椹野道流のレビュー一覧

  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

    Posted by ブクログ

    ロンドンへの旅の中で出会う祖母の言葉や振る舞いがとても印象に残りました。宿泊したホテルでの一流のおもてなしに触れながら、その場にふさわしい在り方とは何かを考えさせられます。
    祖母は、いつも最高の自分で人と向き合うことの大切さを語り、胸を張りながらも相手を尊重することが謙虚さだと教えてくれます。自分を下げて楽をしようとするのは卑下であるという言葉にははっとさせられました。
    また、祖母は相手への感謝をきちんと形にしようとし、自分が知る本当に良いものを伝えようとします。それは押しつけではなく、相手がより良くなることを願う思いやりとして描かれていました。
    エレガントで少しわがままな一面も含めて、その姿

    2
    2026年03月21日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    楽しい、おいしい思い出がいっぱい。
    椹野さんの笑顔とともに届けられる食のエッセイ。
    暖かいお料理の湯気の向こうは誰だろう。

    「赤い赤いゼリー」
    お母様と一緒に作ったゼリーの思い出。

    (あの頃はプリンも手作りだったな)
    と、読者の私の思い出も引き出してくれる。
    今より不便な時代。
    母親たちの苦労が伝わってくる。

    読み終えて、ほろりとしてしまうのは
    私も椹野さんと同じ時代を生きて
    共感するところが多いからだろうか。
    この先も美味しいものをたくさん食べてください。

    0
    2026年03月17日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    美味しそうな本!思わず美々卯のうどんすきをお取り寄せしてしまいました。読むのに要注意です。

    お正月の美々卯のうどんすき、オレンジ色のル・クルーゼで煮込むかしわのシチュー、パスタ屋さんでの邂逅、三越のお子様ランチ、イギリス留学中の外食の思い出、父の同級生に怒ってしまった苦い思い出、母のつくるお弁当の思い出、お隣のお姉さんがくれたペロペロキャンディ、はじめての担当編集さん、キリンレモン、サイダー、スプライト!お父さんと食べ物の話、食い尽くし系、耳鼻科医の父と新型コロナ感染症、クリスマスの特別料理、ひとりで作って食べる日々。

    0
    2026年03月06日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    面白い本書く人なんだなって思った
    初めて読んだ
    切ない話も
    懐かしい話もあり
    ぐっときた

    真っ赤なゼリーが食べたくなった

    0
    2026年02月20日
  • 最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は海里のお兄さんとのお話で、仲が悪すぎる兄弟だけど、最後に2人の思い出がきちんと2人とも覚えてることとか、父親が亡くなった時の兄弟の様子で涙が出てきました。自分には兄弟がいないから実際どんな感じかは分からないけど、一家庭の兄弟の大事な瞬間を見届けられて良かったと思いました。

    0
    2026年02月04日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    椹野先生とは多分同世代。
    なので読んでいて、とても懐かしかった。

    ファンタ!おばあちゃんちにケースで買ってあったなぁ。
    オレンジとグレープ。自分はグレープの方が好きだった。

    立川までのバスでのお出かけで、いつも酔ってしまう自分のためにバスを降りてすぐに高島屋2階の喫茶店で、クリームソーダを飲ませて貰ったなぁ。
    クリームソーダには、きっとそれぞれの思い出あるのではないだろうか。
    でも、赤いのは知らない~。青もあるのか。

    実家に帰ったときは、お母さんの手料理も食べたかったし、でも普段一人暮らしでなかなか注文できないお寿司や釜めしのデリバリーもお母さんに楽しんで欲しかったし、私が何か作ってあげ

    0
    2026年02月02日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さんでしたが、他の本も読みたくなりました。あの人とあの時食べたものの思い出を読ませてもらうだけなのに、切ないような、優しいようなポッと胸があったかくなる気がして読む手を止められなかった。食べ物を誰かと分かち合って食べることはいい思い出になる。私も健やかに家族と食べていきたい。

    0
    2026年02月01日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    著者と同じ昭和40年代に関西で子供時代を過ごした。淡々と、そして滋味深い文章があの頃を思い出させて、じんわりと涙が滲む。

