椹野道流のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
SF作品。ほっとんど読んだことなかったので、短編集から読んでみた。
意外と、あっこう言うのもSFなのか。と言ったようなのもあったけれど、近未来的な話に、ちょっと手間取ることもあり。
でも、書いているのがSF作家のなかでも、かなり有名で、食べ物、に絞ったものということもあり、楽しかった。不気味だけれど、どんどん読んでしまう作品も。
一番印象に残ったのは、
「最後の日には肉を食べたい」
主人公が、「ルカ」への依存度が高いことに恐怖を覚えたと同時に、これこそ、静かなる侵略?なんて思った。最後、「ルカ」の仲間を意識していなかったタカアキが、『生まれた』と主人公にキスをする。これは一瞬の洗脳?支配?こ -
Posted by ブクログ
シリーズ20作目
前作から間があいちゃったけど、意外に内容を覚えていてほっとする。
今回は海里の朗読と淡海先生の話がメイン。
とは言え今作品の主役は、黒いラブラドール・レトリバーだろう。
一人暮らしの飼い主が自宅で病死したことを誰かに知らせようと、近所の淡海家に助けを求めに来たと思われる。
なんて頭が良くて、優しい犬なんだ。
主人公の五十嵐海里は芦屋市の小さな定食屋〝ばんめし屋〟の住み込み店員で、近くのカフェ・バーで朗読の舞台にも挑戦中だ。
そしてその台本を書いているのが、人気作家の淡海五朗で「ばんめし屋」の馴染み客でもある。
引き取り手のいない犬は様々な手続きを経て、淡海が飼うことに