東畑開人のレビュー一覧

  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングの臨場感が伝わる名著。
    もともと心理学に興味があったが、どのように考えているのかが、理論過ぎずナラティブ寄りで解説されておりイメージしやすかった。
    印象に残ったのはハルカさんの破局の場面。涙が出た。
    snsが出現し、AIが出現し、効率化、コスパ重視の世の中で、他人からのオススメに囲まれて生きてる中で、自分の物語を置き去りにしないこと、大事だと思う。
    カウンセリングというと、本書でいう「生存のための作戦会議」のイメージだったが、冒険としてのカウンセリング=じぶんという物語の再発見、変化すること が、真に現代人の多くが必要としていることだと感じる。

    外来で応用していきたいという下心

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    2026年04月18日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    三宅書店の朝井リョウさんがゲストの回で三宅さん朝井さん両者とも名著とおっしゃっていたので購入。
    適応障害でお休みしている時に読みました。
    作中に出てくるミキさんの仕事への姿勢は同じだと思ったし、何もかも私のことか?と思うぐらい思い当たる節しかなかった。
    数年前に当時の上司から、組織や仕事にはファジーな部分はあったほうがいいと言われ、尊敬していた方だったから飲み込もうとしたがなんだか意味がよくわからなかった。
    今回この本を読んで、理解の入り口に立てたと思った。
    朝井さんがTBS CROSS DIGのFUTURE CARDで、本は複雑なものを複雑なまま届けることができる唯一の媒体と言っていた。

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    2026年04月15日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    何回も読みたい本。
    人とのつながりと言われると、言葉だけだとありきたりで薄っぺらく感じがちだが、これを読むとなぜ大切なのか?よく分かる。
    これからの過ごし方や考え方が変わりそう。

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    2026年04月15日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    こころに関する理論について、とても噛み砕いて、比喩を用いながら書いてあるからわかりやすい。その上、つまみ食いでもよいと、かなり読むハードルを下げてくれる言葉もある。
    とにかく、ケアする人が楽になれるように考えられた本。読んでいて、自分が癒える感覚がある。
    福祉のような対人的な仕事におけるケアから、友人や家族同士の相談事のような、日常的なケアにも当てはまる。

    表紙の雰囲気が手に取りやすく、読んでみて、これは買ってよかった!と切実に思った。

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    2026年04月11日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    著者によれば、カウンセリングについては各論の専門書は多々あれど、カウンセリングという行為を包括的、俯瞰的に書いたものというのはなく、「ぶっちゃけカウンセリングって何をするの?」というユーザー目線での問いに答えている著作というものが無いそうなのだ。なぜなら様々な心のトラブル(破局)に対応するために様々な診療方法(学派)があり、また、目指すべき着地点(何をもって治ったと見做すか)が、それらの学派によっても、個々の診療でも、異なった見解が起こり得るからで、一言で説明するのがとても難しいからだ。さらにその様々な学派が、他派のそれぞれの「カウンセリングとは何か」の定義付けについて「それはカウンセリングで

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    2026年04月11日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングとは何か。心が変化するとは何か。

    心ってその人を表す最も象徴的な機能で身近なはずなのに、自分でも自分が分からない。
    だからこそ、心が傷んで人生を前に進められない事がある。
    自己、心、世界。
    心とそれ以外の役割を客観的に見る術を教えてもらった。
    これは今後、自分を見失いそうな時に一歩客観的に冷静に対処する大きなヒントになったと思う。

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    2026年04月10日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    自分が対人支援職として働いていることもあり、関心を持ち本書を手に取ったが、繰り返し問われる「カウンセリングとは何だったのか」というテーマが全体を貫く核心であると感じた。

    本書は「心の病」を孤独の悪循環として捉え、理解されにくさが苦しみを増幅させる構造を示している。また、カウンセリングを「心の非常時を扱うテクノロジー」と位置づけ、アセスメントの重要性や、治療者とクライエントが共有する「説明モデル=物語」の意義を丁寧に描いている点が印象的であった。

    特に「古い物語を終わらせ、新しい物語を始める」という変化の原理や、終結を通じた心理的変化の捉え方は示唆に富む。理解は変化の十分条件ではないが不可

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    2026年04月08日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    1. 幼少期の家族環境と「心の鎧」の形成
    社会の影響を色濃く反映した家族の形は、力の弱い子供の心に生涯にわたる影響を与える。親からの愛情の欠落や、愛という名目での支配的な関わりを受けた結果、傷ついた心を守るための防衛機制として、他者への寄生的な依存や対人関係の回避など「分厚い鎧」をまとった大人が形成される。

    2. 現代における人間関係の摩擦の必然性
    社会は、そうした多様な傷と鎧を抱えた大人たちによって構成されている。家族の形が多様化した現代においては、個人の「鎧の形状(心の凹凸)」も多様化かつ複雑化しているため、それらがうまく噛み合わず、人間関係に不全が生じるのはある意味で不可避な構造である

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    2026年04月08日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    人生を真っ二つにすると、「愛すること」と「働くこと」
    そして近年、「働くこと」が「愛すること」を飲み込んでいる。
    本「不完全主義」とも近しい論調であり、共感。
    つい陥りがちな性質なので、気をつけようと再意識。

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    2026年04月06日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングを「作戦会議」と「冒険」にわけて書いてあり、わかりやすい言葉でスラスラ読めた。
    心を揺らし、凍結を溶かす場。
    実際の事例のやりとりがとてもリアルで参考になる。

    カウンセリングって本当に意味あるの?とどこかで思っていた。
    科学やエビデンス(も当然必要だけど)に振り切ったり、いかに短時間で回復・成長するかが重視される社会では個人の物語は置き去りになりがちだ。

    でもみんな「個人である自分」を生きて、自分の物語を必要としている。
    カウンセリングって、焦点を当てきれずにこぼれ落ちた個人的なものに辻褄を合わせ、生き直そうとする場、なのかもなと。

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    2026年04月05日
  • 心はどこへ消えた?

