東畑開人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
消費する側として最近興味が出てきていた「カウンセリング」。よく分からないまま放置するのが嫌で、まずは大枠を理解してみたい、という人にはうってつけだと思う。専門的な話が極限まで分かり易く噛み砕かれた状態で整理されている。社会的な認知のあまり進んでいない分野だからこそ、今これを読み、カウンセリングについて知ることの価値は大きいと思う。
「人にざっくり説明できる状態」を理解深度のボーダーの一つとして置いているので、本書はそれを達成するうえでも理想的だった。
読書の幅を広げるという今年の目標に対して、良いスタートダッシュを切れた気がして嬉しい。2026年は色んなことを知る一年にする! -
Posted by ブクログ
本当に読みやすい
やわらかくやさしい、でも慎重で真剣
あとがきに書いていたように、確かに最新の新書より文体は「寄り添わなければ」という気負いを感じるが、まったく心地の悪いものではない
河合隼雄の『こころの処方箋』でも徹底されていた、「も」の思想
そして時間を味方につけるということ
生存と実存
二項対立を否定せず、むしろうまく活用しながら、幸福を感じる補助になるような本
「処方船」の書き振りは痛快だった
コンプライアンスを遵守しているキツネの部分が好き
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処方箋と補助線、馬とジョッキー、働くことと愛すること、シェアとナイショ、スッキリとモヤモヤ、ポジティブとネガティブ、純粋と不純
愛す -
Posted by ブクログ
「聴く」よりも「聞く」の方が難しいなんて。ここ3〜4年は「聴く」に関することを学び、意識してきた。聞くことは誰でもできると思っていたが、違った。そして聴くをするためにも、信頼関係を築く「聞く」が必要だったのか。
以前、悩み・不快は外に出してはいけないと思い我慢した結果、限界ギリギリになった経験がある。その時、第三者である友人に話した時「自分を表すのも大切だよ。周りに気づかさなきゃ。」と言われたのを思い出した。
聞いてもらうことで、聞いてもらいたいシグナルを感じやすくなる・聞いてもらうことの価値を感じる。自分の居場所を感じる。それを別な人に還元する。生涯、孤立しない生き方・孤立させない生き方 -
Posted by ブクログ
心を変えるカウンセリングという魔法の探求書
日常で見聞きするスクールカウンセラやソーシャルワーカーのイメージとフロイト、アドラー等々の書籍で紹介されるカウンセリングには距離を感じていたが、それぞれ「作戦会議としてのカウンセリング」と「冒険としてのカウンセリング」という分類が非常に分かりやすかった。
作戦会議としてのカウンセリングは、著者の他書の「聞いてもらう技術」「ふつうの相談」の内容に通じる、聞いてもらうことや聞いてもらう場の価値をあらためて感じ、自分の日常や周囲の人との関係を振り返ることができた。
冒険としてのカウンセリングは、抱えている問題から生まれる転移などによる再現に対して、カ -
Posted by ブクログ
とても勉強になりました。
今も周りでトラブルはあるけれど、「あ、この人は今、PSの状態なんだな」と思えたし、そうか、外からケアするやり方もあるのか…、と思えるところもあり…。
わたしは心理カウンセラーの資格は持っているけれど実務経験は無くて、日々の人間関係にしか活かせてないと思いつつ、日々の人間関係にすら活かせてないのでは…?と思って以前から気になっていたこの本を購入しました。
難しい言葉も出てくるし、知らない精神分析家の名前も出てきたけれど、本当に勉強になった…。
子どものことや親の心理……
人とのこころに寄り添い、向き合おうとする心理士さんたちって、本当にすごいなぁ…と思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ勇気を待つ。それまでできることをし続ける。
ずっと同じ悩みが続いている。
あともう少しが踏み出せない。というか、踏み出していいのかわからない。
でも突然その勇気が湧いてくる。突然何かが変わったりして湧く時もあれば、自分でタネを蒔いていたものが突然大きくなったり。
勇気を待つのはとても大変だ。
いつその勇気がおこるかわからない。明日かもしれないし、5年後かもしれない。
それを待ってくれる人がいることはとても幸福だと思う。
幸福には三つの状態があることや、心は馬とジョッキーにわかれていること、今まで漠然と捉えていた心を分けることで少しわかることができた気がする。
自分も勇気を待ってみようと