東畑開人のレビュー一覧

  • 孤独をのぞき込む 秘密の読書会

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    この本は小説家の小川洋子さんと
    臨床心理士の東畑開人さんが
    「孤独」について語り合った内容が書かれています。

    「孤独」には種類があり、それぞれの「孤独」について
    2人が選んだ本を元に語り合っていくのですが
    「孤独」の種類による違いがとてもよくわかりました。

    語り合う本の1つ、『ガラスの動物園』において
    登場人物のジムに対する印象が2人の中で違いがあったのが
    面白かったです。ローラのユニコーンのくだりも良かったです。

    「孤独」は全員が持っているもの。
    深く知る事で自分、家族、他者それぞれの
    繋がりと大切さがより理解できると
    この本を読んで分かりました。

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    2026年10月04日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    生存と人生の悩みがあって、人生の悩みは蔑ろにされがちだが人には深刻な悩みなんだ、って書いてあって、人生に悩む私としては、深刻ってみなしていたんだ…!みたいな発見があった。最近素直になるってこういうことなのかも?みたいな手応えみたいなのがあって、aiをカウンセラーとして壁打ちするのもありかなとおもった。やっぱ人生ってさみしいよね?さみしいってあんまり認めづらくない?根源的さみしさをみんな持ってるんだと思うと気持ちが軽くなる
    やはり古い家族との関係から繰り返しある古傷が問題になってる、みたいなことが多いんだろうなって思ったからちょっと人生振り返ってみようかなー

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    2026年10月02日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    さすが東畑さん。面白い本だった。
    東畑さんと同年代の身としては(器の大きさの違いに凹むけど…)、気になる本だった。

    今は人生の正午かぁ。
    老後が不安になったり体力の衰えを感じたり容姿の衰えを感じたり…笑、人生後半という気がしていたけど、正午かぁ。
    仕事も楽しいし、青年期に戻って人生楽しもうと思えた。

    インタビュアーが凄い人達なので、ただただ感心しながら読んだ。人の人生を覗くのはなかなか面白い。
    特に千正さんは面白かった。ブラック霞ヶ関を読んでみたい。

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    2026年09月29日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    ・カウンセリングと言われて、皆何となくのイメージはぼんやりとは思い浮かべる事ができるとは思うけれど、それを著者の考える(依って立つ)スタンス、実際の臨床例や論考等を引き合いに出しながら説明していく本。
    ・であり、著者の(勿論)本業を含めた集大成にもなる著作。
    ・新書という事でもあり、専門書というよりは砕けた内容であり、それだけに著者の「熱さ」も溢れ出てくる瞬間も多々あり、こちらの胸も熱くなる。(本も通常の新書と比較すると、厚めだ)
    ・タイトルのお堅さ、味気なさから考えると、無類に面白い(不謹慎?)読み物だった。
    ・全然関係無いのだけど、この人の映画評とか読んでみたいなぁ〜とか思ったり。
    ・

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    2026年09月27日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    自分もミドルエイジクライシスに入っているからこの本を手に取ったのか。それとも、東畑さんの本をほぼ読んでいるから、この本を手に取ったのか。もともと河合隼雄もユングもミドルエイジクライシスの話をしてたし、私の脳内にもともと刷り込まれていたのか。まぁそれはどうでも良い。今きっと読む必要があった本に違いない。

    ミドルエイジにおける困難に遭遇した時、人はこれまでの自身の人生の物語を見直し、これからの人生の物語についてあらためて考え始める。私自身はきっと親になる物語を選ぶだろう。後任や若者育成がイメージに近い。だけど、青年になる物語は通奏低音としてずっと流れている。いつまでたっても消えそうもない。やりたかったこと、挑戦したいことは誰にも心当たりはあるはずだ。はたまた影を生きる場合、私にはどんな物語が待ってるのだろう。

    誰かの物語を覗かせてもらうことによって、同時に自分の物語を見つめ直す。人と比較はできないけど、人の物語の存在を知ることで、自分にも物語があることを実感できるのではないか。
    鷲田清一と千正康裕(ブラック霞が関)へのインタビューが良かった。私と属している組織がなんとなく似ているからかな。物語を追いやすかった。ただただ共感。そして管理職ってケアする仕事だったんですね。新しい発見。

    さて、私はミドルエイジクライシスに突入しているのかわからないけど、クライシスとはきちんと真摯に向き合って良いお付き合いをしなければ。
    この本、きっともっと身動き取れなくなった時とか、出口が見えてきた時に読み返すことになると思う。

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    2026年09月26日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    ネタバレ

    社会の分断がどんどん進んで、共同体が機能しなくなり、人々はバラバラになってしまった。悩みがあって、相談しようにも、誰に相談したらいいか、どう伝えたらいいかわからない。ここに書かれていることは、共同体があったころ、人々が(それなりに窮屈であったかもしれないけど)繋がっていたころには、もっと簡単に出来ていたことかもしれない。難しいことは書かれていない。軽く、誰かに相談してみること。相談されたら意外と嬉しいものだよ、ということ。私達は、個人が個人になりすぎて、昔は簡単だったことを失ってしまったんだと思う。

