椹野道流のレビュー一覧

  • ちびすけmeetsおおきい猫さんたち

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    猫の写真集なので、夜寝る前にパラパラとめくるのに最適。
    4人の先住猫と暮らす「執事」さんが、ある日、お母さん猫と一緒にいた子猫を見掛け、その後、雨が降る中その子猫の切羽詰まった鳴き声を聞き、居ても立ってもいられず捜しに行き、保護する。「ちびすけ」と名付けられた生後1ヶ月ほどのその子猫と、先住猫の「おおきい猫さん」たちとの交流を中心とした写真集で、体のサイズが本当に全然違くてびっくりする。猫同士が仲良くくっついている様は、実に癒し効果が高い。
    執事さん、ちびすけ君を保護してくれて、ありがとうございました。

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    2025年12月21日
  • ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん

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    職を失った青年が、神社でお祈りをしたら‥
    願いが叶って、飯友が登場。
    それは‥

    新年早々、会社が倒産。28歳の寛生は、職を失う。
    すぐさま職探しをする気力も出ず…
    家の近くの神社で、せめて家で一緒にご飯を食べる友達が欲しいと願った。
    寛生の部屋に現れたのは、若い男の子。
    夜だけ人の姿になれるという。
    実は、神社から派遣された猫だったのです。

    おだやかで、料理好きな主人公。
    猫らしさも一部残しつつ、ほぼ人懐こい男の子な猫。
    どこか古めかしい話し方をするのも、さすが神社の猫?

    その後、神社で倒れたおばあさんを助けるという出来事があり、一人暮らしの人を気遣って見舞いに行ったりしているうちに、ま

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    2025年12月10日
  • 新装版 暁天の星 鬼籍通覧

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    ネタバレ

    大阪T市にあるO医科大学法医学教室。サイケなシャツ姿で現れたイケメン新人、伊月崇は目下、先輩のミチル先生にしごかれ中。ある日、電車に身を投げた女性の遺体が運ばれてきた。そして車に轢かれた女性も。驚くことに、これらの遺体には世にも奇妙な共通点があった。 それらは全く不可解な事故としか思えなかった。目撃していた人々も皆、口を揃えてそう言った。―ある時は混雑した駅のホームで、ある時は黄昏の色に染まった坂道で、突如、彼女たちは死に向かって身を投げた。若き法医学者、伊月崇と伏野ミチルの名コンビが事件の真相に迫る!女性法医学者が鋭利な筆致で描く意欲作。

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    2025年11月06日
  • 最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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    著者がWebで公開しているエッセイがとても好き。
    それを纏めた『祖母姫、ロンドンへ行く!』も大好き。
    でも著者の小説を一つも読んでなかったので読んでみた。

    この本の編集者と思われる人がエッセイでちょっぴり出てきているので、
    この本が出るまでの過程を少し知った上で読めた。

    自分としては著者が非常にユーモア溢れる人だということを知っているので、もっとコミカルにすればいいのに!と思うのだけど、続編も多数出ているようなのでこのくらいがちょうどいいのだろう。

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    2025年10月17日
  • 南柯の夢 鬼籍通覧

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    「南柯の夢(なんかのゆめ)」とは‥
    とりとめのない夢または世の中ははかなく、むなしいものであるという人生の無常のたとえ。
    中国唐代の小説『南柯太守伝(なんかたいしゅでん)』に登場する、夢の中で栄華を極めるも、目を覚ますとそれが現実ではなかったという故事に由来します。


    ある日セーラー服の美しい少女が浴室で手首を切り死亡。発見された時、彼女の傍らには親友である美少女が寄り添っていた。全てを知る美少女は頑なに口を閉ざすのだが…

    時を同じく、伊月と筧の小学時代の同級生3人は
    同級生の祖父宅の蔵を掃除中、蔵の二階から封印された木箱を発見するが中にはミイラが!
    即身仏と見紛うほどのミイラは法医学教室

