東畑開人のレビュー一覧

  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    素人考えでカウンセリングとは、患者の話を聞きながら、治療法を見つけることだと思っていたが、この本を読むと、その奥深さに驚いた。
    カウンセリングの時間配分の意味、最初のカウンセリングでの方針決定などさすが。
    いくつかのカウンセリングのケースも取り上げられているが、どれも実際にありがちなことで、解決法も参考になる。とても読みやすかった。

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    2026年05月17日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    霊感療法もシャーマン療法も(地域柄ユタ療法はある)薬物療法も結局は向かうところは同じ?ということか?目的としては『治す』ということ。
    私もしかしたらカウンセリング受けたほうがいいレベルかな?wと思った。
    これは絶対紙の本も手に入れる!読み直したい。

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    2026年05月15日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    対人援助のなかで、繰り返し遭遇するいろいろな場面を思い出した。
    筆者が、ポイントポイントで傍点を打ち強調する文言がいろいろ出てくるが、そのひとつひとつが実に臨床を言い当てていて唸らされる。はああー、現場で感じるあれはこんな言葉に集約されるのかー、といちいち腑に落ちることしきり。
    「生存は時に、実存を犠牲にする」とか「破局を生き延びる」とか、対人援助職なら誰しもが常々遭遇する現実ではなかろうか。
    あまりに合点がいくことが多すぎて、レビュー書くのが追いつかない。
    また時々、ライン引いたりしながら読み返し、自分の実践の振り返りにしたい。
    タイトル負けしない、まさに「カウンセリングとは何か」を解きほぐ

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    2026年05月13日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    元々認知行動療法に興味があり、その文脈でカウンセリング全体を学びたいと思い購入。

    カウンセリングの歴史や手法論、根源価値を体系的かつ、わかりやすく学べる良い一冊だった。
    特に具体的な事例をもとにどのようにカウンセリングで向き合うかが書かれており、いわゆる手法論の記載だけでは理解できないような深い体験を通して学べた。

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    2026年05月13日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングを受け、復職して日常を歩めている人です。
    カウンセリングの時のこと、全く覚えていないし、なんか夢みたいな経験だったのに、あの時何が起きていて、その理由がなんだったのか、わたしが回復の道を歩む過程を再度歩いたような気持ち。このあたたかい気持ちはなんでしょう。イメージが湧き立つ言葉で専門的で難しそうなこともアシストしてくれる名著。勇気はふしぎ。破局もそして再生もわたしの糧になりますね。わたし、正直なわたしに、愛おしい気持ちが生まれた一冊。

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    2026年05月12日
  • 野の医者は笑う 心の治療とは何か?

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    "居るのはつらいよ"を読んだ後に読んだ。自分も沖縄で数年過ごしたこともあり、東畑先生がどのような空気感の元で過ごしていたのか、情景を表現する文章力もあいまって、あまりにもイメージがついた。沖縄は良くも悪くも独特な街で、いわゆる内地の者からすると、拒否反応を起こしてしまうような文化の要素も多数ある。本書では、その要素のひとつでもある、"野の医者"達の活動について深く追求している。表面だけで判断すると拒絶してしまいそうになるものは世の中にはたくさんあるが、深く知ることで見方が変わることもあると、改めて思わされる内容だった。また、沖縄に行ってみたいと思う。

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    2026年05月11日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    いつの日かまた読み返したくなるようなとても良い本だった。
    カウンセリングがとても戦略性を持って行われていることを知ることができた(戦略性と言っていいのかわからないが、色々な観点から心への影響を考えながら会話している)。
    古い物語を手放せず、古い物語が終わらない時に、人生は行き詰まる、というのは、とても新鮮な観点だった。
    古い物語を終わらせ、新しい物語をはじめる。その繰り返しをできることが豊かな人生なのだろう。

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    2026年05月09日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    すごく面白くうるっとくるような本でした。

    自分はカウンセリングを胡散臭いなあと思っているタイプでしたが、カウンセリングの全体像や位置付けから説明してくれるので必要性をしっかり理解できました。
    また、本来かなり難しいであろう内容もうまく言語化して説明するので分かりやすかったです。

    なにより、カウンセリングの手法などを実際の事例を物語風に描いてくれるので、あーわかる。いるいるこういう人。といったように感情移入できるしめちゃくちゃ解像度が高まりました。

    日常で対人関係をうまく対応できる気持ちになりました(気持ちだけ笑)

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    2026年05月10日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    本書では、まず、「聞く」と「聴く」との違いから入ります。

    聞く:声が耳に入ってくること
    聴く:声に耳を傾けること

    いま、余裕がない社会になっていて、耳に言葉が入ってくることを塞いでしまって「聞く」が機能不全に陥っている状態になっていることを言っていることには、納得します。嫌なことには耳に入れたくない、そんな状態なのかもしれません。声が耳に入ってきても健全な状態でいられるように、心身ともに良好な状態に保っておける術を自分自身で身につけておかなければならないと思いました。

    その1つが個人的には「朝ラン」だと思っていますが、本書を読んで、朝ランは「孤独」の環境下に自分を置いていることがよいのか

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    2026年05月09日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    非常に興味深い本だった。
    何かしらの問題が生じている場面において。結局「心に突き当たる」からこそカウンセリングが効果的。

