感情タグBEST3
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今回もとても温かかったです。大切な家族がいつかいなくなる、そのときに自分はどうすれば、その寂しさやつらさがやり過ごせるのかは、私の永遠の謎かつ心配事なので、それについて優しく触れてある今回はとてもすんなり入ってきました。
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三人で河川敷でお弁当食べて、京都旅行して、楽しそう。たまたま手伝った遺品整理で見つけた不思議なカード。事故死した男性と黒猫タクト、再会できて一緒に成仏できて良かった。でも男性の背景には悲しくなった。突然の死、てこういうことなんだなぁ。今回もちょっと泣いて、でも最後は心温か、ごちそうさまでした。
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?旅に出よう
?楽しいこと
?誰もいない部屋
?置き去りにされたものたち
?いつでもそこに
、相変わらずロイド、夏神さんと海里のトリオが何ともいい感じ。穴のあいたドーナツ出なくまん丸のドーナツはわたしにとっても懐かしかった。
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事故で突然亡くなった青年と、その遺品の中にあった(いた?)ものを繋ぐストーリー。夏神さんの苦しさは継続中だけど、みんなできることをできる範囲でやって支え合ってるばんめし屋さんたち。あたたかい気持ちになりました。
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今回は夏神、海里、ロイドの京都旅行のお話。
それと黒猫の幽霊のお話。
「別れが悲しければ悲しいほど、その方と幸せな時間を過ごしたということ」
…ロイドの言葉が素敵。
プロローグとエピローグの、思い出のお弁当のお話が、じんわりと心に響く。
夏神さん繊細!
もともとそうだったけど、今回はまた夏神さんがおセンチだったなぁ。大切な人達を次々失ってきたから、根本的に怖いんだろうけど。海里くんみたいなポジティブ野郎が側にいてくれて良かったです。
彼女のご実家の件も、だいぶ長い我慢となりましたね。いつか上手く行くと良いなぁ。
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続けてお店じゃないとこで出てる。
ラストの夏神さんとロイドがとてもグッとくる。
ドーナツよりもお弁当の方がフューチャーされてた気がしなくもないが。
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今回も悪人は登場せず、ほんわかと優しい気持ちで読み終わりました。なぞの穴あきカードとオルガニートの組み合わせなど、いろんなことがちょっと出来過ぎ?という感じもあるけど、突然亡くなってしまった若者が「なくなったと思っていたものが全部帰ってきて、寂しくなくなった」と結果的に自分の死を受け入れることができたのは悲しいけれど良かった。ドーナツ誰か作ってくれないかなー。
毎日食事を作る身としては、料理にいつも惜しまない愛情と手間をかけられる夏神さんがうらやましいです。
あと、ロイドが「別れが悲しければ悲しいほど、その方と幸せな時間を過ごしたということになりましょう?大切な方との出会いは幸せ、その方との別れがつらく悲しいのも、また幸せなこと。だからこそ、よき出会いと言えるのではありますまいか。」と言ったのが印象に残った。いいこと言うじゃん、ロイド!
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シリーズ第7弾。今回は黒猫の幽霊とその飼い主の話。
黒猫と飼い主さんももちろんいいんだけど、それ以上に海里と夏神さん(+ロイド)の絆の深さが際立った感じ。
大切な人たちを喪い臆病になっている夏神さん。
別れがやって来るかも知れないからこそ今を大事にしたい海里。
別れは必ずやって来るから恐れる必要はない、別れの哀しさや寂しさは幸せだった証拠だというロイド。
少しずつ考え方は違うものの、ちゃんと前に進もうとする彼らの姿に、こちらも元気をもらえる気がする。
そして、今回の地元ネタはヒロタのシュークリーム。長らく食べてないけど懐かしい。
あと今回は京都観光も入ってて、倍楽しめる。久々に金閣寺に行ってみたくなった。
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最後の晩ごはん第7巻。なんか最初は剛毅に見えた夏神さんがだんだん精神的に弱い感じに、ロイドがわがまま全開になってきた気がする。今回はいつも以上にコンタクトの取りづらい相手だったけど、いつもの通りドーナツ食べたくなった!!
