東畑開人のレビュー一覧

  • 心はどこへ消えた?

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    臨床心理士のエッセイ。
    そもそも心とは何か?

    カウンセリングによりクライエントの心が変化する様子、緩やかであったり急であったり様々で興味深い。
    それぞれの転機に生きるヒントをもらう。

    「補欠は世界を外から見ている。」
    特に印象に残る。

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    2025年05月28日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    ネタバレ

    ⚫︎聞く気持ち
    新聞にて。東畑先生の本で、なんとなく題名が気になり。聞くとこも大事だが、聞いてもらうことから始めること。聴くよりも聞くが難しい。話をしっかり聴くことが難しいと思うがまずは聞くということが難しいのだ。

    人の話は事実と気持ちがセットのときに伝わってくる、安心は予想外のことが起きない環境、広間で話すか密室かはその時々で選択、治すのは専門家ではなくて身近な人、専門知から世間知に戻るのが本当の専門家、気持ちを人に話せなくなり、かかえこむと病気になる、など、話を聞く、聞いてもらうを通じて、人の心、認識に踏み込んでいる。


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    2025年05月26日
  • 心はどこへ消えた?

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    心は見えない、でも誰にでもある。心の形は人それぞれだから、その人の形に合った生活だったり寄り添い方が必要。難しいな。

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    2025年05月18日
  • 心はどこへ消えた?

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    本書には2か所、著者が自身のことを語るところで「魂」が出てくるが、心を扱う臨床心理士にとって「魂」ってどういう風に捉えてどう考えているのかとても気になった。

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    2025年03月06日
  • 心はどこへ消えた?

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    p.102 "必要なのは苦しさを自分でなんとかすることではなく、人になんとかしてもらうことだ"
    そうなんですよね、と思いながらも。あれもこれもそれもと、あがくにあがいて、抱えてしまってこぼれだしてから、ようやく心に行き着くものなんですね、と「心は否定の後に現れる」のフレーズに、なるほどとわかった気になりました。

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    2025年03月02日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    聞くと聴くは違う。
    孤立と孤独は違う。
    話を聞いて欲しいときは、まず自分も話を聞くところから。

    対話の技術というよりは、対人関係における自分の心と態度の在り方を見直すための本。

    文章が平易なので講演を聞いているような感覚で読める。
    それが気楽でもあり、少々冗長な感もあり。
    話を聞いてもらってなんとなく解決したような気になったけど、よく考えたらあんまり答えは出てなかった。でも気は楽になったから良いや、みたいな感じ。

    壁にぶつかったときに気持ちや考え方を切り替えるきっかけを求めて読むには良いと思う。

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    2025年01月12日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    タイトルに惹かれ買った本。東畑先生の「雨の日の心理学」を読んで、あ!これも先生の著書だったのか、と気づいた。
    聞いてもらう技術は、なるほどと思うものもなり当日インパクトを感じたが、結構いろいろ忘れてる。やっぱりこの手の教えを請う本は、読めば読むほど先に読んだ他の本の印象が薄れていく。強い印象はないけど読みやすくかった。

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    2024年12月14日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    聞く技術の本質編
    何かあったと尋ねてみよう
    どうしても言えない時は、聞いてもらうから始める。

    聞いてもらう技術本質編
    ちょっと聞いてと言ってみよう
    今はそう言えない時は聞くところから始める。

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    2024年11月28日
  • 野の医者は笑う 心の治療とは何か?

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    心理学という学問を深く愛しているのだなぁと思いました。その為に商売敵たちとの出逢いをエッセイとして綴っている本でした。

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    2024年11月02日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    わかりやすく書かれている。
    この本を読んで、優しく敷かれたレールに落とし所へ連れて行ってもらえるのが心地いい時もあれば、クライエント的な扱いに違和感を覚える時もあるだろうと感じた。
    少々弱っていて、それこそ話を聞いてもらいたい時に読むといいのかも。

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    2024年08月21日
  • ふつうの相談

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    臨床心理士が長年抱えていた学閥による弊害のような問題に、公認心理師を巻き込まないようにするための啓発の書でもある。
    心理士は心理士に厳しい。
    その理由のひとつが、学派知に強く引っ張られる点にある。絶対的な正解を前提とするため、そのことが必要以上の批判を生み、また自分自身の首さえ絞めることとなる。
    若い頃は特に、現場に出るとすぐ専門職としてのサバイバルが始まるのだ。クライエントの福利に与さないところでひっそりと。
    そうならない為にも、フレッシュの人は、早めに読まれるとよいと思う。なぜならあなたの受けたその傷つきは、目の前のクライエントさえも傷つけるリスクがあるからだ。
    しかしそれでも、それでもな

