東畑開人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『雨の日の心理学』(雨の日の心理学)を読んで、心のケアとは何かについて、考え直す機会だった。
本書の中で印象に残ったのは、心のケアとは特別なことをするというよりも、「相手を傷つけないこと」にあるという視点。普段、心が穏やかで安定しているときには、ケアはうまくいっているように感じ、あまり意識されない。しかし、ひとたび心に「雨」が降り出すと、これまで気づかなかったズレや難しさが一気に表面化し、「どう関わればよいのかわからない」という感覚が強くなる。
そうした「わからなさ」が立ち上がったときに、どのように向き合えばよいのかを丁寧に示している。単なる気持ちの持ち方にとどまらず、専門知を背景にしながら、日々の関わりの中で活かせる具体的な視点や技術についても触れられていた。
また読み進める中で、不思議と自分自身がケアされているような感覚もあった。誰かの心に寄り添うことを考える本でありながら、同時にこの本を手に取っている読者自身の心の揺らぎにも静かに寄り添ってくれる。そのためか、読み終えたときには、心の中にあったモヤモヤが少し晴れているように感じられた。
心のケアとは、何かを「うまくやる」ことではなく、わからなさを抱えたまま相手と向き合い続けることなのかもしれない。
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Posted by ブクログ
臨床心理士の東畑開人さん、
この本で初めて知ったのですが
…一気にファンになりました。というか虜です。
ユーモアたっぷりで、どの回もニヤニヤ、クスクスしながら読みましたが、カウンセラーとして来談者とのやり取り場面やそこからのお話はどれも深くて…
フィクションとは思えない、、
もう私にとってはどのエピソードも
感情移入してしまい
自分のことのように自分だったら?
こんなことが起きたら…心は壊れるよね…と
とにかく夢中になって読みました
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私たちの心は誰かの心の中で発生する
そういう体験が積み重なって初めて
ようやく自分を振り返られるようになる
自分の心で自分の心の苦しみや喜びに気づけるようになる
===p252
そうなんですよね…
今日も、3歳の次女に「痛かったよね」、「びっくりしたんだよね」と涙を言葉にして抱きしめて
彼女がコクコク頷きながら落ち着くのを待ちましたけれど
そういう子供たちにしてあげることを
大人にも。まずは自分自身にしてあげないと。
この本を読みながら、自分の心に寄り添い続ける時間を頂きました。
最後にふと思って
バジーさんを検索したら…イケメンでびっくり。
本の中にあったスーパービジョンでクライアントに恋されてしまった女性心理士さんのように
私ももしバジーさんの前に座ったら、きっとドキドキして雑念が生まれてしまうだろうから、バジーさんにカウンセリングを申し込んではいけないだろうなぁ(´-`).。oOダンディですッ -
Posted by ブクログ
『カウンセリングとは何か』を読ませていただいてから、専門書なのにかなり読みやすく、面白いとも感じたので、こちらも読ませていただきました。
こちらは、心が落ち込んでいる状態を”雨の日”と例えて、そんな雨の日のケアはどの様にすればいいのかを素人でもわかりやすく解説してくれていて、『カウンセリングとは何か』と同様、やはり読みやすく、またこちらはさらに優しい文体で描かれている印象で、時折冗談を挟んでクスッと笑えるところがあったりして東畑さんのお茶目な部分なども感じ取ることができて一見暗くなりそうな内容にもかかわらず、楽しく読み進められました。
今回、『カウンセリングとは何か』で2026年の新書大賞を受賞されたとのことで
やっぱりすごい方だなあと改めて感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ書いてあることは、心に雨が降った時に自分がどうしたら良いかというよりも、周りがどうケアしてあげると良いかという所に焦点が当てられています。
自分は自身に雨が降った時にどうすれば?と思い読み始めたので、少し違ったなと思いつつ、子を持つ親として将来のためにも目を通しておこうと思い最後まで読みました。
書いてあることは正直あたりまえのこと。