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「最後の晩ごはん」シリーズ第7弾。
今回の案件とは関係ないのだが、大きなエピソードとしては、『そうだ、京都、行こう』である。
ロイドが観光ガイドを読んで、京都へ行きたがり、食器の買い付けを兼ねて、夏神、海里、ロイドの三人で慰安旅行に行くことになったのだ。
しかし、そこでやたら思い出作りにこだわる夏神に、海里は違和感を覚えた。
見かけによらず豆腐メンタルな夏神さん…
海里に情が移ってしまい、失うのが怖くなってしまったのだろうか。
今までたくさんの人やものを失なって来た人だから、臆病になるのも仕方ないのかもしれない。
それとも…
もう、シリーズも長くなって来たので、読者のみなさんもそろそろ覚悟して下さいね、とか?
海里も、役者に未練があるようだし、後輩の里中くんがぐっと身近に描かれるようになったし…
そりゃあ、いつまでも「ばんめし屋」にいるわけにもいかないかもしれないけれど。
もう少し、このままでいてほしい。
今回、あちらの世界のお話は、こじんまりしたものでしたが、長く待った末に願いかなった良い話。
私個人としては、大々的な京都の川床よりも、芦屋川でのお弁当シーンが良かったです。
今回、「思い出のお弁当」の方が、サブタイトルのドーナツより重要な気がします。
表紙のイラストもお弁当ですし。
中身もていねいに描き込まれ、愛を感じます。
一つだけ申せば、二色そぼろは斜めに区切ってほしかったな〜
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7作目!
海狸の後輩、里中の便利屋の手伝い絡みで片づけることになった亡くなった人の部屋、そこで見つけた思い出の品とそこに憑いていた幽霊猫ちゃんと亡くなった人の話。
が、そこへ行く前の伏線があって、夏神の感傷込みの社員旅行(?)での京都案内も良かったし、思い出や記念に拘るちょっと後ろ向きな夏神を前向きな気持ちで支える海里が良かった。
お母さんの思い出のお弁当のそぼろ弁当を読んでその日の夜ごはんに鶏そぼろ作っちゃったw
コンビーフが入ったオムレツサンドイッチも素朴なドーナツも、コールスローサラダも作りたくなっちゃった!
それにしても努力家で前向きな海里いいなぁ。心に寂しさを抱えている夏神を支えてあげるといい。びえる展開を切望www
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ロイド、グッジョブ( ^∀^)!
君の「おでかけしたい病」発動のおかげで
二泊三日の京都社員旅行が実現したよ。
7巻目ともなるともう
別に事件起こらんくっても
こういうキャラの日常読むだけで
和めるようになるんだなぁ。
とはいえ、後半はきっちり、ひと騒動。
後輩の頼みで動員された遺品の片づけから
飼い猫の幽霊をくっつけて帰ってきちゃった。
なんとか亡くなった飼い主に会わせてあげたいと
奮闘する面々ですが。
オルガニートという
手回しオルゴールが出てくるのですが
パンチで開けた穴が楽譜になる
レトロでかわいい楽器。
音色もきっとやさしいのでしょうね。
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安定の良い人たちが登場人物
今回はネコの幽霊を慰めるために
人の幽霊の喜ぶ思い出を詰め込んで
事故現場で感動の解決
只の定食屋の手伝いなのに、付喪神
を従えておせっかいな幽霊鎮め隊w
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今回は、社員旅行と主人と逢えない黒猫の話。
便利屋のバイトで、海里が出会ったのは、亡くなってからも、ずっと一緒に、と願った主人の傍らに居た黒猫。
黒猫と主人の絆を知った、海里と仲間たちの手によって数年ぶりに出逢えた、主人と黒猫は思い出と共に、黄泉路に旅立っていくのだった。
メインの3人の話が、半分くらい占めてたけど、あまり引き込まれなかったので割愛。
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夜だけ営業の定食屋〈ばんめし屋〉を舞台にした、幽霊がらみのドラマシリーズ第七作。
とは言え、今回はお店のシーンは殆どなし。
海里の芸能人時代の後輩・季英に頼まれ便利屋バイトの助っ人中に黒猫の幽霊に出会う。
動物は邪心がない分泣ける。子供の頃の約束を守ってずっとそばにいてくれるなんて。
一方で夏神が冬山で亡くした彼女が最期にどんな想いだったのか、最後まで夏神を信じて逝ったのか、それとも裏切られたと思ったのか、気になる。
猫と比べてはいけないものの、幽霊でも良いから会いたいと願う夏神の気持ちも分かる。
幽霊が現れやすい〈ばんめし屋〉ですら彼女は来ないということは、無事に成仏したと良い意味に取って良いのか、それともいまだ山でさ迷っているのか。
その辺が今後シリーズの軸になっていくのだろうか。
シリーズが進むに連れて季英の登場が増えてきた。これはやはり海里が芸能界復帰する伏線なのか。それを予感しての夏神の不安なのか。
個人的には海里と夏神とロイドのトリオはずっと見ていたいのだけど。
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京都へ小旅行に行き、夏神さんのネガティブがまたも再来。
そして後輩の李英くんに頼まれて遺品整理をしたら猫の幽霊がくっついてきちゃったり。いつも問題が絶えないけれど、少しずつみんな成長していく姿にわたしも頑張ろうと思いました。
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京都旅行、遺品整理の助っ人を経た秘密のカードとオルガニートと猫の霊がしんみりする温かさ。悲しみを増やす為の出会いじゃないとぶつけ後から気に病む海里の優しさも繊細ですき。ロイド相手のように突っ込みが入れば良いんだろうけれど一切ない李英から海里への天使発言が落ち着かない。手作りドーナツが美味しそう!