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    2024年07月07日
  • 居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 1

    無料版購入済み

    ( ¯•ω•¯ )φ

    臨床心理士の育成記録。

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    2024年04月16日
  • ふつうの相談

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    俺自身、臨床心理士も公認心理師も取り、仕事のコアな部分ではないとはいえ、人の話を聞く場面を仕事の一面として持っている。それでも、相談とは何か、カウンセリングとはなにかと考えたときに、もやっとしたものは残る。なぜかといえば、それはじゃぁ、日常的に同僚や知り合い同士でやる相談と、お仕事でやっている相談は何がちがうの?という部分で明確な線引きが難しいからだ。そうした相談を含めた、人の話を聞くということについての考察は面白かった。

     開業するという点において、関係機関との連携をとるというのは、あぁなるほどというところがある。たしかに、話を聞いておしまいでは、日常の相談と変わらないもの。こういうところ

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    2024年04月06日
  • ふつうの相談

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    当たり前のことが書かれているように思ったけれどその業界で働くひとにとってはそうではないのかもしれない。

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    2024年03月23日
  • 認知行動療法の哲学 ストア派と哲学的治療の系譜

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    ニーバーの祈りやアルコール依存症治療の考え方の源流がストア哲学にあるという。領域横断型の書籍は面白い。

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    2024年03月02日
  • ふつうの相談

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    心理学の専門書でした。
    前半はなんとかなったものの、後半はちょっと消化できなかったです。

    ただ、独特の注釈が面白かった。

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    2023年12月13日
  • 居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 1

    無料版購入済み

    心理学を学んできた人であっても、いろいろな人と向き合うことは難しいのだということが、よく伝わってきます。

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    2023年10月29日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の世界というのはわたし自身にとっても明確にいろいろな意味でそれまでと変わりました。
    わたし自身は50代半ばですがワクチン接種は拒否しています。
    コロナウイルス自体に関しましては、日本人にとってはもともと大騒ぎをするほど大して問題ではなかったのですが、健康な人達までもがコロナワクチン注射を受けてしまうことによって、ワクチン注射を打った人たちの体内で悪いウイルス・菌が増殖をしてしまい、その悪いウイルス・菌を周り・周囲や日本中にばらまいてしまうことになるという説を信じています。

    そしてコロナ以前にはわたし自身では、「何とかコツコツと学び続けてさえいけば、生きていく道はあるのではないのかな」

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    2023年10月23日
  • ふつうの相談

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    精神科に通う母の些細な相談事や無駄話につきあうことも「ふつうの相談」なのだろうか?
    それはどんな意味がある行為で、私はどんなことに気をつけたらいいんだろう?
    という疑問を持って読んだのだけど、そういう内容の本ではなく、
    精神分析などの『ガチ』な相談に対し、もっとカジュアルな相談や精神医学以外の分野の対人援助関係の現場でのちょっとした悩み相談や雑談を、どのように理論的に位置付けるかという専門的な内容だった。

    なので私の求めていたものが得られたわけではなかったけど、臨床界隈のこと(立場の対立やトレンド)が学べたという点では有益だった。
    つぎは臨床分野を社会学視点から考察した本を読んでみようと思う

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    2023年10月01日
  • ふつうの相談

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    「ふつうの相談」がいろんな「専門知」、「世間知」の枠組みの中のどこに位置するか、について書かれた本。
    ”どうやったらふつうの相談ができるようになるのか”、を読みたい場合は
    「聞く技術、聞いてもらう技術」を読んだ方が良いのかもしれない。
    「ケアする人たち、すべてへ。」と帯にあったので、
    ケアする側が受ける心労、疲労、トラウマ、へのケアの仕方とか、心理士の人たちはカウンセリング後の疲労をどうやって取っているのか、とかの方が個人的には読んでみたかった。
    ケアする人・ケアした人のケアの仕方みたいな。

    専門家ではないから、事例研究をして学問的に追究することもできないし、でも自分のケアはどうだったんだろ

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    2023年09月14日