椹野道流のレビュー一覧
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いくつもシリーズものがある速筆多才の作家だが、流石に熟知の専門職ものだけあって、雰囲気に借り物感がないのが良い。
同時に、長年の従事の中から感じ取ったであろう感触がテーマとなっていること、これに敢えて東洋格言・禅公案から採取した表題を付していることも、「死の不可思議」との遭遇~すれ違い感の醸成に向...続きを読む -
めちゃめちゃ良かった!!
面白かったし、ラストは読んでいながらもちょっとしんみり⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝
豪華なロンドン旅行記。
一期一会ともいうべきホテルマン達との出会いも、もう会うことはなくてもお互いにとって良き出会いだっただろうなぁ。
それにしても、祖母姫と孫娘の旅行は、想像を...続きを読むPosted by ブクログ -
めっちゃくちゃよかった!おばあちゃんと一緒に旅した気分になれました。最後はポロポロ涙が出てきてしまった…この素敵なホテルは何処だったんだろう?おばあちゃんの言葉は私にもグサグサ刺さりました。謙虚と卑下の違い。私は自分を卑下して逃げてるなーと反省。私もおばあちゃんともっと旅行すれば良かったなって凄く思...続きを読むPosted by ブクログ
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元イケメン俳優が「ばんめし屋」という夜だけの定食屋で、とりあえず住み込みのお手伝いをする話。
眼鏡が人になったり(付喪神)、幽霊にご飯を食べさせたり、特に最後の章のだし巻き卵で幽霊を成仏させたところはうるっときた。
続巻買います!Posted by ブクログ -
優しさが詰まった心温まるエッセイです。
祖母姫(おばあちゃん)が「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫様のような旅がしてみたいわ」と言ったことから始まった旅。祖母姫と一緒に行くのが孫娘(筆者)。高齢の祖母姫が遠い異国の地、ロンドンへ行くので、みんな祖母姫の夢を叶えるため、準備に奮闘。飛行機...続きを読むPosted by ブクログ -
気位が高く、審美眼をもつおばあちゃん。自分の祖母とも重なるところがあり一気読み。おばあちゃんの一言一言に助けられた自分を思い出した。おばあちゃんの発言は深い、そして面白い。Posted by ブクログ
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気高き祖母姫からのお言葉は学ぶことがたくさん。
孫である著者の内面を冷静に観察しているのはさすがといったところでした。
旅先のホテルスタッフのホスピタリティ、そして彼らとの絆に心が温まります。
今は亡きお祖母様への気持ちが書かれるところでは、自分も遠方に住む祖母に対して今生きている間に、今会えている...続きを読むPosted by ブクログ -
文学ユーチューバーのベルさんの動画で紹介されていて、Audibleで聴いた。
80代の祖母の、ロンドンでお姫様みたいな旅をしたいという願いを叶えるため、二人でロンドンを旅した時の記録。
ロンドン五つ星ホテルの、バトラー、ティムや、ドアマン氏達の素敵なおもてなしに、聴いている私まで、実際にロンドンで...続きを読むPosted by ブクログ -
作家の椹野先生とそのお祖母様のロンドン二人旅。
高齢のお祖母さまのために、ゆとりある旅を親族一同で計画し、現地スタッフのサポートを受けつつ、椹野先生がしっかりアテンドしている様子がとても微笑ましい。ご本人は微笑ましいどころの騒ぎではなかったかもしれないが、かけがえの無い時間を過ごされたことを、父母が...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、エッセイは少し苦手な感じでしたが、この本は一気に読みました。
父が亡くなる8ヶ月前に行ったハワイをちょっと重ねながら、
笑ったり、しんみりしながら、やめられずに読みました。
お年寄りと行く海外は、ハワイでさえもまあまあ大変でした。
大抵、仲良し夫婦が揃って旅行に行っていたのに、母が亡くなっ...続きを読むPosted by ブクログ -
椹野さんの本は何冊か本棚にあるのですが、積読になっていて…初めて読みましたが、旅のエッセイだし祖母姫がカッコいいし、ホテルのドアマンやバトラー(ティムがイケメンすぎ)の人達のプロ意識がすごくて面白かったです。1番いいなーと思ったのはオリエント急行ですね。「オリエント急行殺人事件」をもう一度読みながら...続きを読むPosted by ブクログ
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祖母姫、本当にお強いです。
一緒に旅された秘書孫さん、お疲れ様でした。
お祖母様、素敵な生き方をされてきたんだな、とよくわかりました。自分に自信を持つために努力を怠らない姿勢が格好良いです。
一流ホテルに滞在して、ロンドンを楽しむ旅、憧れます。
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とても素敵な旅だと思いました。
道中は自由が少なかったりお祖母さんの注文のレベルが高かったり大変そうでしたが...笑
それにしても一流ホテルのバトラーさんって素晴らしい!
一度はこのようなおもてなしを受けてみたいです。Posted by ブクログ -
椹野先生の作品の中でもお気に入りのシリーズです。すでに三巻、紙では読んでいます。
ロンドンでのヴェロニカ・ドジソン殺人事件の謎を解くミステリーを縦軸に、戦争に傷ついた兄弟と親友の息子との心の交流を横軸に描かれています。続きも是非読みたいので、電子版でも三巻購入しました。四巻目の発刊を心待ちにして...続きを読む -
徴兵を拒否し右足が不自由になった兄デューイと、戦争へ行き右手を負傷、左目に傷を負った弟デリック。
戦争が終わったあとも仲違いをしていた2人を結ぶのは、幼馴染みであるエミールでも不可解な事件でもなく死んだ親友の息子、ケイだった。
この作品は、ミステリーは勿論、それ以上に人間関係の変化が面白いと思う。...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりの猫さんの続き。4作目。
今回は猫さんに名前がつきましたぁ~♡
妹さんも登場。
ホンっとにおもしろかったー!
季節を巡ってこのシリーズももう終わりかな…残念だな…と思って読み始めたのですが。
大丈夫じゃねぇ~??
どんどん続けていただきたい♡
Posted by ブクログ