椹野道流のレビュー一覧
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海里は、倉持悠子の朗読劇のレッスンを受けつつ、毎週水曜日には、悠子のアシスタント兼、シェストラトスのスタッフとして働くようになる。
その間、ばんめし屋は、夏神とロイドの2人で営業で、多少ばたつく。
ある日、朗読劇を聴きに来た、目の不自由な瞳と知り合う。親切のつもりで、瞳を悠子に合わせようとすると、差別的なエコ贔屓はやめて欲しいと拒絶された。
一昨年に、交通事故で目が不自由になり、同情されるのに拒否反応をしてしまう。悠子は、我が子を亡くした事を、回りに同情され、その気持ちが物凄くわかると、瞳に寄り添う。
瞳は、海里にお詫びに、ばんめし屋を訪れる。そこで、バンドマンの坂口と知り合い、一目惚れさ -
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今回は、海里が淡海先生の紹介で、元プロデューサーが営むバーで、朗読劇のオーディションを受ける。無事、合格して、朗読劇の特訓を受け、舞台に立つ事を目指す。
海里が俳優への一歩を踏み出すのを見て、夏神も今後の自分について考え始める。やはり、料理を極めるべきかと、師匠から譲り受けた古いレシピ本を開く。それが、きっかけで、その本に思いを寄せて中に閉じこもっていた老人が、霊のような者として現れる。その老人の思い出の母が作ったカステラを再現して、無事に成仏。
今回の名セリフは、
朗読劇の指導をする、女優の悠子
「世間の評価も他人の評価するも、絶対ではないのよ。脆く、簡単に移ろうものなの。だから、そんな -
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2つのストーリーが交差している回です。
小説家の淡海が海里をモデルにした小説を書き上げ、出版される事を宣伝するテレビで、海里は知った。そこで、小説のドラマ化には、モデルの海里を主役にしたいと言う。それが発端となり、ばんめし屋の前に、マスコミが殺到します。
夏神が生放送時に説明したのと、警官が近所から苦情が来ているので去るように記者達に伝えた事で、去って行った。
海里は、マスコミが押しかける前に、実家に避難し、家族のありがたみを噛み締めていた。
午後9時過ぎに、中学1年生の女の子が、ばんめし屋を訪れた。ここは幽霊が出る店と聞いて、亡くなった父親に会って、自殺した理由を聞きたいと。母が仕事で家 -
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今回は、李英くんの舞台稽古に付き合った海里。カラオケボックスで、4日間びっちり稽古して、すっかり相手役のセリフも覚えました。稽古の最終日、憧れの俳優で舞台の監督を務めるササクラさんが、見に来て、海里を悪くないよと評価。舞台を関係者席で見るように誘ってくれた。
そのカラオケボックスの稽古には、元俳優をやっていた松原茂だった。彼は、俳優を諦め、実家の豆腐店を継ぎに地元に帰っていた。その豆腐店は、定食屋でもよく使っていた。でも、息子の茂が亡くなって、豆腐店は廃業した。
李英の舞台を観劇に行くと…楽屋に挨拶に来るよう促され…行ってみると、李英の相手役の定食屋主人役の役者が、急病で出演出来なくなった。 -
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このシリーズ9巻目。
いままで出て来た幽霊は、静かで、助けてあげたい、無事に成仏させてあげたい人?でした。
しかし、とうとうホラーになりました!
