椹野道流のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
孫娘(筆者)が80歳を超えた祖母とロンドンを5泊7日で旅するエッセー。
とんでもなく面白くてじんわりくるとってもいい本でした。
祖母が「一度でいいからロンドンでお姫様のような旅をしたい」という希望から始まった旅。この祖母が本当に姫なんです!
祖母姫のキャラクターもなかなかのものです。誇り高く、常に堂々としていて、しっかりわがまま。でもチャーミング。頑固で見栄っ張りで買い物好き。芯が通っていて、なによりも自己肯定感MAX!言葉が通じなくても全く臆することがないの(孫娘の通訳があるのもあるけど)。
不自由のない様に旅をエスコートする孫娘はさながら秘書のようです。つっこみを入れつつの珍道中が本当 -
Posted by ブクログ
交換ノートという響きと、医者と花屋とパン屋?めちゃくちゃわかんないけど可愛いなぁタイトル!と手に取りました。
可愛かった。癒やされた!ぶっちゃけ、BなLではありました。それはびっくり。でもなんというか、某漫画(ドラマにもなったあれ)みたいで、ご飯がおいしそうでえちではなく、ただひたすらほんわかしている仲の良い二組だった。それぞれ仕事の苦労はあるはずだけど、プラス思考だし自分の仕事が好きなんだなぁという描写ばかりで、羨ましくも反省したりなど。プラスに捉えたほうがいいよね。そうだよね。
…で、これから読んじゃったんだけど、これシリーズ4作目?(笑)おや(笑)でもぜんっぜんこれだけでも楽しかった。交 -
Posted by ブクログ
ロンドン留学経験のある主人公(著者)が祖母を連れてロンドンを旅する珍道中。
タイトルの姫から、愛らしいお婆ちゃまを想像しがち。でも現実的に、痴呆気味で足腰も弱っているけど海外旅行へ行きたいという好奇心旺盛なお婆ちゃまは一筋縄で動くはずもなく。
そんなお婆ちゃまの財布で、豪華なファーストクラスや高級ホテルで出会うCAやホテルマン達と著者の邂逅が胸熱。
お婆ちゃまは孫の苦労も知らずに観光、ショッピング、昼寝にディナーとお姫様級のもてなしを受ける姿がかわいい。でも、わがまま身勝手じゃなくもてなしてくれた相手への気遣いがステキ。
著者はさぞかし疲れただろうが、お婆ちゃまはそんな孫の姿を知ってい -
-
-
Posted by ブクログ
〔!〕死ぬことが出来るのは、生涯でただ一度だけだろう?(p.329)
〔内容〕池魚の殃とは巻き添えとか思いがけない災難とかそんな意味らしい/いきなり完全な闇の中で見ざめ事態ががわからず恐怖する伊月とミチルという切羽詰まったシチュエーションから始まり話に引きずり込まれる。
〔感想〕死者の思いの一端に触れ自分たちなりに消化していくといういつもの? パターンとはどこか違うんやけど、かかわりがあったものの自分たちが忘れてしまったあるいは気づいていなかった人間の生死をどう捉えることができるかという曖昧な捉えどころのないでもそれなりの重みがある状況…
〔好み度〕ここちよさ:A/キャラ:A/設定:A/ -
-