東畑開人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日が暮れるのも早くなったなぁと( ・`д・´)、季節の移り変わりを察知。今日はちょうど秋分の日だった。これから夜がだんだんと長くなり、寂しいと感じることがありそうで、この本を読めてよかったです。
心にも、晴れの日と雨の日があるらしい。明日は私の心が雨の日かもしれないし、次は周りの誰かかもしれない。相手の話しをどうやって聞いてたらいいかなど、オンライン授業の内容が本作にまとめられいた。話し言葉による表記と具体例も分かりやすかった。5日間分はそれぞれ区切って読んでみました。全部一気に読むには無理だった(;´д`)トホホ…
分かる、きく、おせっかいのどのフェーズに、どの立場で遭遇するか今は検討もつか -
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東畑さんの週刊文春に寄稿されていたエッセイ集。雨の日の心理学から怒涛で著作を読み込んでいる自分のハマりぶりに冷静になるとどうなのと思いつつ、おもしろくて、癒されるので読んでしまうのよね…。
会社員として忙しく過ごしていると、仕事の内容としても日々にしてもどうしても大きな物語に巻き込まれて小さな物語が見えなくなってしまう。毎日を回していく中で、個別事情なんて気にしていられないと切り捨てることも多い。本当にそれで良いのかしら。
この本を読んでいる時に、ちょうどそんな姿勢を揺るがす出来事があり、自分の中で大切にしたいと思っていたことを考え直すきっかけになりました。
心はどこへ消えた?何かを見落としそ -
Posted by ブクログ
若松英輔さんと平野啓一郎さんの名前があるし、と軽い気持ちで手にした本。そして、長らく積読本。今回、ようやく読み始め、初めて世田谷事件の被害者家族である入江杏さん主催のミシュカの森という会があることを知った。そして、その会の講演をまとめたのがこの本であることも初めて知り、心して読まねば、との気持ちになって読んだ。
平野啓一郎さんの話では、死刑について考えさせられ、東畑開人さんの話では、居場所についてを考えた。特に居場所の話は自分レベルで考えられたと思う。そして、自分にとっての居場所について考えられた。もっと居場所を作らなくては、とも思う。居場所、座っていられる場所。立っている場所は落ち着かず、疎 -
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私たちが人の話を聞けなくなってしまうのは、その人自身が孤立してしまっている時。
部下の文句を受け止めるには、上司自身が他に善きつながりを持っている必要があるし、お母さんが子どもの話を聞こうと思ったら、お母さんの話を誰かが聞いていないといけない。
話を聞いてもらうには、「聞いてもらう技術」がいる。だけど、たいした技術じゃなくて、小手先の技術である。話を聞いて欲しい人と隣の席に座ってみたり、一緒に帰ったり。あとは会議後のzoomで最後まで残ってみたり。焚き火を一緒に見るとか、歯磨きに一緒に行くとか。不安や愚痴を話しやすくなる場を共有してもらうという感じ。
だけど緊急事態であれば、ワケありげな顔を -
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心のケアって難しい。確かに、と思う内容でした。ただ、どう自分の生活に適用していくべきか、そこが難しい。本の内容は難しくありませんが、心のケアという課題自体の難しさを感じました。
以下、学んだことメモ
・ケア
→傷つけないこと、ニーズを満たす
・セラピー
→傷つきと向き合う
・ケアが先で、セラピーが後
・雨の日は相手を理解し直す
・心に補助線を引いて、心をわかりやすくする
・やさしさとは技術である
・会話の矛盾を見逃さない
・わかったふりをせず、
もうちょっと教えて、と言う
・また話そう、ちょっと考えておく
・目の前のニーズにこたえるおせっかいをする
・本人ではなく、環境を変える
・ケアがうま -
Posted by ブクログ
人生は急に雨の日に直面したり雨の日に直面している人と関わらなければならない局面がくるかもしれない。その前提が毎日の細かな出来事にも大いに当てはまる気がしています。毎日いろんなことが起きる。そして、「雨の日はわからなさからはじまる」から、そうかわからないんだわかりづらいんだということが個人的に腹落ちするというか、素直に共感を持って読みすすめられました。授業形式で学びを得られる内容構成も今の気分に合ってて読みやすかった。
東畑さんの書籍はおもしろいし、優しい。町の心理学者としての本人の覚悟が表れている感じ。
ケアの心や視点を持てると社会や世界がグッとよい場所に変わりそうだな…