【感想・ネタバレ】最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライスのレビュー

あらすじ

芦屋の定食屋・ばんめし屋で働く元俳優の海里は、
休みの日に作家・淡海五朗の家で朗読の練習に励んでいる。
演じることの楽しさに気付き、淡海の創る物語を表現するため懸命だ。
しかしその帰り、淡海と屋敷の前で大きな黒い犬に出会う。
犬はまるで海里たちを導くようにある家へと向かい、
海里たちはそこで悲しい現実に直面する。
そして「マヤ」と名付けられた犬の周りで不思議な出来事が……。
犬も主役の記念すべき第20弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今回は、夏神さんの出番少なめ。もちろん、重要キャラの地位は、変わらない。
ついに、人ではないものの、心残りまで救っちゃった。
意地悪な人が出てこない優しい世界。大好き!

0
2025年04月27日

Posted by ブクログ

淡海先生と海里くんが出逢った黒い犬とのお話。
犬と飼い主さんを見守って来た存在もあり。
1冊通してストーリーが続いていて、読み応えありました!
ロイドさんも夏神さんも、いつもながらにいい関わりしてて。別れは悲しいけど、悔いなく別れられるって大事なことだな、と思いました!

0
2025年03月30日

Posted by ブクログ

聴了。
20巻はまさかのわんこ回でした。今回もやっぱり切なくて暖かなお話です。新しい家族をお迎えした淡海先生は、健康的な生活を送ることになりそうです。続きはまだかなぁ。

0
2025年02月06日

Posted by ブクログ

今回は犬とそして!
このシリーズ、第20弾にしてこう来ましたか。
「そのとき僕の大切な誰かの胸に、小さな穴が空いてほしい」
沁みた。

0
2024年11月14日

Posted by ブクログ

もう20巻でしたか〜。読み終わると次はまだかなぁと首を長くして待っている作品。子育てで手一杯で読書しなくなって少し余裕が出て来た頃に出会った作品で読むたびに温かな涙と温かな余韻が残ります。そしてこの作品のおかげで物にもたまに声かけてしまう自分が…いつか私の元にもロイドの様な付喪神が側にを願っています

0
2024年07月25日

Posted by ブクログ

記念すべきシリーズ20冊目。ちょうど作中の季節が夏だったのもあって、すごく入り込んで楽しめました。
芸も食も、自分の内に取り入れていくものとしてすごく大切に描かれているような気がする。今回のお客様がとても可愛くてすきでした。

0
2025年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

海里の言葉、スラスラ出てこなくて、考え考え言うかんじが優しくて好き。犬と盆栽、街路樹のお話、とてもいい。

0
2025年04月24日

Posted by ブクログ

今回の晩ごはんは特に切なく、見送る見送られる、大切な人がいるからこその別れで「寂しいけれど幸せ」という言葉が心に響いた。

0
2024年12月16日

Posted by ブクログ

プロローグ/継ぐ者たち/話せたらいいのに/小説家と犬/
物言わぬ目/見つめるもの

[優しい犬とカレーライス]
犬とカレーライス??
優しい人たちに加わるのは犬なの?どんな犬?
ドキドキの出会いから見えて来るものが有る
人の想いを大切に
この世にあるものへの最後のごはんが
次の世での支えになれば良いなぁ

0
2024年10月15日

Posted by ブクログ

前回との間がいつもより開いたせいか、これまでの出来事や登場人物の説明がやや詳しいような気がする。親切。
海里の朗読のクオリティも、少しずつ成長している。「雨垂れ石を穿つ」いや、そんなゆっくりでもないのだけど、芸能人として成長したいというのとは違うところを目指している彼には、そういう成長でもいいのかもしれない。
人によって時間の流れは違ってもいい。それが、人とは寿命の異なる生き物ならなおさらである。
今回、淡海が書いて海里が朗読する作品は『街路樹の独白』。
もっともっと長生きするはずだった木の寿命は、人間の都合で二日後に伐採されることになっていた。寿命を全うした老人ではないだろう。望まぬ夭折だろうか?
海里は街路樹の気持ちを探る。
生きていたら、人間でなくてもさまざまな感情はあるのではないか。
あれ?犬、関係無いんじゃない?
いやいやいや・・・
街路樹の最後の述懐は、なんだか宮沢賢治っぽい。
死ぬ時に誰かの幸せを願えるなら、それはきっと、幸せな幕切れなのだろうと思う。

0
2024年10月04日

Posted by ブクログ

海里の中に日々の経験が降り積もる。
降り積もったものがいろいろな人の温かさで
少しずつ解けていく。

そんなことが繰り返されて
海里も知らぬ間に
海里の朗読は人の心の奥まで届く
優しい力を手に入れる。

これまでも、そうしてこれからも
海里は内側から変わり続けるのだろう。

そうしてロイドは…やはり素敵だ。

0
2024年09月23日

ネタバレ 購入済み

良いね。

いつもの仲間と、いつもの場所で。今回は、犬に連れられて、その飼い主の死体を見つけてしまうという事件が絡んでいたけれど、読んでいて、安心感が有って、気持ちが、ほっこりする。

#ほのぼの #癒やされる

0
2024年08月22日

Posted by ブクログ

久しぶりに海里たちに会えて嬉しかった。
大きな黒い犬に導かれた先で悲しい出来事が。
人ならぬ物?の思いが切ない。
いろいろな経験を経て、海里がまたひとつ成長していくのも良い。

