東畑開人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三宅書店の朝井リョウさんがゲストの回で三宅さん朝井さん両者とも名著とおっしゃっていたので購入。
適応障害でお休みしている時に読みました。
作中に出てくるミキさんの仕事への姿勢は同じだと思ったし、何もかも私のことか?と思うぐらい思い当たる節しかなかった。
数年前に当時の上司から、組織や仕事にはファジーな部分はあったほうがいいと言われ、尊敬していた方だったから飲み込もうとしたがなんだか意味がよくわからなかった。
今回この本を読んで、理解の入り口に立てたと思った。
朝井さんがTBS CROSS DIGのFUTURE CARDで、本は複雑なものを複雑なまま届けることができる唯一の媒体と言っていた。
心 -
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『雨の日の心理学』(雨の日の心理学)を読んで、心のケアとは何かについて、考え直す機会だった。
本書の中で印象に残ったのは、心のケアとは特別なことをするというよりも、「相手を傷つけないこと」にあるという視点。普段、心が穏やかで安定しているときには、ケアはうまくいっているように感じ、あまり意識されない。しかし、ひとたび心に「雨」が降り出すと、これまで気づかなかったズレや難しさが一気に表面化し、「どう関わればよいのかわからない」という感覚が強くなる。
そうした「わからなさ」が立ち上がったときに、どのように向き合えばよいのかを丁寧に示している。単なる気持ちの持ち方にとどまらず、専門知を背景にしなが -
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臨床心理士の東畑開人さん、
この本で初めて知ったのですが
…一気にファンになりました。というか虜です。
ユーモアたっぷりで、どの回もニヤニヤ、クスクスしながら読みましたが、カウンセラーとして来談者とのやり取り場面やそこからのお話はどれも深くて…
フィクションとは思えない、、
もう私にとってはどのエピソードも
感情移入してしまい
自分のことのように自分だったら?
こんなことが起きたら…心は壊れるよね…と
とにかく夢中になって読みました
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私たちの心は誰かの心の中で発生する
そういう体験が積み重なって初めて
ようやく自分を振り返られるようになる
自分の心で自分の心の苦しみや喜びに気づけ -
Posted by ブクログ
『カウンセリングとは何か』を読ませていただいてから、専門書なのにかなり読みやすく、面白いとも感じたので、こちらも読ませていただきました。
こちらは、心が落ち込んでいる状態を”雨の日”と例えて、そんな雨の日のケアはどの様にすればいいのかを素人でもわかりやすく解説してくれていて、『カウンセリングとは何か』と同様、やはり読みやすく、またこちらはさらに優しい文体で描かれている印象で、時折冗談を挟んでクスッと笑えるところがあったりして東畑さんのお茶目な部分なども感じ取ることができて一見暗くなりそうな内容にもかかわらず、楽しく読み進められました。
今回、『カウンセリングとは何か』で2026年の新書大賞を受 -
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ネタバレ書いてあることは、心に雨が降った時に自分がどうしたら良いかというよりも、周りがどうケアしてあげると良いかという所に焦点が当てられています。
自分は自身に雨が降った時にどうすれば?と思い読み始めたので、少し違ったなと思いつつ、子を持つ親として将来のためにも目を通しておこうと思い最後まで読みました。
書いてあることは正直あたりまえのこと。
どこかで聞いたことのあるようなこと、ばかりです。
雨の日にどういうケアが必要かというところでは、大人の方が読む分には専門家などではなくともほとんど真新しいことはないといえます。
ですが、ここまでわかりやすく論理的に誰かに教えてもらったのは初めてで、だからこ