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ゲーセンで若い女性が転倒して死んだ。O医科大学法医学教室の新人・伊月崇(いづきたかし)とミチル、都筑(つづき)教授は、ランチを食べに行く途中、偶然その遺体に遭遇する。ところがその遺体が、警察に搬送される途中で忽然(こつぜん)と消えてしまった。さらにミチルに謎のメッセージが送られてくる。怖ろしすぎるラストまで目が離せない!
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Posted by ブクログ
いつものメンバーがご飯を食べながらかわす会話シーンは、シリーズ作品と同様に日常が感じられて、本当にどこかでこんな人達がいそうだなという気分なりました。 法医学の知らない用語も出てきますが、文脈から分からくて躓くほどではなく、特に気になった用語だけ調べつつ楽しく読めました。
最初の始まり方的に前作と同じパターンかな?とは何となく想像出来ていたけれど、今回は人間の怖さもあってそこが予想外だった。 まだ3作しか読んでないけれど、今回の事件の後味の悪さはとにかく凄いなぁ……でも現実のニュースでもこういうのあるよね、小説の中の話だけじゃないよねっていう。 その後味の悪い事件があ...続きを読むったからこそ最後の話がとにかく癒されるのもあるんだろうな。 可愛い新キャラの活躍に期待です。
面白かったー!このシリーズ気に入ってます。 この作品はシリーズ3作目で、まだ読んでなかったお話です。1作目、2作目に続き法医学ホラーミステリーです。4作目からはホラー感は無くなります。同じ法医学ミステリーで中山七里のヒポクラテスシリーズも面白いのですが、こちらのシリーズの方が長く続いており、内容も少...続きを読むし上かなぁ?! 最後は何ともホラー感もりもりの怖い終わり方ですが、それに続く後の話でも主要キャスト?として出てくる子猫の「ししゃも」の初登場シーンがほのぼので良かった~(^^♪
これが鬼籍通覧シリーズで読んだ2冊目。 しかもこの前に読んだのが『無明の闇』だったので、「あぁ、『鬼籍』というのはこういう意味だったんだ」とようやく落ちた。知らずに読むとこういうオモシロイ感覚を味わうことができるのだと嬉しくなる。 いくつかの「不思議」が法医学という極めてリアルな担い手のなか...続きを読むでひとつづきの物語に組み上げられていくのはわくわくする手並みだった。 しかしそれだからこそ、違和感も禁じ得ない部分も当然出て来る……「リアリティ」という課題。そういうお話だ、と、割り切って読むのもいい。 でも、この「リアリティ」における違和感を払拭できる方法論をこの流れで作ることができれば、もっともっと評価が高くなる物語なのに……!と感じた。それは非現実でもいい、その向こう側に人間がもっと(今も書かれているけれど、物語の芯にかかわる部分で、「更に」!)書かれているかどうか、というところかもしれない。 シリーズの他のお話も是非読みたい。
あー怖かった。 実はご遺体は○○にあったんですよ、で終わると思ったのに‥‥。夜読むとトイレに行けなくなるよきっと。
何つうか…ミステリーかと思いきや、ホラー要素あるシリーズですねぇ(今更?)今作の解決パートは夜に読めんやつやん−−−!と絶叫しましたわ。心で。 とはいえ、最後の最後で出てきたあの子のお陰で、ちょっと和んだ。あと、どのキャラも立ってるから、割とスイスイ読める。 とりあえず、怖いの平気なひとにはおすすめ...続きを読む…かな。
一体どうやって遺体収納袋(極楽袋と言うんだそうな)から、死体を消してみせるのかと、不可能趣味で楽しみにしていたら、そっちに行くかね。クライマックスの展開はオカルト・ホラーとして良くできてるように思うが、完全に目が点で、ホントに合理化されないの、されないのねとか思ってたから、怖がるどころではなかった。...続きを読む読み終えた後で知ったが、このシリーズ、ミステリよりオカルト寄りなんだ。なんだかなあ。
今回は、法医学の中でもリアルかつ、ミステリー?オカルト?的要素、何でもありな感じ。謎に包まれ理解不能満載。嫌いではないが・・・。 ランチへと向かう面々は、道すがら転倒による遺体に遭遇する。しかし、搬送段階で遺体が消滅。謎のメッセージが送られてくる中、またもや首を突っ込み解決へと奔走する若者たちを見守...続きを読むる教授の広い心、言葉があたたかい。
オカルト色強くてミステリ色が薄いそろそろ読むのやめようかなぁこのシリーズと思いつつ、キャラクターの良さに引っ張られて読み進めてしまう。 今回は展開が途中でよめたものの、後味の悪さの後のほんわかに中和されて次も読むかなぁ、という気になった。 2020.8.30 84
大分オカルトな感じに慣れてきた3冊目。ご飯中のテンポ良い会話と、都築先生ののんびりした雰囲気と、子猫にギリギリ癒されつつ、妙に遺体の様子をリアルに想像してしまい微妙に食欲がなくなる1冊だった。描写が上手いというのはこういう弊害もあるのか。 ただ、いい意味で夏向きの寒気を覚える本であり、キャラクターは...続きを読むやはり魅力的。
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椹野道流
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