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    2025年09月25日
  • 池魚の殃 鬼籍通覧

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    池魚の殃(ちぎょのわざわい)とは‥

    災難の巻き添えをくうこと。特に、類焼にあうこと。
    池の中に落ちた珠たまを取るために宋王が池の水をかき出させたが珠は見あたらず、池の魚はみな死んでしまったという「呂氏春秋」孝行覧の故事から。また、楚の国で城門の火事が起こったとき、火を消そうとして池の水を用いたために魚が全部死んだという故事によるともいう。


    今作はミイラ!
    ある日何者かに拉致された伊月とミチル
    2人が目覚めた場所は真っ暗闇の室内で…
    男前のミチルとビビリの伊月は暗闇の中でミイラ化した片腕を発見!!
    あっさりスマホも見つけてすぐに警察に保護され事なきを得ます。
    恨まれる心当たりのない2人。

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    2025年09月22日
  • 新装版 暁天の星 鬼籍通覧

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    ネタバレ

    法医学ミステリー…かと思いきや、ラストはホラー。さすがにこんな幽霊が好き勝手して三人も殺しちゃ解剖して真実を知ってもどうすることもできないわな…。ちょっとモヤっとするのもわかる。ミステリーにおいて犯人は幽霊でした、なんて御法度かもしれないし。けど、オチは結構好き。キャラクターも好き。色々差し引いてもわりと好みなシリーズでした。次は何来ても驚かねーわ

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    2025年09月17日
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

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    プロローグ
    ひとり足りない/眼鏡の帰還/そこにいるもの/傷を持ち寄る
    エピローグ

    いつもいる人がいないとその場の雰囲気って変わるよね
    (あそこでは私がいないと何か変わってるのかな?)

    ロイドさん降臨♡
    やっぱりいつものみんなが居るのが良いよね
    黄門さんには印籠のシーンが欠かせないように??

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    2025年09月08日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    豪華作家陣が想像力と食欲を刺激する、新世紀のごはん小説。
    日常SFから遠未来SFまで8編を収録。


    「人類と食」にまつわるSF小説アンソロジーです。

    「食」は人間が生きるうえで欠かせない大切なもの。生きるのに不可欠……というだけでなく、いつしかそれは娯楽となり、美食を求め奇食を追い、飽食に飽き、ある種の歪さを孕んでいるようにも感じる昨今。食のポジティブな面だけではない部分に目を向けた一冊。
    具体的に言えばディストピア飯やオルタナティブフードなどをテーマに扱ったものが多いです
    美味しいものが大好きな私としては、こんな未来が来ないことを祈るばかり。

    個人的に好きだった話は、『E・ルイスがいた

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    2025年09月07日
  • お医者さんとお花屋さんのまいにち交換ノート

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    交換ノートという響きと、医者と花屋とパン屋?めちゃくちゃわかんないけど可愛いなぁタイトル!と手に取りました。
    可愛かった。癒やされた!ぶっちゃけ、BなLではありました。それはびっくり。でもなんというか、某漫画(ドラマにもなったあれ)みたいで、ご飯がおいしそうでえちではなく、ただひたすらほんわかしている仲の良い二組だった。それぞれ仕事の苦労はあるはずだけど、プラス思考だし自分の仕事が好きなんだなぁという描写ばかりで、羨ましくも反省したりなど。プラスに捉えたほうがいいよね。そうだよね。
    …で、これから読んじゃったんだけど、これシリーズ4作目?(笑)おや(笑)でもぜんっぜんこれだけでも楽しかった。交

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    2025年08月30日
  • 最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華

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    ネタバレ

    前作同様、キャラクター小説ながらクドく無いのがよかった。

    前半は、マスコミに店がバレたり変な記者に付き纏われたりで落ち着かない展開だったけれど
    おばあちゃまたちを指導する海里の姿は、「イケメン俳優」ながらも真摯に舞台と向き合ってきたことがわかって応援したくなった。

