椹野道流のレビュー一覧
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購入済み
暖かい
骨董店を営むデューイ検査官の弟デリック2人の幼馴染で刑事のエミール、デューイの亡き親友の息子のケイ。戦争で色んなものを失くし傷つきながら暮らす日常の中での事件。事件の謎解きも興味深く。それと同時に学校でいじめを受けてるケイを思いやる3人と、毅然と自分で対処しようと頑張るケイの強さ、そんな中ケイに初めて同世代の友達ができたり。色々な事がおきてもお互いを思いやり愛情深くかけられる言葉や行動に暖かいモノを感じ癒されます。前作に続いて読んで良かったと思える作品です。
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購入済み
心もお腹もあったかい
最初は間違って買ってしまったかと後悔。
でも読み進むうち、若者向きかもしれないけれど年寄りが読んでも十分心に響く本だと分かりました。
悪い人が一人も出て来ない物語は、心温まり、でも決して甘いだけの物語ではなく、いい年をした私も生き方を丁寧にしようと心する読後感。
久し振りに心に響く本でした。 -
購入済み
感動
シリーズ7冊全て読みました。登場人物それぞれが織りなす人間模様や不可視なものだが、意思を持った存在を巧みな表現で綴っている。次作はあるのでしょうか?早く読みたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレえーーー、カイリくん、芸能の道に戻っちゃうの・・・!?
このまま夏神さんと、イチャイチャ食堂をやっていこうよ・・・。
(語弊しかない)
同時期に読んだ「異世界の本屋さんへようこそ」の主人公ちゃんが中性的な女性であることに対し
「これは可愛い系男子やろ」
と、思って読んでしまったのは、きっとイガの影響がでかいよな。
可愛い系男子主人公を書かせたら著者の右に出る人はそういてはらへんに違いない・・・。
(だってみんな可愛いんやもの・・・)そして必ずマッチョ系がセットされるという
今回は、話としてはわりとパンチが薄かったかもしれへんけど、夏神さんは元恋人のご家族へ手紙を書いたり、イガは「自分がほんまにやりたいこと」に、正面から向き合って考えたり、と、それぞれが少しずつ進んだ話でもあった。
・・・そのぶん、ニヤニヤしちゃう要素が少なかったのは、仁木刑事と奈津さんが盛り上げてくれはったね・・・(笑)。
奈津さん・・・、だんだん、本性が明らかになっていってる気が・・・(笑)。
著者のシリーズはだいぶん読み進めてるけど、夏神さんが一番地元訛りがきつい気がする。
方言大好きな私としてはいつも、
「上手に関西弁を書かはるなあ」
と、思うんやけど、
「どいとけや」
は、なかなかの方言やったな~、と、思った。
文章で書いたり、メディアで取り上げられるような「ツッコミ要素」が強い関西弁は口調が荒く聞こえるかもしれへんけど、夏神さんの使う方言はすごいまろやかやと思っている。
関西弁、わりとまろやかですやんね。
「ドカ飯アフター」
と、いう表現も面白い! くすっと笑っちゃった。著者のこういうセンスが大好き。
そんなセンスといえば、痛くて、怖くて忘れられない傷に蓋をして、それでも忘れられないまま生きるって、誰にでも覚えのあることじゃないやろうか。
このシリーズは特に、こういう切り口にもドキリとさせられる。
傷に蓋をしていても、傷が癒えることはない。
だからって、「蓋をするだけでは意味がない」とは言わないこの切り口が、優しくて好きだ。
だって、傷って、確かめることすら怖いもんね。自分がどのくらい傷付いているか、自分で確かめられるほどの強さがあるなら、蓋なんてしなくてもどうにかして癒して、立ち上がれる。
夏神さんは「色っぽい方法で」蓋をしてもらい、イガは自分で(もしくは夏神さんに)蓋をしてもらった。
そしてここにきてお互い自分たちで蓋を開けていて、その「蓋」を開ける瞬間を(お話として)見るのが、私は好きなのかもしれないな。
あと、イガや李英くんがやっていた「元はまんがが原作の舞台ミュージカル」の原作は、フェンシングなんやって!!!
これはなんちゅうか、ちょっと笑った!
フェンシングて!! 著者、なんでそういう路線いかはったんやろう!!
いや、球技にするわけにはいかなかったかもしれへんけど、それにしても~!
でも、わからんな。どのスポーツがフューチャーされるかほんまわからんもんな。(特にお姉様方の)
いずれフェンシングブームがきたらどうしよう。(いや、べつにええねんけど)
あー。それにしても焼きおにぎりが食べたい。食べたいったら食べたい。
イタ丼よりも焼きおにぎりやわ。ちゅうかあのイタ丼、夜食にするには重すぎる気がするくらいの野菜の量やな。
ツナそぼろ丼もおいしそう~・・・。
ほんで、イガは料理の腕をめっちゃあげてるよね・・・。ますます、イチャイチャ定食屋におったらええのに・・・。
いやいや。
この子、小器用な努力家やねんなあ。ええな。そら、なんでもできる気がする。でもイガの進む道はぐねぐねしてるかもしれへんけど。
あ、そういえば、絵が変わってる・・・。
(今までの方の雰囲気を色濃く残してはるけど)
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■姫皮
タケノコの先端あたりの柔らかい皮。
■ケルティック風
■寄って集って たかって(こんな漢字やったんや・・・)
大勢が寄り集まって。みんなで。
■ハトロン紙
薄茶色の丈夫な西洋紙。包装紙や封筒用紙に使う。クラフト紙。
■木版画家 (って、どんな作風?)
