椹野道流のレビュー一覧
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愛嬌いっぱいの顔をしたやんちゃ少年、高一の村上敬他。校舎清掃の見返りに、プールで遊べるという誘いにルンルン乗ったその日、彼の運命は変わった。おチビの敬他は、プールの深みで足が攣ってあっさり溺死。16年の短い人生は静かに終焉、のはずが…。目覚めた敬他の眼前には中世ヨーロッパ調の世界が広がり、彼も金髪碧眼の王子様的美少年に変身していて?!そういえば、不思議な鈴の音が聞こえる方へと導かれたような気が…。と、敬他はマーティネルなる男にジャスパー様と呼びかけられた。彼は、「ネクロマンサー」=「死霊使い」の説明を
するが…。普通の高校生敬他に、一体何が起こっているの〜?! -
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読みやすさに加え、内容が楽しくてすぐに読み終えてしまいました。
恐らく90年代初頭。
椹野さんがおばあさまと共に、と言うよりはおばあさまのお付きとしてロンドンを旅した記録を留めたエッセイです。
多くの人が同じ感想を抱くと思いますが、おばあさま、もとい祖母姫が本当に素敵。
孫のピアノの発表会で「あれでよく人前で弾けること」って言い放ったおばあちゃん、聞いたことありません笑。
ロンドンはいつか行きたいと思っているので、ひと昔前とは言え雰囲気が魅力的に描かれていたのも個人的には収穫です。
ますます行きたい気持ちが高まってきました。
そして何より祖母姫の格言の数々。
「努力しなければゼロのまま -
Posted by ブクログ
「もっと綺麗になれる、もっと上手になれる、もっと賢くなれる。自分を信じて努力して、その結果生まれるのが、自信よ」
謎でもなんでもなかった祖母の自信の根拠と理由
「胸を張って堂々と、でも相手のことも尊敬してお相手をする。それが謙虚です」
祖母の言葉に気づかされる
『すべて姫のお望みのままに』
思いきり我が儘を言い、やりたいこと、行きたいところをがんがんリクエストして、姫として無邪気に野放図に楽しむ祖母に振りまわされる筆者。
そこにホテルのドアマン氏や、バトラーティムが力を貸してくれる
八十を超えた祖母との旅行ならではの、お昼寝タイムあり、急な予定変更ありのトンデモ旅行
一流ホテルの裏話も -
Posted by ブクログ
本当にお姫様みたいな、教養もあってチャーミングで努力に裏打ちされた自信のある、素敵なおばあさまと、そのお孫さんであり、思慮深くおばあちゃん思いで、聡明な著者とのロンドン旅行記。
80歳のおばあさまとの旅行は心配ごとも苦労も絶えない旅行だったろうが、ともかくイベントやハプニングすら、そんな素敵なことある?ってビックリする。
きっとそれは、本当に素敵なおばあさまの人柄・チャーミングさと、著者さんの配慮あるエスコート姿のコンビが引き寄せているのだろう。素敵な思い出があり、とても羨ましい。
私は祖母との思い出はあまりなく、まして2人で海外旅行だなんて、その経験がある人の方が少ないのでは?
私の祖母はも -
Posted by ブクログ
ネタバレ軽妙な筆致でラグジュアリーな旅の思い出が語られる。破天荒な旅の記録に思わせて、文章の隙間からは喪失の寂しさが時折顔を覗かせる。この物語の主人公である『祖母姫』は故人なのだ。筆者はその後の祖母のようすについてはほとんど触れず、旅の終わりを以てこの物語も幕を閉じる。それは、読者らにこの破天荒な『祖母姫』の姿だけを記憶に留めて欲しいという筆者の願いであり、老境の苦難を赤の他人に知られたくはないであろう誇り高き祖母への配慮にも思える。供養、という言葉が頭によぎる物語だった。高齢の親族の介護や別れを経験したひとほど胸に来るエッセイであると思う。