比も興味深かったです。恐らく河合先生が60代で中年期を書いているのに対して、40代で東畑先生が中年期を書いている、いつ中年期を書くかによっても、立ち上がってくる像が異なるのも中年期の複雑さ故なのだと思いました。

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    2026年08月10日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    実際にタロットで占ってもらうところが1番楽しかったかな。魔法学校の通信教育とか知らない世界がいっぱいだった。

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    2026年07月29日