椹野道流のレビュー一覧
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夜だけ営業する<ばんめし屋>を舞台に、訳あり店主の夏神と元顔だけ俳優の店員海里と眼鏡の付喪神ロイドが、様々な客や幽霊たちを相手に頑張るシリーズ第二作。
これまで貸出中で借りられなかった第二作をようやく借りられた。
第二作なので海里の芸能界追放騒動の直後。海里の後輩・俳優の李英が<ばんめし屋>を訪ねてきたことからマスコミに嗅ぎつけられ、あっという間に店が囲まれてしまう。
このままでは店の営業にも支障が出てしまうと海里はこっそりと店から出ていこうとするが、師匠である夏神にズバッと言われてマスコミと正々堂々向き合うことにする。
個人的にはこの辺り、もう少しキチッと書いて欲しかったなと物足りなさ -
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夜だけ営業の定食屋<ばんめし屋>シリーズ第5作。
今回は夏神の料理の師匠・船倉の登場により、以前から気になっていた夏神の過去が明かされる。
夏神が山の事故で大切な人(やっぱり夏神の彼女だった)を亡くした後、どうして定食屋を開くことになったのか。
夏神の料理の師匠の話でその理由が分かり、まるで海里の過去を見るかのような因縁話に上手くできてるなと感心する。
自暴自棄になりながらもどこかで助けてほしいと叫んでいた夏神を船倉が助け料理を教え、その夏神はやはり自暴自棄で自分を見失っていた海里を助け、その海里は主を失って途方に暮れていたロイドを助け…こうやって巡り巡っていろんな人(だけじゃないけど)の繋 -
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夜だけ営業の定食屋<ばんめし屋>を舞台に、付喪神と幽霊とお料理とが絡んだ謎解き物語第四作。
今回も前作に引き続き海里の兄絡み。主要人物は海里の兄の友人で刑事の仁木。冒頭にある緒川千世さんのイラストによるキャラ紹介によるとこれまたイケメン。
しかしその仁木の体中に「マフラーの幽霊」が巻き付いているのが見えて…。
前作でちょっと縮まった海里と兄一憲との距離がさらに良い感じになってきて安心する。冗談も言い合えるようになったのが良かった。
しかし今回の事件の主軸は「マフラーの幽霊」。読んでる途中でその幽霊の真意に気付くのだが、何とも切ない。でも思いが伝わって良かった。
だがそれ以上に、仁木の言動 -
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夜から明け方まで営業している定食屋、その名も『ばんめし屋』を舞台にした人情的ファンタジー。
一人で店を切り盛りしているワイルド系料理人の夏神留二と、仕立てられたスキャンダルで芸能界を追われて居候中の元俳優の五十嵐海里が主要人物。
ファンタジーと書いたのは店に来るのは客だけでなく幽霊もいたりするから。
ラノベというよりコミックを読んでいる感覚でサクッと読めてしまう。
その割には海里の芸能界スキャンダルや兄との確執、『ばんめし屋』に現れる幽霊の成仏作戦、更には海里が拾った眼鏡の付喪神ロイドの登場と、内容盛り沢山。
〈澪つくし料理帖〉シリーズのようなガッツリ料理物ではないが、巻末にレシピが付いてい -
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法医学の道を目指す西條遊馬は、在学中の医科大学の夏休みにマーキス島を訪れた。
そこで、世界でも珍しい「法医学博物館」に訪れた遊馬は、博物館の閉じられた扉を開け、壁が本で覆われた部屋へたどり着く。
『罪なき者を、その叡智をもて救わんとする者、この書物に触れよ』
触れた先に広がるは、昔のマーキス島。
彼は、呼ばれるべくして呼ばれたのだった。
漫画を読んでるような、軽い作品。
息抜きには、ちょうどいい。
作家さんの独特なテンポや、登場人物達のセリフがアンクレ語を訳しているという前提だからなのか、凄く読みにくい。ただ、話しの進み方や私好みの設定なのもあって慣れる。と、いうか、書き進めるほど、作