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最後の晩ごはん、7作目。
そうだ、京都へ行こう。ということで、みんなで京都旅行へ。ロイドがはしゃぎすぎててほんとにいちいち可愛い眼鏡だ。夏神さんは前回に引き続き、妙に感傷的になってました。今が幸せだからこそ、いつか別れる日が来るのが怖くなってしまう気持ちはよく分かります。大切な人を喪い続けてきた夏神さんだから、余計そう感じるのでしょう。あまりにも真っ直ぐすぎる「いい台詞」の応酬には感動よりも恥ずかしさが勝ったけど。あと李英の海里リスペクトは暑苦しすぎてもういいよ!!となってしまう。
今回の幽霊騒動は、突発事故で亡くなった山崎の人となりがあまり語られなかったのでいつものように感情移入できず、感動は薄めだったかも。ただ、亡くなったペットがずっと自分の傍にいてくれてたら、すごくうれしいなぁと思いました。
山崎が亡くなった場所付近はいつも通勤時にバスで通っている。この辺を海里がスクーターで走ってたのかーと思うとなかなか感慨深い。
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京都に行きたい! という希望により、3人で行く事に。
お弁当、は確かに思い出のつまったものです。
作る側に立つと、面倒で仕方がないです。
主に食品が腐らないか、でw
弁当内容から始まり、京都での食べ物やら
帰宅してからの食べ物。
〆は最初と最後を同じく、でしたが
またこれも美味しそうで…。
巻末についているレシピは、お弁当、でしたし。
副題の黒猫をどこで拾ってくるか、と思ったら
臨時バイト(?)の方からひょっこり。
そういうオルゴールがあるんだな、から始まり
確かにこれは不審者かも…という現実まで。
後半からちょこっと出演の後輩と、作家さん。
絆って大事だな、と思った副題の内容と
ドーナツの真ん中は確かに美味しい、という共感。
最後に作って兄に持って行った主人公のお弁当。
家主は最近、涙もろくなってませんか?w
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「ばんめし屋」の京都旅行と遺品整理のアルバイト。いくら居心地がよくても、いつまでもその場に留まってはいられない。というわけで、そろそろ次へ進む予感をはらむ巻。
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シリーズ7作目。動物が出てくるとそれだけでドップリ浸れます。私が見送ったペットたちも、傍らで見守ってくれていたらいいなぁ。そして私が死んだときには一緒に天国に行こう(地獄だったらごめん)。相変わらずこの作品の登場人物たちは感情表現が赤裸々で鳥肌が立つほど恥ずかしいです。まるで有川浩キャラ。いい大人の男たちがこんなにいろいろ本音をダダ漏れにするだろうか。そしていちいち涙ぐむだろうか…。感動的な話で面白いけど、もうすこし日本人らしい感情の節度を求めたいところです。ミステリアスな方が素敵じゃない?
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今作はちょっと料理色が薄まった感じ。
あらすじ(背表紙より)
兵庫県芦屋市。夜から朝まで開店の定食屋「ばんめし屋」は、元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで営業中。急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は3人での京都旅行の提案をする。京都では、海里の俳優時代の後輩・李英も合流。彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり…。じんわり泣けるお料理青春小説第7弾!