海里が夜の道路で、突き飛ばされ、トラックにひかれそうになりました。その時、「死ね!」と声が聞こえ黒い髪も見えました。咄嗟に助けてくれたのは、警察官の涼彦。
その後は、用心して、夏神かロイドを伴って出掛けるようにしていた。
5日後、ロイドとコンビニに出かけた海里は、幽霊に首を絞められ死にそうになった。ロイドによって救われた。ロイドに引っ叩かれて、我にかえった幽霊は、海里は人違いと気がつく。
その女性は、初めて付き合っていた同じ会社の彼氏に、二股をか -
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今回は、養護施設出身の幽霊、塚本が登場。
「ばんめし屋」の近くで、4日前に交通事故で亡くなったが、しばらく自分が幽霊だときがつかなかった。
「ばんめし屋」に、来た時に、やりたい事、食べたい物など、この世に未練はないか聞いても、無いと答える塚本。何度もやって来ても、どーしても思いつかない。
その間、小説家の淡海は、幽霊の塚本に取材し、海里にも取材。
海里は、淡海の取材を受けて、母に、自分が家を出て俳優を目指した時の思いや、その後など、自分に対する思いを聞く。兄と自分の名前の由来も。ある意味、親の思い通りに育った兄弟です。なかなか泣けます。
海里は、奈津にも話しを聞きたいと思っていたら、ばん -
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今回は、食堂3人組で2泊3日の京都旅行に。2日目の川床でのお昼ごはんに、李英くんを呼んだ。李英くんは、俳優修行の一環として、多種多様なアルバイトをしている。一番楽しいのは、今やっている便利屋と。
旅行から帰り、しばらくして、李英から、海里に電話が。便利屋の仕事で、人手が足りなく手伝って欲しいと。丁度休みだったので、行く事に。
それは、交通事故で亡くなった人の遺品整理だった。店長も一緒に3人で片付ける予定が、他の現場の事故で、李英と海里の2人でやる事に。大変だったし、1日で終わらず、翌日もやる事に。
そして、海里は、気になる遺品を店長に渡しそびれて、持ち帰ってしまったら、猫の霊もついて来た。
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今回は、全く関係ない新キャラクターの登場。
小さい頃から、不思議な美しい夢を毎日見続け、その世界を木版画で表現する女性アカネのお話し。
アカネが、山奥の古い洋館に引越してから、夢の中に、不思議な声が聞こえる。
それを、警官に相談し、涼彦がその電話を受けて、霊的なものの可能性を鑑み、海里とロイドを伴ってアカネの家を訪ねる。話しを聞き、やはり夜中にアカネの寝室に滞在して、様子を見るしかないと判断し、奈津も一緒に、翌日午後11時から謎を解くことに。
声の主は、寝室の本棚の裏にある隠し部屋にあった人形。前の住人は、人形作家の男性で、その兄夫婦が亡くなって、3歳の女の子を引取り育てた。しかし、5歳で亡 -
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今回は、夏神さんが、料理の修行をした洋食屋の師匠、船倉さんが登場。
船倉さんが、店を閉めると連絡して来て、3人(ロイドはメガネで)で、洋食屋を訪ね、懐かしい味を頂く。船倉は、夏神の弟子に、海里がなったのとをいたく喜ぶ。お店を閉める日には、手伝いに行くことを約束し、帰宅。
その3日後、船倉は、路上で倒れ帰らぬ人に。夏神のところに連絡が来て、海里は、兄夫婦に助けを求め、葬儀を無事に終えた。
船倉のレストランは賃貸であったので、中を片付けに行くと、店に、船倉の幽霊が。
最後に、常連さんにお別れをして店を閉めたかった思いを受け継ぎ、3人で、1日だけのお別れ閉店会を催すことに。常連さんが沢山やって -
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ネタバレ今回は、海里の兄、一憲の高校時代の友達、仁木涼彦が登場。
一憲と涼彦は、高校卒業依頼、初めて対面。それも、海里のお店を出たところで。涼彦は、隣の警察署に勤める刑事だった。
サッカー部で、一憲は副部長、涼彦は部長で仲が良かった。しかし、部活が終わった時に、Jリーグの2軍からスカウトが2人に来て、涼彦は受け、一憲は堅実な仕事を目指し辞退。それて、2人はケンカになり、クラスも違ったので、そのまま音信不通になった。
涼彦には、マフラーのような霊が憑いていて、海里とロイドには見えた。涼彦に話すと、何か心当たりがありそうだった。
涼彦は、ストーカーの犯人に執拗に激しく暴力を振るってしまう。それによっ -
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漫画のようなサクサク読める小説。
今回は、海里の後輩が、お店を訪ねて来たために、芸能記者に後をつけられて、海里の居場所がバレる。そして、定食屋「ばんめし屋」が、記者たちに囲まれて、営業も外出もままならなくなった。海里は、出て行くことにしたが、夏神に止められる。記者たちに、今の現状を話、芸能界を引退したことを伝える。騒ぎは、収束し、たまに、ファンが定食を食べに来ることも。
また、常連の小説家、淡海五朗に頼まれて、海里は、お婆さん達の朗読劇の演出をすることに。
一生懸命なお婆さんたちで、アドバイスすると、練習も熱心ですし、格段に良くなる芝居…面白くやりがいを感じた。
今回の幽霊は、淡海五朗の亡