    0
    2026年01月17日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    一人暮らしをはじめて数ヶ月、自分で用意するごはんも美味しいけれど実家のごはんも恋しくなってきた頃に手に取った本。
    すべてが同じというわけではないけれど椹野さんのご家族と似た家庭で育ったからか共感できるエピソードが多かった。
    自分の身に起きたことのように思えて、そしてこれから起きることなのではと所々胸をつまらせながら読んだ。
    あの頃には気付けなかった優しさ、そして少しの切なさと今後の不安と。
    つい数日前に実家に帰ったばかりなのに今すぐにでも両親に会いに行きたくなってしまった。
    魅力的な食べ物も沢山出てくるのですがそれとともに思い出も沢山語られているので、ただ美味しそうなだけではない心に長く留まる

    0
    2026年01月07日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    椹野道流先生といえば食(勝手なイメージである)と思っている。「最後の晩ごはん」シリーズや日々の日記に登場する食のあれこれ。読んでるだけで空腹になる軽快な文章。エッセイとなれば…期待を裏切らない食エッセイだった。
    軽やかに紹介される鮮やかな食の記憶たち。あっという間に読み終わってしまった。
    お母様との思い出の数々が披露される度に自分の母親のことを思い出してなんだか切ない気持ちになった。誰かと食べた記憶と、今それが受けられる幸せをたまには噛み締めていきたいと思う。

    0
    2025年12月23日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    読んでいて心が本当に温まる。家族のお話がメインで、エピソードも様々。綺麗なだけじゃない家族のエピソード。それがまた良い。この冬に読めて良かった。あったまった〜

    0
    2025年12月22日
  • あの人と、あのとき、食べた。

    Posted by ブクログ

    祖母ロンに続き、こちらのエッセイも傑作。
    著者が食を通して過去の記憶、人との繋がりを辿っていくのだが、読みながら自身にも同じような記憶があることに気づく。
    著者が子供時代に過ごした昭和という時代を、自分も数年ではあるが生きたことで、重なるものもあったのだろうか。

    過去の記憶にはキラキラとした華やかなものもあるが、辛いものも多かった模様。
    良い思い出もそうでない思い出も、一つ一つが著者を形成しているもの、そしてそれは、その本を読んでいる自分にも当てはまるのだと感じた。

    おむすびのエピソードには、強い共感を覚えた。
    おむすびとは、作る人と食べる人を結ぶもの。
    作った人の思いがこもっているから、

    0
    2025年12月21日
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

    Posted by ブクログ

    エッセイ、旅日記好きな人へ。全部詰まってます!

    コミカルで軽快な語り口が爽快だし、
    なによりキャラの立ったお婆様&お孫様...
    ふふふバッドガールイイネ!

    顔に出るくらい笑える貴重な本です。
    私もお婆ちゃんと旅行行こう。

    0
    2026年04月23日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    「ごちそうさまでしたがきっと身に染みる」
    食糧問題を解決した画期的なスープに隠された驚愕の事実、食事を通して寄生する何か、食べ物が作られなくなった未来で発見された遺物、異世界にもたらされた現世の料理...
    人が生きていく上で欠かせない食事は当たり前にあるものではない。そして欠かせないからこそそこには様々な物語が生まれる余地がある。
    不気味なお話から面白い話、考えさせられるお話、三者三様の食事にまつわるアンソロジー。

    0
    2025年09月20日
  • 新装版 禅定の弓 鬼籍通覧

    Posted by ブクログ

    禅定の弓(ぜんじょうのゆみ)」とは‥
    仏教の密教における概念で、弓が「定(禅定)」、矢が「恵(智慧)」の象徴であり、共に無明(むみょう:迷い)を滅ぼすための道具と考えられます。



    火事・焼死体・動物虐待…いや殺戮か(-_-;)

    筧の署管内でアパートの火災現場から焼死体が発見されて伊月達の法医学教室に。
    解剖により火災の前にすでに死んでいた事がわかり殺人と断定される。
    その頃近隣では野良犬、公園内のアヒル、幼稚園の飼育小屋でウサギが殺される事件が発生していた。
    新米刑事の筧は一人で捜査することに…


