東畑開人のレビュー一覧
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お二人が共鳴し合った対話だったからやや専門的な言葉が多めでも内容が入ってきやすかったです。
お互いにお互いの専門分野、また個人的な研究とか感情や生き方に対して、興味も尊敬も強く、共通言語も多いみたいで楽しそうなのがホント良かったです。
対談て割と初対面が多かったり、逆に長いお付き合いの人同士だったりしませんか。ですから、遠慮から入る感じがもどかしかったり、逆に楽屋ウケみたいな仲良し過ぎて読み手置いてけぼりも体験したのですが、コレはとてもいい塩梅の距離感が体験できる対談で「いい塩梅の人間関係」のお手本でもありました。
ワタシは発達障害・精神疾患があり、そんな特性上、占いもカウンセリングも一般的 -
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スターゲイザー 真昼に星を見る人
このタイトル秀悦。
心理士も占い師も、夜見るべきもの(無意識)を昼間に見ようとする人々なんだよな。
自分は、若い頃は占いに傾倒し、中年期から心理学を学び、産業カウンセラーからキャリコンになったのでその両方に足を突っ込んだ形になっている。
だから、まえがきで書かれた4つのテーゼには、首がもげるか?と思うくらいに同意。
テーゼ① 占い師と心理士は親戚である
テーゼ② 専門家とは素人には見えないものを見る人のことである
テーゼ③ 占いと心理学は混ぜるな、危険
テーゼ④ 占いと心理学を比較する
『人は科学のみによって生きるにあらず。物語がなくては、生活も人生も成 -
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カウンセリングの歴史的な成り立ちから社会的意義までを解説した上で、個別事例を通して具体的なカウンセリングの方法を説明していく内容である。私は、人の心理や時には心の闇に触れる職業柄、カウンセリングや心理学については研修などを通じて多少の知識があるつもりでいた。カウンセリングとは、基本的に相手の話を遮らず、否定せずに傾聴し、相手の重荷を共有することで精神的な負担を和らげる受動的な営みであるという認識を持っていた。しかし本書を読んで、そのような傾聴に加え、相手の心理を解釈し、新たな意味づけやストーリーへと導いていく能動的な役割が非常に重要であることを知った。私はこれまで、臨床心理学は学術的で分かり
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これは他の人からしたらどうでもよい話だが、わたしの中の小さな物語。大学3年生の終わり頃、コロナが流行った。授業はオンラインになり、生活は不規則。衛生面が不安な飲食店でアルバイトをし、趣味は奪われた。卒業制作もできず、就職したかった業界はコロナ禍で存続が危ぶまれた。将来に希望なんてひとつももてなくて、精神を病んだ。当然の話。
その頃にこの本がそばにあれば良かったのにな、と思った。このコラムをリアルタイムで読んでいたとしたら、もう少し大丈夫だったのかもしれないな、と。
しかしながら、それから数年経った今この本を手に取ったことにより、過去の傷をやさしくさすってもらえたような気がした。この本に出会え -
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著者は真面目で賢く、誠実でロマンティストな人なのだろうなと感じた。
時折り文章が繰り返しになるが、基本読みやすく「カウンセリング」というものに対して抱いていた疑問や印象を全て語ってくれていた。
カナタさんの筋トレと両親とのオンライン面接の話と、ハルカさんの長い冒険の話が印象的だった。
臨床にものすごく興味が湧く。
でも実際は臨床を続けていくことって本当に大変だろうなと思う…。
自分を律し続けること、誠実であり続けることは、ある種の人間には可能なのか?
というか、著者のように知識と誠実性と自立性があるカウンセラーに会ったことがない(人として善良な人はいたが)
ああでもカウンセラーでない人では一 -
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カウンセリングという言葉は以前から知っており、どのようなことをするのかも何となく理解しているつもりだった。しかし、この本を読んで、カウンセリングの奥深さや難しさを改めて知ることができた。
なかでも印象に残ったのは、「冒険」のカウンセリングについてである。一つのカウンセリングが10年、あるいはそれ以上続く場合もあると知り、とても驚いた。短期間で解決できる問題ではないとは思っていたものの、その年月の長さは想像以上だった。
さらに、さまざまな悩みや苦しみを聞き続ける中で、カウンセラー自身の心は疲れたり、つらくなったりしないのだろうかと心配になった。しかし、相手に寄り添いながらも自分を見失わず、支 -
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カウンセリングとは何か、をとても分かりやすく書いてくれている本だった
東北旅行の道中、仙台駅の新しい丸善で、この旅に会う本を探そうと思い手に取った
軽やかで優しい文体に、さくさくと読んでいけるのが、自分の中にある色々な感情を呼び起こさせる
人はどんな時に孤独なり、悲しくなり、他者を求めて傷つけるのか
補助線という形で分かりやすく教えてくれた
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悲しみには豊かさがある。
そこには世界の複雑さと、他者の複雑さと、自分の複雑さのための余白がある。
そういうものを実感できたとき、僕らはネガティブなことが起こり続ける人生というものを、それでも生きるに足るものだと思える