【感想・ネタバレ】最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダのレビュー

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またウルウルとしてしまいました。瞳さんと坂口くん、良い出逢いでした。マスターのレシピも嬉しいです。今回も、また感動しました。

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2023年09月28日

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目が見えなくなった女の子と、その人を支えたい人。そして、遠くから関わる人。
悠子さんの言葉が心に強く残った一冊でした。
すごくすてき。

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2023年06月01日

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留二と海里とロイド。ばんめし屋のわけあり店長とわけあり店員と付喪神、何という取り合わせの3人いやふたりと1神?か。お店のお客をはじめ周りを飾る方々の素晴らしいこと。出てくるお料理も美味しそう。1巻について戻るか、先に行くかちょっと迷っている。ツルツルと読めそうだけど、どうしようかな

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2020年01月28日

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ネタバレ

今回は目が不自由な女性と彼女に縁のある幽霊の登場
後天的に目が不自由になった彼女を気遣ったつもりがその反応は微妙な感じ

これに関してはどちらも悪くないというか気持ちわかるよなぁ・・・特に海里の場合は見えないからしなきゃいけない配慮ではなく【特別扱い】をしようとしたから彼女が思うところがあるのは仕方ない。でも後天的故に人からの心配する好意に拒否感が出てたようだからこのトラブルも彼女にとってはいい方に向かって良かった。

夏神さんは地元新聞からの取材が。過去の事件の関係ではなく店の評判がよくて多くの投稿があったらしい。
特に最近研究で作っている昭和料理(昭和初期発行の婦人誌掲載)の再現レシピ。それを掲載出来ないかという
しかしかつての事件から「自分の名前を見るだけで嫌な記憶を思い出す人もいるかも」と消極的
これも理屈じゃないよなぁ。海里が思うように本来悪い事はしてない夏神が隠れるような事はしなくてもいいと思うけど人の心は理屈でないから。

それがどう解れるのかは読んでみてほしい。

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2023年07月03日

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ばんめし屋シリーズ13

目の不自由な女性と、彼女を守ってきた亡き祖父

海里は朗読劇のためのレッスンに余念がなく
夏神は「温故知新」の料理で前進。
新聞に載った事をきかっけに連載を持つことになる。

少しずつ前に進み始めた2人が嬉しい

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2023年05月19日

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シリーズ第13弾。
今回は事故で視力を失った女性、中山瞳のお話と、夏神の昭和レシピ再現メニューにまつわるお話が中心。

毎週水曜日の夜、女優の倉持悠子が朗読イベントを行う店に、瞳は一人でやって来た。
その店で手伝いをしながら、朗読を学んでいる海里と瞳が出会う。
ここで色々あるのだが、また考えさせられる言葉がたくさん出てくる。
障がいのある人との接し方、関わり方。
良かれと思った行動が「優しい差別」と捉えられる事もある。
苦しいとき辛いとき、「差し伸べてくれる手を一度は握ってみなさい。自立することは大切だけど、それが孤立とイコールになってはいけない」
良い言葉。
人は、頼ったり頼られたりですね。

また夏神には、新聞社から「昭和の料理」についての取材依頼が舞い込む。
辛い過去を持つ夏神は、悩みに悩むが依頼を受ける事にする。

海里も夏神も少しずつ前へ進み、成長しているなぁ、としみじみ感じる。
このシリーズは、二人の成長物語ですね。
あ、幽霊もちゃんと出てきます。
出番少な目ではあるけど、良いお話です。

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2021年10月23日

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シリーズ13作目。
前作で出会った元女優・倉持悠子の朗読イベントに手伝いとして参加した海里は、目の不自由な女性瞳に出会う。
一方、昭和のレシピを現代風にアレンジして提供していた夏神の元に、新聞社から取材の話が舞い込む。
そして、今回の幽霊は、瞳を見守る祖父の幽霊。怪我をした孫を心配し、孫の花嫁衣裳を見るまでは死ねないというお祖父ちゃんの想いを夏神たちが叶える。

前作に続き、2人とも悩みながら着実に前へ進んでいこうとする姿が印象的。そして、何より海里、夏神、ロイド、3人の絆の深さが随所に際立つ。そんな3人の姿に元気をもらえる。