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    2026年09月26日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングを通して、人の心がどう変化するのかが学べる良書でした。
    これからのAI時代にこういう人と人とが接する事で、何か学べたり対処出来る事は大事だなと思いました。
    筆者の経験談から分かりやすく事例を紹介してくれるのも良かったです。
    良書だと思います。

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    2026年09月23日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    自分がミドルエイジに差し掛かり、少しでもヒントが欲しいなと思い読み始めた。
    鷲田さんのあみだくじ説がなんだかすごく腑に落ちた。あっちの世界も知ってるしこっちの世界も知ってる、無駄な経験は何一つない、と考えられたら人生の中で起こる不条理や一見不運なことと思えることも、良い経験になったなと考えることができる。あと千正さんの組織での経験が、一番身近に感じることができ、読み進める手が止まらなかった。自分でやりたいことを見つけられるのは幸せなことだなと。
    色々もがきながら、自分だけのミドルエイジを作っていくしかないんだな、と思えたのは良かった。

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    2026年09月20日
  • 昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話

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    鏡リュウジさんと東畑開人さんの対談。
    不思議な取り合わせと思い、読みたくなった。
    占星術の第一人者と今をときめく臨床心理の専門家。
    占いに散々お世話になった、救われたくせに、「うさんくさいもの」との思いは消えず、その研究者、実践者である方とアカデミックな心理学者とが対談って、すごく興味がある。
    鏡リュウジさんと東畑開人さんお二人がどういう方なのか知りたいというのも、ちょうど最近の私の気持ちであった。
    そういう意味でとてもいい本だった。
    お二人をこれからもう少し追っていきたい。
    (鏡リュウジさんが服部和子さんの息子さんと知ったのも発見だった。直接本には書かれていないが)。


    鏡 (略)僕は自分のことを運がめちゃくちゃいいと思ってるんですよ。開運法として言いたいのは、「一流の人と会え。」
    東畑 おお。
    鏡 直接会わなくてもいいんです。直接会えるのは、本当に運がいい状況だから。本やテレビを通してでも、とにかくトップの人に触れることが大事です。
    東畑 それが開運とつながるんですか?
    鏡 うん。だってそれは、分を知ることにつながるでしょう。その人たちのすごさを知るためには、自分の能力をちゃんと知る必要がある。自分との距離がわかると、いろんなものがうまく動き出すんですよ。
    274ページ


    鏡 (略)僕はどうして高学歴の人や頭のいい人の中にさえ、ときおりトンデモや陰謀論にはまる人がいるのか不思議なんですよ。合理的な理性だけでは物足りない何かがあるのかな。
    東畑 僕の考えですけど、極端なことを考えるのはだいたい理性なんです。陰謀論っていうのは、理性だけでものを考えるときに生まれてくるものだと思うんですよね。論理が極端になって、身体感覚や常識が歯止めをかけてくれない。
     (略)
     理性はいくらでも論理をつなげて考えることができるから、そこから陰謀論も生み出せる。唯一の真理があると考えるのは、理性の働きなんですよね。感情や情念を使って、「いやでも、なんか生活感覚と違くない?」と思えるのが賢さだと思うんです。真理を曖昧にして、複数にする働きです。その賢さは学歴のようなものとはまったく関係ないんですよね。むしろ、他者にも他者の心理があるという共感性や寛容さと関係してるように思う。
     この意味で、理性だけで考えると「バカ」になってしまうと思うんですね。だから、陰謀論は感情的ではなく、理性的なんです。ナチスもそうだし、フランス革命もそうですけど、単一の理性的な判断だけで何かをやろうとするときに、人はきわめて残酷なことをします。独裁とか全体主義とかはまさに「バカな理性」を発動させる政治体制だと思います。複数性が失われるからです。
     ただ、傷ついているときほど、理性に頼りたくなるというのも事実なんです。感情を使うと苦しくなっちゃうから。抑圧して理性だけでいこうとしたくなる。
    294ページ

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    2026年09月20日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    面白かった。ケアの労働は社会で低く見積もられてる、という指摘には本当にそう思う。
    雨の日の心理学という言葉も良い。
    東畑さんの著作はやはり面白く、読んでいて学びや振り返りにもなる。

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    2026年09月15日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    東畑開人さんの文章は、安定の興味深さ。300ページ以上あり、読み応えもあるが、最後までテンポよく読めた。装丁も素適。この1冊で伝えたい内容全てを網羅しようと試みたのか、文字たけで十分伝わるように書かれているが、初心者が最後まで読むには、気力が必要なボリューム感かもしれない。もし挿絵や図解があれば有り難いが、そうなるとページ数も値段も増えてしまうのでしょう。このままで十分。1冊の書籍として仕上げていただき、感謝。

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    2026年09月14日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    打ち明けられないんですよ。苦しい気持ちは言葉になりにくい、本当に。
    自分の傷つきと向き合うためには、周囲の人が自分を傷つけないという安心感が必要。
    ケアとは傷つけないこと。ニーズを満たすこと。依存を引き受けること。
    セラピーとは傷つきと向き合うこと。ニーズを変更すること。自立を促すこと。
    ケアとセラピーはグルグルまわる。ケアが先で、セラピーが後。ケアなしでのセラピーは暴力になる。
    大量の話を「聞く」必要がある。それを覚えていることが「聴く」を可能にします。
    贅沢とは自分を人間扱いすることである。

