【感想・ネタバレ】とっておきのおやつ。 5つのおやつアンソロジーのレビュー

あらすじ

「レンタルフレンド」を依頼した女子大生は、なぜデザートブッフェに行きたいのか、神社のキツネに運命の恋をした少女とたい焼き、年の差姉妹をつなぐ秘密とフレンチトースト、御曹司ふたりが作るプリンアラモード、見知らぬおじさんに「あんみつを一緒に食べてくれないか」と頼まれた俺。――甘くて可愛いだけじゃない、どこかスパイスの効いたおいしい話。全五編! 【目次】レンタルフレンド デザートブッフェ(青木祐子)/たぬきとキツネと恋のたい焼き たい焼き(阿部暁子)/明日のおもひでフレンチトースト フレンチトースト(久賀理世)/悪友(とも)と誓いのアラモード プリンアラモード(小湊悠貴)/おじさんと俺 あんみつ(椹野道流)

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Posted by ブクログ

おやつをテーマにした短編アンソロジーだが、どの話も続きがありそうな感じだった。個人的にあんみつの話がおすすめ。甘いものは皆を幸せにする。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

鯛焼きめちゃめちゃ美味しそうだった。
あんこ食べたくなる。

小学校の教科書かな?戦後に兄弟で電車で出かけた先に美味しそうな大判焼きが売ってて、弟(妹?)に食べさせるために自分の帰りの電車賃使って買い食いする話があって。まぁ、主題はなんとなく物悲しかった気がするんだけど(電車賃使っちゃったから弟だけ電車に乗せて自分は走って帰る)、その餡子の描写がすんごい美味しそうで。いまだに印象に残ってる。なんてタイトルだったんだろう。

フレンチトーストとあんみつ。個人的に苦手なメニューが主題で「美味しそう」を楽しめなくて残念。

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2023年05月16日

Posted by ブクログ

5人の作家によるスイーツにまつわる短編集。
あっという間にサクッと読めちゃいますが、どのお話もとても心地よく気に入りました。
どれも良かったけど、あえて選ぶなら久賀理世さんの姉妹のフレンチトーストのお話が一番好きです。

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2021年11月30日

Posted by ブクログ

「おじさんと俺」

一番好きなお話です。
おじさんが始終軽快でお茶目で可愛くて、それでいて押し付けがましくないポジティブさに主人公同様に救われたような気分になりました。
あんみつの描写もとても美味しそうでよかったです。黒蜜は視覚的にも美味しい、になるほど!と思いました。私もレトロな甘味処に行ってぼってりとした湯呑みで緑茶を飲みたいなぁ…。

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2020年07月24日

Posted by ブクログ

おやつをテーマに5人の作家が書いたお話。
おやつを通じて人との出会いがあり、それが良い方向に進んでいき、読んでいて温かい気持ちになる本です。
個人的には「たい焼き」の話が非現実的ではあるけれど、夢がある話だなぁと読みました。
話は読み切りなので、ちょっとした時間で読めて、サクッと一気読み出来ちゃいます。ほっこりした気持ちになれる一冊です。

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2024年12月11日

Posted by ブクログ

おやつと共に語られる5つの短編集。
でてくるおやつはデザートブッフェ、たい焼き、フレンチトースト、プリンアラモード、あんみつ。

文字通り旦那を『捕まえる』かわいい恋物語のたい焼きと、言葉が軽やかでおじさんが魅力的なあんみつが好きでした。

短編集なのでさくっと読めるし、美味しそうなおやつがぎっしりなので、お気に入りのおやつと共に読むのがおすすめ。

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2024年09月17日

Posted by ブクログ

おやつアンソロジー。
私の好きな猫番館の番外編もあり、とても楽しめました!
最後のあんみつのおじさんと俺も良かったです。是非成功させて欲しい。

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2023年10月04日

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これはヤバイ。。猫番館の小湊さんも書いているアンソロジーを読友さんに教えてもらって購入。二本目の阿部暁子さんの話が良すぎて泣けてしょうがないです。。母とはたくさん共読したりして、仲良くしていたけど、父は仕事であまり家にいなかったこともあり、、、反省しました。一年以上会いにいけないけど、夏には会いにいきたいなと思いました。ラストのところがパタリロっぽく(イメージです。読んだことないけどなんとなく。。ちょっとコミカル過ぎw)なって,、あれ?って感じたったけど、本当によかった。弟くんも偉いな。。
小湊さんのは猫番館のスピンアウトで嬉しいし、他の作品も登場人物が魅力的で、それぞれ一冊ものとして仕上げてほしい!

