東畑開人のレビュー一覧

  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    カウンセリングとは何か、をとても分かりやすく書いてくれている本だった
    東北旅行の道中、仙台駅の新しい丸善で、この旅に会う本を探そうと思い手に取った
    軽やかで優しい文体に、さくさくと読んでいけるのが、自分の中にある色々な感情を呼び起こさせる
    人はどんな時に孤独なり、悲しくなり、他者を求めて傷つけるのか
    補助線という形で分かりやすく教えてくれた

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    悲しみには豊かさがある。
    そこには世界の複雑さと、他者の複雑さと、自分の複雑さのための余白がある。
    そういうものを実感できたとき、僕らはネガティブなことが起こり続ける人生というものを、それでも生きるに足るものだと思える

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    2026年06月08日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    心の問題(疾患/病気とは限らず悩み含め)の対処の一つであるカウンセリングについて体系的に具体的に説明してくれて良き。怪しいと思われる民族療法的な話やスピリチュアルな話を含め各対処の位置づけ、精神医学や心理学の歴史的な話、カウンセリングの素人との違い等を体系的に丁寧に説明してくれる第1章はとても分かりやすい。自己(身体) - 心 - 世界(環境)モデルは、それに基づく境界や内部の対処(介入)の全体構成を理解しやすい。

    第2章以降は具体例を交えながらのお話だが、核心部は著者の専門でもある第4章サイコロジカルな介入だろう。生存(2、3章の生きていく上での対処)より実存(心の内部/深層心理の悩み解決

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    2026年06月08日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    読んでいて信頼できる方だと思った
    カウンセリングってやっぱりなんだかわかりづらい
    でも、

    生活を回復するための化学的な営み、人生のある時期を過去にするための文学的な営み

    近代の根源的な寂しさの中で人が可能な限り、正直に率直に、ほんとうの話を試み続ける場所

    きいてくくれる人が安定していてくれること

    ついてきてくれるなら行きましょう

    カウンセリングの根底にあるのは、このつながりの質感

    何もしないことに全力を注ぐ。すると心の底で深いものが動き出す

    不思議なことは不思議なままで置いておけばいいのだ

    何度もこの部分を読むと、本当にしっくりくる
    きっとそばで必ずいるということが人にとっては

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    2026年05月31日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    これは、この2人だからこそできる対談だなと思う。「野の医者は笑う」でも感じたが、東畑さんの純粋な好奇心や発想力があってこそ、これまで行われなかった占いと心理学を語り、共通点や相違が楽しく展開されていた。まさに、世の中の人が感じていた「何が違うの?」がかなった瞬間だと思う

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    2026年05月27日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    近代を生きはじめて、もうすぐ近代も終わろうとしている。はじまりは延長され、終わりはやってこない。人はこれからどう成長するんだろう。

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    2026年05月26日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    いつもどこかで雨が降っている。
    ケアをしたりされたりしながら日々生きている。
    ケアはつらいけど、ケアする人がケアされているときケアには楽しいところもある。
    もう少しこころについて学んでみたいと思った。

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    2026年05月25日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    まるで読み手の私がカウンセリングを受けているような感覚になれる不思議な本でした
    夜の航海をしているというイメージも分かりやすくとても読みやすかったです。

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    2026年05月24日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    東畑さんの本は何冊か読んでいるが、この本が一番体系的で、かつ分かりやすかった。著者も今まで書いてきた本の総集編と言っている。
    生きることの大半はケアである。
    ケアとは傷つけないことである。
    人と人とのつながりの中で、傷つけないようにどうやってケアしていくか、身近なポイントで具体的に書いてある。おまけにより理解を深めるためのブックガイドまで付いている。さらにケアについて考えていきたい。

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    2026年05月23日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    まだ前書きしか読んでないけど。大学で勉強しているのは専門家側から見たカウンセリング論。こっちはクライエント側から見たカウンセリング論。カードの裏表みたいでめちゃおもろい。

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    2026年05月22日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    家族が仕事で悩んでいる、母との関係に私も悩んでいる。堂々巡りでどうにも解決しない、そんな折にこの本に出会い、気付けば手に取っていた。
    AIに相談をすることが多々あるが、時折、怒りの感情が湧くことがある。相手の話をきれいに要約して、感動的な着地をさせて、タスクを完了するプログラム仕様だから仕方がないことなのに。あぁ、これが転移なのだなと腑に落ちた。
    カウンセリングにおける、終結の中での中断。私は人生でこれを何度も経験している。そして今も自立出来ていない。依存先が少なく、他人に自分の歴史を聞いてもらうことを諦めているからだ。
    表向きはうまくやっている、だがさみしい。冒険としてのカウンセリングをいつ