    ロイドのキャラクターにちょこちょこ癒される。

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    2025年08月23日
  • 最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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    サクッと読めそうな本を探していたところ
    以前ドラマ化されていたこの作品を発見。

    いわゆるキャラクターものの小説は
    独特のサブい感じと、キャラクターの特徴を繰り返し説明する言い回しが個人的に苦手だなと感じていたのですが
    1冊で1エピソードだったので、そういう感覚に陥らずに読むことができました。

    次も読んでみたいです。

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    2025年08月08日
  • 最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス

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    記念すべきシリーズ20冊目。ちょうど作中の季節が夏だったのもあって、すごく入り込んで楽しめました。
    芸も食も、自分の内に取り入れていくものとしてすごく大切に描かれているような気がする。今回のお客様がとても可愛くてすきでした。

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    2025年08月04日
  • 最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ

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    ネタバレ

    仲直りしてからの五十嵐兄弟、ぎこちない距離だけど読んでて良いよね〜

    印象になった言葉
    『ちょっと味は違うんですけど、でも、懐かしい。あの日の嬉しかった思い出が、戻ってきました』

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    2025年07月02日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SF×食卓の短編集。

    個人的にいちばん好きだったのは
    やっぱり竹岡さんの「E・ルイスがいた頃」
    だったけれど、
    テーマ的にもいちばん合っていておもしろいと思ったのは
    須賀しのぶさんの「しあわせのパン」

    そして新井素子さんはさすがのトリ。
    タイムリーなテーマでしっかり読ませてくれる。

    ぎゅっ

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    2025年06月13日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    8人の作家による SFごはんアンソロジー
    いろいろな時と場所のごはん
    ごはん 生きるために必要なもの
    生きていく楽しみになるもの
    サプリだけで栄養を摂るのは 嫌だな
    やっぱり 美味しいと感じながら食べたいな

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    2025年06月11日
  • 池魚の殃 鬼籍通覧

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    〔!〕死ぬことが出来るのは、生涯でただ一度だけだろう?(p.329)

    〔内容〕池魚の殃とは巻き添えとか思いがけない災難とかそんな意味らしい/いきなり完全な闇の中で見ざめ事態ががわからず恐怖する伊月とミチルという切羽詰まったシチュエーションから始まり話に引きずり込まれる。

    〔感想〕死者の思いの一端に触れ自分たちなりに消化していくといういつもの? パターンとはどこか違うんやけど、かかわりがあったものの自分たちが忘れてしまったあるいは気づいていなかった人間の生死をどう捉えることができるかという曖昧な捉えどころのないでもそれなりの重みがある状況…

    〔好み度〕ここちよさ:A/キャラ:A/設定:A/

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    2025年06月04日
  • 最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ

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    ネタバレ

    登場人物がそれぞれ抱えている悩みが良い形で終結して、じんわり嬉しくなった。
    幽霊の彼の特別なマカロニサラダのようなものをみな持って生きているんだろうな。

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    2025年06月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SFと食事に関するテーマアンソロジー。どことなく漂うデストピア感と失われていく料理という文化。アンソロジーなので色々な切り口があって面白い。無駄も多いけど、多彩な料理文化が維持されていくといいなぁとか思います。
    1つだけ気になった。テーマアンソロジーに既存作品の番外編を持ち込むのはちょっとどうなんでしょうね。

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    2025年05月19日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SF世界に出てくる「食事」にスポットを当てたアンソロジー。SFの中に出てくるご飯はどれも味気ないイメージだったけど、本当にその通りで(笑)、そこから繰り広げられるドラマだったり広がりや人との繋がりなども感じられて面白かった。 個人的には「E・ルイスがいた頃」(竹岡葉月)が好き。暖かい気持ちになれる。 「美味しい囚人飯」(椹野道流)は本編も読みたくなった。

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    2025年05月06日