【感想・ネタバレ】最後の晩ごはん 地下アイドルと筑前煮のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年10月30日

シリーズ14作目。
もうそんなに来たんだ、と驚く。
だが、マンネリを感じないのは、物語が少しずつ進んでいるからだろう。

キャラクターともすっかりお馴染み。
読み始めると安心する。
「久しぶり、何してた?」という問いに、実はこんなことがあってさ〜、と主人公・五十嵐海里くんが話してくれるエピソード…そ...続きを読むんな気がする。
今回は、「亡くなった人の、この世に残した思い」が、今までとは少し違った形で表現される。

海里は演じることに一歩踏み出す。
夏神は、また一つ吹っ切れた。
ロイドの“年の功”が渋く輝く。

今回のお客様は、元・地下アイドルのレイナ。
若い頃は、バンドで、アイドルで、世に出ようと思う子はたくさんいる。
魅力ある世界なのだ。
しかし、不安定な立場だけに、その後を考えるのは難しそう。

倉持悠子さんというキャラクターを登場させることで、随分、作者の伝えたい内容を言えているではないか、という気がする。
“安易に同意してしまうことの危険性”にも気付く。

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Posted by ブクログ 2020年09月09日

これを食べてから死のう。
どうしてそう思ったのか、そこまで思いつめたのか。
おいしい という思いと共に少しずつ気持ちを持ち直していく彼女をそっと見守りたい。

あーしたげんきになーれ ♪

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Posted by ブクログ 2020年11月01日

中盤、引っかかる点が。
ノック3回のマナーについて。

マナーを守る海里に対して、悠子は「摩擦を避けるための無難な選択が常に正しいとは限らないこと、時には頑固に自分が思う道を行くことも大切だってこと。これはマナーの話じゃなく、むしろ表現者としての振る舞いの話よ」と。

これは違う。
表現者としての振...続きを読むる舞いを説く引き合いに、マナーを持ち出すのはおかしい。

確固たる自信がない限り、マナーを守る必要はないと言っているようなもの。
冠婚葬祭のマナー、食事のマナー、色々あるが、マナーとはそもそも表現の方法ではなく、相手や周囲を思いやることが根底にあるもので、主となるのは己ではない。

悠子自身、「迷い箸をしてしまいそう」とマナーを気にしているではないか。

前回までは素敵な人だと思っていたが、この件で「なんだ?このおばさん…」と一切の魅力を感じなくなってしまった。

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Posted by ブクログ 2020年10月20日

夜だけ開店、メニューは1種類。海里が働く
芦屋の定食屋「ばんめし屋」に迷惑な酔客が
現れた。海里の現役時代のファンだという
レイナは彼を見て失望する。実は彼女は地下
アイドルで、未来に絶望していて…。

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