どこかで聞いたことのあるようなこと、ばかりです。
雨の日にどういうケアが必要かというところでは、大人の方が読む分には専門家などではなくともほとんど真新しいことはないといえます。
ですが、ここまでわかりやすく論理的に誰かに教えてもらったのは初めてで、だからこれが必要なんだなとスッと入ってきます。
ケアする人の心得みたいなことがほぼ網羅されてると言って良いと思います。そういう意味では、人として生きていく上で一度は読んでおいて損はないと思いました。雨の日とありますが、人と関わり合いながら生きていく上で必要な事が、書かれています。
口語口調で書かれているのも非常に読みやすかったです。
個人的には、各章の終わりに黒板にチョークで要点を書いてあるページがとてもお気に入りでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ会社を退職するたびに抑うつを繰り返し、休職期間や無職のときにようやく読書時間を設ける体力と意識が働き、文化的に生きて、内省を経て心を取り戻す癖があり、この本を読んでp127.「心にはまだ形になっていない言葉が蓄積され、カチコチに固められている。朝が来ると日常音にかき消されてしまう。」。助けて欲しいと発する事で、整えられるとのことで、1人で勝手に退職を決めて静かに立ち去り、私なんかと自暴自棄になる前に一言、「助けて」と言えるようになれたら、それで仕事を続けられたらと良いなぁと思った。
p38.「いったん止まって様子を見る。」これも大切でメンタルヘルスの最終奥義のようですが、本当に大切。コロナ禍の茫然自失で軽い躁に転換される表現のとおり、私はすぐに躁になってしまう。以前は、躁=元気な自分に元通りで安心しきっていて、自己肯定感も高く、笑顔を心掛けて、明るく振る舞い、優秀か友人を見よう見まねに真似して生きて、気づいたら頭がぼーっとして静止、気がそれ続けて、SNSを見て、比較して落ち込んで、自暴自棄に激辛むちゃ喰いアルコールを飲んで、とめどなく自分を叩き打ちのめしてしまう。
こんな私と友人であることに気が滅入るだろうと友人のSNSに自分がいることがストレスになり初期化したりブロックして削除して、あえて嫌いになったよというフリをしてみたり、どんどんエスカレートして孤独の淵に追いやる癖も、抑うつ期間にしていたと自認していたけどきっと躁状態の時。
もう、本当に立ち止まる。
脆さや孤独を感じた時に、耐える手段を選んだ過去の私は、いろいろ間違っていて、以前は素直な気持ちで笑顔を作れたが、今はどうやって笑えば良いかわからない時もある。
孤独に耐えることは、本当に毒なので、辛くてしんどいときは、黙って、平気なフリをするのでなく、寂しい〜!!!!むりむり、ドラマ見て死んだふりしよう………お風呂に入って温かいお布団の中に潜り込み、好きな素材の毛布でぬくぬくして気持ちいいと感じて、いままで頑張った筋トレの成果を横になった時に感じて、自分を讃えてみたり、布団の中で立ち止まることは割と、やっぱ生きるのが楽しいのかもと、思える瞬間だったりする。
脆くて、孤独が嫌いなので、今すぐ誰かと結婚したいっていう欲望がある。確かに、すぐ結婚はもはや離婚が待ち構えてる。なんだけど!!その、今すぐ結婚はしなくていいから、1.2年以内にしようって言葉だけが欲しかった。なのに、何もその素振りや言葉がないとやっぱり、付き合ってても意味ないと感じてしまって、元彼と別れて、超絶孤独で、大学時代ちょろちょろ付き合ってたから、過去の自分に戻ってしまってまたネガティ。
いや、もう、もはや、結婚してくれなくて良かったとすら感じる。被害者ムーブかますの嫌いだけど、お互いの性格や好みがわかっていて、27歳で復縁するとか、復縁の次は結婚だって誰も予想できないか?と、いや、できない。だって、友人も家族も、あんまり良い恋愛だと言ってこなかったし、逆に復縁を繰り返して、失敗を学びにしないと言うか、呆れられてすらない、興味を持たれていないことに違和感もあったし。
でも、私も私で確かに悪いこと言ったし、傷つけたし。傷つけてしまったことと、結婚してもらえなかったことを御あいこにして、次に進もう。
よーし、とりあえず仕事探して、貯金して、ひとり時間を楽しんで、ダイエットして、独身という身分も体重もお気楽にして、timeleszのオタクして楽しもう。聡ちゃんと風磨を応援して気力を戻そうー!!ばじーせんせい、ありがとうございました!!メンクリ行った気持ちになりました!!