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    2026年05月21日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    書店で見かけて、長いこと気になっていた本。

    買ってはみたけど、ページ数が多くて恐れおののく。

    カウンセリングは、非常時のものだとのこと。
    専門的な知識と経験をもとになされる。

    カウンセリングの様子を書いてある部分からは、カウンセラーがいかにメタ的に物事を見ているかを感じた。
    常人では逆ギレ必須な言葉を吐かれても、「これは転移だな」ととらえ、冷静に進める。
    カウンセラーの勉強をしたら、アンガーマネジメントできるようになるだろうか。

    カウンセリングの終わり方に、心を引かれた。
    孤立と自立。
    ひとりを受け入れることで、ひとり立ちできるようになる。
    人に対して強制することではないけど、自分を律

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    2026年05月20日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    身近な人の心のケアについて、授業形式で教えてくれる。深く知りたい人のために、他の書籍の紹介が巻末にある。

    こちらに語りかけてくれるような口調で書かれていて、読みやすい。

    同僚から愚痴を聞かされ続けて辛かった経験を思い出しながら、読んだ。読んでいて、自分の心の傷も癒やされていく感覚があった。
    特に転移・逆転移の話。あの時は職場の人たちが敵に見えていたが、相手の話を聞きすぎたから転移が起こっていたのかも…と思えて、少し楽になった。同時に、自分も誰かに寄りかかりすぎて傷付けていただろうな、と申し訳なく思う。

    お守りとして、辛くなったときにまた読み返したい。


    【印象に残った言葉】
    ・普通の会

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    2026年05月17日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    東畑さんの「カウンセリングとは何か」と、
    「聞く技術、聞いてもらう技術」を読んでいたので
    仕方ないが重複する部分があった

    「頑張って」が辛い時は雨の日だったんだ
    雨の日は精神病を指すのではなく、
    正常、異常の二元論でなく、誰にも同居しているという例えが良かった

    全体的に比喩表現がやさしくわかりやすい

    小難しい心理表現が皆無で専門的で退屈な座学のような眠気がない良本

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    2026年05月13日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングの全体像を見る本。
    実際に、カウンセリングのプロセスや目的が分かりやすく書いてあり、非常にタメになる。
    同書で語られる人物の苦悩を自分自身と重ね、その解決策も自分に当てはめて考えてみる。

    カウンセリングで起こる変化は、人として強くなるために自ら起こせるものなのだ囚われてしまうことがある。古い物語を終わらせ、新しい物語は始める。このサイクルが人生である。古い物語を終わらせられることで、人は強くなれる。

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    2026年05月09日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    聞くとは、聞いてもらえていること。
    聞いてもらうとは、聞く人に余裕があること。
    聞いてもらえる人が一人でもいること。聞いてもらえれば、聞くことができる余裕がうまれる。
    人肌のぬくもりが、聞く、聞いてもらうという作業の根底にあると感じた。
    この技術は奥が深く、興味深い。

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    2026年04月25日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    誰かをケアすることになった人へのメンタルの持ち方
    とても重要だけどあまり教わらないことで、とてもためになった。
    わかりやすい文で平易に書いてある
    個人的にはなぜか集中できなかったが、繰り返して読みたい

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    2026年04月23日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

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    旅を通して心を解読する本。
    世界の荒波に耐えるための術を少しずつ分かっていく。悩みを解決するのではなく、心についてわかっていく感覚。ああすればいい、こうすればいい、そんな直球の言葉は受け止めるには強すぎる。だが本書は心に白黒をつけずグレーのまま扱う。人の心は曖昧であり、純粋なポジティブが完璧というわけではない。思い悩み続ける中で、自分と人とうまく付き合い、明るさを見出していく。

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    2026年04月19日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    読みやすい、読みやすいサクサクサクサクと読めた本だった。
    自分が抱いている苦しみをどうにか取り除きたくて心理学の本をよく読んでいるけれど、説得力のある本だった。
    というのに、サクサク読めたのに、読み終わった今、自分に残っているものは無い。
    ページをパラパラとめくると確かにこう書いてあったなと思い出す。
    自分に落とし込むのに時間のかかる本だと思う。

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    2026年04月06日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    臨床心理士、公認心理師による雨の日の心理学のレクチャー5講。こころのケアを負うことになった人の不安を和らげるために、分かりやすく寄り添ってくれる本。

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    2026年04月04日
  • 心はどこへ消えた?

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    雑誌で連載されていたエッセイだから1話が短くて毎日ちびちび読むのに最適だった。
    心は他者の心の中でのみ存在する。
    自分の心が不安定になった時に読み返したい一冊。

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    2026年04月04日