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    2026年09月21日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    「カウンセリングとは何か。それは生活を回復するための科学的営みでもあり、人生のある時期を過去にするための文学的営みでもある。」

    心理学の素養がないので基礎論みたいな所はふわっと読んでしまったが具体例の話はとても引き込まれた。具体例に出てきた3人とも親子関係に問題があり人の心の基礎を育むのはやはり親子関係なのかなと思った。

    個人には文学的物語があるというフレーズがなんだかグッときた。人それぞれに文学的物語がありそれは何かに奪われてはいけないもの。現代の生きづらい世の中で個人は根源的なさみしさの中でほんとうの話をして「私であること」の深い肯定を求めて自分の存在を証明していくものなのかなとも思った。

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    2026年09月12日
  • 聞く技術 聞いてもらう技術

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    良い本でした。
    敷居が低く、納得がたくさん。
    ちょっと、くどい感じもありますが、ちゃんと回収します。
    もう少し短くすれば、濃縮されて伝達率も上がると思うのですが、好みですかね。
    またこの人の著書が読みたいと思える読後感でした。

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    2026年09月08日
  • 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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    ケアする立場で、どのようにケアをしていくか雨の日や晴れの日の接し方、関わりの具体例などを学びました。

    自分自身にも雨の日や晴れの日の経験があるので、専門的な関わり方を読み進めていくと、理に適っているんだなあと感じました。このような人が身近にいたら、悩んでる人にとって心強いです。はじめは甘やかされたいですね(笑)

    悩んでる人の話を聞く事もその人の悩みになると思います。ケアする人をケアすることなど考えた事もなかったので、仲間を増やす、職場でもどこでも。これはいいアイデアだと思いました。

    自分がまた雨の日を迎えたときも、家族や友人が雨の日を迎えたときも、また手に取りたいと思える一冊です。

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    2026年09月08日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    如何に心を変えるか
    「自己」と「世界」とその間にある「心」
    それぞれに適切なタイミングと方法で働きかける

    カウンセリングの理論と技が、実例とともに書かれていて面白い

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    2026年09月07日
  • カウンセリングとは何か 変化するということ

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    カウンセリングの仕事はイメージでしかわからなかったが、時には怒られ自分自身とも向き合うことになったり、学んだり、テクニックだけでは出来ない仕事だなと思った。
    カナタさんやハルカさんの場合を通じて、しんどさを感じた。
    読めてよかった。

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    2026年09月04日
  • 心はどこへ消えた?

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    軽妙な語り口で大きな物語との小さな物語が綴られる。とかく今の時代、社会では大きな物語に小さな物語は飲み込まれがちだが、それを掬い取ろうとする。
    心は他者の心があってこそ存在することができ、心が辛くなったとき、その心は一足飛びに回復することはない。
    正しく「病む」こと。自分の辛さを認識して理解して、沈んだ上でそこから少しずつ前を向いていくこと。カウンセリングはそれを一人でさせない補助役なんだと感じた。
    東畑さんの別の著作も読んでみよう。

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    2026年09月03日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    表紙はAIイラストかと思ったがちゃんとイラストレーターさんでした。ビジネス書や自己啓発本しか読まないミドル・エイジに配慮した感じ?四者四様の中年期は読み応えありました。同世代の尾崎世界観さんのみならず年長者、しかも相当な権威ある方に対しても東畑先生のちょっと俗っぽい(我々っぽい)リアクション、しぜんとインタビュイーもさらけ出していてグイグイ乗せられます。一読で十分(表紙がどうにも…)かと思ったけど意外と読み返すかもしれないミドル・エイジです(背表紙はちょっと翻訳物みたいで悪くない)。

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    2026年08月31日
  • ミドル・エイジ・ビギンズ

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    読むのに少し時間がかかったが、4人のインタビューそれぞれ興味深くて、自分と照らし合わせて読んだ。
    時間が有限であること、気づいたら自分も年齢を重ね歳をとっていっていることを最近よく感じ、一種の淋しさや儚さを感じる瞬間も時々あるので、そういった中年という長く難しい時期に共感する部分が多い。
    個人的な問題だけでなく、今のこの時代の日本社会の停滞やゆっくりと下降していく状況も多分非常にリンクしていることなのだと、読んでいて感じた。

    東畑さんはやはり目の付け所がすごく良い、と改めて感じる。青年の物語を聞く機会は多いが、たしかに中年の物語って、あまり聞いたことがない。結論は少し物足りなさもあったが、それ以上に学びが多い読書体験だった。
    あと、自分がなぜ東畑さんの著作を面白いと感じるのか最後まで読んで理由が分かった。東畑さんはとても文学的だからだ。東畑さんの書く文章は文学的だから自分は面白く感じるのだ、と今回腑に落ちた。
    話題になった「カウンセリングとは何か」もぜひ読まなくては!読みたい!と思った。

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    2026年08月26日