    カウンセリングは作戦会議としてのものと、冒険としてのものの2つに分けることができる。作戦会議としてのものは、現実の生活に破綻をきたしており、その状態から生活を取り戻すために行われて、通常1年前後で終了する。
    冒険としてのものは、生活は問題なく行われているけれど、そのために心を麻痺させたり無理させたりしていて、空虚感やイライラなどが生じている状態において、その人の心を紐解いて考え方を少しずつ変えてゆくことを目標としており、通常週一回の頻度で行われて5年以上かかる。生活を守る

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    2026年05月07日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    心というのは一種のシステムのよう。社会を営む人間が全てを毎回脳で一から演算していたら忙しすぎるから、心を使って省エネにしているんじゃないかって。でも、心は(脳も)過去を捨てるのがとても苦手なんだろう。『新しい物語を始めるよりも、古い物語を終わらせるほうがはるかに難しい』という言葉に、核心を突かれたような気がした。そして、捨てるためには人と人との繋がりが必要であるという言葉も。
    過去には必要だったけれど今は自分を不自由にさせている物語を終わらせて、今の自分が自由に生きられる物語を探すこと。そのパートナーとしてのカウンセラー。カウンセリングで変化を起こすには、ユーザー側の頑張りや勇気や忍耐がそれな

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    2026年05月07日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    良い本でした。付箋もいっぱい貼った。分厚いのに読みやすくスイスイ読める。自分と重なる話もあり学びとなった。

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    2026年05月14日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングとは
    心を変化させていくこと。
    人には、人生と生活がある。
    生活に支障が出る時、人が過去の物語をうまく終わらせられることができない時、カウンセリングがある。
    特に、後者に関して。
    人は、人生の中でたくさんの物語がある
    それを人は自分の中で折り合いをつけたり、納得したりして、その物語を終わらせて、新しい物語にしている。
    その物語がうまく終わらせられず、囚われてしまう時、うまく新しい物語にできないとき、人生で生きる意味を見失ったり、適応できなくなる。
    その時に、カウンセリングがその物語を一緒に終わらせるために伴奏する。

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    2026年05月06日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    ものすごく読みやすく一気に読み通してしまった。
    とっつきにくいカウンセリングというものの全体像を、比喩を使い想像しやすく、具体的ストーリーを用いて、噛み砕いてくれている。

    自己ー心ー世界モデルと各介入、
    人生の脚本の転移、
    物語を終わらせること、

    このあたりのメカニズムは覚えておきたい。
    精神分析についてより深く理解したいと感じた。

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    2026年05月05日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    今年最大の発見
    まずカウンセリングについて、平易に書いている
    専門性を噛み砕く一方で踏み込みすぎてないのが好印象
    そして、何よりも私たちの身近にある嵐への対処方法を解いてくれている
    みんな表向きは大丈夫そうでも、大なり小なり嵐を抱えている
    私自身も
    それを物語にして前に進む
    そのことの大切さを教えてくれる
    何度も読み返したい本

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    2026年05月05日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングの現場で何が起こっているかを、解像度高く実況中継してくれているような感じ。認知行動療法的なカウンセリングと精神分析的なカウンセリングの違いを、目的・内容・手法・守備範囲などについて、著者独自のスタンスでざっくり説明してくれている。全編にわたって著者の伝えたいことがリズムを刻むように繰り返され、読みやすく、わかりやすい。

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    2026年05月04日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    すごかった。天才か!と何度つぶやいたことか。「ふしぎの国のカウンセリング」を、一般の人にも分かりやすい表現で、心に届く言葉で整理してくれている。心と身体に沁み込むみたいに、気持ちの良い読み心地。とにかく、この先ずっと読み継がれる良書だと思う。

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    2026年05月03日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    これは、すさまじい書物である。

    タイトルに惹かれ購入したが、

    なんと内容の濃いことか!

    筆者は執筆に3年掛けたそうだが、

    言葉の選択の正確さにその労苦が見て取れる。

    著者の別の作品も読もうと思ったら、

    新書ランキング1位にそれがあるではないか。

    複雑な気分だ。多くの人に知られてしまうのが

    嬉しいような悲しいような…

    とはいえ、この著書で述べられていることが

    人口に膾炙して欲しい気持ちもある。

    文句なしで⭐︎5!オススメする。

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    2026年05月03日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    新書大賞2026の大賞に輝いた本作。評判が良さそうなのと、カウンセリングというものに興味があったので購入。新書だが400ページを超える大作。最初「結構分厚いなぁ…読むの大変そうだな」と思ったが、わりとスイスイ読めた。カウンセリングの歴史、流れなどが端的に説明され、事例を交えて実際のカウンセリングの流れを説明していく。読みやすいし、実用的な一冊。さすが大賞。

    いろいろためになる部分はあったが、僕の中でハッとしたのが「実存と生存の順番」の話。生存が先で実存が後。言われてみれば確かになーという感じではあるが、だからこそハッとさせられた。普段起業家の支援を行うことが多い僕だが、実存=ミッション、ビジ

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    2026年05月02日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングの全体像
    カウンセリングとは謎解きである
    この話の中に登場したハルカさんは、なかなか強烈な人でしたが、生きるって、なりふり構わないことなんだなとも思う。
    自分がうまく行かないことを、まわりに転化してきたカナタさんも、最後は、無事に巣立っていくことになりよかったです。求めるものは、人それぞれだけど、何かを聞いてもらうということは、それだけで、色々なものを吐き出すことに繋がる。

    最終章にあった、新しいことを始めるために、終わり切ることの難しさは、よくわかる気がしました。自分の仕事観や人生観も似たものなので。

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    2026年05月01日