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2021年05月04日

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5話の話はどれも面白かったデンタルの友達こーゆーのもありかなと思った 狸と狐出会ってからずっと思い続けていた人と再会し夢のよう おじさんと俺お互いに初めて出会いその日に職を失った2人新たな人生に燃える2人最後まで責任を持つといったおじいさんは頼もしい

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2021年04月20日

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全体的にちょっと上手くいき過ぎな感じはあるけれども、ちょっとしたスパイスが餡子の甘さを塩で引き立てる様で甘ったる過ぎなくて読みやすい。

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2021年01月10日

Posted by ブクログ

5つのお話の短編集。
帯にも書いてあるとおり「ほっこり、にっこり、ときどき苦み」でした。もう当てはまりまくり。
本当に現実で起きそうなお話。
私のお気に入りは「たぬきとキツネと恋のたい焼き」です。なんだかとても"ほっこり"します。

この本を読むと心が安らいで、幸せな気持ちになれます。

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2019年06月18日

Posted by ブクログ

たい焼きの話が結構好き。
また、ホテル猫番館のホテルになる前の話が収録されており、読者としては楽しめた。

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2025年02月28日

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「たぬきときつねと恋のたい焼き」阿部暁子 なかなか面白かった。少女マンガ単行本1冊くらいのプロットがテンポよく中編にまとめられている。

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2023年11月12日

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おやつをテーマにした5人の作家さんの短編集。
どれも楽しく読めたが、特に阿部暁子さんのたぬきとキツネの恋の鯛焼き、がお気に入りです。
鯛焼き屋の娘の両親の馴れ初め話なのですが、
母の中学生時代の藍ちゃんが可愛さ懸命さが微笑ましく、謎の青年の正体の意外さに思わず唸りました。
阿部暁子さんの作品は読んだことがなかったので他の作品も読んでみたいと思った。
良い出会いに感謝。

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2022年09月14日

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私は色々な作家さんの短編集って、ものすごいお得感があってとても好きです♪特にこの本はおやつに関するもの。あま〜いにおいがただよってきそう♪

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2019年05月07日

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何人かの作家がお菓子をテーマに短編を書いたアンソロジー。
誰にでも起こりそうな日常的な話が多く、意外なほど感情移入してしまいうっかりうるうるきてしまう話も多かった。
特定のお菓子をテーマに、それが話の中心となっている話もあれば、ちょっとしたエッセンスとして使われてる話もある。
ライトノベルでさらっと読める本なので恐らくは中高生向けなんだろうけど、家族や人生に関するテーマの話は社会人が読むと違った見方ができ、色々考えてしまう。
予想より面白かった。
すぐ読めます。

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2019年04月03日

Posted by ブクログ

美味しいたい焼き食べたくなりました。あと、昔地元のたい焼きやさんで売ってたツナマヨ味のやつ好きだったなーと、思い出した。マドレーヌは自分で作って焼きたてをたくさん食べたいし、あんみつも大人になってから美味しく思えるようになってきていいなぁと。食べ物を中心にした人となり。どれも穏やかで良い。

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2018年11月12日

Posted by ブクログ

おやつにまつわるアンソロジー。
表紙同様可愛らしいお話が5つ。
全て初見さんばかりでしたが、アンソロジーであるのが不思議なくらい同じ人が書いているのかと思った。
さくっと読むのにうってつけの可愛らしさ軽さ。

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2018年10月15日

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