木製の原版によって制作される凸版画のこと。 原版は、版木(はんぎ)、板木(はんぎ)、彫板(えりいた)、形木(かたぎ)、摺り形木(すりかたぎ)などと呼び、主に彫刻刀で溝を彫り、凹凸をつけることによって作られる。 印刷物であり、なかでも優れたものは美術作品である。
(2016.11.05) -
Posted by ブクログ
ネタバレ安定のイッキ読み(それでも大事に1章を読んでは休憩を挟んでみた)。
安定の面白さ!!
他の文庫に比べて半分以下くらいの厚みのせいか、この本の値段が480円になってる!!
(税別・・・)
せやけど、今時500円以下で文庫本が買えるのか~。すごいな。
そして500円以下でこんなけ楽しめるなんて、最高やな・・・。
著者の本はどれも好きやけど、一番を選ぶなら絶対にこのシリーズ。
これまた、普段から読書をする人もしない人にもお勧めしたい、読みやすいシリーズやと思います!!
さて、今回はついに夏神さんの過去が明らかになったね・・・。
終盤で、恋人さんの墓前へ行くかどうかの話になっていたので、まだまだ過去と向き合う機会はあるのかも。
対してイガは、美和さんの
「あたしの連絡先は消すな」
と、いう発言。もしかして、芸能界に復帰もありなの!?
ちゅうところで、終わってました。
ますます続きが楽しみ~。
作中の登場人物の言動はわりと著者の人生に比例するんじゃないかとこっそり思うのだけど、著者の本はとてもきれいな言葉を使うと思う。
有川浩氏の本でもそうやけど、どうやったら(他人に対して)そういう言い方ができるんやろうなあ、と、感心してしまう。
慇懃でもなくもちろん無礼でもなく。フレンドリーなのにちゃんと礼儀正しく、わかりやすく伝えている。
だからこそ、イガは対人スキルが高いなあって思う。私もこんなふうに、自然に気持ちよく他人へ言葉を紡げたらいいな。
妹さんとの出会い(?)を筆頭に、家族との関係を一歩前進させた淡海先生からの感謝を
「勿体ない」
と、いう夏神さんとイガに対して、
「僕の感謝の念は僕のものだから、そこは譲れないな」
と、答えたのも、なるほど。
そっか、なるほどな。感謝したい気持ちはこちらのものやから、どういう形で感謝を表すかもこちらの自由ってわけか。
当り前やけど、改めていわれるとなるほどと思ってしまう。
そういや今回もオールキャスト勢ぞろいやったかしら。
一憲さんと奈津さんだけじゃなくて、仁木さんも登場したわ。
仁木さんは前回にストーカーネタで登場したことは覚えてるけど、イガと居合わせた事件現場って何やっけ(笑)?
ほんで、そういや仁木さんは一憲さんのことがずっと好きでしたね!!
「すごいBLぽいよねえこのシリーズ・・・」
って思ってたら正真正銘のBL設定を放り込まれてたな!! ちょっと忘れてた。
ほんで、今回もお約束の涙腺を刺激する展開・・・。いやそこまでではないけど(どっちやねん)今回は師匠へ「へんこ亭」の最後の営業について許可をもらうための挨拶をするシーンが、じーんときた・・・。
いちいちいちいち書かなくても、夏神さんは船倉さんのことをこんなにも慕っているのだというのが伝わって、そんな船倉さんともお別れをせなあかん夏神さんを気の毒にも思うし、またそれを乗り越えようとする彼の姿勢にもじわっと・・・。
そんなふうにしんみりさせてくれるけれども、基本会話はボケツッコミの応酬なので、めっちゃ面白い。
イガとロイドの会話も面白いけど、夏神さんのツッこみも最高。
ザリガニのくだりなんて、声に出して笑っちゃった。
あとは八百万の神のくだりから、「石を投げたら神様にあたる」。
これも、当たらずとも遠からずかもな。
そもそもこのシリーズはイガの成長物語なのかと思っていたらそれだけではないみたいやし、それでもみんな少しずつ前へ前へと進んでいる気がするのに、なんでタイトルが
「最後の」晩ごはん
なんやろう? と、今更のように疑問に感じた・・・。
最後なの? 最後じゃないよね。
今回明らかになった夏神さんの過去だって、「晩ごはん」からスタートしてるのに、なんで「最後」の??
このタイトルがシリーズ全体の伏線やったらどうしよう。
著者はタイトルのつけ方が絶妙やから、なんか怖いわ。
タイトルのつけ方が絶妙やな、と、思ったのは「鬼籍通貨」シリーズやったけれど、今回はこの本も各章のタイトルが絶妙やった。
「最後の晩ごはん」シリーズでも、各章にタイトルってついてたっけ??
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■八寸
1 1寸の8倍の長さ。約24.2センチ。
2 懐石料理で、主客が杯の献酬をする際の取り肴(ざかな)。また、それを数種類盛り合わせる約24センチ四方の器。白木(しらき)製であるが、会席料理では塗りの木皿を使い、形も四角に限らない。八寸膳。
3 近世、上野(こうずけ)国・信濃国などから産した厚手の和紙。
■穂じそ
■たまさか
[副](「に」を伴っても用いる)
1 思いがけないさま。偶然であるさま。たまたま。「―めぐりあった好機」「―に旧友と出会う」「―の来客」
2 機会が数少ないさま。まれに。たまに。「―郷里に帰ることもある」「―の休日」
[形動ナリ]
1 まれであるさま。
「通ふ人もいと―なり」〈源・手習〉
2 めったにないと思われるさま。ひょっとしてそうなるさま。万一。
「もし天竺 (てんぢく) に―に持て渡りなば」〈竹取〉
■トラウザーズ(trousers)
ズボン。特に、男性用。
(2016.09.17)