東畑開人のレビュー一覧
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文句なしの5点満点。これまで読んだ新書で1番面白かった(さすが新書大賞)しスラスラ読めた。それは①文体が自然体②ユーモラスな表現が多々③具体と抽象のバランスがちょうどいい、という3つが要因と感じた。
カウンセリングは敷居が高いものに感じるけど、誰でもやってるという容疑がある前提に立つと、身近なものでもあるからこれだけ評価が高いのだと感じた。もちろん学びや気づきもたくさんあった。
子育てや、仕事における悩みが出てきた際に悩みを構造化して理解することにもつながると思った。
昔観たマットデイモンが出演してたグッドウィルハンティングを観なおしたくなった。確かあれカウンセリングの話だった気がする。 -
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なんだこれ!軽い気持ちで読んだらいまの私に必要なものがつまった初めてのジャンルの本だった。
「心はどこへ消えた?」というタイトルは某チーズ本を連想させるし、著者も臨床心理士とのことで自己啓発本をイメージしてたけど、内容は自己啓発本とは真逆の印象。包み込み、はげまし、安心させてくれる本。いくつかのエピソードではカウンセリングを受ける人と自分を重ね合わせて涙が出そうになった。
仕事に一生懸命だと、脳さえコントロールできればうまく行ける気がしてくる。でも、心は心の存在を自分で意識できなくなると存在できないことに気づいた。
カウンセリング、全人間に必要な気がしてきた。もちろん私も。脳ではなく心に寄 -
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職業柄、聴くことは意識している。著者の言うように、私も聞くよりも聴くを重視していた。だが、聞くの大切さを冒頭からガツンと言われ、ハッとなる。言われてみれば確かにそうだ。
その後の聞くこと、聞いてもらうことの話はとても興味深い。著者が言うほど聞いてもらうことは簡単ではない。聞いてくれたらいいのになぁと思うことは日々たくさんある。だけど、それは聞いてもらうこちら側の何かが不足していたのかもしれない。たった一言、話を聞いて、で良かったのかもしれないな。
自分のことはみんな、話したがる。いつか自分の番が来るかなと思って聞くのだけど、なかなか回ってこない気もしている。だけど、きくと聞いてもらうをもっと上 -
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臨床心理士の東畑開人さんによる連載エッセイなのだが、各回の冒頭と前半部分がコミカルに書かれていて、とても面白く、クスッとしてしまう。かと思えば、後半のカウンセリングルーム内でのやり取りはシリアスそのもので、前後半のコントラストは鮮やかな程である。私は、この対比の中に東畑さんのもつ複数の心があらわれていると思う。肩肘張らず読める著書だし、著者もこの作品を最初に読んで欲しいようなので、まだ彼の著書を読まれていない方には導入に最適と考える。オススメは、部活動の「補欠」の話で、何を隠そう私も運動部の万年補欠だったので、ここまで鮮やかに控え選手の心情を代弁してくれた著書に出逢えたことはなかった。
文句な -
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ネタバレ東畑さんの著書を初めて読んだ時から完全にファンになり、これが4冊目です
読書が苦手な私でも、東畑さんの文章が面白すぎてどんどん読めます…気づいたら4時間一気読みしていて夜中3時と気づいて中断しました(笑)
こちらの著書では、ご自身の臨床心理士が行う治癒と、「野の医者」と東畑さんが名付けた、沖縄でスピリチュアルな治療、ヒーリングを行う方々の行為を対比されながら
そもそも目指している「治癒」の状態が違うこと
どちらが優れているとか比べるものではないことを導き出されていて、心にスッと入ってきました。
本を読む前は、スピリチュアルに対してやや不信感があった私ですが、読み終わった今、ヒーラー達が傷 -
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東畑さんの著作は2作目。
「カウンセリングとは何か」よりも、読者ひとりひとりに寄り添うように温かく語りかけてくれる。
心を単純化してしまいそうな時には補助線を引く。
2章 馬とジョッキー
p79.馬の声を聞け
馬とは僕らの心の傷ついている部分でした。心にはなかなかふさがらない傷口があって、そこには痛みがあります。馬は痛みに突き動かされています。その痛みを誰かになんとかしてもらおうとする。
3章 働くことと愛すること
p105.他者が安全であると信じられること。そういう他者が現実にせよ、心の中にせよ、「いる」こと。それが「愛すること」の正体です。
6章 スッキリとモヤモヤ
p228.恩 -
Posted by ブクログ
以前も東畑さんの本を読んだことがあるが、毎度新しい発見と「なるほど〜」
と思う視点がある。心理学の方
「PSのときはメールをすぐ送らず、下書きに書いて一晩おくといい」はものすごく納得。そしてわたしも思い当たるので反省
今、ケアする立場にある人(感情労働が多い人、育児・介護中の人など)には特におすすめ。
「ケアの辛さをわかってくれる…!」
でも、それは口先だけの言葉ではなく、
しかし、ケアのよさもそうだよね、あるよね、
とも思える本。
◯こころのケアとはなんだろうか
・心のケアの担い手は素人
・ケアとは傷つけないこと、
ニーズを満たすこと(相手が必要としていること、相手の