瞳が言った“優しい差別”という言葉にはハッとする。視覚障害ではないけれど、病気で足の不自由な知人がいる。私自身“可哀想”という言葉は上から見ているような気がして嫌いなので、まず使わない。それでも、健常者よりは日々の暮らしの中で大変なことが多いのだろうとは思ってしまう。それを差別と言われると、どうしたらいいのか分からない気持ちもある。
でも、受け取る側が差別だと感じたなら、それは差別なのかも知れない。難しい。
その上で、倉持の言った“自立することは大切だけど、それが孤立とイコールになってはいけない”という言葉が重く刺さる。

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2021年06月10日

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夕方から明け方まで営業する、メニューは定食ひとつだけ、時々幽霊のお客さんもおみえになります。
…の「ばんめしや」のシリーズももう13弾目。
店主・夏神留二と元イケメン俳優・五十嵐海里が、時々現れる幽霊のお客さんの心残りを料理で癒していくシリーズとして始まったが、今は、過去に傷を持つ二人の成長物語としても、大いに読み応えのあるところ。

しばらくは、海里の演じることへの情熱と、それを見守りながら、自分は何がしたいのかと自問する夏神が描かれていたが、今回は夏神にスポットが当たる。
夏神の料理の師匠の形見とも言える古い料理本は前作に初出だが、引き続き「昭和のメニューを現代に」と研究していた夏神の努力が認められる形である。

作品名物の幽霊さんも、そう来るか、という形で登場。

今回もいろいろ考えさせられる言葉があった。
事故で目が不自由になった女性が口にした、“優しい差別”という抗議もその一つ。
障害のある人にどう接するのがいいのか、この歳になっても自信が無いというのが正直なところ。
なるべく特別扱いはせずに、困った時には「手を貸してほしい」と気兼ねなく言ってもらえる信頼関係と雰囲気を作るのが大切なのではないか、と頭では考えるのだけれど。

夏神の前進に、ちょっと焦る海里。
焦らずに、良い意味で競争してほしい。
調整役は、いい味出してる眼鏡、ロイドさんにお任せします。

『豚肉と野菜の胡麻酢和へ』のレシピを巻末に載せてほしかったなあ~


プロローグ
一章 つつがなき日々
二章 上手くいかない日々
三章 そっともたれかかること
四章 思いがけない人物
五章 それぞれの荷物
エピローグ

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2020年02月25日

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海里がライブハウスでも手伝いを始めたので
物語の行動範囲や人間関係も広がったね。
なので、今回はライブハウスで出会った
盲目の女性との交流譚。
幽霊は彼女を見守る保護霊さんです。

空気を読めないバンドマン坂口君の
だからこその素直な愛情表現が
なんか微笑ましくて良いわ。

地元紙からの取材を受けた夏神さん。
自分の好きなことをやって
誰かが喜んでくれるのは嬉しいよね。

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2023年10月26日

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シリーズ13作目。読み続けてます。
海里、坂口くんへのタメ口の口調、ちょっとキツない?一応お客さんやし!と思った。

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2021年08月07日

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ネタバレ

目が見えない。目開けても真っ暗、またはほんのちょっとぼんやり何か見えるだけ。そんな世界になってしまったら、瞳さんのように立ち上がることは容易では決してなく、私だったら多分一生世を儚んで恨んで終わらせてしまうかも。そう考えると瞳さんをただただ尊敬します。
夏神さんもお店が認められてよかった。

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2021年06月26日

購入済み

レシピが面白い

ストーリーは、まぁ何となく有りがちな感じになっちゃってるかな…と星3つにしましたが、夏神さんアレンジの昭和レシピが面白かったです!

やっぱ料理人なんだよなー
普通の定食も美味しそうだもんね。

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2021年06月10日

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最後の飲み物!クリームソーダはほんの一瞬しか出てこなかったけど幽霊の関わり方は王道で良かった。みんないい感じに前進していて好感を持てた。

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2021年02月06日

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夜だけ営業の定食屋<ばんめし屋>を舞台にした、ちょっと不思議でほっこりした物語のシリーズも第13作。思っていたより長いシリーズとなった。

思いがけないトラブルに巻き込まれて芸能界を追われ、今は<ばんめし屋>で働く海里と、やはり過去の登山事故をきっかけに世間から離れてひっそりと<ばんめし屋>を営んでいた夏神という、それぞれ過去を背負っている二人が少しずつ前向きになってきた前作。
海里は朗読劇を毎週行っている女優・倉持悠子のとの出会いで芝居への情熱を取り戻し、夏神は戦前の料理本をヒントに、古いレシピを現代風にアレンジして客に提供するという新たなメニューに取り組んでいる。