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    東畑開人さんの著書。居るのはつらいよを読んで衝撃をうけた。なので他の本も読んでみたいと思い購入。短編集で読みやすい。トイレ侍とウンコ男のところはかなり保育っぽい関わりをしてて参考になったし、肩書きを見てかなりエリートっぽいイメージをしていたので実はそうでない時代もあったとのことでびっくり。でもそこからどうやって今やっていけてるのかまでは書いていないので、なんかそこが気になってしまった。

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    2026年04月04日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    臨床心理学、カウンセリングについて、専門知識を体系的に、具体例も交えながら書かれています(それでも難しく感じるところはありましたが。)
    素人からすると内容が深くボリューム感ありました。
    見えない他人の心と向き合う、臨書心理士という仕事はなんと大変な仕事か!

    カウンセリングの始まりから終わり方まで多様な説明もあり、非常に良書でした!

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    2026年04月03日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングというと、漠然と「話を聞いてもらうこと」と思ってしまうが、その内実、仕組み、目的、終わり方まで体系的に概説してくれる良書。おそらく、これからカウンセリングを受けたいと思っている人にとっては、目的意識をはっきりさせるという意味で、非常に役に立つのではないだろうか。

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    2026年04月03日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    ★4.6
    めちゃくちゃ良い本でした。
    心の動き方をすごく分かりやすく具体的なカウンセリングの事例も出しながら示してくれているので非常に読みやすいです。
    その上内容もかなり推敲されたのがわかるほど洗練されていて、現代で問題視されている心の問題と向き合うにはタメになる本だなと感じます。

    自分が外部環境で苦しんでいるのかそれとも内部環境で苦しんでいるのか 
    じゃあどういうところから変えていくべきなのか 
    そんな体系的な要素もあり、自分の心と段階的に向き合うこともできます。

    買って良かったと思える名著です。

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    2026年04月03日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    ケアを受ける側ではあるが、
    薬だけでは、どうも進展がない。
    良い時間(気を張っている時間)と
    もうどうしょうもなくなってしまう時間 これが雨の状態でしょうが、
    カウンセリングを受けるかどうかを迷っている状態で読みました。

    5章立てで、1日~5日と分けてくれているので、
    適度な負荷で助かる。その日に学んだことが頭に入りやすい。
    勉強なのに、ところどころ声を出して笑ってしまう言葉がある。
    こんな講義をされているなら、受講したいなと思った。
    探してみよう。

    また、
    ケアしてもらうことは、やっぱり周りに迷惑をかけているなとともに、
    気づきを与えている立場かもしれないと、少しポジティブに思った。

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    2026年04月03日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    オススメ本!
    大衆向けの新書でありながら、近接領域等との比較や「カウンセリング」と呼ばれるものの分解によって、カウンセリングとは何を変えることで、何ができるのかを明らかにしている。

    もちろん東畑先生のバックグラウンドでもある精神分析の話への偏りはややある気がするが、精神分析の知識がなくてもとても分かりやすい。
    臨床心理学やカウンセリングは怪しい、効果がないなどと疑問を持たれることもあると感じているが、この本はその信頼を取り戻し、正しい期待を持ってもらうためのきっかけとなるのではないか。

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    2026年04月01日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    うーんよかった。わかりやすくまとめていることが良いのかという批判は想像できるけれど、カウンセリングとは何か、という問いにかなり大局的に回答している本。カウンセリングが始まりから終わりまで、何を行われているのか。その営みを解き明かして共有しようという試みが、勇気があって救いがあってすごく良い。カウンセリングで何が行われているか知ることで、読者は物理的な意味でのカウンセリング室で行われていることへの理解とともに、同様の視点を自分の中に持ち合わせることにつながる本だと感じました。
    救いを求めること、救いの現場で行われていることを自分の中で持つことは大事なこと。まさに大作と言える一冊でした。

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    2026年04月01日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    人の内面や感情の揺れが丁寧に描かれていて、引き込まれた。

    白黒をはっきりさせるためではなく、グレーゾーンに耐えるために補助線を引く、という話が特に印象に残っている。
    本当にその通りだと思う。

    シェアと本音といった関係性や、補助線のバリエーションの捉え方も興味深くて、
    そのバランスを大切にしていきたいと感じた。

    幸福度は複雑なままに生きること。これも響いた、響いた。複雑さを超えて、相手を許せた時に人は幸福を感じるというか。ハウフヘーベン出来た時の幸せみたいなものはあるよなぁと思った。

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    2026年04月01日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングとは非常時の心を理解すること

    とてもロジカルにわかりやすく書かれていて、するする読めた。冒険としてのカウンセリングは読んでいて苦しいところも。心が揺れて破局の危機を乗り越えて、新しい物語に繋がる。

    簡単にはできないかもしれないけど、面談の進め方は参考にできそう。

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    2026年03月31日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    素人でもカウンセリングとは何か?が分かる。
    いや、分かったような気がする。
    事例もあり、ユーザーの変化もみれて学べる。
    文章は教科書的ではなく、ワクワクするような比喩表現で大変楽しめた

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    2026年03月29日