    もう嫌な事件!!
    動物達が。゚(゚´Д`゚)゚。
    龍村がインコを保護するホッコリ話もオマ

    0
    2025年09月20日
  • 新装版 壺中の天 鬼籍通覧

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「壺中の天」とは‥
    俗世間とはかけ離れた別世界・別天地のこと

    シリーズ第三弾です♪

    商店街のゲームセンターで女性の死体が!
    たまたまランチに出たミチル、伊月、都築教授は
    絶妙なタイミングで現場に遭遇し死体の検案をすることに。ダンスダンスレボリューションのステージ上で転んで頭を強打して死んだ?事故⁇

    ランチの後法医学教室に運ばれてくるはずの遺体がなかなか到着しない…すると警察から一本の電話が

    死体がなくなった⁇⁇

    何故かワゴン車から死体が消え残されたのは入れていた袋だけヽ( ̄д ̄;)ノ

    さぁ大変!警察大失態!
    捜査する前に消えたから身元もわからない
    袋に残されたのは腐敗液と髪の毛だけ

    0
    2025年09月16日
  • 新装版 無明の闇 鬼籍通覧

    Posted by ブクログ

    凄惨な轢き逃げ遺体が運ばれ、解剖が始まった。唯一の目撃者は8歳の女の子。警察が目撃証言を取ろうと詰め寄るが、ミチルはその少女をかばって、若い警察官を殴りつける。実はミチルも、かつて友達の轢き逃げ事件の「目撃者」になったことがあった。21年の時を経て、2つの事件の真相が明らかになる。


    ミチルさんの悲しい過去
    その過去を知ることで伊月との関係も深くなっていきます。21年前の轢き逃げは未解決のまま時効をむかえていました。奇しくも今回の事故現場は21年前と同じ場所⁈
    今回もホラー味満載!!
    このシリーズ法医学×ホラーですね
    たぶん…知らんけど(゚-゚*;)(;*゚-゚)



    「無明の闇」とは‥

    0
    2025年09月15日
  • 新装版 暁天の星 鬼籍通覧

    Posted by ブクログ

    どこかアットホームな雰囲気の大阪O医科大学法医学教室。新人伊月は先輩医師ミチルにしごかれていた。ある日、電車に身を投げた女性の遺体が運ばれてくる。さらに車に轢かれた女性も。遺体の彼女たちには世にも不思議で奇怪な共通点があった。法医学を極めた女性医師が放つ傑作シリーズの原点を新装版で。

    このシリーズキャラが立ってます♪
    そして全巻再読するつもりです〜
    今さら法医学物が大好きだと気づきました(●︎´艸`)

    シリーズ1巻目はまずは法医学教室の面々のキャラ
    の濃さもあり、伊月とも腹の探り合い?
    大阪の大学なので会話は軽快で面白い♪

    そして…1巻目はホラー味ありのミステリー⁈
    このシリーズおすすめ

    0
    2025年09月15日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    猫の本、知ってる作家さん縛りで選んだ短編、アンソロジー。『猫町クロニクル』は、死んだら猫になるかもって世界を想像できてなんかほっこりした。
    一穂ミチさんの『神さまはそない優しない』は主人公の声がずっと津田健次郎の声で再生されて読んでた。一言だけ喋れた人間語がたまらなくて、号泣しながら読んだ。たまらなく好きな話に出会えて、読めてよかった1冊。

    1
    2025年09月07日
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ

    ネタバレ 購入済み

    ロイド(眼鏡の)の修復が叶って、本当に良かった。今では、ロイドは、海里だけでなく、夏神や、ばんめし屋にも、なくてはならない存在に、なっているんだから。母親を亡くした佐藤さんの、側で世話をやいていたのが、母親ではなくて、その部屋に住んでいて、亡くなった鈴木さんという、おっさんだったっていうのは、ちょっと笑えたけれど、ほのぼのとした話で、良かった。

    0
    2025年08月19日