今作はいよいよそれぞれがリスタートへ向けて本格始動するのかと思いきや、主役は事故で目が見えなくなった女性・中山瞳。
倉持悠子の朗読劇を聴きに来たという彼女は、最初こそ海里に友好的だったのだが、ある一言をきっかけに頑なになってしまう。

色々と考えさせられる言葉が今回も出てくる。
瞳のような身体的ハンディを負った方だけでない、様々な辛い状況にある人にどんな視線や言葉や態度を向けるのが正解なのか、難しい。その時々のシチュエーションや環境や心理状態によって、その人と自分との関係によって違うだろう。
それでも海里が言うように何もしない、何も返さないよりはずっと良いのではないかと思う。
また倉持悠子の『自立することは大切だけど、それが孤立とイコールになってはいけない』という言葉にもハッとさせられた。
『自立した一個の大人だと認められたい』というプライドがあまりにも先行しすぎて、本当に必要な大切な手まで自ら振り払っていないか。

このシリーズのもう一つの要素、幽霊話がなかなか出てこない、今回は無しなのかと思っていたら意外な形で登場してきた。
こういう幽霊ならありがたい。
そして瞳に一目惚れしている坂口も、少々騒々しいが正直で良い人だ。少々周囲のフォローは必要かも知れないが、懸命に前を向いている人は気持ちが良い。

肝心の夏神だが、過去の事件から世間に注目されることへの不安はまだまだあるが、それでも一歩踏み出したことは嬉しい。
次回は海里の話がメインになるのだろうか。そしてロイドは相変わらず英国紳士スタイルで二人を見守ってくれるのだろう。

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2020年07月27日

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芦屋の小さな定食屋で働く、元イケメン俳優の
海里。店長の夏神に、昭和のレシピ再現メニューに
ついて取材依頼が。しかしかつてのトラウマから
消極的な夏神を、海里は残念に思い…。

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2020年09月18日

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最後の晩ごはん、13巻。
コンスタントに半年に1冊のペースで新刊が出てるんですね。
今回登場した幽霊は目の見えない孫娘を見守るおじいちゃん。シンプルながら泣かせる展開でした。坂口君やるやん!!
1巻ごとに夏神さんも海里も少しずつ成長しているのが見られて嬉しい。そしてそれを優しく見守る眼鏡…普段は天然だけど、年長者として締めるところは締めるロイドが大好きです。

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2020年03月28日

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話の流れから、海里くんの朗読の仕事が進展するかと思いきや、夏神さんも・・しかし、今回の主人公はまた別人でした。

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2020年02月20日

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ネタバレ

表紙見てあれ?
と、
思いませんでしたか?
ばんめしやじゃない!
そう、
五十嵐海里はばんめしやを卒業して「シェ・ストラトス」なるバーで働き始めたの!
嘘か本当かは読めばわかる!
バーのオーナー砂山悟さん。。。
ちょっと、
変わり者で好きなキャラかも?!


プロローグを読む?
あれ?
全巻読んでなかったりした?
あれれ?
いつの間に五十嵐海里は芸能界に復帰した!?
と、
思っていたら、
新キャラ倉持悠子さんが女優さんで朗読を教わってるだとう?
やっぱり、
芸能界復帰を目指してるのかと思えばそうでもない?
煮えきらんやつやなぁ。。。


夏神留二は昭和のメニューですか?
昔のレシピを起こして復活させてるメニューをばんめしやでやってる?
で、
そんなおもしろメニューを美味しいと評価してくれて、
新聞社が取材にやってきた!
つか、
夏神留二はちょっと病的に神経質というか自意識過剰じゃない?
目の前にいたらキモいわ!
と、
全力で嫌悪しながら突っ込んでる!
次ぎあたりは夏神回かな?
と、
思ってるで。
きっと、
墓参り成功なる!
と、
思ってる。


新キャラのバンドマンと、
盲目の元学芸員さんが最後はくっついたか!
かぐりん的には、
五十嵐海里と盲目学芸員がくっつけばいいと思ってたのにな。


だんだんだんだんメインになる料理が手抜き感が否めなくないか?
クリームソーダだぞ。
夏神が取材で紹介した高野豆腐のらふ焼きとかの方がメインになろうよ。
なんで、
クリームソーダなん?
と、
五十嵐海里の霊感がレベルアップしてってるのがちょっと羨ましい!

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2020年01月18日

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