0
2024年08月17日

Posted by ブクログ

最後の晩ごはん、20巻目。
海里はレッスンに訪れた淡海の家の前で大きな黒い雌のラブラードールレトリバーに出会う。その犬に導かれるように踏み込んだ家で、海里と淡海は犬の飼い主が亡くなっているのを発見してしまう。犬を「マヤ」と名付け、淡海の家で引き取ることになったが、それ以来不思議な出来事が起こり始める

海里だけに聞こえた不思議な声の主は、飼い主ではなく、マヤと共に過ごした盆栽の松。飼い主の魂は安らかに召されたってことかな。最後の晩ごはんのカレーライスの登場はやや唐突すぎる感じがしたけど、松が人間の少女の姿になってマヤと触れ合うシーンで大号泣してしまった。最近愛犬を亡くしたので、なんだかもう犬が出てくるだけで泣ける。。。あ、この話で亡くなったのは犬じゃなくて人間と盆栽の方でしたが。
今作で20巻目と長く続いてるシリーズだけど登場人物がそんなに多くないからか、この人誰だったっけ?ってならないのがいい。これからも楽しみです。

0
2025年11月20日

Posted by ブクログ

今回は犬を追って死体を発見するという、意外にミステリー風な話の始まり。ただ、亡くなった方のなぞときではなく、いつも通りの穏やかな、ばんめしやのメンバーと作家のストーリーだった。主人公の成長もゆっくり進む。
今回登場する幽霊は今までとは違う感じだが、ホラーではない。

0
2025年07月23日

Posted by ブクログ

最後の晩ごはんシリーズ第20作!
何と20作まで来た。こんなに長いシリーズになるとは思っても見なかった。なのに海里の道はまだ半ば。彼が役者として再び成功する日が来るのは一体何作目になるのか。

シリーズ本来の設定として、舞台となる定食屋〈ばんめし屋〉へこの世に未練を残した霊が現れて、最後の晩ごはんを食べて成仏していく…というものだったのが、このところは少しそうした設定から離れて海里自身の成長や後輩・李英の試練などが描かれてきた。

今回は小説家・淡海先生の家に突然現れた黒い大きな雌犬が、淡海先生と、一緒にいた海里を突然亡くなってしまった高齢の飼い主の元へと導く。
犬を引き取り『マヤ』と名付け可愛がる淡海だが、不思議な現象が起こりだし、それは海里にも…。
となれば、当然その原因はマヤの元飼い主かと思っていたのだが、真相は別のところにあった。

プロローグで淡海先生が書き下ろした短編を海里が朗読し、その練習した動画を李英に送るシーンがあるのだが、これがこういう形で繋がるとは。

今回の作品のキーとなるマヤは勿論、正体はメガネのロイドのように人間ならざるものにも心はある。
淡海先生が描く短編も新しい視点だが、物語の方も新鮮な描き方で興味深かった。
日本古来の、万物に神が宿るという考え方に繋がるような気がして、様々なものを優しい気持ちで見つめたくなるような、そんな物語だった。

次回は李英に良い兆候が描かれると嬉しい。

※シリーズ全作レビュー投稿あり。

0
2024年11月12日

Posted by ブクログ

はや20巻。最初はばんめしやに時々霊がごはん食べにきて、最後のばんごはんがふるまわれて、、、からの海里が役者として成長していきどうなるか、読み続けていきたい。死別というか、この世から去る人の存在がずっと軸にあって、流れ的に、海里がいくら俳優の経験値があがることになろうとも、誰かとの死別を経験することになったらイヤだなあ。

0
2024年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第20作。

朗読の稽古に励む海里の穏やかな日常……で終わるわけもない。突然現れた黒いラブラドルレトリーバーが淡海と海里をある場所に連れて行く。
ちょっと説教くさい気もするが、読みやすい。

0
2024年09月26日

Posted by ブクログ

淡海先生がご近所で見つけた孤独死の老人と
その飼い犬だった黒い老犬。
夏バテ気味だった淡海は
一時保護したその犬のおかげで
生活のリズムを取り戻したが
その犬に絡んで少し不思議なことが起きる。

記念すべき20巻目、ということですが
何か特別な事件があるわけでもなく
通常営業な感じですね〜。
まぁ、このシリーズはそれが心地よいんで。

0
2024年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はそこまでの感動はなかったかな。見知らぬ孤独死の男性とその飼い犬が主軸だから、感情移入は少なめ。ロイドと同じような付喪神的な存在が出てきたのは新しかった。
海里と李英の次の一歩も見られたので、次回の進展に期待。

0
2024年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は人間ではなく、小さく愛おしい魂に目を向けた作品で、目新しさもあり、あっという間に読めてしまった。

松葉が落ちているあたりで、元飼い主さんが登場するのかと思いきや、松の精が出てきてびっくりした。
留まる方法はないのか願ったが、人間のご都合なんかに振り回されず、命を全うして旅立ったのは、ちょっと感動だった。
淡海先生に同居人ができたのは、本当によかった。

付き合い気分で読み続けてきて、20巻まできてしまった。
多分作者と感性が合わない部分があるのだろう。
好きじゃない部分がいくつかあり、毎巻引っかかってしまう。
とか言いつつ20巻も付き合っているのだから、ある意味好きなのかもしれない。。なんてね。


2024/08/10 07:36

0
2024年08月14日

Posted by ブクログ

芦屋の定食屋「ばんめし屋」で働く元俳優・海里は、
ある日、大きな黒い犬に出会う。犬はまるで海里を
導くようにある家へと向かう。海里はそこで悲しい
現実に直面し、そして犬の周りで不思議な出来事が…。

0
2024年08月31日

「小説」ランキング